おめでたい行事全般で使う「慶事用切手」の貼り方やマナー
慶事用切手の「慶」は、めでたい、祝う、喜びの意味を持ちます。
日本には古くから多くの慶事があり現代まで脈々と守られています。
しかし、慶事はそれほど頻繁にあるものではないためマナーなどを忘れてしまいがちです。
今回は、慶事用切手とはどのような切手なのか、きれいに貼る方法、使用時のマナーについて紹介します。
お問い合わせ・無料相談はこちら
電話から相談する
0120-612-773
通話料無料・24時間365日受付中
メールから相談する
お申し込みフォームへ※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
目次
慶事用切手とはどのような切手?
慶事用切手は、祝い事をはがきや手紙で報告するときに使われます。
例えば、結婚・出産・七五三・入学・卒業祝い・成人式などに使われることが多いです。
額面は、63円・84円・94円の3種類があります。
各図柄には慶事と吉祥のシンボル鶴と、松・竹・梅がデザインされています。
63円切手は鶴に「梅」文様、84円切手は鶴に「竹」文様、94円切手は鶴に「松」文様が描かれています。
慶事用切手はどこで買える?
慶事用切手は全国の郵便局で販売しています。
一般の切手はコンビニでも購入できますが、慶事用切手はできません。
平日に郵便局に行く時間がない場合は、郵便局のWebサイトが便利です。
慶事用63円切手と94円切手は100枚単位で購入できます。
84円切手は10枚1シートから購入できますが、注文金額が5,000円に満たない場合は税込み720円の送料を払う必要があります。
招待状のハガキに慶事用切手を貼る際のマナー
慶事用切手は、結婚式の招待状や返信ハガキに貼付されることが多いです。
招待状の封筒やハガキに慶事用切手を貼る際の位置や、きれいに切手を貼る方法について説明します。
慶事用切手を貼る位置
切手は、縦長にしたときに左上の位置に貼るのが基本です。
縦長の封筒を使用する場合は左上に、横長の封筒を使用する場合は右上に貼ります。
基本の位置以外に切手を貼っても送付することはできますが、マナーとしては適切ではありません。
きれいに切手を貼る方法
慶事用切手は、切手の裏を水で濡らしてから貼り ます。
湿らせたスポンジ、ピンセット、小皿、ティッシュを準備して、以下の手順で切手を貼るときれいに仕上がります。
慶事用切手を大量に貼る場合は、100円ショップで切手用のスポンジを購入することをおすすめします。
切手用のスポンジは指先を濡らして紙をめくりやすくする役割もあります。
1.スポンジを水で湿らせ、小皿に置く
2.切手の糊面を下にしてスポンジの上に置き、軽く指で押さえる
3.切手の角を指もしくはピンセットで持つ
4.切手を貼りたい位置に置く
5.切手の上に折りたたんだティッシュを乗せて、軽く押さえる
6.ティッシュを取る
慶事用切手を使う際に気をつけること
慶事用切手を使う際は、送り先の人に好印象を抱いてもらうためにもマナーに気をつけましょう。
ここでは慶事用切手の切手を使う際に気をつけることをご紹介します。
料金が足りなければ慶事用切手を3枚貼る
1枚の切手では料金が足りなくなっても、慶事用切手を2枚貼ることは避けましょう。
「2」は割り切れる数のため別れを連想させ、縁起が良くないといわれています。
切手を貼ったあとに料金不足に気づいたら3枚貼ることをおすすめします。
招待状が大きめなら定形外郵便物で送付する
結婚式の招待状を送る際は封筒が大きいうえに返信用ハガキも同封するので、重量オーバーで定形外郵便物扱いになる場合があります。
招待状は重くても100g以内に収まることが多く、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内で重量1kg以内なら定形外郵便の140円で送付できます。
慶事用の94円切手と63円切手の2枚を貼ると、157円となり料金を満たしますが、慶事用切手を2枚貼ることは避けるのがマナーなので普通切手140円を1枚貼りましょう。
余った慶事用切手の使い道
用途が祝い事に限られる慶事用切手は余ってしまうことが多いでしょう。
ここでは慶事用切手が余った場合の使用方法を紹介します。
・郵便局で交換する
・ゆうパックを送る際に使う
・切手を扱う買取業者に売る
郵便局で交換する
不要になった慶事用切手は、郵便局で以下の商品に交換できます。
・通常切手
・くじ番号が付いていない郵便ハガキ
・郵便書簡
・レターパックなどの特定封筒
慶事用切手1枚につき手数料5円が必要です。
交換する商品によって手数料が異なります。
ゆうパックを送る際に使う
ゆうパックの送料は現金だけでなく、切手単体や切手と現金を併用した支払いができます。
ただし、コンビニから送る場合は切手では支払えないため郵便局から発送しましょう。
切手を扱う買取業者に売る
慶事用切手は、切手を扱う買取業者に売る方法もあります。
使うタイミングのない慶事用切手や普通切手、レターパックなどをお持ちなら査定に出せば手放すことができます。
切手を使う機会がないなら、郵便局で別の商品と交換するよりも買取業者の査定に出すことをおすすめします。
不要な慶事用切手を売るときに知っておきたいこと
慶事用切手など不要な切手を売る際に、知っておきたいことをご紹介します。
・きれいな状態で売る
・バラよりもシート切手で売る
きれいな状態で売る
切手の査定金額は、種類や状態などによって大きく変わります。
そのため、あまった慶事用切手をお持ちならきれいに保管して、状態が変わらないうちに査定に出すことをおすすめします。
汚れや破損がある切手は査定金額が大きく下がる可能性があります。
切手は湿気に弱くシミや黄ばみが付きやすく、さらにカビも発生しやすいです。
直射日光の当たらない湿度が低めの場所に保管しましょう。
バラよりもシート切手で売る
切手は1枚ずつバラでも売却できますが、シートとバラでは査定金額が異なります。
慶事用切手のシートは、旧仕様の1シート10枚と現行仕様の1シート100枚があります。
1シート丸ごと余っていたらバラさずにファイルに入れて保管しておきましょう。
シートから1枚でも切手が取れてしまうとバラ切手扱いになってしまいます。
慶事用切手の買取ならバイセルにお売りください
慶事用切手などの使わない切手をお持ちならバイセルにお売りください。
切手の買取にバイセルがおすすめの理由を簡単にご紹介します。
繁華街の駅近くに店舗がある
バイセルは仙台・大宮・新宿・有楽町・浜松・名古屋栄などの繁華街の駅近くに持ち込み買取店があります。
慶事用切手を売るなら外出のついでに店舗に立ち寄ることができます。
バイセルの店舗はプライバシー保護のため個室で査定を受けることができて安心です。
様々な査定品目の買取実績が豊富
また、バイセルではブランド品や貴金属など15品目の買取を受け付けています。
慶事用切手以外にも不要なものがありましたら一緒にお売りいただけます。
状態が悪く売れるかわからないものや、売るか迷っているものでもまずはご相談ください。