「10金は価値ない」は間違い?K10の買取価格と高く売るためのポイント

「手持ちの10金(K10)アクセサリー、金の純度が低いから価値がないのでは…」と売却をためらっていませんか?18金(K18)に比べて安価なため、買取価格に期待できないと思われがちです。
しかし結論から言うと、10金は買取市場で非常に人気があり、デザインやブランドによっては高価買取も十分に期待できます。近年の金価格高騰を背景に、ファッションアイテムとしての10金の需要はむしろ高まっています。
この記事では、10金の価値がどのように決まるのか、18金との違い、そしてお持ちの10金製品を1円でも高く売るためのコツを専門家の視点で詳しく解説します。
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
目次
10金(K10)の買取価格が決まる仕組み

10金の買取価格は、主に「素材としての価値」と「製品としての価値」という2つの要素を組み合わせて決まります。
1. 素材としての価値(金の含有量と重さ)
10金(K10)は、全体の約41.7%が金で、残りは銀や銅などの「割り金」で構成される合金です。この金の含有量と、製品全体の重さが素材価値の基本となります。お持ちのアクセサリーなどに「K10」や「417」といった刻印があれば、それが10金であることの証明です。当然、金相場が高くなれば、この素材価値も上昇します。
2. 製品としての価値(デザイン性・ブランド・宝石)
10金の買取において特に重要なのが、この「製品としての価値」です。金の純度が低い分、査定では以下の点が重視されます。
- デザインの人気:トレンドのデザインや、繊細で凝った作りのものは高く評価されます。
- ブランドの価値:有名ジュエリーブランドの製品であれば、ブランドのネームバリューが買取価格に大きく上乗せされます。
- 宝石の評価:ダイヤモンドなどの宝石が付いている場合、その石の価値もプラスして査定されます。
10金は硬くて加工しやすいためデザイン性の高い製品が多く、この製品価値によって高価買取に繋がるケースが多々あります。
10金(K10)と18金(K18)の価値や特徴の違いは?

買取の際によく比較される10金と18金。その主な違いを理解しておくと、ご自身の持つアクセサリーの価値を把握しやすくなります。
金の含有量と価格
最も大きな違いは金の含有率です。18金が75%であるのに対し、10金は約41.7%です。そのため、同じ重さであれば素材としての価値は18金の方が高くなります。
強度と耐久性
金は柔らかい金属であるため、割り金の割合が多い10金の方が18金よりも硬く、傷がつきにくいというメリットがあります。日常使いのアクセサリーに向いているのはこのためです。
色合いと印象
金の含有率が低い10金は、18金に比べて淡く爽やかな色合いになります。特にピンクゴールドは、銅の割合を多くできる10金の方が、より鮮やかで可愛らしいピンク色を表現できるため人気があります。
「10金は売れない」は誤解!今、K10の需要が高まる理由

かつては18金が主流でしたが、近年10金の人気と需要は大きく高まっています。その背景には、世界的な金価格の高騰があります。高純度の金製品が高価になったことで、より手頃な価格でおしゃれを楽しめる10金が、ファッションに敏感な層から支持されるようになりました。カジュアルな服装にも合わせやすい淡い色合いも人気の理由です。
10金(K10)を1円でも高く売るための3つのコツ
お持ちの10金製品の価値を最大限に引き出すために、査定前にできる簡単なポイントをご紹介します。
1. 付属品をすべて揃える
購入時の箱や保証書(ギャランティカード)、鑑定書などがあれば、必ず一緒に査定に出しましょう。特にブランド品の場合、本物である証明となり、査定額が大きくアップする可能性があります。
2. 綺麗な状態で査定に出す
査定時の第一印象は重要です。柔らかい布で優しく皮脂汚れやホコリを拭き取るだけでも、査定士の心象は良くなります。ただし、無理な洗浄は傷の原因になるため避けましょう。
3. 金の価値がわかる専門業者に売る
10金の価値は、金の重さだけで決まるわけではありません。デザインやブランド価値までしっかりと評価してくれる、貴金属の専門知識が豊富な買取業者に依頼することが高価買取の鍵となります。
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