金1gの買取相場は?金相場の動向と金の買取価格の決まり方

金はアクセサリーなどの素材であると同時に、実物資産としても人気です。
「昔買った金が、購入金額よりも随分高く売れた」といった話もよく耳にします。
金相場の動向に加えて、金1gの買取相場はどのように決まるのか、金インゴット10gの買取価格はどのように算出されるのか、金の種類や査定ポイントなどについてご紹介します。
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
金の刻印や品位の種類について
金の価値を判断する際には金の品位(純度)が重要であり、純度を知る最も簡単な方法としては刻印を確認する方法がありました。
ここでは、金製品に刻まれる刻印の種類や、多く見られる金品位の種類、また、アクセサリーなどに多いカラーゴールドの種類などについてご紹介します。
価値の判定に役立つ金の刻印の種類
金製品に刻まれている刻印にはどのような種類があるでしょうか。
単純に純度を表す記号としては、金の純度を表す「カラット」の頭文字「K」に、24分率の数値を組み合わせて「K24」「K18」「K14」などと表記する方法があります。
また、意味は同じですが千分率で「999」「750」「585」のように3桁の数字で表現しているものもあります。
また、金品位を表す数字に加えて「YG」「WG」「PG」のように、金のカラーを表す記号が付いている場合があります。
YGはイエローゴールド、WGはホワイトゴールド、PGはピンクゴールドを表し、それぞれ金に別の金属を混ぜ合わせることで、アクセサリーなどに使うための美しい色に仕上げた合金です。
注意したいのが、「GP(ゴールドプレート)」「GF(ゴールドフィールド)」という刻印がある場合です。
この2つの記号は「金メッキ」を表すもので、買取においては金製品に該当しません。
安い買取価格しかつかなかったり、場合によっては買取不可になってしまう可能性もあります。
多く見られる金品位の種類
様々な品位の金は、金と割金(わりがね)を混ぜ合わせることによって作られます。
従って、その配合次第で金品の種類は理論上は無限に作ることができるのですが、実際に商品として多く使われている金品位の種類は、当然ながら限られます。
以下は、金製品で多くみられる金品位の種類です。
「K〇〇」表記と千分率表記とを対応させています。
- K24=999(純度99.9%)
- K22=917(純度91.7%)
- K21.6=900(純度90.0%)
- K20=835(純度83.5%)
- K18=750(純度75.0%)
- K14=585(純度58.5%)
- K12=500(純度50.0%)
- K10=417(純度41.7%)
- K9=375(純度37.5%)
ちなみに、インゴットの場合には千分率で「999.9」と記され、通称「フォーナイン」と呼ばれています。
K24以外の金では、硬度を上げて加工しやすくするための割金の割合を増やすほど、純度は低くなっていきます。
割金の素材としては、パラジウム・イリジウム・ルテニウムなどが使われることが多いです。
カラーゴールドの種類
金アクセサリーなどに使われるカラーゴールドの代表的な種類としては、「イエローゴールド(YG)」「ホワイトゴールド(WG)」「ピンクゴールド(PG)」があります。
- イエローゴールド…金+銀+銅の合金
- ホワイトゴールド…金+パラジウム+銀 または 金+ニッケル+亜鉛+銅の合金
- ピンクゴールド…金+銀+銅+パラジウムの合金
また、上の3種ほどメジャーではありませんが、金・銀・プラチナを合わせた「ブラックゴールド」、金・銀を合わせた「グリーンゴールド」、金・銅を合わせた「レッドゴールド」、金・アルミニウムを合わせた「パープルゴールド」もあります。
金アクセサリーに宝石がついていたら高く買取されやすい
金アクセサリーの買取では金の重さが重要でしたが、デザインや形状も様々ですし、金以外のパーツがついていることもありますから、持ってみただけで重さを判定するのは難しいですよね。
一般的には金ネックレスで金部分の重さが50g程度、金リングで3g程度と言われますが、デザインやサイズによっては大きく異なる場合もあります。
また、サイズが大きくても中が空洞になっていたりする場合には当然ながら金の重さはあまりないということになります。
そんな中で価値が高い金アクセサリーとして分かりやすいのが、ダイヤモンドなどの宝石が付いているものです。
ダイヤモンドなど人気の高い宝石にはそれ自体に高い価値がありますので、買取価格も高くなることが期待できます。
ただし、この場合には単に「金の価値」というよりはジュエリーのブランドやデザイン等にも関わってくることですので、ブランドジュエリーの買取実績豊富なバイセルにお任せください。
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お申し込みフォームへ金の保管方法
金は非常に高価な代物です。
そのため、購入した金の保管方法に悩む方もいるでしょう。
ここでは金の主な保管方法を紹介します。
自宅保管
ジュエリーや少量の金であれば、自宅で保管する方が多いかもしれません。
その場合、安全性を考慮するのであれば、鍵付きの金庫を用意するのがおすすめです。
小型の金庫ではなく、持ち運びできないような重量感のある金庫を使用するとより安心でしょう。
さらに、耐火性のあるものを選べば、万一の火災時にも大切な金を守ることができます。
銀行の貸金庫
セキュリティ面を考慮するなら、自宅ではなく外部に預ける方法が有効です。
銀行の貸金庫なら、セキュリティが強固なため盗難の可能性は非常に低く、災害対策もされているので、高価な金の保管先としては魅力的でしょう。
ただし、銀行の貸金庫には費用がかさむというデメリットがあります。
預かりサービス
外部に預ける方法としては、主に貴金属の販売業者が提供する預かりサービスというものもあります。
セキュリティ面は銀行に劣るものの、自宅保管より安全です。
また、費用は銀行よりリーズナブルな設定になっています。

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