ロレックスの保管方法を徹底解説!気を付けるべき点やお手入れの仕方は?
一生ものと言われるロレックスを手にしたのなら、保管方法に気を付けて、より綺麗な状態を保ちたいですよね。
ロレックスは耐久性・耐蝕性の高い腕時計ではありますが、保管方法に気を使うことで、さらに劣化を防ぐことができるでしょう。
ロレックスの保管方法と保管時に気を付けるべき点、お手入れの仕方を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
ロレックスの保管方法
ロレックスは腕に装着することでゼンマイが巻かれる自動巻き式なので、毎日身に着けることが推奨されています。
そのため取り出しやすい場所に置いているかもしれませんが、正しく保管しないと状態を悪くしてしまう可能性があります。
ここではロレックスに適した保管方法をいくつかご紹介します。
頻繁に利用する方は長持ちさせるために読んでおくことをおすすめします。
・専用ケースに入れる
・直射日光や湿気、磁気を避ける
・電子機器など磁気が発生するものから離れた場所に保管する
・使っていないロレックスは定期的にリューズを巻く
専用ケースに入れる
ロレックスをしまう際には専用ケースに入れます。
新品購入時などに付いてくる専用箱が手元にないという場合は、時計保管ケースを用意しましょう。
ロレックスは、ケースに入れて保管することで、傷や変色、ホコリから守ることができます。
直射日光や湿気、磁気を避ける
ケースに入れたロレックスは、直射日光や湿気、磁気を避けて保管しましょう。
直射日光は時計の変色を進める恐れがあり、光を通さないロレックスの専用箱だとしても箱自体が日焼けすることもあります。
また、湿気がある場所に時計を置いておくと、ケースの中がくもったり内部パーツが錆びる恐れがあります。
さらに、磁気もロレックスをはじめとする腕時計の天敵です。
磁気を発するものの近くに置いておくと、時計の内部機構に影響を与え、遅れや進みの原因になります。
ロレックスは、パソコンやテレビ、スマートフォンなどに近づけて置いておかないようにしましょう。
電子機器など磁気が発生するものから離れた場所に保管する
ロレックスの機械式腕時計は、電子機器などの磁気が発生するものからは離れた場所に保管をしましょう。
磁気帯びとは内部機構の部品が磁気を帯びてしまい、部品の正常な動きに不具合が生じることです。
内部機構のほとんどは金属製なので、磁気を近づけるとくっついてしまう性質があります。
腕時計の内部に磁気の性質が残ってしまい、針の進みが遅くなり、狂うようになる場合があります。
精度不良が起きてしまったら時計修理店に数千円で磁気抜きをしてもらえます。
使用頻度が多いロレックスは、磁気から離れた場所に保管をして磁気帯びを防ぎましょう。
使っていないロレックスは定期的にリューズを巻く
ロレックスを長期間使わない場合は、数日に一度はリューズを巻いておきましょう。
リューズを巻いておかないと、時計内部のオイルの劣化や固着によって回らなくなる可能性があるからです。
コレクションが複数あったら、普段使わないロレックスの状態もチェックすることをおすすめします。
ロレックスの保管時に気をつけるところ
コレクションしているロレックスを長く愛用するには、適切な手入れや保管をする必要があります。
ここでは保管をする際に気をつけるところを4つご紹介します。
・落下しそうな場所は避ける
・防虫剤を置いてある場所は避ける
・着用後そのままの状態にしておく
・ワインディングマシーンは使わない
落下しそうな場所は避ける
食事中や読書中にロレックスを外す際は、テーブルの端に置くと誤って落下する可能性があります。
ロレックスは落下による衝撃にも強いですが、頻繁に落としてしまうと風防やベゼルなどに傷がつく場合があります。
風防にヒビが入ると小さな破片が時計の内部に入ってしまい、動作が狂う可能性もあるため、一時的に外す際にはポーチなどに入れるか、自宅に保管する際は専用のケースに入れましょう。
防虫剤を置いてある場所は避ける
ロレックスは、防虫剤が置いてある場所に保管するのは避けましょう。
防虫剤に含まれている樟脳(しょうのう)は時計の文字盤を変色させる、機械のオイルが乾燥する、オイルが変質するなどのトラブルが起きるようになります。
ロレックスを専用の箱に入れてクローゼットに保管をしても、防虫剤の影響をゼロにはできないため、クローゼットの外に保管しましょう。
使い終わったら手入れをする
ロレックスを長く使うなら使い終わったら毎回、お手入れをしましょう。
汗や皮脂汚れなどを落とさずに保管すると、酸化してサビの原因になりやすいです。
ブレスレットやリューズの隙間に入った細かい汚れは蓄積すると取りづらくなります。
ロレックスは防水加工をしているので、クロスでは落ちない汚れがついていたら水洗いするときれいになるでしょう。
そのあとは乾いたクロスで水滴が残らないようにしっかり拭いてください。
クロスは繊維の細かいマイクロファイバークロスかメガネ拭きがおすすめです。
繊維の荒い木綿のタオルは金属や風防を傷つけてしまう場合があります。
ワインディングマシーンは使わない
ワインディングマシーンとは、機械式腕時計のゼンマイを自動で巻き上げる機械です。
機械式腕時計は腕につけることで自動的にゼンマイが巻き上がりますが、外したまま放置しておくと止まってしまいます。
そのため腕時計のコレクションをしている人はワインディングマシーンを使う人が多いですが、ロレックスに使うことは避けた方が良いでしょう。
ワインディングマシーンは人間の動きとは異なる角度に回転する場合があり、ロレックスに負担がかかる可能性があるからです。
少なからず磁気の影響を受けやすくなります。
ワインディングマシーンを使わずに1カ月から3カ月に1度は、腕時計を動かすことを習慣にしましょう。
ロレックスのお手入れの仕方
ロレックスの腕時計は長く愛用しても品質が保たれるように設計されています。
汚れ具合によっては腕時計の品質を保てなくなる場合があり、使い終わったらお手入れをすることをおすすめします。
ここではロレックスのお手入れ方法を、ブレスレット、風防、リューズに分けてご紹介します。
腕時計のブレスレット
ロレックスのブレスレットは、マイクロファイバークロスやメガネ拭きで手入れをしましょう。
ただし、研磨剤を使うと粒子が金属を傷つける可能性があるので、なるべく乾拭きをおすすめします。
ロレックスのブレスレットはオイスターブレス、ジュビリーブレス、プレジデントブレスの3種類があり、どれも金属の部品をつなげたようなデザインです。
金属パーツの結合部分に隙間が空いており、ホコリやチリが溜まりやすくなっています。
パーツの隙間は爪楊枝や毛先の柔らかい歯ブラシで掻き出して落としましょう。
隙間に入り込んだ汚れが落とせなければ、ぬるま湯に中性洗剤を垂らした洗面器にロレックスを入れて、歯ブラシで優しくこすると落としやすくなります。
ロレックスのオイスターケースは完全な防塵・防水加工がされています。
お手入れ時に水につけて洗っても安心です。
風防やリューズの手入れ
風防やリューズの汚れもマイクロファイバークロスかメガネ拭きで落とせます。
風防はガラスですから軽く触れる程度の力で拭きましょう。
リューズ周辺は指でつまむ部分なので、皮脂汚れが溜まりやすく、放置しておくと酸化してサビやすくなります。
しっかり落としたい人は時計専用のクリーナを使うと落とせます。
汚れを落としたらリューズを巻いて置きましょう。
購入したら10年以内に1度はオーバーホールをしよう
ロレックスでは購入してから10年以内にオーバーホールを受けることを推奨しています。
ロレックスでは有料で部品を完全に分解し、洗浄と点検を行っています。
購入してから数年が経って腕時計の劣化し始めたら、オーバーホールに出してみて腕時計の総点検をしてもらいましょう。
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