時計の傷は買取価格にどう影響する?傷があっても高く買取してもらうためには

2024.12.19

時計買取 コラム
時計の傷は買取価格にどう影響する?傷があっても高く買取してもらうためには

腕時計を毎日つけていると知らず知らずのうちにどこかに接触するなどして、風防やブレスレットに傷がついてしまうことがあります。

愛用している腕時計を買い替えなどの理由で査定に出す際に、ついてしまった傷によって買取金額に影響があるかどうかは気になるところですよね。

腕時計の傷は、傷の程度によっては買取金額に大きく影響してしまう場合もあります。

時計の買取金額に影響の少ない傷と大きい傷の違い、ベルトの劣化による買取金額への影響、時計の傷を未然に防ぐ方法、傷があっても高く売れやすい時計の特徴などをご紹介します。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

腕時計についた傷は買取金額に影響する?

腕時計についた傷は買取金額に影響する?

腕時計は日々身に着けて外出するものですから、注意していたとしてもケース・風防・ベゼル・ラグ・リューズ・ベルトなどに細かな傷が付くことは避けられないでしょう。

では、そのように傷がついてしまった腕時計は買取してもらえるのでしょうか。

また、腕時計について傷は買取金額にどう影響するでしょうか。

日常の細かな傷なら買取金額への影響は小さい

通常の使用でつくような日常の細かな傷であれば、腕時計は問題なく買取してもらえることも多いです。

これは、時計の外装についた細かい傷程度であれば、外装研磨で綺麗にできることが多いからです。

例えばロレックスなら、オーバーホールに出すと腕時計を分解して洗浄・研磨してくれますので、細かな傷は取り除くことができます。

日常でついた細かい傷なら、外装研磨の費用はかかるにしても、時計の価値を大きく損ねるものではありません。

多少の減額はあるにしても、買取金額への影響もそれほど大きくはないと言えるでしょう。

ただし、高級時計の風防の素材として使われるクリスタルガラスやサファイアガラスは、研磨することが困難と言われます。

元々傷がつきにくい素材ではありますが、傷がついてしまった場合には交換が必要となり、修理費用がかさんでしまう可能性があります。

人気ブランドの腕時計は多少の傷があっても買取金額がつく

高級腕時計を売りたくても傷があると、買取金額が大きく下がってしまうのではないかと不安を抱く人は多いかもしれません。

ですが、心配はいりません。

ロレックスやカルティエ、パティックフィリップなどの高級腕時計は中古市場で人気が非常に高く、多少の傷がついていても高い買取金額がつく可能性があります。

まずはバイセルの無料査定で価値をお確かめください。

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買取金額に大きく影響する傷とは

買取金額に大きく影響する傷とは

反対に、外装研磨をしても取り除けないような傷は、買取金額への影響が大きくなってしまいます。

例えば、以下のような状態が挙げられます。

  1. ブレスレットや風防に大きくて深い傷がついている
  2. 名前を刻むときに彫りこんだ傷
  3. 大きな衝撃を受けたときにできた傷

また、傷以外にも以下のような状態になっていると、買取金額に大きく影響してしまうかもしれません。

  1. ぶつけてしまって凹んでいる
  2. 部品が欠損している
  3. 修理ができないほど状態が悪い
  4. 変色している
  5. 機械式時計の針が動かない
  6. クォーツ式時計の電池を交換しても動かない

傷に加えてこれらの特徴がある腕時計だと、買取金額が大きく下がってしまう可能性があります。

中古市場で需要の高い人気ブランドの腕時計であっても、このように状態の悪いものは買取金額のダウンは避けられないでしょう。

ムーブメントが動かない(動きが鈍い)機械式腕時計は、時計としての価値が下がる可能性があります。

クォーツ式時計の電池を交換しても動かない場合は内部が故障している場合があるので、査定金額が低くなる可能性があります。

ベルトの劣化も腕時計の買取金額に影響する?

ベルトの劣化も腕時計の買取金額に影響する?

長く腕時計を使っていると、本体と同じようにベルトも劣化してきます。

ベルトが劣化すると腕時計の買取金額に影響するのでしょうか。

腕時計のベルトの代表的な素材である金属製・革製・ウレタン製の3つに分けて解説します。

金属製のベルト

金属製のベルトは研磨をして取り除ける程度の傷であれば買取金額への影響は小さいですが、外装研磨で取り除けないような深い傷だと買取金額を大きく下げてしまう恐れがあります。

また、金属製ベルトではベルトのゆるみも買取金額に影響してきます。

金属製のベルトは長く使っていると、どうしても少しずつ消耗してベルトのゆるみが起こってしまいます。

腕時計を外して横に向けたときにベルトがだらっと垂れ下がってしまうほどゆるんでしまうと、部品の交換が必要になります。

経年劣化ですので仕方ない部分はあるのですが、こうなってしまうと買取価格に大きく影響してしまう場合があります。

金属製のベルトのついた腕時計を売りたい場合は、ベルトが垂れるほどゆるむ前に早めに査定に出すことをおすすめします。

革製のベルト

革製のベルトは少し汚れている程度なら買取金額への影響は小さいでしょう。

しかし、革が破れている、糸がほつれている、臭いが酷い、時計の穴が広がりすぎているという状態のベルトだと買取金額への影響は大きくなってしまいます。

腕時計の革製のベルトはブランドバッグと同じように高級革を使っている場合があります。

合皮でない場合は革の価値も含まれているため、ベルトの状態が良いと時計全体の買取金額も高くなりやすいでしょう。

ウレタンのベルト

ウレタンは、伸縮性に優れていて強度が高い合成素材です。

ウレタン製のベルトは水で洗えるなど利便性が高いですが、2年〜3年程度で素材の硬化や退色が目立ちやすくなるなど、金属や革のベルトよりも寿命が短いです。

雨に濡れたウレタンを放置する、湿気の多い場所に保管する、直射日光に当て続けるなどすると素材の加水分解が進んでしまい、劣化が急激に進む場合があります。

このような状態で放置していると、ウレタンベルトが切れたりヒビが割れたりしてしまうでしょう。

経年劣化が避けられない素材ですので、ウレタンベルトの腕時計をお持ちなら早めに売ることをおすすめします。

腕時計の傷を未然に防ぐにはどうすれば良い?

腕時計の傷を未然に防ぐにはどうすれば良い?

腕時計の買取金額を下げる原因となるような傷がつくのを防ぐには、何に気をつけば良いでしょうか。

シチュエーションごとに腕時計に傷がつくのを防ぐための注意点をご紹介します。

外出時の注意点

時計に傷がつきやすいのは、「硬い場所に当たったとき」です。

特に外出中は気づかないうちに色々な場所に腕時計が当たる可能性が高くなります。

ここでは外出時にできる対策をご紹介します。

机などの硬い場所に置くときはハンカチを下敷きにする

腕時計を外して机などに置いたときに、傷がついてしまう場合があります。

普段からハンカチを持ち歩いて、食事や作業などで腕時計を外すときには、ハンカチの上に置く習慣をつけると良いでしょう。

作業するときには腕時計を外す

腕時計に傷がついてしまうタイミングとして多いのが、着けたまま作業をしていて何かの拍子に硬いものに接触してしまう場合です。

例えば、パソコンのキーボードを触っているときに、腕時計をつけた手首がテーブルのフチやデスクに当たってしまうと傷がつくことがあります。

腕時計が硬いものに触れる可能性がありそうなときは、少々面倒だとは思いますが外した方が安心です。

また、その時外した腕時計はハンカチの上に置くようにしましょう。

腕時計を袖の中に隠す

腕時計を着けて歩いているときに、予期せぬタイミングで硬いものに接触してしまう可能性もあります。

そういった事態を未然に防ぐためには、風防を内側に向けて着用する、腕時計を袖に隠すという方法があります。

自宅で保管をする際の注意点

自宅でも時計に傷がつかないように配慮して保管してあげることは重要です。

ここでは自宅で保管する際に気をつけたいポイントをご紹介します。

他の腕時計と接触しないように箱に入れて保管する

自宅で保管をするときは、他の腕時計と接触しないように、1つずつ分けて保管できる腕時計専用のケースに収納することをおすすめします。

腕時計の収納するアイテムはディスプレイと収納を兼ねているものなどがあり、着けていないときもお気に入りの腕時計のデザインを楽しめます。

また、直射日光が当たる場所に保管すると、文字盤や革製のベルトが変色する可能性があります。

さらに、強い湿気は金属や革、ムーブメントにダメージを与えて劣化の原因となります。

保管する際は直射日光が当たらず、湿気の少ない場所を選ぶようにしましょう。

使ったらお手入れをする

使ったあとに腕時計のお手入れをすることも、状態を良く保つためには大切です。

使用後は、マイクロファイバーやメガネ拭きなどの乾いた柔らかい布で腕時計に付着した皮脂汚れや汗を拭き取ってください。

皮脂汚れや汗を放置していると酸化してサビの原因になるので、こまめにお手入れをして汚れの蓄積を防ぎましょう。

ただし、金属や革は水分に弱いので、濡れたタオルで拭くのは避けてください。

長く使うなら数年に1度はオーバーホールをする

長く使うなら、数年に1度は購入したメーカーか時計修理店でオーバーホールをしましょう。

購入してから数年経つと傷や汚れが蓄積し、針の動きが鈍くなることがあります。

外見上は問題がなくても内部機構は状態が悪くなっている可能性があるので、3年〜5年に1回はオーバーホールをしてもらうと安心です。

高級時計ブランドは購入者のアフターサービスとしてオーバーホールを提供しています。

オーバーホールでは分解洗浄、注油、点検などをし、腕時計の外観に細かい傷がついていたらきれいに落としてくれます。

価値ある腕時計を長く使うためにも、定期的なオーバーホールはおすすめです。

傷があっても高く売れやすい時計の特徴

傷があっても高く売れやすい時計の特徴

傷のある時計であっても、傷の程度が軽ければ高い買取価格がつく可能性もあります。

では、傷があっても高く売れやすい時計とはどのようなものでしょうか。

3つの特徴をご紹介します。

  1. 内部の状態が良い時計
  2. 人気ブランド・人気モデルの時計
  3. 付属品が揃っている時計

内部の状態が良い時計

時計の買取では保存状態が重要ですが、「時計の状態」とは外から見える部分だけを指すのではありません。

「時計の内部がどのような状態になっているか」も非常に重要で、買取金額に大きく関わってきます。

ムーブメントに不具合はないか、機構に使われているオイルが変質していないか、クォーツ式時計なら電池の液漏れが発生していないかなどは、腕時計の査定で必ずチェックされるポイントです。

外装に多少の傷があったとしても、時計内部の状態が良ければ高く買取される可能性はあるでしょう。

人気ブランド・人気モデルの時計

確かに時計に傷があると買取価格が減額されてしまう可能性があるのですが、もともとが価値の高い時計であれば、「多少減額されてもなお高い」というケースはあります。

その意味で、ロレックス・パテックフィリップオーデマピゲといった人気ブランドの時計、人気シリーズの最新モデルなど需要の高い時計であれば、多少の傷があっても需要が高く、買取金額も高くなる可能性があるでしょう。

付属品が揃っている時計

腕時計の査定時には、購入時についていた付属品があるかどうかも必ず確認されます。

付属品の具体例としては、時計を購入した際についてくる箱・保証書・説明書・替えベルト・ブレスレットのコマ、また、オーバーホールや修理の証明書などがあります。

これらの付属品は本物のブランド時計である証明になってくれますし、時計コレクターにとっては重要なコレクションの一部です。

付いている方が買取市場での需要が増すため、高く買取されやすくなります。

傷のある時計の買取なら買取実績豊富なバイセルにお任せください

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バイセルの査定士は、高い専門知識と豊富な査定経験を生かして、時計1点1点の価値を正確に鑑定します。

傷の有無に関わらず丁寧に査定し、時計そのものの価値をしっかりと見極めさせていただきます。

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