秋田四匁六分銀判の買取相場は?おすすめの買取方法や注意点もご紹介!
秋田四匁六分銀判は、江戸時代末期に秋田で鋳造された銀貨です。
家の整理などで秋田四匁六分銀判を見つけた際、「売りたいけど、価値はどのくらい?」「どこで買い取ってくれるの?」など疑問に思われているのではないでしょうか? そこで今回は、秋田四匁六分銀判の価値や買取価格、売る際の大事なポイント、さらにどこで買取に出すのがおすすめなのかをご紹介します。
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秋田銀判は久保田藩によって鋳造された地方貨幣
秋田四匁六分銀判は、江戸時代末期の1863年11月に鋳造された銀貨です。
秋田銀判は、久保田藩によって鋳造された、量目が計3種類の地方貨幣です。
久保田藩とは秋田藩の事です。
秋田藩の殿様が、久保田城を居城としていたため、当時は「久保田藩」と呼ばれていました。
秋田銀判は、何故、秋田で鋳造されたのでしょうか。
また、量目が3種類ある秋田銀判は、それぞれどのような銀貨だったのでしょうか。
秋田銀判は全国的な貨幣不足により生まれた銀貨
貨幣の鋳造は当時、幕府の特権でしたが、幕末に経済事情が悪化しました。
そのため、全国的な貨幣不足に見舞われ、幕府は地方貨幣の鋳造を認めざるを得ない状況におかれました。
久保田藩が地方貨幣を鋳造に踏み切った背景には、戊辰戦争(ぼしんせんそう)や、度重なる自然災害、食糧不足などがあります。
様々な被害を受けていた秋田ですが、鉱山には恵まれており、金属資源は潤沢でした。
よって、久保田藩は、地方貨幣鋳造に至りました。
久保田藩が鋳造したのは、以下の3種類の量目です。
・九匁二分(きゅうもんめにぶ)
・四匁六分(よんもんめろくぶ)
・一匁一分五厘(いちもんめいちぶごりん)
3種類の中でも一匁一分五厘は、試作品であったため、値段が付けられないほど大変希少と言われています。
九匁二分・四匁六分の銀含有量は、どちらも「南鐐(なんりょう)」と呼ばれる、上質な銀に近いものです。
秋田銀判は計数銀貨
戦国時代の日本は、丁銀をはじめとする重さで交換価値を計る秤量貨幣(しょうりょうかへい)を用いていました。
秋田銀判のそれぞれの名称につく、「匁」は尺貫法(しゃっかんほう)と呼ばれる、質量を表す単位の一つです。
しかし秋田銀判は秤量貨幣ではなく、額面・量目の刻印や、その貨幣の枚数によって交換価値を計る計数銀貨です。
ちなみに、一匁は、3.75gを表します。
計数銀貨であるにも関わらず、秋田四匁六分銀判の重さは、その定義が守られており、3.75×4.6(四匁六分)で17.25gとされています。
秋田四匁六分銀判とは
秋田四匁六分銀判のデザインは、表面に、「四匁六分」と量目が刻まれ、その右上あたりに「改」の極印が打たれています。
一方、裏面には、左下あたりに「秋」の極印が打たれています。
加えて両面に、篆書体(てんしょたい)の「裕」の極印が、四箇所ずつ周囲に打たれています。
秋田四匁六分銀判は、サイズが約67mm×約39mm、重量は約17.2gと、大ぶりの銀貨です。
秋田四匁六分銀判に使用されている銀は、95%ほどあり、非常に高品質でした。
秋田四匁六分銀判は、上銀に近いうえに、魅力的な外見をした古銭と言われており、コレクターの間でも人気があります。
また、幕府が発行した一分銀が二匁三分だったため、四匁六分は二分相当として通用しました。
秋田四匁六分銀判と秋田九匁二分銀判の違い
秋田四匁六分銀判と秋田九匁二分銀判は、見た目もデザインも少し似ています。
秋田銀判は、量目が刻まれているため、基本的には表面を見れば「四匁六分」なのか「九匁二分」なのか、すぐ分かります。
しかし、状態が悪かったりして、数字が見えにくい場合のために、その他の見分け方についてもご説明していきます。
秋田九匁二分銀判は、サイズが約80mm×約56mm、重量は約34.5gと、秋田四匁六分銀判よりも大型の銀貨です。
秋田九匁二分銀判に使用されている銀は、97%とされ、秋田四匁六分銀判よりも少し高純度とされます。
よって、秋田四匁六分銀判と秋田九匁二分銀判の見分け方は、表面に刻まれている量目にまず注目しましょう。
また、量目が見づらい場合は、サイズを測ってみてください。
ちなみに、当時の秋田九匁二分銀判は、一両と引き換え可能の価値を持つ銀貨です。
秋田四匁六分銀判を買取に出すならバイセルにお任せ下さい
秋田四匁六分銀判の買取検討中であればバイセルにお任せ下さい。
バイセルは古銭の買取に強い自信があります。
バイセルの古銭買取と他の買取方法を比較してみました
金券ショップやリサイクルショップとの比較
金券ショップやリサイクルショップは、全国各地にあります。
そのため、自宅近辺や、通勤時の通り道などにあれば、いつでも気軽に寄りやすいですよね。
お店が営業している時間であれば、いつでもお手持ちの秋田四匁六分銀判を持ち込めます。
もしかしたら、その日その場で、現金化までたどり着く事が出来るかもしれません。
しかし、金券ショップやリサイクルショップに、古銭を買取に出すのはあまりおすすめできません。
なぜなら、買取の品物を査定するスタッフが、古銭に詳しくない可能性が高いからです。
秋田四匁六分銀判の場合、希少価値があるかどうかの見極めなど、細かいポイントが買取価格を左右します。
一方、古銭買取のバイセルでは専門知識や買取経験が豊富な査定士が多数在籍しておりますので、お手持ちの秋田四匁六分銀判の価値をしっかり見抜いて買取価格をご提示いたします。
ネットオークションとの比較
ネットオークションは、インターネットが利用できる環境であれば、いつでもどこでも、秋田四匁六分銀判をオークションに出品できます。
インターネットに抵抗がない方や、自分の空いている時間を有効活用したい方には、いいかもしれませんね。
しかし、ネットオークションについては、以下の出品作業などを基本的に全て自分で行います。
・出品したい品物の撮影
・説明の文章を考える」
・配送方法、送料などの調査
・買い手との連絡のやり取り
・入金確認後、丁寧に梱包し発送する
しかも、ここまで手間をかけておいて、必ず落札されるとは限りません。
また、買い手が見つかっても、入金確認ができなかったり、発送後のクレームがきたりと、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。
古銭の買取で気を付けるべき3つのこと
秋田四匁六分銀判を含む古銭は、バイセルに依頼することがおすすめとご紹介しました。
それでは、さっそく業者に買取に出す際、どのようなことに気を付ければいいのか、3つのポイントを解説していきます。
・自分に合った古銭の専門買取業者を選ぶ
・古銭が汚れていても洗わない
・付属品をつける
自分に合った古銭の買取業者を選ぶ
数ある古銭の買取業者の中から絞るのは、なかなか大変かもしれません。
まず、自分は何にこだわりたいのかを、考えてみてもいいかと思います。
ひとつのこだわりポイントとして、「自分に合った買取方法」としてみてもいいでしょう。
プライバシー重視であったり、外に古銭を持ち出すのに抵抗がない方は、店舗に古銭を持っていく買取方法でもいいですね。
一方、古銭の買取業者には、出張買取サービスを行っている所もあります。
ご自宅に査定士が訪問し、その場で買取査定・現金化してくれる場合もあります。
「古銭が複数枚あるので、荷物になるから持ち歩きたくない」という方や「店舗まで持ち運んでいる間に、古銭に傷がついたらどうしよう…」などとお悩みの方にぴったりの買取方法です。
古銭が汚れていても洗わない
古銭は、綺麗な状態のほうが、買取価格が高くなりやすい傾向にあります。
しかし、お手持ちの古銭が汚れていたとしても、買取に出す事を検討しているならば、洗わないほうがいいでしょう。
古銭を洗うと、逆に変色の原因になったり、無理にこすったりして、一部が欠けてしまうかもしれません。
古銭は経年劣化しているものがほとんどなので、不用意に洗浄するのは危ないです。
古銭の洗浄は、見た目は綺麗になった場合でも、発行当時より、新たに手を加えたこととなり、自ら価値を下げてしまいます。
付属品をつける
古銭に付属品がついていた場合、古銭と一緒に買取査定に持っていくようにしましょう。
古銭の付属品は、主に鑑定書と箱などがあります。
買取査定の際に、古銭と一緒に鑑定書を持っていくと、査定時間の短縮になったり、買取価格のアップに繋がる場合もあります。
一方、古銭を見つけた時から箱に入っていたら、箱から出さずに保管しておきましょう。
不用意に箱から中身を出してしまうと、落としてしまったり、汚してしまう恐れがあります。
箱ごと、買取査定に出すようにするのが得策です。
秋田四匁六分銀判の買取ポイントまとめ
秋田四匁六分銀判は、江戸時代末期に全国的な貨幣不足が起こり、幕府が鋳造を認めた地方貨幣です。
秋田四匁六分銀判は、鉱山に恵まれていた久保田藩により造られた、高純度の銀が使用されている銀貨です。
更に、エラーコインなどの希少価値が高いものに関しては、より買取価格が高くなります。
お手持ちの秋田四匁六分銀判の価値を、的確に見極めるためにも、古銭買取のバイセルにぜひ依頼ください。
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