桜切手の買取相場と高額買取の方法をご紹介

2024.10.02

切手買取 コラム
桜切手の買取相場と高額買取の方法をご紹介
桜切手を買取してほしいです。いくらになりますか?
発行年や、保存状態によって価格は変動します。一度詳しく拝見致しますのでお電話・メールよりお問い合わせください。
自宅を整理していたら桜切手がでてきました。価値はありますか?

桜切手は明治時代が始まって間もない頃に発行された歴史のある切手です。

日本において切手の黎明期だった頃に誕生した桜切手は、手彫りで版をつくっていたため同じ種類の切手でも一枚ごとに図案に微妙な違いがあります。

この違いは、切手コレクターの収集意欲を駆り立てる要因にもなって、非常に高い人気を誇っています。

少し前には、TV番組で専門家に鑑定された3枚の桜切手に、数千万円の鑑定額が付いたこともあり話題にもなりました。

本コラムでは切手コレクターから高い人気を持つ、桜切手の概要・種類や価値などをご紹介します。

また、桜切手には模造品が出回っている可能性があるので、本物と偽物を見分ける方法についてもお伝えします。

期間限定キャンペーン実施中!なんとこのような切手でも買い取れます!締切迫る!12月末まで 期間限定キャンペーン実施中!なんとこのような切手でも買い取れます!締切迫る!12月末まで

お問い合わせ・無料相談はこちら

電話から相談する

0120-612-773

通話料無料・24時間365日受付中

メールから相談する

お申し込みフォームへ

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

桜切手について

桜切手について

桜切手とは、1872年(明治5年)に日本で発行された普通切手です。

桜切手の歴史は古く、日本最古の「竜切手(りゅうきって)」に続き2番目に発行された切手としても有名です(竜切手については本コラムの後半で触れています)。

様々な種類が発行された桜切手の図案にも共通点があります。

例えば、桜切手というだけあって表面の四隅には桜が配置されていて、中央には菊花紋章が描かれています。

桜切手の図案は発行当初から変更はされませんでしたが、色・額面・素材は発行年によって徐々に変化していき、その結果、現代では多種多様な桜切手が存在しています。

希少性がある上に微妙に異なる図案が、切手コレクターの収集意欲を掻き立て、人気を集めているのかもしれません。

また、発行される桜切手の種類ごとで発行枚数に違いがあるため、現存する枚数が少ない種類の桜切手には高額の買取価格が付くこともあります。

桜切手の特徴

桜切手の特徴

桜切手は「額面の違い」「カナの有無」「用紙の種類」「改色の有無」の特徴があり、これら4つの違いで種類を分けることができます。

桜切手の特徴1:額面の違い

桜切手は半銭・1銭・2銭・4銭・6銭・10銭・20銭・30銭と多くの額面が発行されました。

額面金額は図案の四辺に記載されていて、図案の上下には「20 SEN」といったようにアラビア数字とローマ字で書かれ、左右には「二十銭」と漢字で書かれています。

桜切手の特徴2:カナの有無

「カナ」とは、桜切手の図案に記載されている「イ」や「ハ」といったカタカタの記号のことです。

桜切手には図案にカナが入っている種類と、入っていない種類が存在しています。

カタカナの記号は、在庫管理の目印として桜切手の図案に書かれるようになりました。

桜切手の特徴3:用紙の種類

桜切手の特徴3:用紙の種類

桜切手には「和紙」と「洋紙」が使われています。

桜切手の発行が始まった当初は和紙が使われていましたが、和紙は素材として非常に脆く、変色もしやすい素材でした。

和紙の桜切手を貼り付ける際に破れやすいなどの苦情が多かったため、途中からは和紙よりも丈夫で紫外線による変色に強い洋紙が採用されました。

桜切手の特徴3:改色の有無

桜切手は製作の効率化を優先するために一色刷りを採用していました。

採用されていた色も様々で、青や黄色、ピンクに近い赤などで図案が刷られていて、色によっても額面や発行年数に違いがあります。

お問い合わせ・無料相談はこちら

電話から相談する

0120-612-773

通話料無料・24時間365日受付中

メールから相談する

お申し込みフォームへ

もしかして偽物かも?桜切手の真贋の見分け方

もしかして偽物かも?桜切手の真贋の見分け方

桜切手が発行された当初は、職人が手彫りをした版を用いて印刷していました。

手彫りだったため、まったく同じ版をつくるのが困難でした。

そのため、同じ額面の桜切手でも微妙な違いがあることも、切手コレクターの間でも重宝される理由の一つです。

ただ、版が手彫りであったために、桜切手を真似た「模造品(偽物)」も多くつくられました。

ここからは偽物の桜切手についてや、その見分け方についてご紹介をします。

桜切手の模造品

切手の歴史が浅かった明治初期、切手の図案のもとになる版は全て職人が手で彫っていました。

手彫りのため、同じ種類の桜切手でも一枚ごとに微妙な違いが生じることが、現代の切手コレクターから人気を集めている理由です。

しかし、人気がある故に本物を真似た偽物もつくられていました。

たとえ偽物と言っても、見た目は精巧につくられているため、桜切手の図案に関する十分な知識を持っていないと、真贋を見分けることが難しいとされています。

インターネットの発達によって個人間で貴重な切手の売買が簡単にできるようになった現代ですが、直接切手を見定めることができません。

そのためネットオークションなどを利用して「本物」と思って購入した切手が「偽物」ということが可能性としてあります。

桜切手の購入を考えているとのことでしたら、不特定多数の出品者がいるネットオークション・フリーマーケットアプリは避けましょう。

代わりに、切手の目利きのプロが運営する切手専門のお店やサイトで購入することで、偽物の桜切手を購入する可能性も低くなります。

偽物の桜切手の見分け方

偽物の桜切手の見分け方

偽物の桜切手を見分けるポイントは、図案に描かれている以下の箇所で真贋の判断ができます。

・四隅の桜の描き方

・菊花紋章のサイズ

・額面の文字の形や配置の違い

桜切手の図案には四隅に桜の花が配置されています。

偽物の場合は桜の中心から放射状に伸びる線が、本物よりも細く描かれている場合があります。

また、偽物の桜切手に描かれている菊花紋章は本物よりも大きく描かれている場合があるので、菊花紋章のサイズの違いで真贋を見極めることができるでしょう。

額面に書かれている文字の形や配置の違いでも本物と偽物を見分けることができます。

しかし「四隅の桜の描き方」「菊花紋章のサイズ」「額面の文字の形や配置の違い」も、切手に詳しく無い素人の場合は、本物と偽物を見比べないと真贋の見極めは至難の業です。

もしも「持っている桜切手が本物か偽物か知りたい」という人は、切手に詳しいバイセルにご相談ください。

桜切手の種類と買取価格

桜切手の種類と買取価格

桜切手は明治初期ごろの、日本で切手文化が芽吹いた頃に発行された切手です。

発行された年によって紙や色などが変わり、図案にはカタカナ文字が入るようになったのが桜切手の特徴です。

歴史が古い上に様々な種類が存在する桜切手は、切手コレクターからも高い人気を集めています。

ここからは、切手の買取市場で人気のある桜切手の種類と価値についてご紹介します。

桜和紙カナ無し

「桜和紙カナ無し」は1872年(明治5年)に発行された、初代の桜切手です。

桜和紙カナ無しの切手は、在庫管理が整う前に発行されたためカナが入っておらず、和紙を素材としてつくられています。

額面は半銭・1銭・2銭・4銭・10銭・20銭・30銭と多くの額面の切手が発行され、うち2銭だけ発行年によって朱色と黄色が存在しています(他の額面の桜切手は朱色のみです)。

初代桜切手の桜和紙カナ無しは、現存する枚数が少ないため桜切手の中でも高い価値を持っています。

特に、数が少ない20銭と30銭の額面がついた桜切手は、他の額面の桜切手と比べて桁違いの買取額が付く場合があります。

桜和紙カナ入り

桜和紙カナ入り

1874年(明治7年)以降に発行された和紙の桜切手の図案には、在庫管理の目的としてカタカナ記号が記載されるようになりました。

カタカナが入っている桜切手は「桜和紙カナ入り」と呼ばれていて、発行された額面は2銭・6銭・20銭・30銭と初代桜切手よりも少ないです。

価値は桜和紙カナ無しより劣りますが、図案に入っているカタカナの文字によっては高い希少性を誇っています。

桜洋紙カナ無し

和紙製の桜切手は耐久性の面で難点があったため、それを補うために採用されたのが洋紙製の桜切手です。

洋紙製の桜切手もカナ入りとカナ無しが存在しています。

1874年(明治7年)に発行された「桜洋紙カナ無し」の桜切手は、4銭と30銭の2種類の額面しか発行されませんでした。

30銭の桜洋紙カナ無しの切手は、現存する枚数が少ないため切手の買取市場では非常に重宝され、滅多に見かけることのない代物とされています。

桜洋紙カナ入り

在庫管理用のカナ記号が入っている洋紙製が「桜洋紙カナ入り」の桜切手です。

額面も豊富で半銭・1銭・2銭・4銭・6銭・10銭・20銭・30銭と、7つの額面で発行されました。

中でも6銭の「ヨ」のカタカナ記号は、残っている枚数が少ないとされているため、切手の買取市場では高値で買取されているケースがあります。

桜洋紙改色カナ無し

桜洋紙改色カナ無し

洋紙の桜切手の中にも、図案の色を変えて発行された切手があります。

改色された桜切手にもカタカナの有無があり、洋紙・改色・カナ無しの桜切手は「桜洋紙改色カナ無し」と呼ばれています。

1875年(明治8年)に発行された桜洋紙改色カナ無しの桜切手は、1銭と4銭の2種類の額面が存在しています。

1銭は白地に茶色で、4銭は白地に緑色で図案が印刷されています。

桜洋紙改色カナ無しだけではなく、桜切手は額面やカタカナ記号の違いで約40種類も存在しているので、素人目で桜切手の種類を見極めるのは非常に困難です。

桜洋紙改色カナ無しも含め、桜切手の売却は切手のバイセルに依頼するのが良いでしょう。

桜洋紙改色カナ入り

「桜洋紙改色カナ入り」の桜切手は、その名の通りカタカナ記号が図案に記載されている桜洋紙改色の桜切手です。

桜洋紙改色カナ入りは半銭、1銭、2銭、4銭、6銭、10銭、20銭、30銭の額面が存在が存在し、どの額面でも希少性が高いため切手の買取市場では高値で扱われることが多いです。

その中でもカタカナ記号の「ト」や「チ」が図案に入っている種類は、特に価値が高いとされていて数百万円で取引されるケースもあります。

桜切手以外の明治に発行された切手

桜切手以外の明治に発行された切手

切手の発行が本格化した明治時代には、桜切手のほかにも希少な切手が存在しています。

ここでは番外編として、今でも切手コレクターから高い人気を集める明治時代の切手についてご紹介します。

竜切手

「竜切手」は、日本で初めて発行された郵便切手です。

桜切手の前身の切手ともされる竜切手は、1871年(明治4年)に発行されました。

竜切手という名前は、図案の中央に記載された額面を囲うように描かれている、向かい合った2頭の竜に由来しています。

竜切手が発行された当初の額面は、48文・100文・200文・500文と、江戸時代の通貨単位の「文」が単位となっています。

その後、新貨幣の条例が制定され「圓(円)」が新しい通貨の単位となった1872年(明治5年)以降、切手においては「銭」が額面の単位となりました。

貨幣単位の変わり目に発行された竜切手は、記載されている額面の違いで「竜文切手」「竜銭切手」と分類することができます。

竜切手の詳細、価値について詳しいことを知りたい方は、以下のページを確認ください。

日清戦争勝利 北白川宮

日清戦争勝利 北白川宮

日清戦争の勝利を記念して1896年(明治29年)発行された「日清戦争勝利 北白川宮(きたしらかわのみや)」は、日本で2番目に発行された記念切手です。

ちなみに日本で初めての記念切手は「明治天皇銀婚記念」の切手とされています。

参考記事:天皇陛下記念切手の価値が知りたい!切手買取で高価買取してもらうには?

北白川宮は、日清戦争では近衛師団長として出征しましたが、台湾にて戦病死した人物です。

「日清戦争勝利 北白川宮」は日本で初めて人物の肖像画が採用された切手としても有名です。

また、図案には北白川宮以外にも参謀総長の有栖川熾仁(ありすがわ たるひと)も図案として採用されています。

「日清戦争勝利 北白川宮」は日本で2番目に発行された記念切手だけあって、保存状態によっては高額買取が期待できる一枚です。

日露戦役凱旋切手

「日露戦役凱旋切手(にちろせんえきがいせんきって)」は、日清戦争で日本が勝利した後に開催された、陸軍凱旋観兵式を記念して発行された切手です。

1906年(明治39年)に発行された日露戦役凱旋切手は、1銭5厘(1.5銭)と3銭の2種類の額面で発行されました。

額面によって図案の色が異なり、1銭5厘は青色、3銭は赤色です。

切手の買取市場では桜切手に劣りますが、状態によっては高額買取を期待できます。

桜切手などの明治時代の切手の売却方法

桜切手などの明治時代の切手の売却方法

桜切手などの明治時代に発行された切手は発行された枚数が少ないため、非常に高い価値を持っています。

しかし、ネットオークションやリサイクルショップなど様々な買取方法が存在している現代では、売却方法を選ぶのも一苦労することでしょう。

切手の売却で代表的な方法としては以下が挙げられます。

・金券ショップ

・ネットオークション

・切手買取のバイセル

結論からお伝えすると、明治時代の切手を売却する際に最も適した方法は「切手買取のバイセル」です。

では、どうして切手買取のバイセルが明治時代の切手を売却する上で適しているのか、他の売却方法を紹介しながらご説明します。

金券ショップを利用する

金券ショップを利用する

駅前や繁華街でよく目にする「金券ショップ」は、都心にお住い、お勤めでしたら一度は目にしたことがあることでしょう。

金券ショップではギフトカード・商品券など、「金券」と呼ばれる特定の範囲内でお金の変わりの役割を持つ券を扱っています。

金券ショップでは切手やハガキも扱っていて、買取も行っているところも多いです。

しかし、桜切手をはじめとする明治時代に発行された切手の買取で、金券ショップを利用することはおすすめできません。

その理由は、金券ショップで扱っている切手の多くが一般的に流通している普通切手で、店員は希少性の高い明治時代の切手の取り扱い経験が少ない可能性があるためです。

額面以上の価値を持っている桜切手は、記事の前半でお伝えした通り額面やカナの有無などの違いで40種類以上に分類できます。

切手に対する十分な知識を持っていないと、桜切手の価値を見極めて適切な買取額を提示するのは非常に難しいです。

古い切手に対する査定の経験が少ない金券ショップでは、期待できる買取価格を提示してくれない可能性があるでしょう。

ネットオークションを利用する

インターネットが発達した現代では、ネットオークションで個人間で様々なモノを購入、出品できるようになりました。

希少性の高い桜切手の売却を考えている人の中には、ネットオークションの利用を考えている人もいるのではないでしょうか。

ネットオークションは個人でも気楽に出品できる反面、現金を受け取るまで様々なことを行う必要があり、非常に手間がかかるデメリットがあります。

例えば出品準備のために切手を撮影して、切手についての商品説明の文を考える必要があります。

商品説明文では切手が魅力的に感じられるように、顧客の興味を引く文章を書かなくてはいけません。

加えて、落札者が現れた後のことを考えて、切手に関する注意点や補足説明などを書き、落札者との間でのトラブルを未然に防ぐ必要もあります。

切手が落札された後も、落札者と連絡をやり取りをして商品の発送方法や支払い料金についてなどを確認する必要があります。

また、切手が破れたり折れたりしないように注意をして、梱包をして宅配会社への集荷依頼をする手間もあります。

「手間やトラブル無しで切手を現金に変えたい」とお考えなら、ネットオークションを利用することはオススメできません。

切手買取のバイセルを利用する

切手専門の買取業者を利用する

受け取れる金額と手間を考えた場合、今回ご紹介した希少性の高い切手の売却に最も適しているのは、切手買取のバイセルです。

バイセルは、買い取った切手の販路に切手コレクター向けのルートを持っていて、プレミア価値が付く切手の買取を積極的に行うことができます。

また、バイセルの査定士は日々、多種多様の切手の査定を行っているため、切手について十分な知識を有しています。

桜切手は用紙やカナの有無で価値が大きく異なりますが、バイセルの査定士はその価値を見極めます。

査定士は提示してくれた買取額に関して根拠のある理由を説明してくれるので、安心して切手を手放せるはずです。

バイセルは「出張買取」「宅配買取」などのサービスを行っており、「買取は面倒」と思っている人でも手軽に切手の買取ができる環境が整っています。

「出張買取」とは、査定士が利用者の自宅に訪問をして、切手の査定から買取までを自宅で済ませることができるサービスです。

「宅配買取」は買取依頼をした業者から送られる段ボールなどに切手を梱包して、業者まで発送することで査定と買取を行ってもらえるサービスです。

「切手が大量にあって、発送や持ち運ぶのが面倒」と感じる人は出張買取を、「あまり家にいる時間がない」という人は宅配買取を選ぶのがおすすめです。

自分の都合に合わせて買取方法が選べるのも、バイセルの魅力です。

切手の買取で気を付けるべきこと

切手の買取で気を付けるべきこと

希少な桜切手は、切手の買取市場でも高値で取引される場合が多いです。

ですが、保存状態や消印の有無によっても買取価格に大きく影響します。

切手はデリケートな紙が素材となっているので、普段の扱い方次第では買取不可になってしまう可能性もあります。

買取不可というケースにならないように、切手の買取で気を付けるべきことを3つお伝えします。

消印付きは買取不可の可能性が高い

切手専門の買取業者のなかでも「消印が付いている切手」の買取を行っていない業者が存在します。

お持ちの切手に消印が付いている場合は、買取依頼をする前に買取業者に「消印が付いている桜切手の買取はしてもらえるか」を直接、問い合わせて確認しておきましょう。

実際に査定をした際に「消印が付いている切手の買取は出来ません」と断れてしまっては、時間を無駄にしてしまうだけです。

切手を売るならバラよりもシートで売る

切手はバラよりもシートになっている方が買取価格も高くなります。

シートとは、切手が個別に切り離されていない一枚のシート状になっているものを指します。

シートは切手の枚数が多いため買取価格も高くなりますが、シート状であることが付加価値になります。

同じ枚数でもバラとシートでは買取額に差が出るので、切手は切り離さずにシートの状態で買取に出しましょう。

状態の良いものしか売れないかも

状態の良いものしか売れないかも

桜切手などを扱う切手の買取市場では状態の良い切手が好まれ、状態が良いほど買取価格も高くなります。

そのため切手の状態には気を配るようにしましょう。

切手の状態を悪化させる要因としては、傷・破れ・変色・ヒンジ跡などが挙げられます。

傷・破れの対策としては、保存時はストックブック(切手を保管するファイル)に入れることを徹底することです。

不用意に取り出すことは避けて、取り出す際は切手専用のピンセットで切手を扱うようにしましょう。

切手専用のピンセットは先が平らになっているため、切手を挟んだ際も表面に傷を付けずに済みます。

切手の変色の原因に直射日光があります。

切手を入れたストックブックは直射日光が当たらない場所で保管をしましょう。

ちなみに、切手を高温多湿の場所においてしまうと裏糊が溶けてしまい、汚れが付いてしまう可能性があります。

そのため、日陰で風通しが良い場所が切手の保存には適した場所と言えます。

切手の裏面に付いているヒンジ跡も買取額を落とす原因になります。

ヒンジとは、切手よりも一回り小さい片面に糊が付いている薄い紙です。

コレクション用の切手をノートに貼り付ける際に用いるものですが、裏面にヒンジ跡が付いていると買取価格に影響します。

しかし、ヒンジを無理に剥がしてしまうと切手が破れる場合もあります。

お持ちの切手にヒンジが残っている場合は、無理に剥がさずに買取に出すのが無難です。

桜切手は価格相場、人気とともに高い切手!ただし偽物には注意!

桜切手は価格相場、人気とともに高い切手!ただし偽物には注意!

桜切手は明治時代に発行された切手の中でも希少なため、切手の買取市場でも人気のある切手の一つです。

しかし、人気があるために模造品が出回っている可能性があります。

仮にお持ちの桜切手をインターネット経由で個人から購入したとのことでしたら、偽物である可能性も考えられますので注意してください。

また、切手の買取市場では未使用で状態の良い切手が好まれ、希少な桜切手でも例外ではありません。

切手の買取を検討されている場合は、保存方法に気を配りながらもなるべく早いタイミングでの買取依頼をしましょう。