アイドルレコードは売れる?買取需要に期待できるレコードや売るためのコツを紹介!

アイドルレコードは売れる?買取需要に期待できるレコードや売るためのコツを紹介!

時代ごとに、子どもから大人まで万人の胸をときめかせるアイドル。そのアイドルのレコードは、近年の昭和レトロブームも追い風となり、需要が高まっています。

アイドルレコードには、往年のアイドルの希少なものや現代のアイドルがリリースした限定盤など、価値の高いものが多くあります。

こういったレコードの所有者のなかには、「聴かずに眠らせているだけなら売却しようかな」と考える方もいることでしょう。

そこで今回は、買取需要に期待できるアイドルレコードの種類や、売るコツなどを紹介します。

レコードの買取に関するお知らせ

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

アイドルレコードの特徴

レコードの時代から現在の配信ストリーミングサービスへと、音楽を聴く方法はデジタル化してきました。

しかし、デジタル化が進む現在で、なぜアナログなアイドルレコードが求められているのでしょうか。その理由や魅力について、説明していきます。

根強い人気がある

アイドルレコードは、購買層の広さが大きな特徴です。例えば、アイドル黄金期といわれた70年代から80年代に誕生した往年のアイドルは、当時を知る同世代はもちろん、昭和レトロを好む若い世代からも注目されています。

このように、幅広いファンに支えられ、アイドルレコードの人気は高まりを見せています。

音楽的にも優れたものが多い

アイドルソングの大半は著名な作家が手がけていて、音楽的にも優れたものが多いといわれています。例えば、多くのヒット曲を世に送り出した作詞家の阿久悠、松本隆や作曲家の都倉俊一などが挙げられるでしょう。

70年代から80年代には、有名ミュージシャン提供の作品が増え始めました。山口百恵のヒット曲は、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの宇崎竜童、シンガー・ソングライターのさだまさし、アリスの谷村新司が手がけています。

松田聖子の80年代のヒット曲「赤いスイートピー」などは、呉田軽穂名義で松任谷由実が作曲したものです。楽曲を提供したアーティストのファンが、アイドルのレコードに興味を持つケースもあります。

グッズとしての価値がある

アイドルレコードの楽しみの一つとして、ジャケットがあります。「ジャケ買い」という言葉があるように、その歌手を知らなくても、ジャケット写真を見てレコードを購入する人は少なくありません。

アイドルレコードのジャケットは、見た目として大きな要素です。現在も、飾る目的でレコードを購入するファンは存在しています。

買取需要に期待できるアイドルレコードとは?

買取需要に期待できるアイドルレコードとは?

アイドルレコードのなかでも、買取需要に期待できるものを紹介します。

限定盤、非売品、プレミアム盤

限定盤やプレミアム盤は価値が高く、その多くにはグッズやポスターなどが付いています。特典がそろっていると、価値はさらに上がるようです。また、宣伝用に使われた非売品は手に入りづらく、価値が高くなります。

その他にも最近、再販などで発売されたレコードは限定品や受注生産などが多く、流通量が少ないため、希少性が高まっています。

高音質で録音されたレコード

70年代などの古いアイドルレコードの場合は特に、きちんと音が聞けるかどうかは大切なポイントです。

そのため、もともと高音質で録音されているレコードは、買取市場でも評価が高い傾向にあります。大幅に進歩した現代の録音技術には届かなくても、かつて高音質とされた音を楽しめるでしょう。

CDやDVDが手に入りにくいアイドルのレコード

のちに大ヒットして人気アイドルとなった人でも、デビュー当時はそこまでレコードが売れなかったというケースは少なくありません。

当時、あまり売れなかったレコードは流通量が少ないため、希少性が高くなります。人気アイドルの数少ないレコードを手に入れたいファンは少なくなく、買取市場でも人気です。

すでに引退したアイドルや、俳優・タレントなどに転身してから花開いた元アイドルのレコードも同様の傾向があります。

演歌などに転向した歌手のアイドル時代のレコード

現在、演歌歌手や女優などで活躍している人のなかには、もともとアイドルとしてデビューした人もいます。

例えば、80年代に「ヴィーナス」などのヒット曲を出した長山洋子や、おニャン子クラブの一員だった城之内早苗などのアイドル時代のレコードは、ファンにはたまらないものでしょう。

その他には、演歌の大御所である石川さゆりも「花の中三トリオ」と同期のアイドル歌手としてデビューしていたのです。当時のレコードはかなり貴重といえるでしょう。

アイドルレコードの買取価格を左右するポイント

アイドルレコードの買取価格を左右するポイント

先述したような種類のアイドルレコードであっても、ここで紹介するポイントから外れているものは、買取価格が下がってしまうことが考えられます。

今すぐ売却するつもりはなくても、いずれ売却の可能性があるなら、次のポイントを意識したほうがよいでしょう。

保存状態が良いもの

レコード本体は盤面の傷や汚れ、針飛びなどがあると査定価格が下がってしまいます。たとえ、音に影響のない傷であっても査定に響くので、日頃からレコードは丁寧に扱いましょう。

特に、強いゆがみや深い傷が見られるレコードは、買取対象外になる可能性もあるので、注意してください。

また、これはレコード本体だけではなく、付属品も同様です。例えば、ジャケットに折れや汚れ、黄ばみや日焼けが見られたり、カビを生やしてしまったりすると、たとえ未開封でも価値が下がります。

レコード本体や付属品の状態を悪化させないよう、保管方法や保管場所には気を付けましょう。

付属品がそろっているもの

アイドルのレコードには帯のほか、発売当時にしか手に入らない特典が付いていることがあります。これらの有無は、買取価格に影響することがほとんどです。

また、帯はレコードの出し入れの際などに、汚れたり破れたりしやすくなります。特にLP盤は、帯の有無がポイントの一つのため、丁寧に扱うよう心がけてください。

アイドルレコードを売るコツ

少しでも、アイドルレコードを売るためには、次に紹介するコツを押さえることが大事です。

クリーニングしてから売る

レコードの経年劣化は避けられません。しかし、レコード本体やジャケットのほこり・汚れを落とすだけでも、査定ではプラスにつながることがあります。

また、レコード本体はディスククリーナーを使って、きれいに清掃しておきましょう。

付属品がそろっていることをアピール

アイドルレコードの帯やケースなどの付属品がすべてそろっていても、ジャケットの奥に入ってしまい、査定士に気付かれなければ意味がありません。

そのため、アイドルレコードの目立つ場所に「帯、特典あり」という紙を入れるなどして、査定士が気付きやすいように工夫しましょう。

不要になったらすぐ売る

アイドルレコードに限らず、レコードは製造から時間がたつほど、劣化が進みます。少しでも良い状態で買い取りに出せるよう、不要になったらすぐに売りましょう。

専門店に売る

アイドルレコードをどこに売るかも重要なポイントです。アイドルレコードの買取査定には専門知識が必要になるため、査定士に知識がないと、本来の価値よりも安価で買い取られてしまいかねません。

したがって、買取査定の依頼はレコード買取店など、レコードの専門知識を持った査定士のいる専門店にしましょう。なお、店舗によってはキャンペーンとして、まとめ売りや期間限定などで買取価格をアップすることもあります。

おわりに

誰しも一度は、夢中になったアイドルがいるでしょう。青春時代の思い出とともにしまい込んだアイドルレコードを所有する方は、レコード買取店に託してみてはいかがでしょうか。

なお、アイドルレコードは昔のものだけではなく、近年出されたレコードのなかにも希少価値の高いものがあります。

ここで紹介したポイントやコツなど、いくつかの条件がそろえば、思わぬ価格がつくかもしれません。