高村光雲の彫刻品を賢く買取に出すコツ!代表作・買取方法も紹介!

高村光雲の作品をもっています。いくらで買取してもらえますか?
作品の種類や、素材、状態などにより価格は変わります。美術品に詳しい査定士が一度拝見致しますので、まずはお電話・メールよりお問い合わせください。
祖父から譲り受けた高村光雲の作品があります。価値は付きますか?

高村光雲(たかむら こううん)は、明治〜大正時代に活躍した仏師です。

高村光雲の作品は、仏像や動物を題材にした彫刻品が多く、その技術で数々の功績を成し遂げてきました。

高村光雲の作品の買取を検討している方の中には「作品の価値はどれくらいなのか」「買取に出すときのコツを知ってから売りたい」と考える方も多いでしょう。

本記事では、高村光雲の基礎知識や代表作品の説明に加え、買取方法をご紹介します。

さらに、高村光雲の作品の買取相場の決まり方や、賢く買取に出すコツもお伝えします。

高村光雲の作品を買取へ出す前に、参考としてご一読いただければ幸いです。

ご自宅にある価値の不明な高村光雲作品など骨董品のご売却は、ぜひともバイセルへお任せください。

バイセルは全国を対象に高村光雲作品をはじめとする美術品・骨董品の買取実績が多数ございます。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

高村光雲について

高村光雲(以下、光雲)は、1852年に東京都の現・台東区で生まれた仏師です。

仏師とは、彫刻家の中でも特に仏像を専門に作る人を指します。

11歳で仏師・高村東雲に弟子入りした後、兵役から逃れるために東雲の姉の養子となります。

1979年に師匠の東雲が亡くなり、光雲は独立しました。

明治維新後、仏教を廃する運動が高まったうえに、象牙彫刻が流行したため木彫も衰え、光雲の仕事が激減します。

しかし、光雲は木彫に専念し、西洋美術を学び続けました。

その結果、光雲は木彫に写実主義(実在するものをそのまま表現する主義)を取り入れることで、見事に木彫技術を盛り上げ、伝統の継承を成し遂げたのです。

1890年、光雲は岡倉天心らが開校した東京美術学校に教師として招かれ、後進の教育にもあたりました。

これまで、世界的に誇れるさまざまな作品を残してきた光雲は、1934年に享年82歳でこの世を去りました。

高村光雲の代表作品

高村光雲が残してきた代表的な作品をいくつかご紹介します。

制作作品・制作時期とともに、高村光雲の功績をたどってみましょう。

白衣観音(1877年)

「白衣(びゃくえ)観音」は、師匠・東雲の代作として第1回内国勧業博覧会に出品し、最高賞の龍紋賞を受賞した作品です。

光雲が仏師として世間に知られるきっかけにもなった作品です。

矮鶏置物(1889年)

写実主義を取り入れていた当時の光雲は、主に花鳥を題材に彫刻を手掛けていました。

「矮鶏置物(ちゃぼおきもの)」は、そんな光雲の鳥獣像の中でも最も完成度が高いとされている作品です。

羽などの細かい部分も再現され、目の部分は仏像の玉眼に用いる技法で作られました。

老猿(1893年)

「老猿(ろうえん)」は、シカゴ万博に出品されて優等賞を受賞した作品で、後に国の重要文化財に指定されました。

歳をとっても高い生命力を維持している猿の様子が伺える作品です。

楠公像(1893年)

「楠公像(なんこうぞう)」は、愛媛県にある別子銅山の開坑200年を記念して、同銅山の産銅を用いて制作されました。

この像は鎌倉時代の武将・楠正成(くすのき まさしげ)の銅像で、東京三大銅像のうちの1つとされています。

宮内庁への献納として光雲が製作主任となり、皇居外苑の一角に建てられました。

西郷隆盛像(1897年)

西郷隆盛像は、東京都台東区上野の上野公園に建てられた銅像です。

宮内省と国民の寄付で建立され「上野の西郷さん」の愛称で国民や観光客から親しまれています。

また、楠公像と同様に東京三大銅像のうちの1つとされています。

ちなみに、残りの1つは靖国神社の大村益次郎像(作・大熊氏広)です。

山霊訶護(1900年)

「山霊訶護(さんれいかご)」は、フランスのパリ万博に出品されました。

小動物を捕らえようとしている鷲から、小動物たちを守る山姥(やまんば)の様子が表されている作品で、日本が誇る彫刻の伝統とヨーロッパの写実性が融合されています。


高村光雲の有名作品・代表作品は高値になる可能性があります。

また、お持ちの作品の詳細が不明な場合もご安心ください。

彫刻品を熟知しているバイセルなら、お持ちの高村光雲作品の価値を見極められますので、ぜひ一度お問い合わせください。

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高村光雲の作品の買取方法

高村光雲の作品は、どこでどのように買取に出せば損をしないのでしょうか。

おもな買取方法は以下の通りです。

  1. リサイクルショップを利用する
  2. ネットオークションやフリマアプリを利用する
  3. 骨董買取のバイセルに査定を依頼する

それでは、それぞれ詳しく説明します。

リサイクルショップを利用する

高村光雲の作品は、リサイクルショップを利用して買取に出せます。

リサイクルショップがもし自宅の近くにあれば、気軽に品物を持ち込んで、買取査定をしてもらえます。

しかし、人気店に品物を持ち込んだ場合、混雑していることもあるので、査定の順番待ちになってしまうこともあります。

また、ほとんどのリサイクルショップは、非常に多くの品目を総合的に取り扱っています。

そのため、高村光雲の作品を査定してもらっても、彫刻品に詳しいスタッフが見てくれる可能性が低いです。

リサイクルショップでの査定は、買取額を低く見積もられる可能性があるので、あまりおすすめできません。

ネットオークションやフリマアプリを利用する

高村光雲の作品は、ネットオークションやフリマアプリを利用して出品できます。

ネットオークションやフリマアプリは、インターネットが使える環境であれば、空いている時間でいつでも出品できます。

しかし、ネットオークションやフリマアプリなどでの出品は、個人で作業を進めなくてはいけないため、多くの手間がかかります。

出品したい高村光雲の作品について、写真・説明文を掲載し、金額や郵送方法の選択など全て自分で行います。

また、出品のために手間をかけても、最終的に買い手がつかないリスクもあります。

このような手間やリスクを避けたければ、ネットオークションやフリマアプリの利用はしない方がいいでしょう。

骨董買取のバイセルに査定を依頼する

高村光雲の作品は、骨董品・美術品に力を入れているバイセルにお任せください。

バイセルであれば、骨董品・美術品の知識・経験が豊富な査定士が在籍しています。

作品の査定ポイントは制作者・制作年数・希少性・本体の状態などがあり、これらを細かく精査するため、美術品の専門知識がない査定士でないと価値を見極められないでしょう。

また、美術品に特化した買取業者であれば、一般の買取業者に比べてその作品ごとに適した販路を多く持っています。

そのため、骨董市場において需要がある作品ほど、価値に見合った価格での買取が可能になるのです。

高村光雲の作品を価値に見合った価格で買い取って欲しい方は、骨董品・美術品の買取に実績のあるバイセルに査定してもらうのがおすすめです。

高村光雲の作品の価値と買取相場は?

高村光雲の作品は、骨董コレクターの間で人気があるため、買取市場でも需要があります。

特に人気の作品であれば高い価値をもつでしょう。

とはいえ、たとえ同じ作品であっても、保存状態によって大きく買取額が異なります。

そのため、高村光雲の作品の買取相場は一概にはいくらとは言えません。

お持ちの高村光雲の作品の価値と買取相場が気になるという方は、ぜひ一度バイセルの査定士にご相談ください。

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高村光雲の作品を賢く買取に出すコツ

高村光雲の作品を買取に出すなら、その価値を見極めてくれるような骨董品を熟知した買取業者をおすすめします。

それに加えて、高村光雲の作品を賢く買取に出すためのコツを3つ押さえておきましょう。

  1. 綺麗な状態にしておく
  2. 付属品があれば揃えておく
  3. 複数の買取業者で相見積もりをとる

それでは、以下に詳しく説明していきます。

綺麗な状態にしておく

高村光雲の作品をはじめとする骨董品の査定ポイントとしては、保存状態が良好かどうかも重要になってきます。

割れ・欠け・傷・汚れ・変色が少なく、綺麗な状態であるほど、買取額が上がる傾向にあります。

木彫などの木製の作品であれば、湿気や日焼けを避けて保管しましょう。

ホコリなどが付着していたら、乾いた柔らかい布で優しくふき取ると良いです。

銅製の作品であっても水分が付着すると錆びることがあるので、湿気の無い場所で保管しましょう。

木製と同様に、日頃から柔らかい布で乾拭きすると色つやが良くなります。

無理に擦ったりすると、逆に作品を傷つけてしまうかもしれないので、自分で落とせそうにない汚れはそのままにしておきましょう。

付属品があれば揃えておく

高村光雲の作品は、付属品を揃えた状態で買取に出すと、本体のみよりも高く売れることがあります。

骨董品の付属品には、証明書・鑑定書・箱・台座などがあります。

高村光雲の作品は、人気があるため贋作(がんさく)も存在します。

お手持ちの作品を専門知識がある人に査定してもらうにしても、証明書・鑑定書などがあれば「本物の証」となり、査定時間の短縮にもなるため高額買取に繋がりやすいと言えます。

また、箱・台座が付いていれば、次に買う人も「保管しやすい」「すぐに自宅に飾れる」などと買いやすいでしょう。

高村光雲の作品を買取へ出す前に、付属品があったかどうか確認しておき、あった場合は揃えておきましょう。

複数の買取業者で相見積もりをとる

骨董品の査定ポイントはとても細かく、買取業者によっても異なります。

骨董の価値が分かる買取業者で「少しでも高く売りたい」と考える方は、複数の業者に査定を依頼し、相見積もりをとりましょう。

業者によって、提示する買取金額や査定時の対応が異なるので、じっくり比較してみると良いです。

最終的に買取金額が高く、自分が満足できそうな業者に買い取ってもらえば後悔しないでしょう。

高村光雲の作品の価値と買取に出すときのコツまとめ

高村光雲は日本を代表する彫刻家と言っても過言ではない程、伝統的な技術や作品の数々が素晴らしく、これまでたくさんの功績を残してきました。

作者の名前は知らずとも、上野の西郷隆盛像や、皇居外苑の楠公像を知らない人は少ないのではないでしょうか。

それほど有名で人気がある高村光雲の作品は、贋作も存在するため、彫刻品に詳しいバイセルに売るのが得策でしょう。

また、高村光雲の作品を少しでも高く売るためには、事前に「状態は綺麗か」「付属品はあるか」の確認をしておくとスムーズに査定が進みます。