時計の傷は買取価格にどう影響する?傷があっても高く買取してもらうためには

2024.07.17

時計買取 コラム
時計の傷は買取価格にどう影響する?傷があっても高く買取してもらうためには
時計を買い替える予定ですが、裏蓋に細かい傷がついています。いくらになりますか?
傷の状態や本体の劣化具合などによって買取価格が変わりますので一度拝見いたします。お電話・メールよりお問合せ下さい。
祖父から高価な時計を譲り受けましたが、長年使っていたようで傷がついています。価値ってありますか?

腕時計を毎日つけていると知らず知らずのうちに衝撃が当たってしまい、風防やブレスレットに傷がついてしまいます。

愛用している腕時計を買い替えなどの理由で査定に出す際に、ついてしまった傷によって査定金額に影響があるかどうか気になってしまいますよね。

腕時計は傷のレベルによっては査定金額に大きく影響します。

本記事では時計の査定に出す際に影響の少ない傷と大きい傷の違いや、劣化しやすいベルトの種類、傷を未然に防ぐ方法をご紹介します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

腕時計についた傷は査定金額に影響する?

腕時計についた傷は査定金額に影響する?

査定では腕時計についた傷は金額に影響するのか気になりますよね。

腕時計についた傷は査定金額に大きく影響するものと影響が小さいものがあります。

ここではどのような傷だと査定金額に影響するのかをご紹介します。

査定金額への影響が小さい傷とは

査定金額への影響が小さい傷とは、自分で研磨をして取り除ける程度のものです。

自分で研磨して取り除ける程度の傷や小さくて浅い傷は、査定金額への影響は小さい傾向にあります。

ただし、傷や汚れのない腕時計は査定金額が高くなりやすいので、小さい傷や汚れは腕時計の素材に応じた研磨剤やクロスで落としておきましょう。

査定金額に大きく影響する傷とは

査定金額に大きく影響する傷とは

査定金額への影響が大きい傷とは自分で研磨をしても取り除けないほどの状態を指します。


例えば、以下が挙げられます。

・ブレスレットや風防に大きくて深い傷がついている

・名前を刻むときに彫りこんだ傷

・衝撃を受けたときにできた傷


査定金額に大きく影響を与えるものは、傷以外にも以下の状態が挙げられます。

・ぶつけてしまって凹んでいる

・部品が欠損している

・修理ができないほど状態が悪い

・変色している

・機械式時計の針が動かない

・クォーツ式時計の電池を交換しても動かない


傷に加えてこれらの特徴がある腕時計だと、査定金額が下がってしまう可能性があります。

中古市場で需要の高いブランドの腕時計であっても、状態が悪くなるほど査定金額のダウンは避けられない場合が多いでしょう。

ムーブメントが動かない(動きが鈍い)機械式腕時計は、時計としての価値が下がる可能性があります。

クォーツ式時計は水晶の性質を利用して動きを制御し、電池を動力源とする仕組みです。

クォーツ式時計の電池を交換しても動かない場合は内部が故障している場合があるので、査定金額が低くなる可能性があります。

腕時計は人気があれば、多少の傷があってもしっかり査定金額がつく!?

高級腕時計を売りたくても傷があると、査定金額が大きく下がってしまうのではないかと不安を抱く人は多いと思いますが心配はいりません。

ロレックスやカルティエ、パティックフィリップなどの高級腕時計は中古市場で人気が非常に高く、多少の傷がついていてもしっかり査定金額がつく可能性があります。

まずはバイセルにお持ちの腕時計をお見せください。

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腕時計のベルトの劣化も査定金額に影響する?

腕時計のベルトの劣化も査定金額に影響する?

長く腕時計を使っていると、本体と同じようにベルトも劣化してきます。

ベルトが劣化すると査定金額に影響するのでしょうか。

腕時計の代表的な素材である金属製、革製、ウレタン製の3つをご紹介します。

金属製のベルト

金属製のベルトは研磨をして取り除ける程度の傷であれば査定金額への影響は小さいですが、深い傷だと査定金額を大きく下げてしまう恐れがあります。

小傷程度なら自分で落としてから査定に出しましょう。

査定金額に影響を与えるのは傷だけではなく、ベルトのゆるみもあります。

金属製のベルトは長く使っているとブレスがゆるんできます。

腕時計を外して横に向けたときにベルトがだらっと垂れ下がってしまうほどゆるんでしまうと、部品の交換が必要になります。

金属製のベルトのついた腕時計を売りたい場合は、ベルトが垂れるほどゆるむ前に早めに査定に出すことをおすすめします。

革製のベルト

革製のベルトは少し汚れている程度なら査定金額への影響は小さいです。

しかし、革が破れている、糸がほつれている、臭いが酷い、時計の穴が広がりすぎているという状態のベルトだと査定金額への影響は大きくなるでしょう。

腕時計の革製のベルトはブランドバッグと同じように高級革を使っている場合があります。

合皮ではない場合は、革の価値も含まれているため状態が良いと査定金額が上がりやすいでしょう。

ウレタンのベルト

ウレタンのベルトは軟質のプラスチック製を使っています。

ウレタンは水に濡らして洗えて利便性が高いですが、金属や革ベルトよりも寿命が短く、2年〜3年程度でプラスチックの硬化や退色が目立ちやすくなります。

雨に濡れたウレタンを放置する、湿気の多い場所に保管する、直射日光に当て続けると劣化が急激に進みます。

このような状態のままだとポリウレタンの加水分解が進んでしまい、ウレタンベルトが切れたりヒビが割れたりします。

ウレタンは金属や革よりも劣化がしやすいので、ウレタンベルトの腕時計をお持ちなら早めに売ることをおすすめします。

腕時計の傷を未然に防ぐにはどうすれば良い?

腕時計の傷を未然に防ぐにはどうすれば良い?

腕時計の査定金額を下げる原因となるような傷がつくのを防ぐには、何に気をつけば良いでしょうか。

ここではシチュエーションごとにご紹介します。

外出時の注意点

時計に傷がつくタイミングは、硬い場所に当たったときです。

特に外出中は気づかないうちに色々な場所に腕時計が当たる可能性が高くなります。

ここでは外出時にできる対策をご紹介します。

机などの硬い場所に置くときはハンカチを下敷きにする

腕時計を外して机などに置いたときに、傷がついてしまう場合があります。

普段からハンカチを持ち歩いて、食事や作業で腕時計を外したときはハンカチの上に置く習慣をつけると良いでしょう。

作業するときには腕時計を外す

腕時計に傷がついてしまうタイミングは、着けたまま作業をしていて何かの拍子に硬いものに接触してしまう場合です。

例えば、デスクでパソコンのキーボードを触っているときに、腕時計をつけた手首がテーブルのフチやデスクに当たってしまうと傷がつきやすくなります。

腕時計が硬いものに触れる可能性がありそうなときは、少々面倒だとは思いますが外した方が安心です。

外した腕時計はハンカチの上に置くようにしましょう。

腕時計を袖の中に隠す

腕時計を着けて歩いているときに、予期せぬタイミングで硬いものに接触してしまう可能性があります。

未然に防ぐには風防を内側に向けて着用する、袖に隠すという方法があります。

自宅で保管をする際の注意点

自宅でも時計に傷がつかないように配慮して保管しましょう。

ここでは自宅で保管する際に気をつけることをご紹介します。

他の腕時計と接触しないように箱に入れて保管する

自宅で保管をするときは、1つずつ分けて保管できる腕時計専用のケースに収納することをおすすめします。

腕時計の収納するアイテムはディスプレイと収納を兼ねているものなどがあり、着けていないときもお気に入りの腕時計のデザインを楽しめます。

ただし、収納アイテムを選ぶときは他の時計と接触しないものを選びましょう。

また、直射日光が当たる場所に保管すると、文字盤や革製のベルトが変色する可能性があります。

強い湿気は金属や革、ムーブメントにダメージを与えて劣化の原因となります。

保管する際は直射日光が当たらない湿気の少ない場所を選ぶようにしましょう。

使い終わったらお手入れをする

使い終わったら腕時計のお手入れをすることも状態を保つためには大切です。

マイクロファイバーやメガネ拭きなどの乾いた柔らかい布で、腕時計に付着した皮脂汚れや汗を拭き取ってください。

皮脂汚れや汗を放置していると酸化してサビの原因になるので、こまめにお手入れをして汚れの蓄積を防ぎましょう。

金属や革は水分に弱いので、濡れたタオルで拭くのは避けてくださいは向きません。

長く使うなら数年に1度はオーバーホールをする

長く使うなら購入したメーカーか時計修理店でオーバーホールをしましょう。

購入してから数年経つと傷や汚れが蓄積し、針の動きが鈍くなることがあります。

外観は問題がなくても内部機構は状態が悪くなっている可能性があるので、3年〜5年に1回はオーバーホールをしてもらいましょう。

高級時計ブランドは購入者のアフターサービスとしてオーバーホールを提供しています。

オーバーホールでは分解洗浄、注油、点検などをし、腕時計の外観に細かい傷がついていたらきれいに落としてくれます。

腕時計を長く使うなら最低限の注意を払って定期的にオーバーホールに出しましょう。

傷のある時計を売るなら時計買取のバイセルがおすすめ

傷のある時計を売るなら時計買取のバイセルがおすすめ

腕時計の売却方法は、主にリサイクルショップ、フリマアプリ、オークション、時計買取店が挙げられます。

そのなかでも時計に詳しい買取業者を選ぶことをおすすめします。

時計の豊富な知識と査定実績がある

時計の買取で大事なのは、腕時計の価値を正しく見極めてもらうことです。

時計専門の買取業者は専用の器具や技術など、リサイクルショップにはない査定体制が整っており精度は高くなります。

査定士には時計の豊富な専門知識と買取実績があるので、中古市場で再販価値が見込める腕時計かどうかを判断できます。

時計買取実績が豊富かどうかは業者のホームページから確認できます。

時計のブランドごとに買取実績を紹介するページがあるので、お持ちの時計のページがありましたら事前に見ておきましょう。

バイセルはロレックス、オメガ、カルティエなどの高級腕時計の買取実績が豊富です。

傷や汚れがあっても査定金額をしっかりつけられます。

買い替えなどで売却する予定のある方はぜひバイセルへお問い合わせください。