書画や掛け軸を高価買取してもらうには?高く売れる作家や買取のコツを紹介!

書画や掛け軸は、古くから日本の床の間に飾られてきました。
歴史上の人物が書いた書画や美しい風景が描かれた掛け軸は人気の骨董品となっており、骨董品買取市場においても高値で取引される例は多く見られます。
この記事では、骨董品買取のバイセルでの書画や掛け軸の買取実績、書画と掛け軸の概要、書画・掛け軸の有名作家、書画や掛け軸をより高く買取してもらうためのポイント、おすすめの買取業者の選び方などをご紹介します。
「譲り受けた書画の価値を知りたい」「蔵から出てきた書画の束を整理したい」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひご一読ください。
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
書画や掛け軸の買取実績
骨董品買取のバイセルでは、書画や掛け軸の買取を行っています。
これまでにも全国のお客様から、「書画が自宅に大量にあるので見に来てほしい」「譲ってもらった掛け軸にどのぐらいの値段がつくか知りたい」といったご依頼を多数いただいております。
例えば、長年コレクションされていた多数の掛け軸を10万4,000円で買い取りました。
他にも自宅に飾ったままになっていた掛け軸を20万円で、市場価値の高い複数の掛け軸を50万円で買い取った実績があります。
また、バイセルでは作家名がわからない書画・掛け軸の査定も可能です。
書画や掛け軸に関する専門知識を持った査定士が1点1点丁寧に拝見し、本来の価値をしっかりと見極めさせていただきます。
このほかにも多数ある書画の買取実績や、書画を含む掛け軸の買取相場については以下のページが詳しくなっています。
ぜひご覧ください。
書画とは
書画とは、「書と画」という字の通り、一般的には墨で書かれた文章と絵が一つにまとめられたものを指します。
たとえば日本古来の絵巻物も書画と言えますし、中国の絵画で漢詩とセットになっているものなども書画にあたります。
また広義では、絵のない書だけの掛け軸や茶掛、書簡、扁額、短冊なども書画と言えます。
書画と掛け軸の関係
ところで、「書画」に近しい言葉として「掛け軸」がありますが、この両者はどう違うでしょうか。
書画とは、「書と画」あるいは「書のみ」が書かれたもので、歴史的・骨董的・美術的価値があるものを指します。
掛け軸とは、そんな書画を飾るための最もポピュラーな方法です。
額装の一種と言えるでしょう。
書画には巻物や書簡といった飾ることを想定していないものも含まれますから、「書画の中の1つの形態として掛け軸がある」といった関係になっています。
ただし、水墨画や山水画など、書のない「絵のみの掛け軸」というのもあります。
そのため、「掛け軸」が「書画」の中に完全に含まれるわけではありません。
書画や掛け軸の有名作家
例えば陶磁器で人間国宝の作品が高く売れやすいのと同様に、書画や掛け軸でも有名作家の作品は高価買取が期待できる可能性が高くなります。
ここでは、書画とその他の掛け軸に分けて、それぞれの有名作家を紹介します。
書画の有名作家
書画には、以下の2種類がありました。
- 墨で文字を書いた書のみの作品
- 書と絵画が一体になった作品
書のみのものもあるため、書画は芸術家だけでなく書家・神主・政治家・軍人など、さまざまな人の作品が残っているのが特徴です。
書画の有名作家としては例えば、良寛・武田双雲・西郷隆盛・伊藤博文・鵬雲斎・大綱宗彦・藤村庸軒らが挙げられるでしょう。
他にも雪舟や与謝蕪村・松尾芭蕉・勝海舟・織田信長・愛新覚羅溥傑・伊達政宗・夏目漱石・北大路魯山人らも書画を残しています。
掛け軸の有名作家
掛け軸は日本では鎌倉時代から飾られていたといわれており、書画のほかに水墨画・山水画・花鳥画・美人画などさまざまな種類が存在しています。
日本の作家では、横山大観・上村松園・円山応挙・菱田春草・川合玉堂・堂本印象・棟方志功・富岡鉄斎・谷文晁・熊谷守一・酒井抱一・前田青邨・英一蝶・高村光雲・木村武山・池上秀畝などが代表的です。
また、近年骨董品買取市場では、中国の富裕層からの需要で中国美術が注目を集めています。
画風・落款・表具などに特徴のある中国の掛け軸も、有名作家のものなら高価買取が期待できるかもしれません。
中国の掛け軸の有名作家としては、斉白石・呉昌碩・沈南蘋・于右任・白雪石・徐悲鴻らが挙げられます。
ここに名前の上がったような有名作家の作品なら、高く買取される可能性は十分にあると言えます。
また有名作家でなくても、状態や種類によっては高く買い取ってもらえる可能性があるでしょう。
価値が気になる書画や掛け軸をお持ちなら、まずはバイセルの無料査定で確かめてみてください。
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お申し込みフォームへ書画や掛け軸をより高く買取してもらうためのポイント
書画や掛け軸には、有名作家のものなどを中心に価値が高いものも多いですから、買取に出すなら少しでも高く売りたいですよね。
書画や掛け軸の買取ではどのようなポイントがチェックされるのかという観点から、書画や掛け軸をより高く買取してもらうためのポイントを見ていきましょう。
- 箱や栞などの付属品を揃えておく
- 綺麗な状態で保存しておく
- 入手経路や時期などを明確にしておく
箱や栞などの付属品を揃えておく
書画や掛け軸を含む骨董品の買取では、箱などの付属品の有無も買取価格に大きく関わってきます。
箱などの付属品は重要なコレクションの一部であると同時に、作者の箱書きがあるなど、本物の証明になってくれることもあります。
そのため、付属品があることで買取市場での信頼性が増し、より高い需要を集めて買取価格が高くなる可能性があるのです。
書画や掛け軸の付属品としては、箱や栞、鑑定書などの付属資料があります。
箱や栞などの付属品は、汚れていたとしても揃っているだけで買取価格に影響するため、処分せずに大切にとっておきましょう。
また、鑑定書がある場合はやはり信頼性につながって買取価格アップにつながる可能性がありますので、こちらも書画や掛け軸本体とともに保管しておいてください。
綺麗な状態で保存しておく
書画や掛け軸の買取で、買取額に大きく関わる査定ポイントが「保存状態」です。
保存状態の良いもの(制作当時の状態をなるべく保っているもの)は、買取価格が高くなりやすいでしょう。
特に、古い時代の書画や掛け軸で保存状態の良いものには高い希少性が認められ、買取市場でも高い需要がつく可能性があります。
その一方で、日焼け・シワ・色あせ・虫食いがあるなど、作品の状態が悪ければその分だけ価値は下がってしまうでしょう。
そうならないためにも、直射日光を避ける、飾らない場合は箱に入れて風通しの良い場所で保管するなど、書画や掛け軸の状態を保つための工夫をしてあげることが重要です。
ただし、状態が良くないからと言って自分で無理に修繕したり、汚れを落とそうとして破損させてしまったりすると、さらに買取価格を下げてしまいかねません。
状態が気になる場合でも、まずはそのまま査定に出してみるのがおすすめです。
入手経路や時期などを明確にしておく
骨董品は様々な人の手に渡っていくものですし、価値の高い作家の作品には贋物も多く存在します。
そこで、書画や掛け軸の査定では信頼性の確認として、入手した経路や時期といった情報もチェックされます。
例えば、「業界で信頼されている専門店で購入した」「著名な人から譲り受けた」などの来歴は、作品の価値や真贋を判断するうえでも重要な情報になります。
また、詳細がはっきりしていなくても、わかる範囲で何かしらの情報があれば査定する際に役立ち、正確な査定につながるかもしれません。
入手経路や時期などの記録がある場合は、処分せずに大切に保管しておきましょう。
書画や掛け軸は骨董品の買取実績豊富な業者に売ろう
書画や掛け軸には、有名作家のものを中心に非常に価値の高いものも多いです。
そんな価値ある書画や掛け軸を売るなら、骨董品の買取実績豊富な業者に依頼するのがおすすめです。
書画や掛け軸を適正な価格で買取するためには、作家・制作年代・保存状態・真贋・買取市場の動向といった様々な要素を正確に見極められる必要があります。
書画や掛け軸の価値を適正に判断するというのは、専門知識を持った買取業者でなければ非常に難しいことなのです。
買取業者選びを間違えてしまうと、せっかくの価値ある書画や掛け軸も、本来の価値に見合った価格で買取してもらえない可能性があります。
その点、あ骨董品の買取実績豊富な業者なら、それだけ多くの人に選ばれており、査定経験も豊富ということになります。
安心して利用できるでしょう。
書画や掛け軸を売るなら買取実績豊富なバイセルへ
書画や掛け軸の買取をお考えなら、骨董品買取のバイセルにお任せください。
バイセルは日本全国で骨董品・美術品などの買取サービスをご提供し、たくさんのお客様・リピーター様からご指名をいただいてまいりました。
バイセルの査定士は、高い専門知識と豊富な査定経験を生かして、書画や掛け軸1点1点の価値をしっかりと見極め、正確に鑑定します。
バイセルの出張買取ならお電話1本、手数料完全無料で日本全国への出張買取に対応しております。
「試しに価値がどれくらいか聞いてみたい」「傷や汚れがあって売れるか不安」といった場合にも無料でご相談いただけます。
ぜひ1度お気軽にお試しください。

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