ダミアーニを高く買取してもらう方法とは？

デザインから製造まで一貫して行うジュエリーブランド「ダミアーニ（DAMIANI）」は、これまでに多くの人々を魅了してきました。

国際的な賞をいくつも獲得してきたダミアーニは、買取市場でも高額買取が充分期待できるブランドです。

今回の記事では、ダミアーニの概要や人気作品をご紹介しつつ、買取相場や売りに出す際に気を付けるべきことをまとめました。

ダミアーニについて

イタリアでも有数のハイジュエリーブランドとして名高いダミアーニは、セレブを中心に愛用されています。

動植物などの自然や神話をヒントに独創的なジュエリーを製作し、著名な賞に輝き続けているブランドです。

例えば、ジュエリー業界のアカデミー賞と称される「ダイヤモンド・インターナショナルアワード」には、1976年を皮切りにこれまで18回受賞するなど、前例のない偉業を成し遂げています。

そんなダミアーニの歴史は、1924年のイタリア・ヴァレンツァからはじまります。

ヴァレンツァという都市は、イタリアの中でもジュエリーの製造が盛んに行われていた地域です。

ダミアーニも創業当時から貴族を中心に信頼を得て順調に業績を伸ばしていき、イタリア国内だけではなく、全世界にデザイン性と品質の良さで注目を集めました。

創業者であるエンリコ・グラッシ・ダミアーニから家族経営の方針を守り、3代目になった今でも伝統的な技術が継承されています。

いくつもの宝石を組み合わせて造られるジュエリーは若い女性だけではなく、年齢を重ねたセレブの魅力も引き立ててくれる、考えられたデザインになっています。

ダミアーニの有名で人気の作品

ジュエリーに使う貴石の選定・製造・販売までを手掛けるダミアーニでは、趣向を凝らしたデザイン性の高い人気作品がいくつもあります。

ここからは、完全ハンドメイドでつくるダミアーニの代表的な作品を3点ご紹介します。

ベルエポック

「ベルエポック」という作品は1996年に誕生し、ダミアーニのジュエリー作品の中でも絶大な人気を誇っています。

ベルエポックは　　フランス語で「良き時代」を意味し、19世紀末から20世紀初頭までのパリが反映した華やかな時代の文化や空気感を表現した言葉です。

ベルエポックにもその思いが込められており、十字架をかたどったクロスネックレスをはじめ、リングやブレスレットなどがラインナップされています。

どのアイテムにも高品質なダイヤモンドが用いられ、卓越したクラフツマンシップによって芸術性の高い作品で、女性だけではなく男性にも最適なアクセサリーでもあります。

マルゲリータ

「マルゲリータ」は、創業者のエンリコが20世紀初頭に、マルゲリータ王妃に捧げるために製造したリングのデザインが由来になっています。

花のマーガレットがモチーフとなっており、12枚の花弁とセンターストーンから構成されています。

花弁には細やかなダイヤモンドが敷き詰められ、センターにはアメジストやシトリンなど様々なバージョンがあります。

リングやピアス、ネックレスなど様々なアイテムがありますが、どれも女性の気品を引き立ててくれる魅力溢れるジュエリーです。

ディーアイコン

ふっくらと丸みのあるシルエットが印象的な「ディーアイコン」は、ダミアーニが持つ製作技術とセラミック技術を組み合わせたコレクションです。

ダミアーニの頭文字「D」のロゴが飾られて、ブラックやピンクや、ホワイトなどのセラミックの柔らかな輝きが、ダイヤモンドの魅力を際立ててくれています。

イタリアの結婚式などで贈られる伝統菓子・ドラジェのカラーや形がデザインのヒントになっている人気のジュエリーです。

ダミアーニの売却方法

ダミアーニなどのジュエリーを売りに出す方法は様々で、どのやり方で手放そうか悩んでいる人も多いことでしょう。

ここでは、下記の代表的な3つの売却方法をご紹介します。

・リサイクルショップを利用する

・ネットオークション、フリマアプリを利用する

・ブランド買取のバイセルに査定を依頼する

それぞれのメリットやデメリットを把握して、損をしない売却方法を見極めましょう。

リサイクルショップを利用する

売却方法として最もポピュラーなのが「リサイクルショップ」です。

予約不要で気軽に様々な物をその場で買い取ってもらえるため、これまで何度も利用したことのある人も少なくないでしょう。

しかし、ジュエリーを売りに出す方法としては好ましくありません。

その理由は、リサイクルショップでは洋服や家具など買取対象の数が多いため、査定スタッフがジュエリーに特化した知識を有していない場合があり、適切な相場で買い取ってくれないことがあるためです。

市場価値に見合った金額で買い取ってもらいたいなら、リサイクルショップの利用は避けた方が無難でしょう。

ネットオークション、フリマアプリを利用する

リサイクルショップよりも中間マージンを抑えらえる「ネットオークション」「フリマアプリ」も、今では代表的な売却方法の1つです。

個人間で商品の売買をするため、タイミングが良ければ相場以上の価格で売れる可能性もあります。

しかし、ダミアーニなどの高額商品は売却に至るまで時間がかかったり、売れた後にクレームに見舞われたりと、様々なリスクがあるため最適な売却方法とはいえません。

高額で売るのも大切ですが、時間をかけずに問題なく手放せる方法であるかも、ジュエリーを売却する際は考える必要があります。

ブランド専門買取業者に査定を依頼する

バイセルを利用するのも、ダミアーニをはじめとしたジュエリーブランドの売却方法として挙げられます。

安全で納得できる金額でダミアーニを手放したいと考えているなら、ブランド品買取に実績のあるバイセルに査定依頼するのをおすすめします。

バイセルは、数多くのリングやネックレスなどのジュエリーや貴金属の査定・買取を行っています。

ダミアーニに関しても精通しているため、作品や状態を見極めたうえで市場価値に見合った正確な査定額を提示してくれることでしょう。

ダミアーニの買取相場

ダミアーニは作品によって価値は大きく異なりますが、数万円〜数十万円が買取相場とされています。

またリングやネックレスの購入時期や状態によっても、査定額は変わってきます。

そのため買取に出す前には、所有しているジュエリーの作品名や状態の確認し、早めにブランド専門買取業者に査定依頼をしましょう。

中にはホームページから簡単に査定をお願いできる業者も多数ありますので、積極的に活用することをおすすめします。

ダミアーニの買取で気を付けるべきこと

1点1点を完全ハンドメイドで製作されているダミアーニのジュエリーは、中古であるとしても数十万円以上の価値がある作品です。

売りに出すなら、可能な限り納得できる価格で手放したいと誰もが思うことでしょう。

ここでは、少しでもダミアーニの価値を落とさずに買取をするために気をつけるべきことを、下記の3つにまとめて紹介します。

・綺麗な状態にしておく

・付属品も一緒に売る

・複数の買取業者に査定を依頼する

ちょっとした工夫で買取額も変わってきますので、ご紹介する内容を参考にぜひ実践してみましょう。

綺麗な状態にしておく

リングやネックレスなど、素肌に身に着けることが多いジュエリーは、表面に汗や皮脂が付着して汚れの原因になります。

傍目では気付きにくくとも、時間とともに変色していき落としにくい頑固な汚れに変わっていく可能性があります。

そのため「身に着けたら拭く」の意識を持って、いつも綺麗な状態を保つように心がけましょう。

ジュエリーを磨く際は、柔らかな布を使って優しく扱うのがコツです。

また、細かな装飾が多いダミアーニのジュエリーは、小さな隙間に汚れが溜まりやすいので、ブラシを使ったメンテナンスも行いましょう。

使用するブラシは毛先が柔らかい歯ブラシなどを使いましょう。

ブラッシング時は洗面器に中性洗剤を入れて水で薄め、丁寧に磨くのがコツです。

少しの手間で査定士に与える印象を変えて、買取額にも影響するかもしません。

付属品も一緒に売る

新品でダミアーニのジュエリーを購入した際に付いてきた付属品も、忘れずに一緒に売りに出しましょう。

商品によって少しの違いはありますが、基本的は保証書・箱などが付属しています。

付属品は正規品の証明にもなるため、買取価格が変わってくる可能性もありますので、買取の依頼をする前に準備しておきましょう。

ちなみにダミアーニは日本国内で直営店を展開していないため、保証書は国内正規販売店が発行しています。

ほかのブランドジュエリーの保証書との取り違いが起きないよう、記載されている内容にもしっかりと目を通しておくことも大切です。

複数の買取業者に査定を依頼する

同じ製品であっても、買取業者によっては査定額が変わることがあります。

そのため、少しでも高い額で売りたいと思っている人は、複数の買取業者に査定を依頼して、最も高い額を提示してくれた業者に買い取ってもらいましょう。

買取業者によって買取額に違いがあるのは、査定の評価項目や再販ルートなどが業者ごとに異なっているためです。

ホームページから簡単に査定額を提示してくれる業者も存在しますが、より正確な額を知るためには、査定士に直接みてもらうに限ります。

複数の業者に査定をお願いするのは、手間も時間も掛かりますがより納得できる金額で買取を済ませることができるでしょう。

また、宝石に付いたジュエリーを高く売るための方法については、別の記事でもより詳しくご紹介しています。

ダミアーニ以外にも買取に出そうか検討している宝石関連品があれば、ぜひ参考にしてください。