DRCモンラッシェの買取相場は?高く売るコツや当たり年を解説

2024.08.19

お酒買取 コラム
 
モンラッシェを買取してほしいです。いくらになりますか?
DRCモンラッシェは買取市場でも非常に価値の高いワインですが、保存状態や当たり年かどうかなどによっても買取価格は変わります。詳しくは専門知識を持ったバイセルの査定士が一度拝見いたしますので、まずはお電話・メールよりお問い合わせください。
貰い物のモンラッシェ未開封のまま置いてあります。価値はつきますか?

ロマネコンティで有名なDRC社が製造する「DRCモンラッシェ」は、最高級白ワインとして世界のワイン愛好家の間で高い評価を得ている高級ワインです。

そのブランド価値と味に惹かれたコレクターは多数存在し、買取市場でも非常に高い価格で取引されています。

特に当たり年のDRCモンラッシェには高い価値がありますから、しっかりとその価値を反映した価格で売れるよう、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。

DRCモンラッシェの概要や特徴などとともに、DRCモンラッシェの当たり年、買取相場、高価買取のために知っておきたい注意点や高く売るコツなどをご紹介します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

DRCモンラッシェは最高級白ワイン

DRCモンラッシェは最高級白ワイン

DRCモンラッシェは、ロマネコンティやラターシュなどの高級ワインで有名なDRC社が製造する最高級の白ワインです。

高品質の証である「グラン・クリュ(特級)」認定を受けており、「もっとも偉大な白ワイン」として知られています。

DRC社が手掛ける唯一の白ワインであるDRCモンラッシェは、フランスのブルゴーニュ地方にあるピュリニーモンラッシェ村とシャサーニュモンラッシェ村にまたがる僅か7.7haほどのグラン・クリュの畑で栽培されています。

世界で最も優れた白ワインを生む畑と呼ばれるモンラッシェには、気候や土壌など、シャルドネにとって最高のテロワール(ブドウを取り巻く自然環境の全て)が整っています。

そのような環境から生まれるDRCモンラッシェは、凝縮された果実感がありながら、豊富なミネラルと洗練された酸によって気品に満ちた別格のワインとなっています。

淡く澄んだゴールド色からは鼻孔をくすぐる豊かな香りが感じられ、味わいはハチミツをかけたような濃密さと凝縮感があります。

品質は非常に高く、長期熟成にも耐えられるワインです。

DRCモンラッシェは1年間で多くても3,000本と生産量が少ないため、希少価値の高いワインです。

ちなみにDRCは、「ドメーヌ・ドゥ・ラ・ロマネコンティ」の略で、「ロマネコンティの所有地で作られた」という意味をもちます。

DRCモンラッシェの買取相場

DRCモンラッシェの買取相場

DRCモンラッシェを買取に出すなら、おおよその買取相場は押さえておきましょう。

もし買取相場を知らない状態で、極端に低く買いたたかれてしまっても、気付かずにそのまま売ってしまうかもしれません。

価格面で損をしてしまうので、それは避けたいですよね。

それでは、製造年代別に買取価格を含めた取引価格の一例をご紹介します。

種類 取引価格の一例
DRCモンラッシェ1988年 ~384,000円
DRCモンラッシェ2000年 ~320,000円
DRCモンラッシェ2007年 ~704,000円
DRCモンラッシェ2011年 ~640,000円

基本的に良い条件が揃えば、20万円以上で売却できることが多いことがわかります。

ただし、これらの取引価格は売却先やワインの状態によっても大きく異なるので、参考程度に留めておいてください。


※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

当たり年のDRCモンラッシェは高く売れやすい

DRCモンラッシェのなかでも当たり年のものは、高額査定になる可能性が高いです。

DRCモンラッシェの当たり年は、2000年以降では2002、2004、2005、2008、2010と言われており、特に2002年は名酒として有名です。

これらに該当する製造年代のDRCモンラッシェをお持ちであれば、高価買取の可能性が十分にあります。

ぜひ1度バイセルの無料査定で価値をお確かめください。

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DRCモンラッシェのバイセルでの実際の買取例は?

お酒買取のバイセルでも、DRCモンラッシェを含むワインの買取実績は数多くございます。

以下のページでは、様々なワインのバイセルでの実際の買取例に加え、バイセルのワイン買取をご利用になったお客様の声についても記載してございます。

参考までにぜひご覧ください。

DRCモンラッシェはなぜ高い?

DRCモンラッシェはなぜ高い?

買取市場でも高い価格で取引されることの多いDRCモンラッシェですが、なぜそんなにも価値が高くなっているのでしょうか。

ここでは、DRCモンラッシェの価値が高くなっている3つの理由をまとめていきます。


・生産数が少ないため希少価値が高い
・伝統を守るこだわりの生産方法
・世界最高峰の評価を受けている

生産数が少ないため希少価値が高い

DRCモンラッシェを生産するモンラッシェの畑はわずか7.7haの広さであり、生産量は年間で約2700本程度しかありません。

生産数が少ないと言われるロマネコンティと比べても1/3~1/2ほどの生産量しかないため、非常に稀少なワインと言えます。

市場でもあまり目にすることができないほどで、手に入れることが困難なワインとなっているのです。

そのため買取市場でも、DRCモンラッシェには高い希少価値が認められています。

伝統を守るこだわりの生産方法

中世のころからワイン造りが行われてきた畑を引き継いだ、長い歴史をもつDRC社では、その伝統と高い技術に基づいたこだわりの生産方法がとられています。

モンラッシェでは、収穫したシャルドネを丁寧に選別し、収穫年の状態に合わせて除梗(じょこう:ぶどうの房から渋みや苦みのある果梗を取り除くこと)が行われています。

発酵温度は32~33度で、必ずトロンセ産の新樽で長期発酵がされます。

そして澱引き(おりひき:発酵後にタンクや樽の底に溜まった酵母などの澱と上澄みのワインを分ける作業)や濾過を最小限に抑えることで、独特な濃密さと凝縮感をもったワインに仕上がるのです。

作り手のこだわりが溢れたDRCのワインは「飲み手の魂を吸い取る」と称されるほどの魅力があります。

世界最高峰の評価を受けている

DRCモンラッシェは高品質の証である「グラン・クリュ(特級)」認定を受けており、ワイン愛好家の間では「もっとも偉大な白ワイン」として知られています。

世界の中で最も影響力のあるワイン評論家のロバート・パーカー氏もモンラッシェについてこう評価しています。


「この世に存在するワインの中でもっとも凝縮感があり、お手本のワイン」
「常に極端なまでに熟したブドウから造られている」
「ヴィンテージが最上のときには、気絶するほどすばらしい辛口白ワインが生まれる」


ワイン愛好家たちへ多大な影響を与えるロバート・パーカー氏のこのような言葉にも、DRCモンラッシェがどのように高い評価を受けているかが伺えます。

DRCモンラッシェを高く売るには保存状態に注意

DRCモンラッシェを高く売るには保存状態に注意

DRCモンラッシェの買取価格を大きく左右するポイントの1つに、保存状態があります。

ボトルやラベルにダメージがない、液面が高い、色調に濁りがなくて澄んでいるなど保存状態の良いDRCモンラッシェであれば、高く買取される可能性は高くなるでしょう。

しかし、DRCモンラッシェは保管方法によって状態が変わってしまい、品質が劣化すると買取価格が下がってしまう可能性があります。

特に、液面が下がってしまっていたり、色調が濁ってしまっていたりすると、本来は価値の高いDRCモンラッシェであっても、買取不可になってしまう可能性すらあります。

ワインセラーに保管するのがおすすめ

DRCモンラッシェの保管には、湿度と温度が保たれたワインセラーを利用するのがおすすめです。

ワインセラーで保管すれば、温度や湿度が一定に保たれ、ワインを紫外線から守ることができます。

一般家庭用のものも販売されていますので、価値あるDRCモンラッシェをより良い環境で保管するためにも、ワインセラーを利用しましょう。

DRCモンラッシェをワインセラーで保管する際のポイントには以下のようなものがあります。


・日光や蛍光灯、振動、異臭を避ける
・乾燥を避けて湿度700~80%を保つ
・適温は10~14℃、温度変化がないようにする
・コルクが乾燥しないように横に寝かせる


適切な湿度でなければコルクが乾いて縮み、瓶との隙間から酸素が入り込んで酸化を早めてしまいます。

そのため、コルクを新聞紙などで包むなどして保管するのも有効です。

ボトルやラベルの状態も査定額に影響する

DRCモンラッシェの査定をする際、ボトルの状態も査定額に影響します。

たとえば、ラベルがはがれていたり、ボトルに傷があると買取価格が減額されてしまう可能性があります。

特に温度や湿度が不安定だと、ラベルにカビが発生しやすいです。

ボトルやラベルは、できるだけ綺麗な状態を保てるように保管しておきましょう。

DRCモンラッシェのラベルについて

DRCモンラッシェのラベルはその価値を表すのに重要な役割を果たしており、世界のワインコレクターたちにとっても重要なコレクションの一部となっています。

DRCモンラッシェのラベルには、以下のような内容が記載されています。


①DRC社の会社名
②会社の所在地
③銘柄名
④AOCの品質保証の表記
⑤使用されているブドウの収穫年
⑥その年の生産本数
⑦生産者自身で瓶詰めまで行った旨の表示
⑧共同経営者の署名


ブドウの収穫年や、その年の生産本数は、DRCモンラッシェの価格にも大きく関わってくる重要なポイントです。

このように重要な情報が記されているラベルが良い状態で保管されているかどうかは、ワインに対する信頼性の観点、コレクションとしての完全性の観点から買取市場でも重要な査定ポイントとなっています。

開封済みのワインは買取不可の可能性も

DRCモンラッシェに限ったことではありませんが、基本的にお酒の買取では開封されたものは買取してもらえないことが多いです。

開封したワインは酸素が入って酸化が進んでしまい、本来の香りや味わいが楽しめ無くなってしまう、カビが沈殿してしまうなどの恐れがあるため、買取価格がつかないことが多いのです。

また、液漏れや目減りが著しいなどの場合にも買取不可となってしまうことがありますので、注意が必要です。

DRCモンラッシェをより高く売るためのコツとは

DRCモンラッシェをより高く売るためのコツとは

せっかく価値の高いDRCモンラッシェですし、大切に保管してきたわけですから、売る時には少しでも高く買い取ってもらいたいですよね。

ここでは、DRCモンラッシェを少しでも高く売るために知っておきたい買取のコツについてご紹介します。


・付属品を揃えておく
・お酒の買取実績が豊富な買取業者を利用する

付属品を揃えておく

DRCモンラッシェに限ったことではありませんが、高級なお酒の買取では、購入時についてきた付属品も一緒に買取に出すことで、より高い買取価格がつく可能性があります。

DRCモンラッシェの付属品としては、コルクや木箱、証明書などが挙げられます。

ワインのコレクターにとっては、こういった付属品も重要なコレクションの一部です。

そのため、買取市場でも付属品の揃っているものに需要が集まり、より高く売れやすくなるのです。

購入時の付属品はなくさずにとっておき、買取の際には付属品も忘れずに査定士に見せるようにしましょう。

お酒の買取実績が豊富な買取業者を利用する

DRCモンラッシェを含む高級ワインの価値を正しく判断するためには、種類・製造年代・保存状態などの多数の査定ポイントを正確に見極める能力がなくてはなりません。

もしお酒の専門知識を持たない買取業者に買取を依頼してしまうと、お持ちのDRCモンラッシェの価値をしっかりと見極めてもらえず、本来よりも安い価格で買取されてしまうかもしれません。

そこで、DRCモンラッシェのような高級ワインを売るなら、お酒の専門知識と豊富な買取実績を持った買取業者に依頼するのがおすすめです。

全国規模で多くの買取実績を持つ買取業者なら安心だと言えるでしょう。

DRCモンラッシェを売るなら買取実績豊富なバイセルへ

DRCモンラッシェなどの価値あるお酒を売るなら、お酒買取のバイセルへお任せください。

バイセルは日本全国を対象にお酒などの出張買取サービスを提供しており、たくさんのお客様・リピーター様からご指名をいただいてまいりました。

その結果、2015〜2022年の累計で3,700万点以上のお酒を含む買取実績を積み上げることができました。

バイセルの査定士は、高い専門知識と豊富な査定経験を生かして、DRCモンラッシェをはじめとしたお酒1点1点の価値を正確に鑑定します。

バイセルの出張買取は、手数料完全無料です。

「試しに査定だけ」といった場合にも料金の心配なくご利用いただけますので、まずはお気軽にバイセルの無料査定をお試しください。

豆知識①モンラッシェの周囲にある4つの「モンラッシェ」

豆知識①モンラッシェの周囲にある4つの「モンラッシェ」

DRC社の所有するグラン・クリュの畑であるモンラッシェは、フランス・ブルゴーニュ地方にあるピュリニーモンラッシェ村とシャサーニュモンラッシェ村にまたがる位置にあります。

この地区は気候や土壌など、シャルドネにとって最高のテロワールが整っており、白ブドウ作りに理想的な環境となっています。

そしてDRCのモンラッシェ畑のまわりには、「モンラッシェ」と名のつく4つの、やはり白ワインで有名な畑があります。

すなわち、「シュヴァリエ・モンラッシェ」「バタール・モンラッシェ」「ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ」「クリオ・バタール・モンラッシェ」です。

モンラッシェ畑の周囲を取り囲む、これら4つのグラン・クリュはそれぞれ異なる個性を持ち、ワイン愛好家の心を惹きつけてやまない高品質な白ワインを生産しています。

豆知識②DRCモンラッシェのおすすめの飲み方

豆知識②DRCモンラッシェのおすすめの飲み方

DRCモンラッシェは、生産量が少なく非常に希少性の高いワインです。

そのため、当たり年のものを中心に取引価格も高くなっています。

市場に出回る数も多くなく、人気のヴィンテージはなかなか入手できる機会もないため、もし手に入れられたなら大切に味わいたいものです。

DRCモンラッシェを飲む際の適切な温度は8℃〜14℃とされ、冷やし気味にすることで酸味が際立ちエレガンス溢れる飲み口になります。

ワインセラーでこの温度に保って保管してあげると良いでしょう。

また、少しずつ温度が上がることで広がる風味を楽しめますから、香りが取りやすく温度も少しずつ上がるように設計された、ふくらみのあるシャルドネグラスを選ぶのがおすすめです。

DRCモンラッシェと相性のいい料理としては、アワビバターや和牛のタタキなどが挙げられます。

上質でコクのある味付けをした料理などと合わせることで、洗練された気品溢れる風味とコクの広がりあるマリアージュを楽しめるでしょう。