一銭(1銭)硬貨の価値はいくら?全8種類の特徴と買取の傾向

「実家の片付けをしていたら、古い一銭硬貨がたくさん出てきた」「これって今でも価値があるの?」とお悩みではありませんか? 結論から言うと、一銭(1銭)硬貨の価値は「プレミア価値がつくもの」から「1枚ではお値段がつきにくいもの」まで大きく二極化します。
本記事では、古銭買取のプロであるバイセルが、一銭硬貨の全8種類の特徴や見分け方、現在の買取相場、そして最も賢く売るための方法までを分かりやすく解説します。
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
「バイセル」の査定士として、月間120件以上の査定、年間では1,000件以上のお客様対応の実績があります。豊富な経験をもとに 12カテゴリ、19品目と幅広い知識を有しています。その中でも着物・ブランド品の査定が得意です。 また、多数のメディアに出演させていただいた経験もあり、様々な角度からリユース業界に貢献したいと思っています。当記事のお品物へのご相談がございましたら、バイセルへお気軽にお申し付けください!
目次
1銭とは?現在は使えない昔の貨幣単位
「1銭」は1871年に導入された通貨単位で、1円の100分の1(=0.01円)を意味します。
かつては日常で使われていましたが、1953年に廃止され、現在はお店で使うことも、銀行での交換もできません。
ただし、1銭硬貨は収集価値や歴史的価値が高く、中古市場ではプレミア価格で取引されることもあります。
一銭(1銭)硬貨の価値はいくら?現在の買取傾向と価格の差
手元にある一銭硬貨が売れるのか、価値はどのくらいなのかは、最も気になるポイントでしょう。
一銭硬貨の買取可否は、種類や発行年代、保存状態によって分かれます。
買取対象となるかどうかの目安となる早見表は以下のとおりです。
【一銭硬貨 種類別・買取可否早見表】
| 一銭硬貨の種類・状態 | 具体的な特徴 | 買取可否 |
|---|---|---|
| 各種エラー一銭 | 刻印の大ズレ、影打ちなど製造時のミスがあるもの | ◎ 積極買取対象(高額査定になる期待値あり) |
| 竜一銭銅貨(明治期) | 一銭の中で最も古く、竜の刻印がある重厚な銅貨 | ◯ 査定可能(状態良好なら期待大) |
| 稲一銭 / 桐一銭 | 稲穂や桐の紋章。特定の年号(特年)に価値あり | ◯ 査定可能(特年や美品はプラス評価) |
| カラス一銭 / 富士一銭 | 戦時中の大量発行アルミ貨。流通品は現存数が多い | △ 単品だと厳しい |
| 大量の古銭セット | 他のお札や切手、不用品とまとめての査定 | ◎ 推奨(単体で値がつかないものも、まとめ査定で全体の価値を評価) |
※一部掲載品については買取が難しい場合がございます。詳しくはオペレーターまでお問い合わせください。
明治初期の竜一銭銅貨のように状態次第で高値が期待できるものもあれば、戦時中のアルミ貨のように1枚では買取が難しい場合もあります。
どの種類がレアなのか、需要があるのかを正しく見極めることが大切です。
「お持ちの一銭硬貨を見極めてほしい」という方は、古銭買取のバイセルにお任せください。
一銭硬貨を含む古銭の価値を熟知した査定士が、丁寧に拝見いたします。
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お申し込みフォームへ手元の一銭はどれ?デザインで見る一銭硬貨の種類別レア度一覧
一銭硬貨は、1873年(明治6年)から1945年(昭和20年)までの間に、一般流通しなかった幻の貨幣も含むと全部で8種類が製造されました。
- 竜一銭銅貨
- 稲一銭青銅貨
- 桐一銭青銅貨
- カラス一銭黄銅貨
- カラス一銭アルミ硬貨
- 富士一銭アルミ硬貨
- 一銭錫貨
- 一銭陶貨
以下では、手元の一銭硬貨がどれに該当するのか、デザインの特徴や直径、そして高価買取が期待できる「レアな年号や見分け方」を分かりやすく解説します。
手元の硬貨が以下のどれに当てはまるかチェックしてみましょう。
【竜一銭銅貨(明治期)】古銭としての期待度・大!
竜一銭銅貨は、一銭シリーズの中で最も古く、コレクター人気が非常に高い主役級の銅貨です。
基本的に流通期間が長かったため摩耗しているものが多いですが、図柄が綺麗に残っていれば高評価に繋がりやすい特徴があります。
状態が良いもの、かつ特年はさらにレア度がアップします。
・発行期間:1873年(明治6年)〜1888年(明治21年)
・特徴・サイズ:直径 27.87mm。
表面に力強い竜(龍)の図柄が刻印されています。
●高価買取のチェックポイント
・「角ウロコ」と「波ウロコ」:竜のウロコの模様に違いがあり、1877年(明治10年)銘までのものはウロコが四角い「角ウロコ」、1880年(明治13年)銘以降のものは「波ウロコ」と呼ばれます。
・特年(プレミア年号):初めて発行された1873年(明治6年)銘と、1881年(明治14年)銘は特に価値が高くなりやすいです。なかでも1881年銘で「四」の文字が大きい「大四(だいよん)」と呼ばれるものは、高値で売れる可能性がグッと高まります。
【稲一銭青銅貨・桐一銭青銅貨】特定の年号(特年)に期待!
稲一銭青銅貨・桐一銭青銅貨は、日本の近代化が進む中で大量に流通した青銅貨です。
並品は安価ですが、発行枚数が極端に少ない年号にチャンスがあります。
一般的な流通品(並品)は残存数が多いため控えめな評価になりやすいですが、発行枚数が極端に少ない年号であればレア度が跳ね上がります。
稲一銭青銅貨
・発行期間:1898年〜1902年、1913年〜1915年
・特徴・サイズ:直径 27.87mm。表には「一銭」の文字と稲穂、裏には旭日が描かれています。
・ココがレア!:1900年(明治33年)銘と、1902年(明治35年)銘の2種類は発行枚数が少なく、中古市場で価値が上がりやすい傾向にあります。
桐一銭青銅貨
・発行期間:1916年(大正5年)〜1938年(昭和13年)
・特徴・サイズ:直径 23.03mm(一回り小さくなりました)。表は「一銭」の文字と唐草模様、裏は桐の紋章です。
・ココがレア!:最も多く発行された1922年などは2億枚以上ありますが、1929年(昭和4年/発行300万枚)と、1930年(昭和5年/発行500万枚)の2期は極端に流通量が少ないため、希少価値が跳ね上がります。
【カラス一銭(黄銅・アルミ)・富士一銭】年号や文字の微差に注目
カラス一銭(黄銅・アルミ)・富士一銭は、第二次世界大戦へと向かう物資不足の時代に作られた硬貨です。
現存数が非常に多いため「1枚だとお値段がつきにくい」のが現実ですが、マニアックな微差によるプレミアが存在します。
カラス一銭黄銅貨
・発行期間:1938年(昭和13年)のみ
・特徴・サイズ:直径 23.03mm。素材は黄銅(銅と亜鉛)。表に波・桐・八稜鏡、裏にヤタガラス(カラス)が描かれています。1年しか作られていませんが発行数が多いため、希少価値は低めです。
カラス一銭アルミ貨
・発行期間:1938年(昭和13年)〜1940年(昭和15年)
・特徴・サイズ:直径 17.60mm。戦争の激化で金属が不足し、素材がアルミに変更されました(デザインは黄銅貨と同じ)。
・ココがレア!:1940年(昭和15年)銘の「四」の文字に注目してください。「囗(くにがまえ)」の中が「ル」に見える「ル四」と、角張って見える「角四」の2種類があり、市場では「ル四」の方が高値で取引されます。
富士一銭アルミ貨
・発行期間:1941年(昭和16年)〜1943年(昭和18年)
・特徴・サイズ:直径 16.00mm。表に富士山、裏に大きく「一」と書かれた、戦時中お馴染みの軽量アルミ貨です。
・ココがレア!:1943年(昭和18年)銘には、重さが「0.65g」と「0.55g」の2種類が存在します。素材不足でさらに薄く作られた「0.55g」の硬貨の方が希少価値が高く、評価されやすいです。
【一銭錫貨・一銭陶貨】素材が変わった最後の1銭と幻の陶貨
一銭錫貨・一銭陶貨は、戦争末期、ついにアルミニウムすら枯渇した日本が、苦肉の策として金属以外をも使用して製造した「歴史の生き証人」とも言える貨幣です。
一銭錫(すず)貨
・発行期間:1944年(昭和19年)〜1945年(昭和20年)
・特徴・サイズ:直径 15.00mm。大日本帝国占領下だった東南アジアから調達した「錫(すず)」で作られました。表に菊花紋章、裏に「大日本」と刻まれています。実際に市場に流通した一銭硬貨としては、これが歴史上最後の種類となります。
一銭陶(とう)貨
・発行期間:未発行(一般流通せず)
・特徴・サイズ:直径 15.00mm。終戦直前、輸送路が断たれ錫すらなくなった日本が、佐賀県有田町、京都、瀬戸などの陶器工房で「粘土(焼き物)」を使って製造した幻の貨幣です。表に富士山、裏に桜が描かれています。
・ココがレア!:発行される前に終戦を迎えたため、そのほとんどが回収・粉砕処分されました。しかし、ごく一部が処分を免れて現存しており、「流通しなかった未発行の超激レア貨幣」として、古銭コレクターの間で非常に高値で取引されています。
バイセルでは、古銭の価値を1枚1枚しっかりと精査いたします。
お持ちの1銭がレアな種類かどうか気になる方は、ぜひ一度無料査定をお受けください。
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一銭硬貨にもエラー硬貨って存在するの?
古銭市場で時折、驚くような高値で取引されるのがエラー硬貨です。
実は、一銭硬貨の中にも以下のような製造ミスのある硬貨が存在します。
・影打ち(かげうち):表と裏に同じ図柄が重なってプレスされてしまったもの。・刻印ズレ(穴ズレ・印刷ズレ):プレスする位置が派手に中央からズレて製造されたもの。
これらのエラー一銭硬貨は希少価値が見込め、マニアの間で非常に高値で取引されます。
ただし、注意が必要なのが昭和期の富士一銭アルミ貨などです。
戦時中の劣悪な環境かつ急ピッチで大量製造されたため、製造ラインが粗く、軽微なズレや歪みが日常茶飯事でした。
これらは単なる「摩耗」や「製造ムラ(エラーとして認められないもの)」であるケースが多く、素人目では本物のエラー硬貨(プレミア品)かどうかの判別が極めて困難です。
「もしかしてエラーかも?」と思う不自然な一銭硬貨を見つけたら、無理に触らず、バイセルの熟練鑑定士にお任せください。
1銭の買取相場はどのように決まる?
一銭硬貨の査定金額が決まる仕組みは、主に以下の3つの要素に基づいています。
・希少性(発行年・年号):前述の通り、同じデザインでも「作られた年」によって発行枚数が異なります。
発行枚数が少ない年号ほど価値が高くなります。
・保存状態(品位):サビ、傷、摩耗が少なく、当時の輝き(未使用に近い状態)を残しているものほど高評価になります。
・コレクターの需要:古銭市場でのトレンドや、その時々にその硬貨を探しているコレクターがどれだけいるかによって変動します。
バイセルではこれらの査定ポイントを精査し、一銭硬貨の査定金額を適切に算出いたします。
一銭硬貨以外の古銭・古紙幣などもまとめてお出しいただくことで、一銭硬貨が1枚だけでお値段がつかない場合も全体の査定評価をアップできることがあります。
価値を見逃さず査定額に反映いたしますので、お気軽にご相談ください。
1銭硬貨の買取なら古銭の買取実績豊富なバイセルへ
一銭硬貨の価値を正しく見極めるには、確かな知識と豊富な経験を持った査定士の目が不可欠です。
バイセルでは、これまでに数多くの古銭・近代貨幣の買取実績があり、1枚1枚の年号や状態、エラーの有無まで細かく丁寧に査定いたします。
- 日本全国どこでも対応(出張買取・宅配買取・店頭買取)
- 査定料・出張料・キャンセル料などの手数料はすべて無料
- 丁寧な説明で、初めての方でも安心してご利用いただけます
大切なコレクションや、ご家族が遺された古いお金の価値を知りたい方は、ぜひバイセルにお問い合わせください。
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お申し込みフォームへ一銭硬貨の価値に関するよくある質問
Q.
一銭硬貨は銀行で現行のお金に両替や交換ができますか?
A.
銀行では両替できません。
売却するなら古銭専門の買取店へご相談ください。
一銭硬貨は1953年(昭和28年)に法律によって通貨としての効力を失っているため、銀行の窓口に持っていっても現代のお金(1円や10円など)に両替・交換することはできません。
処分や売却を検討される場合は、古銭の価値がわかる買取専門店へ査定を依頼する必要があります。
Q.
一銭硬貨の現在の買取価値はいくらですか?
A.
1枚で数円のものから、希少なものでは数万円以上の価値がつくなど「二極化」しています。
大正〜昭和にかけて大量発行された「カラス一銭」や「富士一銭」などのアルミ貨は、現存数が非常に多いため1枚単体だとお値段がつきにくい(数円〜数十円、または買取不可)のが現実です。
一方で、明治初期の「竜一銭」や、発行枚数が極端に少ない特定の年号(特年)であれば、古銭コレクターの間で高額で取引されています。
Q.
特に価値が高い「プレミアな一銭硬貨」はどの種類・年式ですか?
A.
明治6年・14年の「竜一銭」、大正4年の「稲一銭」、昭和4年・5年の「桐一銭」などが代表格です。
これらは発行枚数が少なく、市場に出回る数が限られているため高値がつきやすいです。
また、文字の形が特殊な明治14年の「大四」や昭和15年の「ル四」、通常より軽い昭和18年の「0.55gの富士一銭」などもプレミア価値が見込めます。
さらに、製造ミスである「エラー硬貨」や、未使用で当時の光沢が残っているものは、通常の相場を大きく上回る高額査定になることがあります。
Q.
一銭硬貨にはどのような種類がありますか?
A.
1873年〜1945年までに、素材やデザインの異なる「全8種類」が発行されました。
主に「竜一銭銅貨」「稲一銭青銅貨」「桐一銭青銅貨」「カラス一銭黄銅貨」「カラス一銭アルミ貨」「富士一銭アルミ貨」「一銭錫貨」、そして一般流通しなかった幻の「一銭陶貨」があります。
時代が新しくなる(戦況が悪化する)につれて、素材が銅からアルミ、錫(すず)、土(焼き物)へと変化しているのが特徴です。
Q.
汚れた一銭硬貨は、査定前にきれいに磨いたほうが良いですか?
A.
いいえ、絶対に磨かず「そのままの状態」で査定にお出しください。
古銭は当時の風合いや経年の歴史が重視されます。
きれいにしようとして洗剤で洗ったり、布で激しく磨いたりすると、硬貨の表面に微細な傷がつき、かえって骨董的価値を大きく下げてしまいます。
多少のサビや汚れ、ホコリがあっても、そのままの状態の方が適正な高評価に繋がりやすくなります。
また、大量にあっても仕分けは不要ですので、そのままバイセルにお任せください。
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