1銭の価値は現在だといくら?1銭硬貨の種類と査定での価値を解説します

2025.07.25

古銭買取 コラム
1銭の価値は現在だといくら?1銭硬貨の種類と査定での価値を解説します

1銭硬貨など円未満の単位の硬貨は、現在では使用できませんが、中にはコレクターからの需要が高い種類もあります。

そのような古銭であれば、場合によっては高い価格で買取してもらえるケースがあります。

本記事では、1銭硬貨は現在でいうと何円なのか?種類ごとの価値は?買取相場はどんな要素で決まるのか?などの疑問にお答えします。

高く売れやすい1銭硬貨の種類や特徴などについてもご紹介しますので、ぜひ参考にご依頼ください。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

1銭とは?現在は使えない昔の貨幣単位

「1銭」は1871年に導入された通貨単位で、1円の100分の1(=0.01円)を意味します。

かつては日常で使われていましたが、1953年に廃止され、現在はお店で使うことも、銀行での交換もできません。

ただし、1銭硬貨は収集価値や歴史的価値が高く、中古市場ではプレミア価格で取引されることもあります。

明治時代以降の1銭の価値はいくらだったのか?

1銭が発行されていた明治時代と現在とでは物価が異なるので、1銭の価値も異なります。

1988年に施行された「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」の第2条第2項によると、銭は円の100分の1と定められています。

つまり、1銭=0.01円です。


日本銀行調査統計局の企業物価指数(企業間で取引される財の価格変動を測定するための指標)によると、1901年が0.469であるのに対して、2025年の企業物価指数は約126.2です。(2025年6月現時点)

このことから、物価は1901年から約269倍に上昇しており、明治時代の1銭は現在の約2.7円相当となります。


お金の価値は何を基準に考えるかで大きく変わります。

たとえば、明治時代の小学校教員の初任給は8~9円です。

当時1円は現在の約2.5万円の価値と換算されますので、1銭≒約250円になる計算です。

また、1904年頃はうどんとそばの料金が2銭、米1升(約1.5kg)が13銭3厘ほどでした。

うどんとそばを基準にすれば1銭は数百円程度、米を基準にすれば1銭は数十円程度の価値だったとも考えられます。


昔の一銭硬貨は、現在の物価指数・希少性などの観点から見て、価値が見込まれるケースがあります。

お持ちの場合は、バイセルにてさまざまな観点からしっかりと価値を見極めますので、ぜひ一度無料査定をご依頼ください。

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1銭の種類と価値について

1銭硬貨は1873年〜1945年までに8種類が発行されました。

ここでは発行された8種類の1銭硬貨を製造年代が古い順にご紹介します。

  1. 竜一銭銅貨
  2. 稲一銭青銅貨
  3. 桐一銭青銅貨
  4. カラス一銭黄銅貨
  5. カラス一銭アルミ硬貨
  6. 富士一銭アルミ硬貨
  7. 一銭錫貨
  8. 一銭陶貨

以下にて、それぞれの硬貨の特徴や価値について解説します。

竜1銭銅貨

竜1銭銅貨は、1873〜1888年に発行されていた硬貨で、竜の絵柄があしらわれているのが特徴です。

直径は27.87ミリです。

竜1銭銅貨は発行時期によって竜のうろこの模様にわずかな違いがあり、1877年発行までのものは「角ウロコ」、1880年以降のものは「波ウロコ」と呼ばれるものになっています。

中古市場で価値が高くなりやすい竜1銭銅貨は、初めて発行された1873年銘と1881年銘のものとされています。

特に「大四」と呼ばれる1881年に発行された銅銭は高値で売れる可能性があります。

稲1銭青銅貨

稲1銭青銅貨は、1898年〜1915年に2度にわたって発行され、1898〜1902年銘と1913〜1915年銘の稲1銭青銅貨があります。

稲1銭青銅貨は表には「一銭」の文字と稲穂が、裏には旭日が描かれています。

直径は27.87ミリです。

中古市場で価値が上がりやすい稲1銭青銅貨は、1900年銘と1902年銘の2種類です。

1901年の1銭の価値を現在に換算すると14.9円で、当時、井村屋のあんパン1個の価格が1銭で販売されていたそうです。

桐1銭青銅貨

桐1銭青銅貨は1916年〜1938年まで3度にわたって発行され、1916〜1924年銘、1927年銘、1929年〜1938年銘があります。

表は「一銭」の文字と唐草模様が、裏は桐の図柄が採用されています。

直径は23.03ミリです。

桐1銭青銅貨は発行年代によって流通枚数が異なります。

最も多く発行された年代は1922年で2億5,000万枚以上で、その他で2億枚を超えた年代は1919年、1921年、1935年です。

一方で発行枚数が最も少ないのは1929年の300万枚、1930年の500万枚です。

流通枚数が少ないと入手が難しくなるので、中古市場では発行枚数の少ない1929年と1930年銘の価値が上がりやすい傾向にあります。

1913年の1銭の価値を現在に換算すると10.8円です。

当時の物価はタクシーの初乗り料金が1917年で60銭程度、米1升が1916年で13銭8厘程度だったようです。

カラス1銭黄銅貨

カラス1銭黄銅貨は1938年のみ発行されました。

表には海の波、桐、八稜鏡の図柄が、裏にはヤタガラスと瑞雲の図柄が描かれています。

直径は23.03ミリで、素材は銅に亜鉛を加えた黄銅でできています。

発行期間が1938年のみでしたが流通枚数が多いため、希少価値は低くなりやすいです。

昭和時代の1銭の価値を現在に換算すると6.36円です。

1937年はガソリン1リットルで15銭程度、食パン1斤が17銭程度で販売されていたそうです。

カラス1銭アルミ貨

カラス1銭アルミ貨は1938年〜1940年に発行されました。

戦局の悪化により銅や亜鉛が軍用に供出されたことから、この時点で素材が黄銅貨からアルミに変わりました。

図柄はカラス1銭黄銅貨と同じで、表には海の波、桐、八稜鏡が、裏にはヤタガラスと瑞雲が描かれています。

直径は17.60ミリです。

カラス1銭アルミ貨の1940年銘は、昭和四十年の「四」の「囗(くにがまえ)」の中が「ル」に見える「ル四」と、角張って見える「角四」の2種類あります。

中古市場では「ル四」の方が高くなりやすいです。

富士1銭アルミ貨

富士1銭アルミ貨は1941〜1943年に発行され、表には富士山の絵柄と「一銭」の文字が、裏には「一」の文字が描かれています。

直径は16.00ミリです。

1943年銘は0.65gと0.55gの重さが異なる2種類の硬貨が発行されています。

中古市場では、他の年代に発行された富士1銭アルミ貨よりも0.55gの方が価値が高くなりやすいです。

富士1銭アルミ貨が発行開始した1941年は太平洋戦争が勃発した年で、物価はそば1杯が16銭、米1升が47銭程度で販売されていました。

1銭錫貨

1銭錫貨は1944〜1945年に発行され、市場に流通していた1銭硬貨の中で最後に製造された種類です。

貨幣の材料であった銅や亜鉛が価格が高騰して不足するようになり、さらにアルミニウムも枯渇していたので、大日本帝国占領下にあった東南アジアで豊富に産出される錫(すず)を使用しました。

1銭錫貨には、表に菊花紋章と唐草模様が、裏に「大日本」の文字が刻まれています。

直径は15.00ミリです。

1銭陶貨

1銭陶貨は発行する前に終戦を迎えたため流通せず、その多くが粉砕されてしまいました。

第二次世界大戦末期、東南アジアから本土への輸送が困難になり錫が貨幣に使えなくなったため、粘土で製造することにしました。

佐賀県有田町、瀬戸、京都などの陶器工房で製造し、1銭陶貨には三間板粘土、泉山石、赤目粘土など複数の産地の土や石が配合されています。

絵柄は表には富士山、裏に桜の花が描かれていますが、複数のバリエーションがあります。

直径は15.00ミリです。

1円陶貨は未発行で希少性の高い硬貨として、中古市場でコレクターたちが取引しています。

1銭の買取相場はどのように決まる?

中古市場では1銭硬貨の買取相場はどのように決まるのでしょうか。

1銭硬貨の買取相場を大きく左右する要素は種類や発行年代、保存状態などがあります。

1銭硬貨のうち最も古い時代に発行された竜1銭銅貨は、発行枚数が少なく保存状態が良いなどの条件に当てはまるものであれば、買取相場が高くなりやすいです。

また、1銭硬貨のなかには、製造上の何らかの間違いによって市場に流通してしまったエラー硬貨があります。

通常は出回らないので希少価値が非常に高く、中古市場で高値で取引されやすいです。

以下のページでは高い価値をもつ古銭の買取事例をご紹介しておりますので、参考にご覧ください。

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査定金額が高くなりやすい1銭硬貨の特徴

1銭硬貨は種類、発行年代、状態などによって、高い価値がつき、査定額も高くなります。

おもに査定金額が高くなりやすい1銭硬貨の特徴としては、以下の3つが挙げられます。

  1. 発行年代が古い
  2. 発行枚数が少ない
  3. 硬貨の状態が良い

それぞれ詳しく解説します。

発行年代が古い・発行枚数が少ない

1銭硬貨のみならず現存数が少ない硬貨は、コレクター需要が見込めるので、中古市場で価値が高くなりやすいです。

基本的に発行年代が古い、あるいは発行枚数が少ない硬貨は、現存数が少なくなります。

発行年代が古い1銭硬貨は1873年の竜1銭銅貨で、発行枚数が少ない1銭硬貨は1990年と1902年の稲1銭青銅貨、1929年と1930年の桐1銭青銅貨です。

●発行年代が古い1銭硬貨
  1. 1873年(明治6年)の竜1銭銅貨
●発行枚数が少ない1銭硬貨
  1. 1881年(明治14年)の竜1銭銅貨
  2. 1990年(平成2年)と1902年(明治35年)の稲1銭青銅貨
  3. 1929年(昭和4年)と1930年(昭和5年)の桐1銭青銅貨

特にこれらがきれいな状態で残っていたら、高値での買取が期待できます。

硬貨の状態が良い

古銭の査定において、硬貨の状態がきれいであるほど評価が高くなります。

買取業者は古銭を状態別に「未使用品」「美品」「並品」とランク分けし、状態が良いものを中古市場で需要があると評価して高く買い取ります。

少しでも状態に配慮するなら、査定前に1銭硬貨をクロスで汚れを拭き取って、ホコリが入らないようにケースにしまっておきましょう。

青銅と黄銅は水滴や皮脂汚れに弱く、ついてしまうとサビの原因になりえます。

1銭硬貨だけではなく古い硬貨は日光や湿気によって変色や変質してしまう場合があるので、日陰で気温が低めの場所に保管することをおすすめします。

ただし、古い硬貨はすでに劣化している可能性が高いため、取り扱う際には壊してしまわないよう十分に注意しましょう。

1銭硬貨を少しでも高く売る3つのポイント

1銭硬貨を含む中古市場で価値が見込める古銭をお持ちなら、納得のいく金額で売りたいですよね。

お持ちの古銭を少しでも高く売るためのポイントを3つご紹介します。

  1. 古銭のコレクションをまとめて売る
  2. 劣化しないうちに査定に出す
  3. 古銭に詳しい買取業者で売る

それではそれぞれ詳しく解説します。

古銭のコレクションをまとめて売る

何冊も古銭専用のアルバムをコレクションしている場合は、1冊ずつ査定に出すよりもまとめて出すほうが査定金額が上がりやすくなります。

複数回に分けることでその分何度も査定士の時間がとられてしまいますが、1回でまとめて買い取ったほうが業者がコストを少なく品物を手に入れられるためです。

バイセルでは、コレクションが多いからといって査定前に整理する必要はありません。

アルバムを箱に入れて保管している場合は、ぜひそのまま査定にお出しください。

劣化しないうちに査定に出す

古銭の査定では、状態がきれいかどうかを精査されます。

汚れが酷くなるほどコレクション価値が下がり、査定金額が下がる傾向にあります。

古銭は現代の貨幣に比べて素材が脆いことがあり、大事に保管していても経年劣化を免れません。

今以上に劣化して状態が悪くならないうちに、なるべく早く売却することをおすすめします。

古銭に詳しい買取業者で売る

1銭硬貨は古銭の買取実績が豊富な業者に売ることをおすすめします。

古銭の買取実績が豊富な業者であれば、古銭に詳しい熟練の査定士がそろっています。

そのため、査定士なら中古市場で価値のつきやすい1銭硬貨を見極めて、価値に見合った査定金額を提示できます。

買取実績は業者の公式サイトに掲載されているので、査定に出す前に確認しておくと安心です。

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バイセルは古銭を中心とした買取サービスで全国のお客様からご指名いただき、古銭を含む豊富な買取実績を積み上げてまいりました。

高い製品知識と査定経験を持った査定士が、お持ちの1銭硬貨に納得のいく査定金額をご提示いたします。

古銭のコレクションが多い場合は、出張買取をご利用すれば自宅にいるままの査定が可能です。

ご相談からでも構いませんので、一度お気軽にご相談ください。

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