そのシルバー、売れるかも?銀製品の買取価格の決まり方と高く売るコツ

タンスに眠っているシルバーアクセサリーや、使わなくなった銀食器。「これは売れるのだろうか?」と疑問に思ったことはありませんか?金やプラチナと比べて安価なイメージがあるため、買取を諦めている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、シルバー製品も貴金属として価値があり、買取サービスで売却できます。特に有名ブランドのアクセサリーやデザイン性の高いアイテムは、思わぬ高値が付くこともあります。
この記事では、お持ちのシルバー製品の価値がどのように決まるのか、高く売れやすいアイテムの種類、そして1円でも高く売るための重要なコツを専門家の視点で詳しく解説します。
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
「バイセル」の査定士として、月間120件以上の査定、年間では1,000件以上のお客様対応の実績があります。豊富な経験をもとに 12カテゴリ、19品目と幅広い知識を有しています。その中でも着物・ブランド品の査定が得意です。 また、多数のメディアに出演させていただいた経験もあり、様々な角度からリユース業界に貢献したいと思っています。当記事のお品物へのご相談がございましたら、バイセルへお気軽にお申し付けください!
シルバーの買取価格が決まる仕組みとは?

シルバー製品の買取価格は、主に「素材としての価値」と「製品としての価値」の2つの側面から評価されます。
1. 素材としての価値(銀の純度と重さ)
銀製品の価値の基本となるのが、含まれている銀の量です。銀は非常に柔らかい金属のため、アクセサリーなどに加工する際は、強度を上げるために他の金属(割り金)が混ぜられます。この銀の含有率を「純度」と呼び、買取価格を大きく左右します。
- SV999 (純銀): 銀の含有率が99.9%以上のもの。主にインゴットや銀杯などに使われます。
- SV925 (スターリングシルバー): 銀の含有率が92.5%。アクセサリーとして最も一般的な純度で、強度と輝きのバランスに優れています。「STERLING」と刻印されていることもあります。
- その他の純度: SV950やSV900など、用途によって様々な純度の銀が存在します。
基本的に、純度が高く、重いものほど素材としての価値は高くなります。
2. 製品としての価値(ブランド・デザイン性・需要)
素材の価値に加えて、製品そのものが持つ付加価値も査定の重要なポイントです。特に以下の要素は買取価格に大きく影響します。
- ブランドの人気: クロムハーツやティファニーといった人気ブランドの製品は、ブランド自体の価値が上乗せされるため、高価買取が期待できます。
- デザインの人気や希少性: 定番のデザインや、限定品、廃盤品など、市場での需要が高いものは高く評価されます。
- 宝石の有無: ダイヤモンドなどの宝石が付いている場合、その宝石の価値もプラスして査定されます。
- 骨董品・美術品としての価値: 銀食器や銀製の置物などは、作られた年代や作者によって骨董品・美術品としての価値が加わることがあります。
【種類別】高く買取されやすいシルバー製品の例

どのようなシルバー製品が高く売れやすいのでしょうか。代表的な例をいくつかご紹介します。
人気ブランドのシルバーアクセサリー
ブランドのシルバーアクセサリーは、安定して高い需要があります。ノンブランドのアクセサリーと比べて、高値が付きやすい代表的なアイテムです。特に以下のブランドは世界的に人気があります。
- クロムハーツ(Chrome Hearts)
- ティファニー(Tiffany & Co.)
- ゴローズ(goro's)
- エルメス(Hermès)
- カルティエ(Cartier)
- グッチ(GUCCI) など
純銀製の美術品や銀食器
アクセサリー以外にも、純銀(SV999)で作られた銀杯やお鈴(おりん)、花瓶、トロフィーといった美術品は、素材価値の高さから高価買取が期待できます。また、有名メーカーの銀食器セットなどもコレクターからの人気があります。
シルバー製品を1円でも高く売るための3つのコツ

お持ちのシルバー製品を少しでも高く売るために、査定前にできる3つのポイントをご紹介します。
1. 付属品(箱・保証書)を揃える
購入時に付いてきた箱や保存袋、保証書(ギャランティカード)、鑑定書などは、その品物が本物であることの重要な証明になります。特にブランド品の場合、付属品が揃っていることで査定額が大きく変わることがあります。査定に出す前に、必ず探しておきましょう。
2. 綺麗な状態を保つ(無理な手入れはNG)
査定時の第一印象は大切です。柔らかい布で表面の皮脂汚れやホコリを優しく拭き取るだけでも、見栄えが良くなります。ただし、黒ずみ(硫化)を無理に落とそうと研磨剤で強く磨くと、製品を傷つけて価値を下げてしまう恐れがあります。特に「いぶし加工」が施されたデザインのものは注意が必要です。ご自身での過度なクリーニングは避けましょう。
3. 価値がわかる専門業者に早めに売る
「もう使わない」と思った時が一番の売り時です。しまい込んでいる間にも、気付かないうちに状態が劣化してしまう可能性があります。シルバーの価値だけでなく、ブランドやデザインの価値まで正しく評価してくれる専門の買取業者に、早めに査定を依頼するのがおすすめです。
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