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旧100円玉で価値のある年号はある?古い100円硬貨の古銭買取について徹底解説!

2023.09.01

古銭買取 コラム
旧100円玉で価値のある年号はある?古い100円硬貨の古銭買取について徹底解説!旧100円玉で価値のある年号はある?古い100円硬貨の古銭買取について徹底解説!
旧100円玉を持っています。いくらになりますか?
発行枚数の少ない年代やエラー等、状態を加味した上での買取価格が変わりますので一度拝見いたします。こちらよりお問合せ下さい。
祖父から旧100円玉などの硬貨を譲り受けました。価値ってありますか?

旧100円硬貨と呼ばれる、近代日本で流通していた100円硬貨があります。

古銭が好きで収集されているなら、ご存知の方も多い古銭です。

なかには、家の引き出しなどから出てきて気になった方もいらっしゃるかもしれません。

本記事では、近代100円硬貨を古銭買取に出したらどれほど価値があるのか、詳しく解説していきます。

自宅で見つかった古銭が売れるか知りたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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旧100円硬貨の歴史と特徴

最初に、旧100円硬貨が発行された経緯や、硬貨ごとの特徴について解説していきます。

発行された経緯

私達が普段使用している100円玉は、正式名を「百円白銅貨」といい、1957年(昭和32年)から、この額面の貨幣が日本で利用され始めました。

昭和30年前後に急激なインフラ整備が進み、当時政府は経済を立て直す目的で100円硬貨を発行しました。

ちなみに、初めて日本に登場した100円硬貨は「百円銀貨」という名称で、銀を素材に作られています。

デザイン変更を3度したのち、現在の白銅貨製の100円硬貨に変わりました。

100円硬貨の種類や特徴

旧100円硬貨と一口にいっても、デザインの変更などがあったため、名称や特徴が異なります。

また、記念硬貨として発行された100年硬貨も存在し、硬貨によって古銭としての価値はさまざまといえるでしょう。

ここでは、どのような旧100円硬貨が存在するのか、硬貨別に特徴を踏まえて解説していきます。

鳳凰100円銀貨

鳳凰100円銀貨は、昭和32年と33年の1年間だけ発行されていた100円銀貨です。

表面には桜花、裏面には鳳凰がデザインされており、サイズは直径22.6mm、重量4.8gとなっています。

昭和32年に3,000万枚、昭和33年に7,000万枚が発行され、どちらも銀の含有率が額面以上に含まれているのが特徴です。

稲穂100円銀貨

稲穂100円銀貨は、鳳凰100円銀貨のあと、昭和34年〜41年の期間に発行されていた銀貨で、8年間で合計3億9000万枚発行されました。

表に稲穂が描かれており、直径22.6mm、重量が4.8gあります。

素材は銀60%、銅30%、亜鉛10%で構成されています。

発行されていた8年間の中でも昭和39年は発行枚数が1000万枚と最も少ないことから、昭和39年製は他の年号の稲穂100円銀貨よりも希少価値が高く評価されやすい傾向にあります。

日本万国博覧会記念100円白銅貨

1970年に大阪で開催された日本万国博覧会において、記念発行された100円白銅貨です。

表面のデザインには、葛飾北斎の「赤富士」。

裏面には地球を背景に、万博のシンボルマークである桜が描かれています。

発行枚数が追加発行を含めると4,000万枚と多かったため、古銭としての価値はつきにくい硬貨です。

天皇陛下御在位50年記念100円白銅貨

昭和天皇の即位50年を記念し、昭和51年に発行されたのが「天皇陛下御在位50年記念硬貨」です。

直径30mm、重量が12gと通常の100円硬貨より大きめのサイズで、表面には二重橋と皇居、裏面には菊花紋章が描かれています。

発行枚数が7,000万枚であったため、発行当時はコレクター以外の多くの方も所持していた硬貨といえるでしょう。

東京オリンピック記念100円銀貨

1964年に東京オリンピックが開催され、それに合わせて100円額面の記念硬貨が発行されました。

発行枚数は8,000万枚で、デザインの特徴としては聖火と五輪のデザインで「TOKYO 1964」と刻印されています。

記念硬貨ということで、コレクターだけでなく、一般の方も現在に至るまで保有しているかもしれません。

100円白銅貨

1967年(昭和42年)に登場し、現在も図案が変わらずに流通している歴史の長い100円貨幣です。

旧100円では稲穂だった表面が桜に代わり、素材も銀から白銅と変更されました。

なお、当時は銀の価格が高騰していたため、アメリカでも同様に貨幣の素材が銀から安価な白銅へと切り替わっています。

価値のある100円硬貨の年号や条件とは?

古銭買取で価値が高いとされる100円硬貨は、次の硬貨です。

  1. 鳳凰100円銀貨(昭和32〜33年)
  2. 稲穂100円銀貨(昭和34〜42年)
  3. 1964年東京オリンピック記念100円銀貨(昭和39年)

これらの100円硬貨は、発行年代が古いうえに期間が短く、発行枚数が比較的少ないことから希少価値が付きやすい100円玉だと言えます。

また、現在流通している100円白銅貨とは異なり、素材に銀が使われている点も高く評価されやすい理由の1つと言えるでしょう。

これらの種類の100円硬貨で、保存状態の良いものであれば額面以上の価格で買取されるケースもあります。

他にも、「エラーコイン」呼ばれる、貨幣の製造中にミスの発生した硬貨は、高値で取引されています。

通常は市場に出回ることはないのですが、ごく稀に検査を通過したエラーコインが見つかります。

流通量が少ないため、エラーコインの種類によっては高額買取が期待できるでしょう。

古銭市場で過去に出現した100円のエラーコインの例では、複数枚重なって刻印されていた100円玉が見つかり、数十万円もの高値がついたこともあります。

【価値のある年号別】100円硬貨の買取価格は?

発行年代が古く、発行枚数の少ない100円硬貨の中には高く買取される可能性がある種類のものもあります。

ただし、同じ種類の100円硬貨であっても保存状態などの条件によっては買取価格に差が出ることもあり、「この種類の100円硬貨なら〇〇円で売れる」と一概に言うことはできません。

バイセルなら、査定経験豊富な査定士が日本全国手数料無料で出張査定に伺います。

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旧100円硬貨や記念コインなどの古銭保管方法

希少価値の高い旧100円硬貨や記念コインといえど、保存状態が悪ければ価値は大幅に下がってしまいます。

そこでここからは、旧100円硬貨や記念コインなど、古銭の正しい保管方法をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

コイン専用ホルダーやアルバムに入れる

コインは空気に触れると酸化し、錆びてしまいます。

なるべく空気に触れさせないためにも、コイン専用のホルダーやアルバムに収納するようにしましょう。

すぐに専用ホルダーやアルバムを用意できない場合は、ポリ袋などに入れて密閉することで、ある程度酸化を防ぐことができます。

しかし、ポリ袋に入れるのはあくまで一時的な保管方法なので、早めに専用ホルダーやアルバムを準備してください。

通気性や湿気に注意する

コインの保管では、湿気に触れさせない工夫も大切です。

よくやりがちなのが、大切にするあまり、タンスや引き出しにしまっておくことです。

春や夏は特に湿気が多い時期なので、タンスや引き出しにしまったままにしていると、湿気でコインが濡れ、錆びてしまいます。

専用ホルダーなどに入れて、通気性の良い場所で保管することをおすすめします。

古銭を洗わない

古銭を少しでも綺麗にしたい気持ちはわかりますが、絶対に洗わないでください。

水分によって錆びてしまうのはもちろん、洗うと傷が付く場合があります。

傷が付くと古銭の価値が大幅に下がるため、汚れていてもそのままの状態にしておきましょう。

旧100円硬貨や近代100円硬貨の古銭買取について:まとめ

100円玉におけるプレミア品となると、エラーコインに該当するミス品か、発行枚数の少ない年代の100円玉に限定されるのでは?と思うかもしれません。

しかし、普段何気なく使っている100円硬貨のなかにも、実は高値で売れるものが出てくる可能性もあります。

価値のある100円硬貨が眠っていないか、ぜひ一度探してみてはいかがでしょうか。