着物の鑑定は着物のプロに任せよう!お宝着物を見極める鑑定ポイントとは?

2024.10.07

着物買取 コラム
着物の査定は買取店に任せよう!お宝着物を見極める査定ポイントとは?

お手持ちの着物を少しでもお得に売りたいですよね。

着物を売るなら着物に詳しい買取業者の利用をおすすめします。

本記事では着物を査定する際のポイント、着物を売る場所、メリットとデメリットを詳しくご紹介します。

さらに、買取業者選びに困っている方はバイセルが選ばれている理由についてもご紹介します。

着物を買取に出す前に本記事で予習をしておくと、納得のいく買取業者を見つけられるでしょう。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

着物を査定する際のポイント3つ

着物を査定する際のポイント3つ

着物を売るなら、着物の査定実績が豊富な買取業者がおすすめです。

査定士は、どのような着物に希少価値がつきやすいのか、コレクション価値のある着物は何かなどを熟知しています。

お持ちの着物に相応の査定金額をつけてくれて安心感と信頼が持てます。

大切にしていた着物を売るなら、丁寧に査定をしてくれるところに依頼したいですよね。

査定に出す前に「買取業者がどんな視点で査定をしているのか」を知っておくと業者選びに役立ちます。

ここでは、大きく3つに絞ってポイントをご紹介します。

1、着物の査定でチェックされる部分を知っておく

2、買取業者を吟味する

3、持っている着物が中古市場で需要が見込まれる対象なのかを把握する

ポイント①着物の査定でチェックされる部分を知っておく

査定士は着物のどんなところを見て査定しているか気になりますよね。

どんな点に注意すれば高価買取の可能性があるのか、チェックしておきましょう。

・状態

・サイズ

・種類

・付属品があるか

状態

査定では着物の状態を重要視します。

シミ、カビ、皮脂汚れがついた着物よりも新品に近いほど高値が期待できます。

多少の汚れがついていても着られそうなものであれば、査定金額はつく場合が多いです。

ただし、シミ・シワ・カビ・汚れ・色焼け・虫食い跡・汗の黄ばみが広範囲に広がっている着物は、状態が酷く劣化していると評価されて買取を断られる可能性があります。

サイズ

査定では状態と同じくらいサイズも重要です。

中古市場では着丈が160センチ以上の長い着物ほど、需要が高い傾向にあります。

身長に関係なく仕立てられ、おはしょりをすれば大抵の人は着られるからです。

しかし、着丈が145センチを下回ると身長に合わせて仕立てることが難しく、需要の幅が狭くなる傾向にあります。

サイズが小さい着物は買取対象としていない業者もありますが、着丈が短くてもリメイクの生地に重宝されやすいので、査定可能かどうかを問い合わせてみましょう。

種類

中古市場ではさまざまな場面で着られる着物ほど需要が高くなりやすいです。

例えば、留袖・振袖訪問着付け下げは、入卒式・成人式・結婚式・パーティなどのかしこまった場所やお出かけにも活用できて需要があります。

色無地・小紋・絣(かすり)はシンプルな模様と地色が多く、こちらも中古市場では人気が高まりやすいでしょう。

一方で喪服や浴衣は着用場面が限られていて汎用性が低く、買取が難しいとする業者は多いようです。

付属品があるか(証紙や小物など)

査定には購入時についてきた付属品も一緒に出しましょう。

一部の買取業者は和装小物だけよりも着物とセットなら査定可能としています。

着物の付属品には、帯・帯留め・かんざし・草履・バッグなどがあります。

着物一式を購入すると着物、帯、和装小物が付いてくる場合があるので、それらも一緒に査定に出すと点数に応じて査定金額が付きます。

ただし、足袋や長襦袢などの肌に直接触れる衣類は買取不可とする業者が多いです。

ポイント②買取業者を吟味する

着物を取り扱っている買取業者はどこも同じだと思っていませんか。

買取業者は日本全国に増えており、査定品目、サービスの特徴、査定士の質、買取方法の種類、店舗の規模などが大きく異なります。

お住まいの地域にも着物を扱う買取業者があると思いますが、ご自身に見合った買取業者かどうかはしっかり調べないとわからないでしょう。

数ある買取業者の中から決めるには、ご自身でしっかりと選ぶ際のポイントを考えておかなくてはなりません。

ここでは買取業者を選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。

・査定に関わる手数料が無料か

・査定方法が複数あるか

・対応地域が広いか

・査定完了までの流れやフォロー体制が整っているか

・公式サイトがあり、買取実績や査定品目が記載されているか

・複数の買取業者に査定をしてもらう

査定に関わる手数料が無料か

買取業者によっては査定をするだけで、見積料・出張料・キャンセル料なども請求するところもあります。

気軽に査定に出しただけで売るかどうかを決めていないのに、料金が発生してしまったら損ですよね。

査定を依頼するごとに出費がかさんでしまうので、手数料が無料の買取業者を選ぶことをおすすめします。

査定方法が複数あるか

買取業者は出張・宅配・持ち込み買取のどれか一つまたは複数の方法を提供しています。

複数の買取方法を提供している業者なら、自身の都合に合わせて利用できます。

出張買取は査定士が自宅まで来てくれて、査定金額に納得していただけたらその場で現金を受け取れます。

部屋に招くのに抵抗がある方は玄関先で査定できます。

宅配買取は業者から梱包キットをもらい、着物を入れて送付して査定金額が入金されるまで待つ方法です。

梱包キットを集荷業者が自宅まで取りに来てくれます。

出張・宅配買取は申し込みから査定完了まで自宅でできるところが特徴です。

着物を店舗に持ち込む手間が省け、運んでいる最中にたたんでいた着物が崩れて状態が悪くなる心配がないこともメリットです。

対応地域が広いか

「着物を売りたいけど近所のお店は着物の査定をしていない」とお困りであれば、全国に対応している買取業者を選ぶことをおすすめします。

都市部から離れた場所に住んでいても、全国に拠点のある買取業者なら自宅から一番近い買取店が出張買取に来てくれる可能性があります。

対応地域が広く、申し込みからすぐに対応してくれる買取業者なら、自宅近くに着物買取業者がなくても安心です。

査定完了までの流れやフォロー体制が整っているか

ご自身が大事にされていた着物を査定に出すからには、最後まで丁寧に扱ってくれるか不安ですよね。

査定を初めて利用する方なら、着物を売りに出すこと自体が不安になるでしょう。

買取業者を選ぶ際は、査定完了までの流れやフォロー体制が整っているかもを見ておきましょう。

買取業者のホームページには申し込みから完了までの流れや、サービスについて不明点がある場合のお問い合わせ先が記載されています。

例えば、バイセルは出張買取を利用した方へのサポートを徹底しています。

査定士が退出後、バイセルのコンプライアンス部より電話で気になったことや査定時に伝えられなかったことなどを簡単にお伺いしています。

このようなフォロー体制があると最後まで安心して利用できるでしょう。

公式サイトがあり、買取実績や査定品目が記載されている

多くの買取業者には公式サイトがあります。

主に買取実績や査定品目、査定できるもの・できないものなどが掲載されています。

公式サイトの充実度は買取業者ごとにまちまちで、なかには最低限の内容しか書かれていない場合があります。

売る予定の着物は査定できるのか、どのような状態なら査定可能なのか、買取実績はいくらくらいなのかなどが確認できると懸念点を払拭できるでしょう。

複数の買取業者に査定をしてもらうか

買取業者ごとに査定実績や査定士の質などが大きく異なります。

査定実績が多い業者だと目が肥えていて適切な査定金額をつけてくれそうですが、1社しか査定していないとなると提示された金額に納得できるかどうかわからないと思います。

そのため、複数の買取業者に見てもらえば査定金額やサービスの質を比較でき、おおよその買取相場も把握できて安心です。

1社だけで決めずに、複数の着物買取業者に査定してもらうのがベストな選択でしょう。

ポイント③持っている着物が中古市場で需要が見込まれる対象なのかを把握する

着物は素材、産地、作家名、デザイン、織元、付属品の有無などで大きく価値が異なります。

お持ちの着物が中古市場で需要が見込まれる対象なのかを把握しておくことも、納得して売るためのポイントです。

・有名な友禅・紬・絣は高値になりやすい

・有名作家・産地・ブランドの着物は高値になりやすい

・西陣織の場合は証紙を確認して、登録ナンバーを検索する

・代表的な着物の買取相場を把握する

有名な友禅・紬・絣は高値になりやすい

着物のうち友禅(ゆうぜん)、紬(つむぎ)、絣(かすり)は中古市場で人気があります。

・友禅…加賀友禅と京友禅

・紬…大島紬・結城紬・牛首紬・郡上紬・塩沢紬など

・絣…薩摩絣など

紬は蚕の繭から紡いだ糸で織った絹織物で、大島紬は紬の中でも高価です。

特に大島紬はマルキ数が多いほど使用する絣糸が多くなるので、査定金額が高くなる傾向にあります。

薩摩絣とは宮崎県都城市で生産されています。

昔よりも工房の数が少なくなり、現在は東郷織物が独占して作っています。

工程の複雑さもあって生産数を増やすことが難しく、市場に出回ることが少ないため状態が良いと希少性が高くなりやすいです。

有名作家・産地・ブランドの着物は高値になりやすい

着物の価値を左右するのは、種類以外にも作家、産地、ブランドもあります。

有名作家は、木村雨山、久保田一竹、与那嶺貞(よなみねさだ)、森口華弘、由水十久(ゆうすいとく)、木村武資、小宮康孝、志村ふくみ、平良敏子、中村勝馬、羽田登喜男などが挙げられます。

また、有名産地の着物は、越後上布、宮古上布、西陣織、首里織、読谷村花織、紅型染、久留米絣、備後絣、伊予絣、薩摩絣、本場黄八丈などが挙げられます。

有名ブランドは、翠山(すいざん)工房、龍村美術織物、千總(ちそう)、藤娘きぬたや、大羊居(たようきょ)、竺仙(ちくせん)、銀座もとじ、ゑり善などが挙げられます。

上記に挙げた作家、産地、ブランドの着物をお持ちなら、状態が良いうちに査定に出すことをおすすめします。

西陣織の場合は証紙を確認して、登録ナンバーを検索する

2008年に西陣織の証紙について改訂がされ、使用素材やその配合割合、製造元などを示す品質表示ラベルを証紙に貼り付けることが義務付けられました。

証紙は黄土色でメガネのような形をした紙で、「西陣織産地証明証紙」という文字と製造メーカーの登録ナンバーが書かれています。

これは西陣織工業組合が発行しており、付けられた着物や帯は本物の西陣織であることが保証されます。

ちなみに、組合のホームページで登録ナンバーを検索することが可能で、ヒットすれば紛れもない真の西陣織であることが分かります。

無論、本物の西陣織で有名作家の作品であれば、高価買取の可能性があります。

代表的な着物の相場を把握する

さらに、着物の相場を調べておくことで、悪徳業者に安値で買い取られるリスクが減ります。

特に友禅や紬、振袖に訪問着などの代表的な着物の相場や、有名な作家の着物の相場を把握しておくことは査定してもらう際の目安になり、安心して査定依頼ができるでしょう。

※当サイトには他にも着物の買取相場に関する下記の記事を掲載しておりますので是非ご覧下さい!

着物買取業者以外に売る場所とは?メリットとデメリットは何がある?

着物買取業者以外に売る場所とは?メリットとデメリットは何がある?

着物を売る方法は、着物買取業者以外にもいくつかあります。

他の方法を検討している方は、メリットとデメリットを把握したうえで決めましょう。

ここでは、以下3つの手段について簡単にご紹介します。

・フリマアプリ

・オークション

・リサイクルショップ

フリマアプリ

メリット

フリマアプリの利用者は激増しています。

出品作業から取引完了までをスマホだけででき、売却のハードルが下がっています。

また、フリマアプリは初心者向けのガイドラインが充実しており、取引完了まで一人でできるところが魅力です。

お持ちの着物の写真を撮り、商品説明文と写真を載せればすぐに出品できます。

品物や出品する時間帯によってはすぐに落札される可能性があります。

デメリット

フリマアプリのデメリットは、出品してもなかなか落札されない場合が多々あることです。

ご自身の着物と同じものが多数出品されていてかつ落札希望価格が低い場合は、他の出品者に紛れてしまい見てもらえなくなります。

有名作家の着物は状態や種類によっては高値で売れる可能性があっても、自分で値付けの仕方がわからなければ安すぎる金額で出品してしまう場合があります。

購入者からすると「有名作家の着物が安く買えてお得」と思うかもしれませんが、出品者からすると「もっと高い金額に設定すればよかった」と後悔するかもしれません。

値段のつけ方に自信がないのであればフリマアプリは避けた方が良いでしょう。

ネットオークション

メリット

オークションは安値で出品したら思った以上に高値で落札される可能性があります。

状態が良い有名着物なら中古市場で常に需要が見込まれるのです。

デメリット

オークションのデメリットは、落札希望価格が高すぎても低すぎても買い手がつかないことです。

出品期間中に落札されないと、また落札希望価格を設定し直して出品するか、出品する場所を変えなくてはなりません。

リサイクルショップ

メリット

リサイクルショップのメリットは、近所にあればすぐに売りに行けることです。

着物を早く手放したいという方には向いています。

総合リサイクルショップであれば家具、家電、衣類、日用品など査定品目が幅広く、着物も買い取ってもらえる可能性があります。

着物買取OKな店舗なら、着物を持っていくついでに他の品物もまとめて持ち込めて便利です。

デメリット

リサイクルショップのデメリットは、着物に詳しい査定士が常駐している店舗が少ないことです。

着物を衣類として扱って価値を考慮せず、どのような着物も1枚あたり数十円から数百円で買い取る場合が多いです。

状態が良い有名作家の着物でも、極端に査定金額が低くなる場合があります。

売りたい着物が複数枚あったらリサイクルショップに持ち運ぶだけでも一苦労です。

多くのリサイクルショップは持ち込み型なので、運ぶ手間が惜しい人は他の方法をおすすめします。

バイセルが選ばれている6つの理由

バイセルが選ばれている6つの理由

バイセルは買取業界においてはトップクラスの実績を誇り、着物を含めた3,700万点以上の買取実績があります。(2015年〜2023年の合計買取数、当社調べ)

バイセルがなぜ多くの方に選ばれているのか、6つご紹介しましょう。

・幅広い査定品目があり、それぞれに査定士がいる

・状態が悪くても査定してもらえる

・査定後にフォローコールがある

・出張・宅配・持ち込み買取がある

・査定に関わる手数料は無料

幅広い査定品目があり、それぞれに査定士がいる

バイセルは着物以外にも切手・貴金属・ブランド品・時計など幅広く取り扱っています。

幅広いジャンルに対応しており、査定に申し込む際に着物以外にも売りたいものがあればお伝えください。

品物ごとに異なる専門買取業者を呼ぶ手間を省け、バイセル1社に任せられます。

バイセルには商品のジャンルごとに専門知識を持った査定士がいます。

商品に関する勉強会を日々行っており査定技術を磨いています。

熟練した査定技術を継承しており、全ての査定士が高いレベルを維持できるように研修をしています。

着物以外の品物を売ろうか検討している方はバイセルをお選びください。

状態が悪くても査定してもらえる

バイセルは状態が悪い着物でも査定対象としています。

経年劣化によるシミ、糸のほつれ、日焼け、黄ばみなどがあっても査定金額を提示できる場合が多いです。

着物に価値があると判断されれば売却できます。

「シミがあるから売れないだろう」「証紙や付属品は全部捨ててしまったから、査定をしてもらえないだろう」と思い込まずに気軽に査定をしてもらいましょう。

ただし、着られないほど破れている、臭いが酷いなどの着物は買取が難しい場合があります。

査定後にフォローコールがある

フォローコールとはバイセル独自のサービスです。

査定士が利用者の自宅から退出した後、バイセルから電話で査定士の態度や査定の満足度などを簡単なヒアリングをします。

査定士には聞きづらかったことや不明点などを話せる機会なので、お話しできる範囲でお聞かせください。

出張・宅配・持ち込み買取がある

バイセルでは出張・宅配・持ち込み買取の3つからお選びいただけます。

全国に複数の拠点があるので、自宅近くにバイセルの店舗がなくても出張・宅配買取を利用すれば着物を売れます。

ここでは出張買取と宅配買取の利用方法を簡単にご紹介します。

出張買取なら最短即日で対応可能

出張買取は査定士が自宅に訪問して査定をして、提示された金額に納得できたら買取金額を現金で受け取れます。

自宅に人を呼ぶことに抵抗感がある方や部屋を掃除するのが面倒な人でも、玄関先での査定が可能です。

バイセルで出張買取はお問い合わせから最短即日でご自宅に伺えます。

宅配買取は梱包キットを無料で提供

宅配買取は、梱包キットに着物を入れて送付をすると数日で査定金額が指定口座に入金されます。

梱包キットは無料で提供しており、事前にダンボールや梱包材の用意は不要です。

着物に汚れやシワがつかないように梱包キットに入れれば、きれいな状態のまま査定に出せます。

査定に関わる手数料は無料

バイセルは出張料・宅配送料・査定料・買取キャンセル料が無料です。

査定に関わる手数料は一切かかりませんので、気軽に査定に出せます。

着物を査定してもらって提示された金額に納得がいかない場合は、買取のキャンセルが可能です。

バイセルは出張料も無料ですので、気軽に出張買取の依頼もできます。

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