中島千波の高価買取を狙えるポイント7選!人物像・代表作についても紹介

中島千波は、現代を代表する日本画家の一人です。

伝統と現代の融合を追求し続け、魅力的な作品を生み出し続けています。

そんな中島千波の作品は、どこが高額査定のポイントとなるのでしょうか。

今回は、中島千波の魅力に触れながら、作品を上手に売却するためのポイントを解説します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

中島千波の略歴・作品の特徴

中島千波(なかじま ちなみ:1945-)は、日本画の重鎮です。

東京芸術大学名誉教授を務めながら、日本画の新たな表現を追求し続けています。

長野県小布施に生まれ、1971年の東京芸術大学大学院卒業以降、数々の受賞を重ね、1992年には「おぶせミュージアム・中島千波館」も開館。

現在も、精力的に創作活動を継続中です。

作品の特徴としては、卓越したデッサン力に裏打ちされた表現、現代的な要素を吸収した日本画技法、人物画・ 花鳥画・静物画・挿画・表紙絵・天井画・歌舞伎座の緞帳など表現フィールドの広さなどが挙げられます。

中島千波の代表作3選

深い観察力と多彩な表現力に満ちた中島千波の作品。

そんな中島千波の代表作として、以下3つを解説します。

  1. 素桜神社の神代桜
  2. 神田の大糸櫻
  3. 動物の謝肉祭

ここからは、それぞれの作品の詳細と年代を見ていきます。

素桜神社の神代桜

「素桜神社の神代桜」は、中島千波の中期にあたる1996年の製作です。

長野県の素桜神社にある、推定1200年の樹齢を誇る神代桜を描いています。

原画では175cm×340cmの四曲一隻の金屏風いっぱいに桜が描かれ、歴史の重みを感じさせる荘厳な美しさと迫力で、見るものを圧倒します。

中島千波にとって最も重要なモチーフの一つである「桜」の魅力が堪能できる一作と言えるでしょう。

神田の大糸櫻

「神田の大糸櫻」は、中島千波の中期にあたる1997年の製作です。

桜が四曲一隻の金屏風いっぱいに描かれる点や構図も「素桜神社の神代桜」と共通していますが、こちらは山梨県の天然記念物である、樹齢400年のエドヒガンザクラの変種が描かれています。

年月を重ねた威厳だけでなく、画面に満ちた花々からは、咲き誇る喜びも伝わってくるようです。

動物の謝肉祭

「動物の謝肉祭」は、2008年の制作で、比較的最近の作品ということができます。

花々を非常に大きく中心に描き、周縁に蝶、象、ワニ、キリンなどの動物をカラフルに配置。

明るい色調とユーモラスな雰囲気で、観る者の心を掴みます。

日本画の新たな表現を開拓し続ける、中島千波の野心と遊び心が感じられる作品と言えるでしょう。

中島千波の高価買取の査定ポイント

中島千波の作品を高価買取してもらうための重要項目は、以下の7つです。

  1. 桜・富士山がモチーフの作品である
  2. 原画・肉筆の作品である
  3. 作品のサイズが大きい
  4. 作品に汚れ・キズがない
  5. 付属品がきちんと揃っている
  6. 鑑定書・落款(らっかん)がある
  7. 実績豊富な買取業者を選ぶ

ここからはそれぞれの項目について、詳細を確認します。

桜・富士山がモチーフの作品である

中島千波の代表的なモチーフが描かれた作品は、国内外で高い評価を受けています。

例えば桜は、1980年代より彼のモチーフとなって以来、国内の名桜の数々が作品に描かれました。

まさに、中島千波の代名詞とも言えるモチーフです。

また、富士山のモチーフも、高い人気を得ています。

これらの、日本の美しさや文化を象徴するモチーフの作品には、高額査定が期待できます。

原画・肉筆の作品である

中島千波の作品は、本人サイン入りのシルクスクリーンなども多数発売されています。

一方、版画の元となる原画や、直接描かれた肉筆の作品は一点もののため、非常に貴重です。

これらの作品には、模写や版画にはない質感や奥行きがあり、美術愛好家やコレクターにとって大変魅力的なため、その価値を高く評価することができます。

作品のサイズが大きい

中島千波の代表的なモチーフである桜や富士山を描いた作品は、サイズが大きいほど、壮大さや迫力が一層引き立ちます。

また、鑑賞者に、強い印象や感動を与えます。

そのため、絵のサイズの大きさが高価買取の要素となるケースがあります。

作品に汚れ・キズがない

日焼けによる変色や、キャンバスの破れ、汚れなどは、作品の価値を損ない、買取額を下げる原因となります。

さらに、日焼けやカビを防ぐことも大切なので、直射日光が当たらない、風通しの良い場所で保管しましょう。

付属品がきちんと揃っている

絵画は作品本体だけでなく、付属品も査定の対象です。

具体的には、額縁、証明書、共箱などのオリジナルの付属品が、良い保存状態で揃っている場合は、高価買取につながりやすいでしょう。

鑑定書・落款(らっかん)がある

鑑定書や落款(作者のサイン)は、作品が本物であることを示す重要な証拠です。

そのため、鑑定書や落款のある作品は、買取業者も安心して高額査定を行うことができます。

実績豊富な買取業者を選ぶ

多くの買取実績を持つ業者は、幅広い種類の絵画の価値を正確に評価することが可能です。

このような業者を選ぶことで、査定ミスなどの可能性を減らし、 損をするリスクを下げることが期待できます。

私たちバイセルは、3,700万点以上の買取実績があり、絵画の専門家が丁寧な査定を実施いたします。

中島千波作品の買取実績

バイセルでは全国を対象に中島千波作品の買い取りを行っており、買取実績も豊富にございます。

買取日 買取地域 買取商品 買取価格
2024/02/20 東京都北区 椿花/など 228,500円
2024/04/01 大阪府大阪市東住吉区 春日不二/など 11,000円
2024/06/08 大阪府大阪市城東区 石割桜/など 207,200円

※上記買取実績はあくまで一例です。状態によっては、ご希望の金額に添えないものや、お値段が付かないものもございますのであらかじめご了承下さい。

中島千波に関するよくある質問

中島千波の買取に関するよくある質問に回答します。

中島千波と関係のある骨董作家は誰ですか?

師匠として日本画家の堂本印象がおり、千波は京都市立美術大学で堂本から日本画を学びました。

一方、同時代の日本画家として平山郁夫や上村淳之との交流があり、互いに刺激し合いました。

さらに、これらの画家たちは、千波と共に現代日本画の発展に大きく貢献しました。

中島千波にまつわる有名なエピソードは何ですか?

特に桜や牡丹は彼の代名詞となっています。

この姿勢が後の独自の画風につながりました。

学生時代には既成の日本画に反発し、新しい日本画の創造を目指しました。

伝統を重んじながらも、新聞や雑誌の挿絵、表紙絵にも積極的に取り組みました。

「本物より本物らしく描く」という信念のもと、花々を生き生きと描くことで知られています。

まとめ

中島千波は、現代日本画の第一人者ともいえる存在のため、その作品には高価買取が期待できます。

売却するかどうか悩んでいる場合は「とりあえず査定してもらい、 現在の価値を知っておく」のも良いでしょう。

バイセルは最短即日査定や出張査定も無料で実施しておりますので、中島千波の作品をお持ちの方もぜひお気軽にご利用ください。