ロレックスエクスプローラーの特徴は?買取で高く売る方法も解説

2024.08.20

時計買取 コラム
ロレックスエクスプローラーの特徴は?買取で高く売る方法も解説
コレクションの一部であるロレックスのエクスプローラーを手放したいです。いくらになりますか?
モデルや状態によって価格は変わります。一度詳しく拝見致しますのでお電話・メールよりお問い合わせください。
引き出しにしまったままになっているロレックスのエクスプローラーがあります。価値は付きますか?

どのような環境でも高い精度で動作する、耐久性に優れたロレックスのスポーツモデルがエクスプローラーです。

ビジネス・カジュアルを問わず着用できるシンプルなデザインで、中古市場でも高い人気を集めています。

この記事ではエクスプローラーの機能やデザインの特徴について解説し、ロレックスエクスプローラをなるべく高く売るためのコツもご紹介します。

買取りを検討している方はぜひ確認しておきましょう。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

ロレックス エクスプローラーとは

ロレックス エクスプローラーとは

ここでは、ロレックスエクスプローラーの歴史や1と2の違い、デザインの特徴について解説します。

エクスプローラーの歴史

ロレックスエクスプローラーは探検家(エクスプローラー)用の腕時計として、1953年に発表されました。

この年はロレックスの基幹コレクションであるサブマリーナの登場年でもあり、ロレックスにとっては最も大切な年の一つであったと言えるでしょう。

エクスプローラーは視認性の良さと精度にこだわって開発され、徐々にその性能を高めていきました。

1963年に発表されたRef.1016では、100mまで進化した防水性やバイビート化したムーブメント、輝度が向上した夜光塗料などが採用され、この後の機種におけるスタイルを確立したと言われています。

そしてその後に発表されていった機種においても、以下のように機能の変更・追加がなされているのです。

発表年 モデル 変更・追加点
1990年〜 Ref.14270 ・インデックス周りにメタルフレーム追加
・風防にはクリスタルサファイアガラスを採用
・キャリバー3000のムーブメントを採用
・モダンなデザインに大きく変更
2001年〜 Ref.114270 ・ツインブリッジ式ムーブメントで精度向上
・ケースとフラッシュフィットが一体に
・クリスタルへの王冠刻印
・夜光塗料がトリチウムからミノバへ変更
2010年〜 Ref.214270 ・ケースサイズが3mmアップして視認性が向上
・自社開発のパラクロムヒゲゼンマイ搭載のキャリバー3132を採用
・ケースの大型化とデザインが合わないと低評価を受けるが、2016年からは改善される

こうして試行錯誤を繰り返すことで、多くの方に愛されるデザインと性能の良さを身につけていったのです。

探検家・冒険家が身につける時計として、エクスプローラーはそのタフさや実用性を証明する必要がありました。

結果としてエクスプローラーがどんな状況下でも耐えられる、探検家のための時計であることが証明されています。

1972年には、エクスプローラー1の人気が陰りを見せ始めていた状況を打破するため、エクスプローラー2が発売されました。

エクスプローラー2は、探検家用モデルから洞窟探検家用モデルへと進化を遂げたプロ仕様の時計であり、それまで無かった日付機能やリューズガードが装備されました。

ロレックスエクスプローラーの1と2の違いは?

ロレックスエクスプローラーの1と2の違いは?

ロレックスエクスプローラー1と2の違いを分かりやすくするために、以下の表で簡単にまとめました。

エクスプローラー1 エクスプローラー2
発売年 1953年 1972年
コンセプト 探検家用 洞窟探検家用
簡単なイメージ シンプルな時計 多機能な時計
カラー展開 ブラックのみ ブラックとホワイト
重視した点 実用性 機能性

先ほどお話しした通り、エクスプローラー1は探検家用の時計であり、エクスプローラー2は洞窟探検家用のモデルです。

エクスプローラー1では実用性を重視していることからカラー展開はブラックのみであり、シンプルでスッキリしている印象を受けます。

エクスプローラー2は機能性を重視したため、24時間表示ベゼルや24時間針が採用されました。

加えてエクスプローラー2は、日付機能やリューズガードなどエクスプローラー1には無かった機能が追加されています。

実用性重視のシンプルなデザイン

ロレックスエクスプローラーは、実用性重視のシンプルなデザインが最も特徴的な時計であり、一目で時間を確認できるシンプルさが魅力の一つです。

エクスプローラーの防水性能は1953年の発売当初水深50mでしたが、現在では日常生活用の強化防水時計として100mの水深まで使用できます。

また、1978年にはエクスプローラーを着用したイタリア人冒険家・ラインホルトメスナー氏が、世界初となる無酸素単独エベレスト登頂を成功させて注目を集めました。

エベレスト登頂にも対応可能な、エクスプローラーの堅牢性や性能の高さが証明されました。

更に現在では一般の方がより利用しやすいデザインにマイナーチェンジされており、高機能な時計をシンプルに利用できると、ビジネス・カジュアルシーン問わず親しまれています。

エクスプローラーの各モデルの概要

ここでは、エクスプローラー1と2各モデルの概要について、より詳しく解説します。

エクスプローラー1

エクスプローラー1の性能や概要については、以下の通りです。

ムーブメント 自動巻き
防水性能 水深100メートル防水
ケース径 39mm
ダイヤルカラー ブラック
風防 サファイヤクリスタルガラス

エクスプローラー1は、探検家用として実用性を突き詰めて開発された時計で、日付表示がないことから盤上の印象が非常にシンプルです。

また、39mmのケース径でスッキリとしたスムースベゼルのため、実際に着用すると少し小ぶりな印象です。

加えて、エクスプローラー1は高い衝撃吸収能力を実現するために、パラフレックスショック・アブソーバーが装備されています。

2010年のモデルチェンジ以降のタイプではバックルにダブルロック式を採用しており、堅牢性を高めるとともに高いラグジュアリー感も演出しています。

エクスプローラー2

エクスプローラー2の機能や概要については、以下の通りです。

ムーブメント 自動巻き
防水性能 水深100メートル防水
ケース径 42mm
ダイヤルカラー ブラック・ホワイト
風防 サファイヤクリスタルガラス

エクスプローラー2は洞窟探検家のために作られた時計です。

実用性もさることながら様々な環境下で使用できるよう、高い機能性を追求しています。

洞窟内は太陽の光が届かず、長時間滞在による時間感覚の喪失に対処するために、24時間表示ベゼルと24時間針、日付機能などが採用されました。

洞窟探検家用とはいってもサイズ感は大きすぎず、どのモデルも日常的に使いやすいことが特徴です。

現行モデルのケース径は42mmですが、Ref,16750やRef.16550といった旧モデルでは40mmです。

高級時計を売るならバイセルがおすすめ

もしロレックスエクスプローラーのような高級時計を売りたいと考えるのであれば、バイセルをぜひご利用ください。

時計の専門知識を有した査定士が査定し、適正な買取価格をお付けします。

現在ではインターネットオークションやフリーマーケットサイトなど、時計を気軽に販売できる手段も沢山あります。

これらのサービスは手軽さがありますが、付いた価格が本当にロレックスエクスプローラーの価値に見合う適切な額かどうかを判断することができません。

特に高級時計など高価な品物を販売するのであれば、損をしないために価値をしっかりと査定してもらう必要があります。

高く売るためのポイント

ここからは、高級時計を高価買取してもらうためのポイントをご紹介いたします。

付属品を揃えて査定に出す

時計を売りに出す際には、付属品をそろえて査定に出すことが大切だと言えます。

時計が本物であることは証明書で証明する必要がありますし、特に希少性の高い時計であればブレスのコマなどの付属品まで揃っていることは稀であるため、価値が上がる可能性があります。

また、付属品には箱も含まれます。

せっかく箱があるのに「あまりきれいじゃない」「ボロボロだから」と査定の際に箱を持っていかない方もいますが、立派な付属品ですので持っていきましょう。

特にロレックスは付属品の有無で買取価格が大きく変わることがあります。

査定に出す際は忘れずに付属品も合わせて持っていきましょう。

オーバーホールには出さずにそのまま査定へ

時計はキレイな状態の方がもちろん高値が付きやすいものですが、だからといってオーバーホールに出してから売ると、かえって損をしてしまう可能性もあります。

オーバーホールに出すには当然料金がかかるので、オーバーホールにかかった料金以上に査定額が高くなければ損をしてしまうでしょう。

また、一般的に時計買取業者は、自前もしくは提携の工場にてメンテナンス・修理ができます。

買取業者がメンテナンス整備を整えていることで、個人でメンテナンスに出すよりも安価で修理ができます。

ロレックスの査定についても同様のことが言えるので、査定に出す際は修理に出さずそのままの状態で持って行きましょう。

複数の買取業者で比較する

可能な限り高値で買取してもらうためには、複数の業者に査定に出すことも重要だと言えます。

業者によって買取額にバラツキはどうしても出てしまいます。

査定士のレベルは業者によって異なりますし、業者それぞれが持つ再販ルートの違いによっても、同じ時計に付けられる査定額に違いが出てしまうからです。

そのため、一つの買取業者が出した金額だけで売ることを決めてしまっては損をしてしまう可能性があります。

複数の業者に査定依頼をし、納得のできる買取りを実現させましょう。

買取価格の比較検討なら、時計買取でおなじみのバイセルにお任せ下さい。