オレンジカードの損しない買取方法は?3つの買取方法からお教えます

2024.06.21

金券買取 コラム
オレンジカードの損しない買取方法は?3つの買取方法からお教えます
何年も引き出しにしまっていたオレンジカードがありました。売ったらいくらになりますか?
オレンジカードの買取価格は額面や保存状態などによっても変わります。具体的な価格については専門知識を持ったバイセルの査定士が一度拝見いたしますので、まずはお電話・メールよりお問い合わせください。
父が昔に集めていたアルバムに入ったオレンジカードを100枚譲り受けました。価値ってありますか?

オレンジカード(通称オレカ)は、JR(発行開始当時は国鉄)がかつて発行していたプリペイドカードです。

額面によっては今でも利用できますが、ICカードやスマホアプリが普及した現在では、使う機会はほとんどありませんよね。

実はオレンジカードは、買取サービスを利用することで現金化することができます。

本コラムではオレンジカードの概要や発行停止に伴う払い戻しの情報に加え、買取での価値、おすすめの買取方法、買取時の注意点などをご紹介します。

「100枚くらい持っているけど無価値かもしれない」「未使用の1,000円のカードを持っているけど古いから売れなさそう」と、押し入れの奥にしまっている方はぜひ参考にしてみてください。

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オレンジカードとは

オレンジカードとは

オレンジカードは1985年にJR(当時の国鉄)から販売されたプリペイドカードです。

名前の由来は、上野と大宮を走っていた連絡列車「新幹線リレー号」の客室乗務員が、「オレンジガール」と呼ばれていたことから名づけられたといわれています。

このオレンジカードは、自動改札機に直接挿入する仕様ではなく、券売機に挿入して切符を購入するという、小銭がいらない便利なプリペイドカードとして活躍しました。

これには、1985年当時、国鉄ではまだ自動改札機が本格的に導入されていなかったということも関係しているようです。

オレンジカードには、テレホンカード同様、商品の宣伝やタレント、映画のキャラクターなど豊富なデザインがあり、オレンジカードが販売停止されてからも根強いコレクターが存在します。

1990年代のピーク時には年間300億円を超える額を売り上げていました。

またその頃には、車掌がオリジナルデザインのオレンジカードを、車内販売する姿も見られました。

しかし、オレンジカードの後発にあたる「イオカード」や「Jスルーカード」の台頭や、「Suica」の登場によって徐々に活躍の場がなくなり、2013年3月にはJR各社で販売終了となりました。

オレンジカードの種類

オレンジカードの額面は、500円券・1,000円券・3,000円券・5,000円券・10,000円券の5種類です。

このうち、高額な5,000円券・10,000円券は他の種類よりも16年早い1997年3月をもって販売終了、翌1998年には利用も停止となりました。

これには5,000円券と10,000円券には購入額の6〜7%分の利用額が付与されるサービス(5,000円券なら5,300円分、10,000円券なら10,700円分使える)があったことが関係しています。

高額な切符を買う際に1度オレンジカードを買い、その場で目的の切符に交換して300円ないし700円節約するという、本来の目的とは違った利用方法が横行したのです。

そのほか、オレンジカードの偽造事件があったことも受け、5,000円券・10,000円券は廃止となりました。

500円券・1,000円券・3,000円券については、販売は終了していますが、現在でも使うことができます。

オリジナル オレンジカードとは

「オリジナル オレンジカード」とは、以下の2種類のカードから選んで、好きなデザインを印刷できるオレンジカードです。

オレンジカードが発行されたのと同時に開始されました。


  1. オーダーメイドカード…絵柄を完全に自由に決められる
  2. レディーメイドカード…指定された絵柄から1つを選び、表面に好きな画像や文字を配置できる

オレンジカードを利用しない場合の払い戻し方法

使用停止となっている5,000円と10,000円の高額オレンジカードですが、払い戻し等はできるでしょうか。

5,000円と10,000円の高額オレンジカードは利用停止後、500円・1,000円・3,000円の低額オレンジカードへの交換ができたのですが、JR東日本では、2021年9月30日をもって交換対応が終了しています。

その後、交換終了に伴って行われた払い戻し対応も、2023年3月31日をもって終了しています。

JR東日本発行のオレンジカードについては、交換や払い戻しをしてもらう手立てはもうありません。

JR西日本でも交換対応は2023年5月31日に終了していますが、払い戻し対応が2024年11月30日まで行われています。

JR西日本発行の高額オレンジカードをお持ちの方は、早めに払い戻しの申し込み(郵送にて受付)をしてください。

なお、500円・1,000円・3,000円の低額オレンジカードは現在でも使用可能なため、払い戻しは行われていません。

オレンジカードの買取価値は?

オレンジカードの買取価値は?

カードの利便性や好きなデザインで発行できたオレンジカードは、発行数がピークとなった1990年代中ごろには収集ブームが起きました。

オレンジカードは二度と発行されないためコレクター需要があり、アイドルや鉄道の絵柄のカードを今も探し求めている人が多くいます。

しかし、発行枚数が少なかったデザインや抽選、期間限定などの入手が困難なオレンジカードにはプレミア価値がついていたとされていますが、発行が停止された現在においては利用額を超える買取額になることはほぼありません。

オレンジカードを売るには未使用が前提

また、オレンジカードを含む金券を売るには未使用が前提です。

アルバム等で保管されているオレンジカードで、未使用であれば買取サービスを利用して売ることができます。

オレンジカードはICカードの乗車券に入金ができないなど不便な点はありますが、金券としての価値はありますから、自宅に保管したままではもったいないです。

今後オレンジカードを利用しない人、コレクションとして集めているわけではないという人は買取サービスを利用して現金化することをおすすめします。

オレンジカードの価値はバイセルの無料査定でお確かめください

バイセルには、オレンジカードを含む金券の買取実績が多数ございます。

以下のバナーをクリックいただくと、オレンジカードを含む様々な金券のバイセルでの実際の買取例、バイセルの金券買取をご利用になったお客様の声についても記載してございます。

お持ちのオレンジカードの実際の買取価格については、バイセルの無料査定をお試しください。

オレンジカードを買い取ってもらう3つの方法

オレンジカードを買い取ってもらう3つの方法

不要なオレンジカードをどのように売れば良いか迷っている方もいるかもしれません。

オレンジカードを売るには、具体的にどのような方法があるでしょうか。

代表的な3つの方法についてご紹介します。


・金券ショップ
・ネットオークション
・ネット受付の金券買取業者

金券ショップ

様々な金券を扱う金券ショップでは、オレンジカードを扱っている店舗も多くあります。

駅前などで見かけることが多いため、1度は利用を考えたことがあるという人も多いでしょう。

金券ショップでは、換金率をベースに査定金額を出します。

例えば、オレンジカードの換金率88%の金券ショップで1,000円のオレンジカードを売ったとすると、


額面1,000円×換金率88%=買取金額880円


となります。

なるべく換金率の高い店舗を探せば、より高く売ることができます。

ただし、金券ショップでオレンジカードを売るためには、店頭までオレンジカードを持ち込まなければなりません。

近くに店舗が無ければ店頭までいくのは大変ですし、換金率の高い店舗を探そうと何店舗もめぐるには時間も手間もかかるというのが難点です。

ネットオークション

ネットオークションは、自宅にいながらスマホ1つでオレンジカードを出品できる便利さが魅力です。

ネットオークションの特徴は、趣味としてのコレクションアイテムを売買している人が多くいて、コレクション人気の高いアイテムは高額で落札される可能性もあるという点です。

しかし、昔は収集ブームもあったオレンジカードですが、今は下火となっていて絵柄に関わらず高く売れる可能性は低いでしょう。

そしてネットオークションでは、出品するオレンジカードの写真を撮ったり、商品説明を考えるなど出品の手間がかかります。

さらに、落札されたら購入者とのやり取りやクレーム対応などもせねばならず、ストレスの多い方法だと言えるかもしれません。

オレンジカードが高く売れない現在では、手間と金額が見合っているかと言われれば難しいところです。

フリマアプリはオレンジカードの出品を禁止している

ネットオークションと同じく、ネットで不要品を売ることができるフリマアプリですが、オレンジカードを含む金券の出品は規約によって禁止されていることが多いです。

例えば、大手フリマアプリのメルカリでは、残高の残っていないものに限ってコレクションアイテムとして出品することはできるようですが、原則金券の出品はできません。

オレンジカードを売りたい場合には別の方法を考えた方が良いでしょう。

ネット受付の金券買取業者

インターネット上で検索してみると、ネット受付をしている金券の買取業者が多くあります。

こういったネット受付の金券買取業者では、メールや申し込みフォームで簡単にオレンジカードの買取を申し込むことができます。

ネット受付をしている大手の金券買取業者は、便利な買取方法を選ぶことができるのがメリットです。

詳細は業者ごとに異なりますが、オレンジカードを扱う買取業者が提供している買取方法には、不要な商品券を買取店の店頭に持ち込む「持ち込み買取」のほかに、「出張買取」「宅配買取」があります。

出張買取は買取業者の査定士が自宅まで来て、その場で金券を査定・買取してくれるサービスです。

近くにお店がないためにオレンジカードをなかなか換金できないという人にも利用しやすい買取方法と言えます。

また、宅配買取は売りたい金券を買取業者に送付して査定・買取してもらうサービスです。

買取業者の営業時間に合わせる必要がないため、時間がないという人にもおすすめのサービスと言えます。

申し込みもスマホやパソコンから簡単にできますし、出張買取なら自宅にいるだけで全てが完了しますから、非常に手軽な買取方法です。

バイセルなら各種手数料無料で査定します

オレンジカードをはじめとした各種商品券の買取をお考えなら、バイセルへお任せください。

バイセルは日本全国を対象に金券などの出張買取サービスを提供しており、たくさんのお客様・リピーター様からご指名をいただいてまいりました。

バイセルの査定士は、高い専門知識と豊富な査定経験を生かして、オレンジカードをはじめとした金券1点1点の価値を正確に鑑定します。

バイセルでは、出張買取・宅配買取・持ち込み買取の3つの買取方法を各種手数料無料でご提供しております。

「試しに査定だけ」といった場合にも料金の心配なくご利用いただけますので、まずはお気軽にバイセルの無料査定をお試しください。

お問い合わせ・無料相談はこちら

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オレンジカードの買取で注意したいポイント

オレンジカードの買取で注意したいポイント

オレンジカード買取金額は基本的に額面金額と換金率との兼ね合いで決まりますが、カードの状態や条件次第では、買取不可となったり買取価格が下がってしまったりする可能性があります。

そこで、オレンジカードを買取に出す際に気をつけておきたい、査定上の3つのポイントをご紹介します。

持っているオレンジカードに該当していないかを確認しておきましょう。


・1度でも使用したカードは買い取ってもらえない
・状態の悪いカードは買取が難しい可能性も
・5,000円と10,000円のオレンジカードは買取不可の場合が多い

1度でも使用したカードは買い取ってもらえない

オレンジカードは、1度でも使用していると買取市場では価値がないとみなされ、買取不可になってしまいます。

使用歴のあるオレンジカードには、テレホンカードやクオカードと同じように端に小さなパンチ穴が空けられます。

持っているオレンジカードに使用した証拠である穴が空いていないかを確認しておきましょう。

状態の悪いカードは買取が難しい可能性も

汚れ・傷・折れ曲がりなどの程度が大きい、状態の悪いオレンジカードも買取が難しい場合があります。

オレンジカードは駅の券売機に挿入して使いますが、状態の悪いオレンジカードは発券機がカード情報を正確に認識できない可能性があります。

こうなると使うことができず、状態の悪いオレンジカードは買取業者としても安心して再販することができないため、買取不可となるケースがあるのです。

5,000円と10,000円のオレンジカードは買取不可の場合が多い

額面が5,000円・10,000円の高額なオレンジカードは、使用できないうえにJR東日本では払い戻しも終了しています。

使い道のない高額なオレンジカードは金券として価値がないものとみなされ、多くの買取店では買い取ってもらえません。

バイセルでも、額面が5,000円・10,000円のオレンジカードはお買取できません。

また、表面が全て白いカードや、裏面下段のコードナンバーがないカード、発行元の記載がないカードも、多くの買取店で買取不可となっています。

お持ちのオレンジカードが買取対象かどうか分からない場合には、お気軽にバイセルの無料査定にお問合せください。