ピンクフロイド(Pink Floyd)の略歴や人気曲TOP5を紹介!
ピンクフロイド(Pink Floyd)は、英国を代表する有名なプログレッシヴ・ロック・バンドです。
ピンクフロイドのレコードは現在も高い人気を誇ります。
この記事では、ピンクフロイドの経歴や人気曲を紹介します。
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目次
ピンクフロイド(Pink Floyd)の略歴
ピンクフロイド(Pink Floyd)は、プログレッシヴ・ロックの歴史を作った英国を代表するロックバンドです。
史上もっとも成功したロックバンドの一つといわれています。
バンド名は、ピンク・アンダーソン、フロイド・カウンシルの2人のミュージシャンの名前に由来しています。
ピンクフロイドは、もともと、1960年代にサイケデリック・ロック・バンドとして結成されました。
1967年にファーストアルバム「Piper At The Gates Of Dawn(夜明けの口笛吹き)」を発表。
この頃はギター・ヴォーカルを担当するシド・バレットの影響が強い、サイケデリック・ロック色の濃い内容でした。
その後、シドは精神に不調をきたし脱退。
ピンクフロイドは新たな試みを取り入れ、徐々にプログレッシヴ・ロック・バンドへと変貌を遂げていきます。
1973年にリリースされたアルバム「The Dark Side Of The Moon(狂気)」では、それまでの努力が最高の形で結実し、全米でチャート1位を獲得。
1位獲得後もチャート内に741週連続で留まり、現在も売上ベースで上位に名を残すアルバムとなっています。
ピンクフロイドは、その後も名盤を連発します。
しかし1983年のアルバム「Final Cut(ファイナル・カット)」をリリース後、実質的に活動休止となりました。
1986年にはベースのロジャー・ウォーターズが脱退しますが、その後、他メンバーとの法廷闘争に発展。
最終的に、ギターのデヴィット・ギルモアを中心とする形でピンクフロイドの活動を継続することになります。
1987年、1994年にはそれぞれアルバムをリリースし、ツアーも大成功を収めました。
その後、2006年には創始者のシド・バレットが死去、2008年にはリック・ライトが死去。
2014年、ラストアルバムとなる「Endless River(永遠/TOWA)」をリリースしました。
全世界で累計2億5,000万枚以上を売り上げたピンクフロイドは、ロック史に名を残すバンドといえるでしょう。
ピンクフロイド(Pink Floyd)の人気曲TOP5
ロックバンド・ピンクフロイドの人気の楽曲を5つ紹介します。
第1位:Echoes
「Echoes(エコーズ)」は、1971年に発表されたアルバム「Meddle(おせっかい)」の収録曲です。
36のサウンド・パートをつないだ約23分の長尺ながら、開始からラストまで飽きのこない名曲かつ代表作です。
潜水艦のソナーの音から始まり、初めは遠くから聞こえてきていた音がどんどん近づいてくる、終始幻想的な世界観を放つ楽曲です。
初期のピンクフロイドの魅力が詰まった作品といえるでしょう。
第2位:Atom Heart Mother
「Atom Heart Mother(原子心母)」は、1970年リリースのアルバムのタイトル曲です。
このアルバムにより、ピンクフロイド=プログレッシヴ・ロックと印象付けられました。
20分を超える長尺のインスト曲で、クラシックの雰囲気もある楽曲となっています。
第3位:Time
「Time(タイム)」は、1973年リリースのアルバム「The Dark Side Of The Moon(狂気)」に収録された楽曲です。
目覚まし時計の音から始まり、哀愁を帯びた曲調に切なさを感じる歌詞が印象的な作品となっています。
メロディーはもちろん、教訓に満ちた歌詞にも注目したい一曲です。
第4位:Another Brick in the Wall part 2
「Another Brick in the Wall part 2(アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール パート2)」は、1979年発売のアルバム「The Wall(ザ・ウォール)」の収録曲です。
ギルモアのギターソロと強烈な歌詞が魅力の、格好いい一曲です。
アルバムの先行シングルとしてリリースされた際には全英1位を獲得しました。
第5位:High Hopes
「High Hopes(運命の鐘)」は、1994年にリリースされたアルバム「The Division Bell(対/TSUI)」の収録曲です。
澄んだ雰囲気のなか、至るところに鐘の音が響く、やや哀愁を感じる曲調の名曲です。
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ピンクフロイド(Pink Floyd)の人気アルバムTOP5
続いて、ピンクフロイドで人気のあるアルバムは以下のとおりです。
第1位:The Dark Side Of The Moon
「The Dark Side Of The Moon」は社会の緊張や抑圧、人間の心のなかの狂気をテーマにした1973年リリースのコンセプトアルバムです。
ピンクフロイドは、このアルバムで初めて全米1位を獲得しました。
長い間チャートにランクインし、全世界で5,000万枚以上の大ヒットを記録しています。
このアルバム以降、すべての歌詞をロジャー・ウォーターズが担当しています。
第2位:Wish You Were Here
「Wish You Were Here」は1975年にリリースされたアルバムです。
邦題は「炎~あなたがここにいてほしい」。
バンドの創始者でヴォーカルだったシド・バレットの不在に焦点を当てた内容になっています。
1曲目とラストの5曲目に分けて収録された「Shine On You Crazy Diamond(クレイジー・ダイヤモンド)」を中心とし、のちに代表曲になる「Wish You Were Here(あなたがここにいてほしい)」など叙情的な楽曲がちりばめられています。
第3位:The Wall
「The Wall」はロジャー・ウォーターズが中心となって制作した、1979年リリースの大ヒットアルバムです。
社会から疎外されたロック・スターが感じるギャップを壁にたとえ、人間の深層心理に迫った2枚組のロック・オペラです。
収録曲は、全米・全英1位の「Another Brick in the Wall part 2(アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール パート2)」をはじめ名曲ぞろいです。
全英3位、全米15週連続1位を記録しました。
第4位:Animals
「Animals」は1977年リリースの社会問題に言及したコンセプト・アルバムです。
人間を動物に置き換えた過激な内容で、曲調もやや攻撃的です。
全英2位、全米3位を獲得したヒット作です。
第5位:Meddle
「Meddle」は1971年にリリースされたアルバムで、邦題は「おせっかい」です。
シド・バレットの脱退後に初めて自分たちだけでプロデュースした作品で、全英3位、全米70位を獲得しています。
36のサウンド・パートをつないだ大作で、代表作の「Echoes(エコーズ)」を収録しています。
ピンクフロイド(Pink Floyd)のレコードを売却するポイント
ここからは、ピンクフロイドのレコードを売却したいと考えている方に向けて、コツを紹介します。
クリーニングをしてから査定に出す
レコードを査定に出す際は、汚れやホコリなどを専用クリーナーで丁寧に拭き上げて取り除きます。
カビが付着している場合には、レコード用のクリーニング液を使って除去しましょう。
レコードの静電気除去・発生防止を行なうことも大切です。
レコードは帯電するとホコリが付きやすくなるため、売却前に帯電防止スプレーを使っておくことをおすすめします。
複数枚あればまとめて査定に出す
レコードの買取相場は日々変動します。
レコードを複数枚持っている方は、まとめて査定に出したほうが、高値の付く作品を見つけやすいでしょう。
レコードの一つが思ったような買取価格にならなかった場合でも、まとめて査定に出した他作品に意外な高値が付く可能性があります。
不要になったらなるべく早く査定に出す
レコードの保存状態は査定額に大きく影響します。
レコードに傷が付いていたり、ジャケットにカビが生えていたりすると、多くの場合、マイナス査定になります。
そのため、湿気の多い場所や日に当たる場所を避け、丁寧に保管することが大切です。
しかし、湿気や熱を避けて保管していても、レコードの経年劣化を完全に防ぐことはできません。
レコードは不要になったタイミングで早めに査定に出すのがおすすめです。
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