ギターの買取相場や査定金額を上げるポイントを解説!

2024.12.20

楽器買取 コラム
ギターの買取相場や査定金額を上げるポイントを解説!

「そろそろ弾かなくなったギターを整理したい」とお考えの方や、「コレクションの価値を知りたい」という理由で査定に出したい方はいませんか。

有名ブランドのギターは状態やモデルによっては高く売れる可能性があります。

本記事では中古市場で需要が高まるギターのモデルや買取相場、保管方法をご紹介します。

少しでも納得して売りたい方は査定に出す前に参考にしてみてください。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

中古市場において需要が高まりやすいギターのモデル

中古市場において需要が高まりやすいギターのモデル

有名ブランドの人気モデルや珍しいモデルであれば、中古でも欲しがる人が多くいます。

中古市場の需要度を踏まえて査定金額が高くなる可能性があるのです。

製造年代が1950年〜1970年のギターは希少価値が上がりやすくなります。

ここでは、中古市場で需要が高まりやすいエレキギター、アコースティックギター、クラシックギターの3つに分けてご紹介します。

エレキギター

エレキギターの代表的なブランドはフェンダー、ギブソン、リッケンバッカーなどがあります。

フェンダーは特に1950年〜1960年代中頃までに展開されたギターは流通数が少ないため希少価値が上がりやすいです。

中古市場で高値が期待できるモデルは「Fender 1952 Telecaster」「Fender 1954 Stratocaster」「Fender 1960 Stratocaster」「Fender 1970 Stratocaster」などがあります。

ギブソンはレスポールギターで有名なブランドです。

中古市場で希少価値が上がりやすいモデルは、350本のみ生産された「Gibson Pearly Gates Les Paul Standard」、1997年製の限定モデルで3連のディマジオピックアップが搭載された「Gibson Ace Frehley Signature Les Paul」、1970年代後半〜1980年代に作られた限定生産モデルでコレクター人気の高い「Gibson Les Paul Artisan」などがあります。

リッケンバッカーにある中古市場が高くなるギターは、代表的なモデル「300」や「360」シリーズ、流通本数が限りなく少ないとされる「400」シリーズ、「C」シリーズのうち新星堂60周年記念モデルとして限定24本で販売された「310C64 Jetglo Limited」などが挙げられます。

アコースティックギター

アコースティックギターで有名なブランドは、マーティン、テイラー、モーリスなどがあります。

マーティンは「プリウォー・モデル」を再現したモデル「D-45」、「MARTIN D-28」のうち1931年~1946年までに製造されたモデル、最初期を再現したモデルの「D-28 Authentic 1937 Jacaranda」や「D-28 Authentic Tortoise Head」などの希少価値が高いです。

特に初期版の「D-45」は第二次世界大戦の影響で生産が終了してしまい、現在ではほとんど見かけないモデルと言われています。

テイラーのうち中古市場で価値が上がりやすいモデルは、代表的なモデル400シリーズの「Taylor 412 RCE」のほか「Taylor 214CE」や「Taylor 210CE」などがあります。

モーリスは、ブランドの中でも特に品質の高い「HAND MADE PREMIUM」、代表的な「M」シリーズ、初心者向けの「F」シリーズ、コンパクトなサイズが特徴の「Y」シリーズの価値が高くなりやすいです。

クラシックギター

クラシックギターで有名なブランドは、ヤマハ、モーリス、パウリーノ・ベルナベなどがあります。

ヤマハは「SGシリーズ」「PACIFICAシリーズ」「SAシリーズ」のほか、「Lシリーズ」や「FG/FS」の赤ラベルなどの価値が高い傾向にあります。

モーリスはクラシックギターも展開しています。

古いモデルも需要があり「W-100 ハカランダ」や「S-92」などが高値で取引されやすいです。

「パウリーノ・ベルナベ」は、どのモデルも高値で取引されています。

ギターの買取相場はいくらくらい?

ギターの買取相場はいくらくらい?

ギターの中でも限定モデル、アーティストモデル、ビンテージ品の買取相場は、状態やブランド、モデルによっては高くなりやすいです。

古い時代に作られたモデルは現在では伐採できない木を使っているため、きれいな状態で残っていると高額で売れる可能性があります。

職人が亡くなっている、ブランドが買収されるなどで当時の製法で作れなくなったギターも、生産数が少ないため希少価値が高くなりやすいです。

こちらにバイセルのギターの買取実績を掲載しています。

査定に出す前の参考にご覧ください。

商品名買取相場

ギター

Gibson/Lespaul Standard 70's

204,000

ギター

Gibson/SG Standard

170,000

ギター

Gibson/Humming Bird 60's

170,000

ギター

Epiphone/CASINO 60's

190,400

ギター

Fender C/S/Classic Player Stratocaster

102,000

ギター

Fender Japan/HJG66 IV

61,200

ギター

K.Yairi/DY-45

149,600

ギター

Rickenbacker/model 330

102,000

ギター

Taylor/314ce

68,000

※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。 ※ご査定時の在庫状況や市場の状況によりお買取価格が変動する場合がございます。 ※お買取相場の価格は未使用新品、付属品完備を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

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ギターを査定する際に見ているポイント

ギターを査定する際に見ているポイント

ギターを査定する際に見ているポイントを5つ紹介します。

・ギターがきれいかどうか

・弦が張られているか

・音が出るか

・ネックが反っていないか、ネックが折れているか

・保証書どの付属品がそろっているか

ギターがきれいかどうか

査定ではギターの状態がきれいかどうかは非常に重要です。

そのため、査定に出す前にギターの手入れをしておくと評価が上がりやすくなります。

手汗のこびりつき、指紋の跡、ホコリなどを楽器用クリーナーと乾いたクロスで拭き取っておきましょう。

古い時代に購入したギターは傷や塗装の剥がれが目立ちやすいですが、査定前に修繕しないでそのまま売ることをおすすめします。

製法や材料が珍しいギターだと、制作当時のことがわかる職人がいないと再現できない場合があります。

ギターの持ち味が消えてしまうと希少価値が薄れてしまい、修繕をされていても査定で評価が上がりづらくなってしまうでしょう。

弦が張られているか

ギターを査定する前に弦が汚れていたら張り替えておきましょう。

査定ではギターに弦が張られているか、汚れていないかを確認します。

ギターに問題がないかを試奏する際に、弦が張られていないと確認できないため適切な評価ができないことがあります。

弦の劣化で演奏時に不具合が生じていたら、査定金額が下がる可能性があります。

ギターの弦は数百円で購入できて高い出費ではないので、査定に出す前に張り替えておきましょう。

音が出るか

ギターの音が出ない原因は、ギター内部の配線不良や断線、ピックアップパーツの断線、スイッチ不良などが考えられます。

中古市場で価値が見込まれるギターでも、アンプにつないでも音が出なかったら楽器として活用できず再販価値が低くなるでしょう。

楽器を扱う買取業者が再販する前に修理する場合は、音が出ないギターにも査定金額を付ける可能性があります。

ネックが反っていないか、折れているか

査定ではネックが反っていないか、折れていないかも確認します。

ネックが折れたギターは損傷が酷いため楽器として使えず、査定金額が極端に低くなりやすいです。

ギターのネックは湿度や温度の変化によって反りやすくなり、適切な位置の弦高にならず音程が安定しません。

ギターの弦を張ったままにしておくとネックに負担がかかります。

しばらく弾いていないギターはペグを回して緩めておくと、ネックの反りを軽減できます。

保証書どの付属品がそろっているか

ギターを購入した際についてくるケース、説明書、アーム、シールドなどを揃えて査定に出すと、評価される場合があります。

保証書は正規店でギターを買った証明になるのと、製造年月を確認するのに役立ちます。

査定にはギターと一緒に使っていたアンプ、オーディオ機器なども一緒に出すと、点数に応じて査定金額が上がります。

ギターの状態を保つには?

ギターの状態を保つには?

ギターの手入れをすれば、査定で評価される可能性が高まります。

査定前にギターの状態を保つには何をしたらいいかを簡単にご紹介します。

汚れを拭き取る

査定前にしばらく使っていないギターに汚れがあるかどうかをチェックして、見つけたら楽器用クリーナーとクロスで拭き取ってください。

弦や指板には手垢や汗が残りやすくサビの原因になり得ます。

弦を拭き取る際は1本ずつクロスで包むように拭き取ってください。

また、指板は木材でできているため、クロスにオイルを染み込ませて拭くことで乾燥を防げます。

風通しの良い場所に保管する

ギターを高温多湿の場所に長期間保管すると、ネックやボディが傷み、金属部分にサビが出てくる原因になります。

風通しの良い場所にギターを保管することで、温度と湿度が最適な状態になってカビを防止できます。

押し入れなど空気が滞留しやすい場所に入れっぱなしにしないように注意してください。

保管する際にはボディの日焼け防止に直射日光を避けた場所を選びましょう。

ギターケースに入れる

演奏するとき以外はギターをケースに入れて保管しましょう。

ケースに入れておけば、持ち運ぶ際にぶつけたり誤って傷つけてしまう心配はいりません。

湿度調整剤をケースに入れれば湿度を保ててギターの劣化も防げます。

弾かなくなったギターを売る方法

弾かなくなったギターを売る方法

使わなくなったギターを売るには、以下2つの方法があります。

・楽器を扱う買取業者

・オークションやフリマサイト

ここではそれぞれの特徴を簡単にご紹介します。

楽器を扱う買取業者

楽器の査定実績が豊富な買取業者は、中古市場で再販価値が見込めそうなギターの価値を熟知しています。

査定士はギターの状態、種類、中古市場で価値の有無、ビンテージ価値があるかどうかなどを見極めて査定金額を出せます。

買取方法は、査定士が自宅で査定をする「出張買取」、無料の梱包キットに入れて送付する「宅配買取」、店舗で査定をする「持ち込み買取」の3つがあります。

ギターを売る際は複数の買取方法を提供している業者を選ぶと気軽に売却できるでしょう。

ただし、希望する査定金額を出してもらえない可能性があります。

希少価値が見込まれそうなギターなら複数の買取業者に査定をしてもらって、一番金額が高いところを選びましょう。

オークションやフリマサイト

ギターはオークションやフリマサイトで頻繁に取引されています。

買取業者に提示された査定金額が低かったとしても、フリマアプリに出品すれば希望価格で購入される可能性があります。

オークションなら出品期間中に落札希望価格が上がっていき、想像していなかった金額で売却されることもあります。

一方で、どれだけ価値の高いギターでも買い手がつくとは限りません。

フリマアプリでギターを探している人は試奏や現物確認ができないため、商品説明文が事実かどうか不安になってしまうと欲しくても購入を躊躇するでしょう。

購入後に商品説明文と異なるダメージが見つかったら、出品者にクレームが来る可能性もあります。

ギターを安心して売りたい、金額を自分で設定するのが難しい人は別の方法を選びましょう。

2ギターを売るならバイセルの出張買取を利用しよう!

バイセルはギターの買取実績が豊富です。

フェンダー、ギブソン、リッケンバッカー、マーティンなどの有名ブランドの人気モデルやビンテージモデル、最新モデルを積極的に買い取っています。

バイセルは出張買取、宅配買取、持ち込み買取の全てを提供しています。

ギターのコレクションをしていて整理をしたい方や楽器を弾かなくなったのでまとめて売りたい方は出張買取をご利用ください。

自宅にいたまま査定に出せて、その場で査定金額を現金で受け取れます。

ご自身の都合の良い方法をお選びください。

バイセルはお申し込みから最短即日でご自宅にお伺いします。