切手を宅配買取で売るときのメリット・デメリットと注意点を解説

2024.04.02

切手買取 コラム
切手を宅配買取(郵送)で売るときのメリット・デメリットと注意点を解説

宅配買取とは、手元にある不用品を査定用の段ボール箱に詰め、買取業者に送るという買取方法です。自分のスケジュールに合わせて好きなタイミングで不用品を送れる、買取業者の人と対面する必要がないなど、利便性の高さや手軽さが人気となっているサービスです。

宅配買取の利用を検討している方の中には、郵送で切手の買取をして欲しいと思う方もいるかと思いますが、宅配買取で郵送は利用できない場合があります。

当コラムでは、宅配買取のサービス内容の解説や、利用時のメリット・デメリットをご説明します。

また、切手を少しでも高く売るためのコツや、買取業者のおすすめの選び方についてもご紹介します。

宅配買取は便利な一方、注意点もありますので利用前にしっかり把握しておきましょう。

なお、バイセルの宅配買取については、「宅配買取」ページで詳しく解説しておりますので、ご覧ください。

まずは無料査定しませんか?

お問合せ・ご相談はこちら

0800-805-0463

24時間365日受付中・携帯からも通話料無料

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

宅配買取のサービス内容

宅配買取のサービス内容

宅配買取とは、買取業者から送られてきた宅配キットに不要品を詰めて、買取業者へ返送し査定してもらう買取サービスです。

宅配キットは買取業者によっては査定キットなどとも呼ばれ、段ボールなど箱型のものが送られてくるのが一般的です。

売りたい不用品を宅配キットに詰めて買取業者へ送るだけなので、「不用品を売却したいけれど日中なかなか時間が取れない」という方におすすめです。

郵送・宅配の違い

宅配買取の利用を検討している方の中には、郵送で不用品を送りたいと考えている方もいるかもしれませんが、買取業者によっては郵送に対応できないところもありますので注意が必要です。

郵送とは日本郵便株式会社が提供するサービス名称で、普通郵便・レターパック・ゆうパック・ゆうメール・国際郵便などを展開しています。

郵送は郵便サービスで発送することを指し、日本郵便以外の運送会社は郵送を取り扱っていません。

ちなみに「宅急便」もヤマト運輸株式会社が提供するサービス名称なので、日本郵便を含めた他の運輸会社では利用できません。

また、買取業者も宅配と郵送の意味を明確に把握できておらず、表記を混同してサイトに掲載している場合があります。

宅配買取を利用する前に、その買取業者での宅配買取の詳細な内容をしっかり確認しておきましょう。

切手を売りたいと思ったら?

切手を売りたいと思ったら?

この記事をご覧の方の中には、「自分が若い頃にコレクションで切手を集めていたけど、もう飽きてしまったから売りたい」「遺品整理をしていたら親が収集していた昔の切手がたくさん出てきたけど、不要だから処分したい」とお考えの方もいることでしょう。

インターネットの普及により、はがきや手紙に代わりに電子メールを使う人が急増したため、切手を使う機会がないという人は多くいます。

とはいえ、通販サイトやフリマアプリなどの台頭により、宅配便や郵便物を送る機会や物量は増えましたので、未だに切手には需要があります。

また、切手はお近くの金券ショップのほか、切手買取のバイセルでも買取しております。

実際に切手を売るときには、金券ショップと切手買取のバイセルのどちらを利用するべきでしょうか?

それぞれの違いや特徴についてみていきましょう。

金券ショップと切手買取のバイセルの違い

金券ショップと切手買取のバイセルの最も大きな違いは、切手の価値を正確に判別してもらえるか否かという点になります。

切手は一般的に使われる普通切手の他にも、希少価値が高い「プレミア切手」と呼ばれる珍しい種類もあります。

プレミア切手は査定が難しく、専門知識や市場相場に精通していないと価値を見極めることはできません。

切手以外の品目も取り扱い商材としている金券ショップでは、切手の持つ価値を把握してもらえないまま買取が行われてしまう可能性があります。

金券ショップの査定士が専門知識が豊富で、切手の市場相場に精通しているかは不明であるからです。

最悪の場合、額面のみでの査定となることもあるのです。

一方、切手買取のバイセルでは、切手の査定経験が豊富な査定士が査定致します。

適正価格を付けてもらうことは、買取において最も重要なポイントの一つですので、売る際には切手買取に詳しいバイセルをご利用ください。

切手の買取業者の強みや利用のメリット

切手買取のバイセルの強みの一つに、「買取方法を選べる」という点があります。

出張買取とは、買取業者の査定士が利用者の自宅まで出張してきて、その場で不用品の査定・買取を行うサービス形態です。

金券ショップと比較すると、買取業者は宅配買取・出張買取ともに店舗を構える必要がありません。

店舗の運営に掛かる経費をカットすることが可能で、その分を買取価格へ還元できるため、金券ショップよりも買取価格の高さが期待できると言えるでしょう。

次に宅配買取を利用する際のメリットについて解説しますので、切手の宅配買取を検討中の方は必見です。

切手の宅配買取を利用するメリット

切手の宅配買取を利用するメリット

次に切手を宅配買取で売ることのメリットを見ていきます。

宅配買取を利用すると、どんな点で便利だったり安心できたりするのでしょうか。

買取価格と利便性の高さ

宅配買取は店舗運営のためのコストが不要で、その分を買取金額に還元することができるため、買取金額が高めに設定されています。

また、自宅まで運輸会社に集荷に来てもらえるので、大量の重い切手を持ち運ばずに済み、手間が掛からず楽に買取してもらえる点もメリットです。

宅配買取は、仕事で買取店舗まで行く時間がない、家事で忙しいから自宅まで集荷して欲しい、という方に適している買取サービスと言えるでしょう。他の査定方法として持ち込みで行う場合もあります。

持ち込み買取とは、買取を実施している店舗に利用者が不用品を持ち込み、店内で買取を行うサービスです。

利用者は重かったり大量だったりする切手を店舗まで持ち運ばなければならず、持ち込み買取は体力に自信がない女性やお年寄りの方には不便です。

また、店舗を運営するには光熱費・テナント費・設備費などが必要になるため、店舗を維持するためのコストが掛かり、買取額がどうしても少なくならざるを得ません。

「切手を少しでも高く買い取って欲しい」とお考えであれば、持ち込み買取よりも宅配買取の方がお得であり、おすすめできると言えます。

対面の必要がなく安心

宅配買取の最大の特徴と言えば、人と対面してやり取りする必要がない点です。持ち込み買取は店舗で、出張買取は自宅で査定士と対面し、査定結果や買取額の授受などを行わなければなりません。

店舗まで切手を持ち運べなかったり、査定士を自宅に上げることに抵抗があったりする方には、宅配買取の利用がおすすめです。

また、査定金額に納得がいかないなどの理由でキャンセルを考えた場合、出張買取であれば「せっかく出張してもらったのに…」、持ち込み買取であれば「わざわざ店舗まで持ってきたから…」と思い、キャンセルを申し出にくいかもしれません。

宅配買取であれば査定士と対面する必要がないので、遠慮なくキャンセルをすることができます。

準備に負担がかからない

切手を売るためには、フリマアプリやネットオークションなど、インターネットを介して売買を行う手段もあります。

身近にあるスマートフォンやパソコンから利用できるので一見簡単そうですが、切手を入れる袋や箱を用意したり、発送伝票をもらってきたりするなど事前準備が必要です。

しかし、買取業者から送られてきた宅配キットには、すでに段ボール・ガムテープ・発送伝票など一式が入っているため、宅配買取のために自分で用意しておく物はありません。

買取のための準備が不要であることも、宅配買取の魅力の一つと言えます。

また、買取業者によっては異なるサイズの宅配キットを用意していることがあるので、ご自身が査定に出したい品物の大きさや量に合わせて選ぶことができます。

宅配買取バナー
宅配買取バナー

宅配買取の流れと利用方法

宅配買取の流れと利用方法

それでは、宅配買取を利用するときの流れと利用方法をご紹介します。

宅配買取を利用時に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように、綿密に確認しておきましょう。

Step1 お申込み

宅配買取を依頼する買取業者が決まったら、早速申し込みをしましょう。買取業者にもよりますが、電話かメールで連絡するのが一般的です。どんな切手を査定してほしいのか、どのくらいの枚数があるのかを伝え、その後の買取の流れの説明を受けましょう。

Step2 切手の発送

予約が完了すると、次に買取業者から宅配買取専用の宅配キットが送られてきます。宅配キットには、段ボール・緩衝材・ガムテープ・申し込み書類などが入っていることが一般的です。

※買取業者によって宅配キットの内容物は異なる場合がありますので、参考程度に留めておいてください。

査定希望の切手を傷まないように丁寧に梱包し、必要書類を記入したら発送しましょう。

Step3 査定

買取業者に届いた切手が査定されます。中には査定料が必要になる買取業者もあるので、あらかじめ確認しておくと良いですね。

Step4 買取契約の締結

査定結果は電話かメールで知らせてくれるのが一般的です。買取業者が提示した買取額に納得ができ、電話のオペレーターの態度やメールでの言葉遣いなどに不満がなければ、買取契約の締結を行います。買取契約を締結したい旨を買取業者に申し出て、申し込み書類に記載した銀行口座に買取額を振り込んでもらいましょう。

Step5 買取代金の受け取り

買取額の支払いは銀行振込としている買取業者が多く、買取額は最短で査定した日に入金してくれます。買取額の入金が完了した旨の連絡が来たら、査定結果で提示された額面がちゃんと入金されているかを確認してください。

もちろん、買取金額に納得いかなかった場合はキャンセルすることもできるので、気軽に相談してみましょう。

切手宅配買取に必要なもの

宅配買取のサービス内容

次に、切手の宅配買取において必要な物をまとめたのでご覧ください。

査定希望の切手

査定希望の切手を用意しておきましょう。

「買取額がつくか分からない」という切手も、もしかしたら売れるかもしれないので念のため用意しておくとベターです。

宅配査定書類一式

買取契約を締結する際には、個人情報など書類の記入が必要になります。

書類一式が買取業者から送られてきますので、必要箇所を記入して商品と合わせて送りましょう。

氏名・年齢・性別・住所・電話番号・査定希望点数などが必要事項になりますので、抜け漏れがないように記載してください。

切手の宅配買取のデメリットと注意点

切手の宅配買取のデメリットと注意点

宅配買取サービスは査定に時間を選ばず便利ですが、デメリットや注意点もありますので確認しておきましょう。

宅配キットを受け取る必要がある

自分で段ボールや紙袋などを用意して買取業者に切手を送る場合は、いつでも好きなタイミングで工面できます。ですが、買取業者によっては、自社で用意した専用の宅配キットを使用しなければならない場合もあります。

宅配キットは概ね畳んだ状態で届きますが、どれだけ小さな宅配キットでも家庭用ポストには入りきらない大きさが一般的です。そのため、運輸会社のスタッフから直接宅配キットを受け取る必要があります。

もしも宅配キットを受け取るための都合が合わないと、利用しづらさを感じるかもしれません。

買取業者へ宅配買取を申し込んだ際、日時を指定して宅配キットを配送してもらえるか相談してみましょう。

切手の量が増えると梱包作業が大変

切手が数枚だけ、専用アルバム1冊分だけであれば難なく梱包して発送することができます。しかし切手の枚数やアルバムの量が多いと、宅配キット内がかさばって梱包しづらくなります。

宅配キットの限られたスペースで、切手を傷つけずに丁寧に詰めなければならず、体力や気力を要する可能性があります。

また出張買取であれば、査定士に仕分けをお願いできますが、宅配買取では自分の手で切手をまとめる必要があります。

切手が大量であれば「切手がアルバムからはみ出していないか」「折れたり千切れたりした切手はないか」を念入りにチェックせねばならず、根気が必要となるでしょう。

査定結果が出るまでに時間がかかる

持ち込み買取や出張買取を利用する場合は、査定士と対面してやり取りをするため、その場で買取額を現金で受け取ることができます。査定士が査定している様子が見られたり、直接買取額について交渉ができるため、安心して買取額の授受が可能です。

しかし、宅配買取は切手を配送する時間が掛かり、買取業者に到着しても即座に査定してくれるかは分かりづらいです。

切手を発送してから査定結果が報告されるまでに数日〜1週間程度は待たなければならず、買取業者の査定の混み具合によっては、何週間も待つ必要があるかもしれません。 すぐに買取額を入手したい方には不便に思うでしょう。

キャンセルの場合の返送料に注意

買取業者によっても異なりますが、売却をキャンセルして切手を返送してもらう際に、返送料が必要になることがあります。また切手の状態によっては買取額がつかず、買取不可となる場合もあります。

買取不可の切手を無料で引き取ってくれる買取業者ならば問題ないですが、ほとんどの買取業者では返送対応になるようです。発送の際は無料でも、返送は有料というケースもありますので注意が必要です。

買取業者を選ぶ際に、「キャンセル時の返送料は無料か」「有料であればいくらか」を確認しておきましょう。

買取している切手の種類

宅配買取の流れと利用方法

それでは切手の宅配買取ではどのような切手が買取対象になるのでしょうか?

買取対象の切手の種類

下記の表は買取対象となる切手の一覧です。買取業者によっては買取不可の切手が含まれる可能性もあるので、事前に買取業者に買取対象品を確認してみましょう。

日本切手の種類

普通切手 ふるさと切手 見返り美人切手
記念切手 ゆうペーン 逓信記念シート切手
特殊切手 小型シート切手 儀式のかんむり切手
年賀切手 月に雁切手 飛行試行切手

中国切手の種類

赤猿切手 毛主席の長寿を祝う語録 梅蘭芳舞台芸術切手
毛沢東切手 毛主席の長寿をたたえる オオパンダ切手
毛主席の最新指示 毛主席は赤い太陽 天安門図第3版
毛主席の立派な兵士 牡丹切手 天安門図第5版

これらが買取対象となる主な切手の種類です。

日本で発行された(発行されている)切手はもちろん、中国で発行された「中国切手」と呼ばれる種類の切手も取り扱っている買取業者は多いです。

中国切手は主に文化大革命時代に発行された切手のことを指し、中国人が投機目的で購入するケースがあり人気となっています。

「発行枚数が少ない」「現存している数がとても少ない」など、希少性が高い切手があるので、状態が良ければ高価買取が期待できるでしょう。

デザインが古くても買取対象になる

切手はデザインが古いと感じるものであっても、希少性が高く価値があるものは高値が付くことも珍しくありません。親から譲り受けたものや、ご自身が昔集めていた切手ものでも、一度査定を受けて価値を把握しておいてもいいかもしれません。

状態の悪い切手は買取できないこともある

極端に状態が悪い切手だと購入する人がいないため、買取を断られてしまう可能性もあるでしょう。

特に切手は湿気に弱いという性質があるので、シミや汚れには気を付けて保管してください。

高く売れる切手の種類や特徴

高く売れる切手の種類や特徴

これまでに数多くの種類が発行されてきた記念切手・特殊切手ですが、中でも特に査定で高値がつくと期待できる人気の切手を一覧でご紹介します。

お持ちの切手があれば、ぜひ査定に出してみましょう。

切手名称
明治銀婚記念
日清戦争勝利記念 北白川宮能久
大正婚儀記念
日韓通信業務合同記念
日露戦争凱旋観兵式記念
大正大礼記念
裕仁立太子礼記念
裕仁立太子礼記念 儀式のかんむり
世界大戦平和記念
飛行郵便試験記念
第1回国勢調査記念
明治神宮鎮座記念
郵便創始50年記念
皇太子裕仁帰朝記念
皇太子裕仁台湾訪問記念
皇太子裕仁結婚式記念 不発行切手
大正銀婚記念
万国郵便連合UPU加盟50年記念
関東局始政30年記念
切手趣味週間記念 見返り美人 小型シート
郵便週間記念 月に雁 小型シート

上記で紹介した切手は、あくまで代表例になります。

上記以外にも高値がつく記念・特殊切手は多数存在しますので、価値の分からない切手がある場合は、積極的に査定を受けて価値を把握してみることをおすすめします。

まずは無料査定しませんか?

お問合せ・ご相談はこちら

0800-805-0463

24時間365日受付中・携帯からも通話料無料

切手査定ポイントと高く売るコツ

切手査定ポイントと高く売るコツ

査定士はどのようなポイントを見て、切手の査定を行っているのでしょうか?切手の査定ポイントや高く売るためのコツをご紹介します。

ヒンジの跡が残っていないか

ヒンジとは、切手を貼り付ける専用の台紙(リーフ)に貼るために使用するテープです。ヒンジの片面には薄い糊がついており、水で軽く湿らせることで切手をリーフに貼り付けられます。

水気が飛んで完全に乾いたら、剥がすこともできるという便利アイテムです。

ただし、ヒンジは無色透明ではなく薄い茶色をしていますので、切手に貼ると跡が残ります。

切手コレクターの中には「ヒンジ跡が残っている切手は嫌だ」と思う人も少なからずいるので、切手の表面が綺麗でも裏面にヒンジ跡があるだけで買取価格が下がってしまう場合があります。

さらに、ヒンジ跡があることで買取価格が下がるだけなく、切手の種類や状態によっては、買取自体が不可となる可能性も考えられます。

また、ヒンジを無理やり剥がそうとすると切手が破れてしまう恐れもあるので、ヒンジ跡が残ってしまった場合はそれ以上切手の状態が悪化しないようそのままにしておきましょう。

変色や破れがないか

切手は紙でできているので、日に当たる場所に置き続ければ日焼けしますし、湿気の多いところで放置すればシミがつき、破れやすくなります。

日焼けしたりシミがあったりする切手は、発行したばかりの綺麗なものに比べれば品質が劣るので、高価買取は難しくなります。

言わずもがな、破れや折れのある切手も劣化した状態と査定士に見なされるので、切手は丁寧に扱いましょう。

切手は日が当たらない、風通しが良い場所に保管することがベストです。直接切手に日光や湿気に触れないようにするために、ストックブックに収納することをおすすめします。

ストックブックとは厚紙にフィルムを貼り付け、その間に切手を挟んで綺麗に収納するための冊子のことです。ヒンジ跡もつかないので切手の美しさが損なわれず、切手を長期間保管する方にとっては必須アイテムとなります。

切手の変色や破れを防ぎ、綺麗な状態で査定士に見せられるように、保管方法には徹底して気をつけましょう。

シート切手は絶対に切り離さない

シート切手とは、数十枚の切手がつながっている状態で、その周りを細長い紙(基本的に白色)が囲っているシート状の切手のことです。一方、バラ切手とは1枚1枚がバラバラになっており、シートから切り離されている状態の切手のことです。(2〜3枚と少数のつながっている切手もバラ切手に入ります。)

切手コレクターとしては、大変希少性が高い切手でない限り、バラ切手よりもシート切手の方を好みます。

そのため、同じ額面・枚数であってもバラ切手よりシート切手の方が買取額が高くなる傾向にあります。

もしお手持ちの切手の中にシート切手があれば、絶対に1枚ずつバラバラにしたり、囲い部分の紙と切手を切り離したりしないでください。

かといって、「どの買取業者もバラ切手は買い取ってくれない」という訳ではありません。

バラ切手でも全く需要がない訳ではないので、まずは切手に詳しいバイセルに査定してもらいましょう。

宅配買取で切手を売る際のワンポイント

宅配買取で切手を売る際のワンポイント

宅配買取は、宅配キットに切手を詰めるだけで利用できる気軽さが魅力です。宅配買取を利用する際に、ちょっとしたポイントに注意するだけで切手が高く売れる場合もありますので、そのポイントをご紹介します。

綺麗に箱に梱包をしよう

宅配買取に限ったことではないですが、切手の査定を利用する際に切手にシワや傷があると、買取価格が下がる傾向があります。

箱に切手を梱包する前には、シワをできる限り取ってあげると良いでしょう。

箱に切手を詰めすぎないようにする

切手を売りたい方の中には、枚数が多いために切手をストックブックに収納している方もいるのではないでしょうか。中には一度に多くの切手を査定してもらいたいからと、ストックブックを宅配キット目一杯に詰め込む方もいるかもしれません。

切手は1枚当たりの重さは軽かったとしても、紙でできているために、かさばればその分重くなります。切手を重ねれば重ねるほど、宅配キットの底にある切手は重さによってダメージを受ける可能性があります。

切手がダメージを受ければ、切手に折り目がついたり、破れたりするかもしれません。

切手の入ったストックブックごと買取業者に送るのであれば、宅配キットを無理なく持ち上げられるくらいの重さに留めましょう。10〜15キログラム程度が目安となり、宅配キットに詰める際は重みで切手が傷まないように、かつ査定士が取り出しやすいようにストックブックを立てて(背表紙が宅配キットの上部に来るように)入れると良いですね。

一度に査定に出す切手の量を減らすか、宅配キットを2箱以上利用するなど、切手のためにも調整してあげましょう。

切手の宅配買取で良い買取業者を見つける方法

切手の宅配買取で良い買取業者を見つける方法

インターネットなどで切手の宅配買取に対応している買取業者を探してみると、有名な大手買取業者から、初めて社名やサービス名を聞くような買取業者まで実に多く見つかります。

実際に利用する際には、どのように選ぶのが良いのでしょうか。

優良な買取業者を見つけるポイントをご紹介します。

切手の買取実績が多い買取業者を選ぶ

切手の査定は専門知識や切手市場に精通していないと、適正な買取額を算出することはできません。少しでも高く売るためには、その切手の正確な価値を見極めてもらうことが重要です。

切手に精通している査定士が在籍しているか、ホームページなどを参考にして確認してみましょう。

また、実績が豊富なバイセルであれば、宅配買取のフローが簡潔で対応に慣れているため、よりスムーズな買取になるかもしれません。

口コミを確認して高評価な買取業者を選ぶ

ネット上には口コミサイトやブログがたくさんありますので、気になる買取業者があれば利用前に口コミをチェックしておきましょう。

口コミサイトやブログには、「A社の査定士は好印象で、買取額にも満足できた」「B社は品物を粗雑に扱うし、買取額が低くて残念だった」など、様々な意見が日々載せられています。

どの買取業者のホームページを読んでも魅力的に感じたら、口コミを参考にして選んでみましょう。ただし、口コミのすべてが実際にサービスを利用した人が投稿したものだという確証はありません。

口コミの内容をすべて鵜呑みにはせず、参考程度に留めておきましょう。

査定に納得いかない場合にキャンセル料がかからない買取業者を選ぶ

切手は状態や種類によっては、ほとんど買取額がつかない可能性があります。買取業者を選ぶ際は、買取額に納得がいかなかった場合のことを想定しておきましょう。

おおよその買取業者では、キャンセル料や査定料などの手数料は掛からないようですが、中には手数料が必要となる買取業者もあります。

宅配買取の利用を考えている買取業者があれば、あらかじめ電話などで確認しておくことをおすすめします。

切手の宅配買取を利用するときのポイント

切手の宅配買取を利用するときのポイント

次に、実際に切手の宅配買取を利用する前に知っておきたいポイントをご紹介します。

宅配買取の利用を検討中の方はぜひご覧ください。

宅配買取の利用に向いている人

宅配買取の最大のメリットは、自分の好きなタイミングですべての手続きを進められるという点です。

普段は仕事や家事などで空いている時間がなく、金券ショップに持ち込む時間もなければ、自宅で出張買取を受ける時間もないという方には向いています。

また、女性やお年寄りの方の中には、自宅に査定士を呼ぶことに抵抗があるという方もいるかもしれません。

宅配買取であれば誰とも対面する必要はなく、買取業者とのやり取りは電話やメールで行えるので、自宅にいながら買取を完結することができるのです。

利用時の注意点

利用する際には、事前に料金システムを確認しておくことをおすすめします。

査定料や買取料などの手数料は無料に設定することが、近年の買取業界では一般的になっています。

手数料を必要とするようであれば、他の買取業者を検討してみることをおすすめします。

もちろん「手数料が無料=絶対に自分が満足のいく買取をしてもらえる」という訳ではありませんが、手数料がかさんで大きな出費になれば切手を買い取ってもらえても損をする可能性があります。

また、宅配買取を実施している多くの買取業者は、キャンセル料は無料であっても、返品時の送料は利用者負担となるのが一般的です。

返送料が掛かるか、どのくらい必要なのかを事前に電話やホームページなどでしっかりと把握しておきましょう。

まとめ:切手を宅配買取(郵送)で売るときのメリット・デメリットと注意点を解説!

まとめ:切手を宅配買取(郵送)で売るときのメリット・デメリットと注意点を解説!

宅配買取には、メリットもあればデメリットもあります。

実際に切手の宅配買取を利用する際には、「宅配買取のメリットとデメリットを把握すること」「利用する場合は切手査定と宅配買取のポイントを押さえること」が非常に大切です。

宅配買取をご検討されている方は、今回の記事を参考にしていただき、満足のいく宅配買取を目指しましょう。