kissのレコード買取相場は?買取されやすいものや、買取価格を左右するポイントを解説!

kissのレコード買取相場は?買取されるものや、買取価格を左右するポイントを解説!

kissは、数々のヒットを飛ばし、メンバーを入れ替えながら現在でも活躍を続けるアメリカのハードロック・バンドです。

kissは日本でも根強い人気や知名度を誇るため、レコードをそろえるファンも少なくありません。

しかし、やむにやまれぬ事情から、レコードを手放さなければならなくなった方もいるでしょう。

その際には、同じファンの手元へ渡るよう、専門店に買い取ってもらうのがおすすめです。

ここではkissのレコードの買取相場や、価格に期待できるレコードを紹介します。

レコードの買取に関するお知らせ

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

kissってどんなグループ?

kiss は、アメリカのハードロック・バンドです。

早くからコープス・ペイントと呼ばれる、顔を白と黒に塗るメイクや奇抜な衣装、大規模なステージセットを取り入れていたことでも有名です。

kissは現在も活動を続けていますが、オリジナルメンバーはジーン・シモンズとポール・スタンレーの2人のみで、それ以外のメンバーはたびたび入れ替わっています。

1970年、ジーン・シモンズは旧知のポール・スタンレーとともに、5人組のロックバンド「ウィキッド・レスター」を結成。

しかし、デビューはかなわず、1972年に制作したアルバムもお蔵入りとなりました。

他メンバーの脱退もあったことから、シモンズとスタンレーも新たなバンドを結成しようと脱退し、ドラマーのピーター・クリスを加えた3人で練習を続けます。

シモンズとスタンレーはギタリストを募集し、エース・フレーリーが加入します。

1973年、スタンレーの発案でバンド名を「kiss」としました。

エディ・クレイマーによるプロデュースのもと、デモテープを数曲レコーディングしたところ、テレビプロデューサーの目に留まったのです。

彼をマネージャーとして迎えたのち、メジャーデビューの契約先がワーナー・ブラザーズ傘下のカサブランカ・レコードに決定します。

1974年、アルバム『地獄からの使者』で、kissとしてデビューを果たしました。

しかし、2枚目のアルバム『地獄のさけび』も含めて売上は伸び悩みます。

kissはライヴに力を入れ始め、1975年発売のアルバム『地獄への接吻』に合わせて大型ツアーを決行しました。

デトロイトのラジオ放送局がアルバム収録曲の『激しい愛を』を連日かけ続けた結果、当地デトロイトで人気が爆発します。

そのデトロイトでのコンサートを収録したのがライヴアルバムである『地獄の狂獣 キッス・ライヴ』です。

アルバム・チャートで9位の大ヒットを記録し、人気バンドへと上り詰めます。

その後も紆余曲折ありながらも、kissは現在まで活動を続けています。

kissの代表的な曲

kissの代表的な曲

kissの代表的なナンバーを6曲紹介します。コンサートでも定番の楽曲ばかりです。

デトロイト・ロック・シティ

『デトロイト・ロック・シティ(Detroit Rock City)』は、1976年リリースのアルバムである『地獄の軍団』からシングルカットされたkissのレコードです。

好きな楽曲を聴きながら車を爆走させている主人公をベースに、サビ部分ではライヴの盛り上がりが表現されています。

主人公は最後に死んでしまいますが、この楽曲の歌詞はkissのコンサートへ向かう途中で交通事故により死亡した、実在するファンをモチーフにしたといわれています。

当時はヒットこそしませんでしたが、kissのコンサートのオープニング曲として長い間用いられている楽曲です。

1999年には、1978年を舞台にkissのファンがバンドを見るためにデトロイトを目指す映画『デトロイト・ロック・シティ』が発表されました。

ラヴ・ガン

『ラヴ・ガン(Love Gun)』は、1977年にリリースされたkissのアルバム『ラヴ・ガン』に収録されている楽曲です。

アルバムはアルバム・チャートで4位を獲得し、プラチナ・ディスクにも認定されましたが、シングル・チャートでは55位と振るいませんでした。

しかし、kissのベストアルバムやコンピレーションアルバムにも多く採用され、その後のコンサートでは毎回といって良いほど演奏される、kissの代表曲の一つでもあります。

ロックンロール・オールナイト

『ロックンロール・オールナイト(Rock and Roll All Nite)』は、1975年にリリースされたkissのアルバム『地獄への接吻』の収録曲をシングルカットしたものです。

1975年4月にシングルカットされたものは57位、1975年10月のライヴ・バージョンは12位を獲得するなど大ヒットしました。

ライヴで盛り上がるファンとバンドの様子を表した、kissの代表曲の一つであり、ほとんどのコンサートのラストはこの楽曲で締めくくられます。

ラヴィン・ユー・ベイビー

『ラヴィン・ユー・ベイビー(I Was Made For Lovin’ You)』は、1979年にリリースされたkissのレコードです。

kissのアルバム『地獄からの脱出』から、1枚目のシングルカット曲となっています。

「俺はお前を愛するために生まれた」という歌詞が印象的なラブソングです。

当時のディスコブームに乗り、ディスコビートを導入したこの楽曲はBillboard Hot 100で11位となり、ミリオンセラーを記録。

世界中で大ヒットとなりました。

勇士の叫び

『勇士の叫び(I Love It Loud)』は、1982年にリリースされたkissのアルバム『暗黒の神話』からのシングルカット曲です。

この頃のkissは、『Dynasty』『Unmasked』『Music from ”The Elder”』といったポップなスタイルのアルバムリリースにより、人気に陰りが見えていました。

そこで、このアルバム『暗黒の神話』により、かつてのハード・ロック・スタイルへの回帰を図っています。

シングル曲としては102位と振るいませんでしたが、kissのコンサートでは定番曲の一つとなっています。

ハードラック・ウーマン

『ハードラック・ウーマン(Hard Luck Woman)』は、1976年にリリースされた『地獄のロックファイアー』からのシングルカット曲です。ピーター・クリスがリードボーカルを務めています。

『ハードラック・ウーマン(Hard Luck Woman)』は、もともとロッド・スチュワートに歌ってもらうつもりでスタンレーが書いた楽曲です。

しかし、1976年のアルバム『地獄の軍団』からのシングルカット曲である、バラードナンバー『ベス(Beth)』がBillboard Hot 100で7位を獲得します。

これを受けて『ハードラック・ウーマン(Hard Luck Woman)』もkissとして発表することになり、シングル曲としては15位の大ヒットを記録しました。

kissのレコードの買取相場

ここではkissのレコードの買取相場や、値段が付く可能性のあるレコードを紹介します。

kissのレコードの買取相場

kissのレコードは、楽曲により買取価格に差が出ています。

複数枚まとめて買い取りに出すと価格が付きやすい傾向にある

複数枚のレコードをまとめて買い取りに出すことで、買取額をアップするなどの特典を提供する買取店も増えています。

店舗にもよりますが、できれば複数枚のレコードをまとめて買い取りに出すのがおすすめです。

直筆サイン入りだと価格に期待できる

レコードの買い取りでは、直筆サインが書かれていると価値が付く可能性があります。

アルバムジャケット上に鮮明な筆跡の直筆サインがあるものは、買取価格にも期待が持てるでしょう。

初期のもの、廃盤になっているものは希少性が高い

生産数の少ない初期のレコードや、廃盤になっているレコードは希少性が高く 、熱心なファンが収集しているケースもあるため、価格に期待できます。

また、kissはバンドメンバーの入れ替わりが激しいため、創設メンバーでリリースされた初期のアルバムやベスト盤もチェックするとよいでしょう。

バンドの歴史的にも価値があるとされています。

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買取価格を左右するポイント

買取価格を左右するポイント

レコードの買取では、保存状態や付属品の有無によっても価格が大きく異なります。

ここでは、 買い取ってもらうためのポイントを確認しておきましょう。

保存状態が良いもの

レコードの場合、針を落として曲が聴けるかどうかといった、レコードディスク自体の状態も大切な査定ポイントです。

実際に再生してみてからの買い取りとなる店舗も少なくありません。

また、破れの有無など、パッケージの紙の状態も重要です。

レコードを保管する際は湿度の高い場所や直射日光の当たる所を避けるようにしましょう。

付属品がそろっているもの

歌詞カードや帯など、発売時の付属品がすべてそろっているようだと査定額にも期待が持てます。

買い取りに出す際は、ぜひ付属品が手元にないか確認するようにしましょう。

kissのレコードを 買取してもらうならレコードに詳しいお店で

kissのレコードを 買取してもらうためには、レコード買取店の利用がおすすめです。

リサイクルショップでは、レコードの状態やアーティストにかかわらず、レコードなら1枚○円と一律で決められている場合があります。

なお、オークションサイトなどでの出品は価格が不安定なため、あまりおすすめはできません。

その点、レコード買取店ならプロが公正な価格を提示してくれるため、納得のいく取引ができるでしょう。

おわりに

kissは、現在も活躍するハードロック・バンドです。

『デトロイト・ロック・シティ』や『ラヴ・ガン』『ロックンロール・オールナイト』など、多くのレコードがあります。

直筆サイン入りや初期のもの、廃盤になっているものは 買い取りが期待できるでしょう。

買い取りに出す際は、複数枚をまとめて査定してもらうのがおすすめです。

なお、レコードは保存状態や付属品の有無によっても買取価格に差が出るため、保管の際には湿度の高い場所や直射日光の当たる所を避けるようにしましょう。

※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。

※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。

※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。