ウイスキーのおいしい飲み方|カクテル、ホットなどおすすめの割り方を紹介

2024.04.09

お酒買取 コラム
 ウイスキーのおいしい飲み方|カクテル、ホットなどおすすめの割り方を紹介

スーパーマーケットなどで手ごろな値段で購入できるウイスキー。

ビールよりも太りにくくコスパも良いので、毎日の晩酌に飲む人も多いと思います。

そのため、中には「ボトル1本の量が多くてなかなか飲み切れない」「いつも同じ飲み方で飽きてしまった…」などという経験をしたことがある人もいるでしょう。

今回は、ウイスキーのおいしい飲み方について紹介します。

初心者向けの簡単な飲み方から、アレンジを加えた上級者向けカクテルのレシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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ウイスキーとは?基礎知識をわかりやすく解説

ウイスキーとは、大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を麦芽の酵素で糖化し、アルコール発酵させた後、蒸留して樽で熟成させたお酒です。

厳密にはさまざまな工程がありますが、基本的には麦芽の酵素で糖化し、これをアルコール発酵させ蒸留したものです。

1種類のみから造られるウイスキーもあれば、複数の穀物を組み合わせて造られるウイスキーもあります。

蒸留液は、木製の樽で数年以上エイジングして熟成させることで色や風味が付きます。

使用する原料や樽の種類、熟成条件などによって、同じ製法でもバリエーション豊かなウイスキーが出来上がるのです。

起源はアイルランドとスコットランドです。世界中のウイスキーは、この2つの国の製造方法を手本にして各生産地の原料を使い、製造段階にもアレンジを加えることで、オリジナリティーや風味の違いを生み出しながら派生・普及しました

世界で有名な5大ウイスキーの種類

 世界で有名な5大ウイスキーの種類

世界中で製造されているウイスキーですが、その中でも特に生産量が多く高品質で、知名度が高い5つの国と地域で製造されているウイスキーのことを「世界5大ウイスキー」と呼びます。

世界5大ウイスキーとは、下記の5つです。

  1. スコッチウイスキー
  2. アイリッシュウイスキー
  3. ジャパニーズウイスキー
  4. カナディアンウイスキー
  5. アメリカンウイスキー

【世界5大ウイスキーの特徴】

         
スコッチウイスキー アイリッシュウイスキー カナディアンウイスキー アメリカンウイスキー ジャパニーズウイスキー
生産国 イギリス・スコットランド アイルランド共和国・北アイルランド カナダ アメリカ 日本
特徴 ● スモーキーさを感じられる
● シングルモルト、シングルグレーン、ブレンデッドモルト、ブレンデッドグレーン、シングルカスクの5種類ある
● すっきりとしていて飲みやすい
● ピュアポットスティルウイスキーという種類があるのはアイリッシュウイスキーのみ
● 軽い飲み口
● トウモロコシが原料のベースウイスキー(癖がなくマイルド)、ムギ類が原料のフレーバリングウイスキー(オイリー、スパイシー)をブレンド
● 穀物の味を感じられる
● 硬水で造られる
● バーボン、コーン、モルト、ライ、ウィートの5種類がある
● クリア、複雑で繊細な味わい
● スコッチウイスキーを手本とし、日本人の口に合うように作られている
代表的な銘柄 ●ジョニーウォーカー
●バランタイン
●シーバスリーガル など
●ジェムソン
●カネマラ
●ブッシュミルズ など
●クラウンローヤル
●カナディアンクラブ
●カナディアンミスト など
●ジャックダニエル
●ジムビーム
●メーカーズマークなど
●山崎
●白州
●知多
●響 など

初心者にもおすすめ!ウイスキーのおいしい飲み方

 初心者にもおすすめ!ウイスキーのおいしい飲み方

世界にはたくさんのウイスキーがあり、その中でも生産地や製造方法によって種類や特徴が異なることがわかりました。しかし、基本的な飲み方は共通しています。

さっそく、初心者にもおすすめの、ウイスキー本来の味を楽しめるおいしい飲み方を紹介します。

特別な道具や材料は必要ありませんので、ぜひ試してみてください。

ストレート

ストレートは、その名のとおり、ウイスキーをそのまま飲む方法です。

氷や水などは加えず、常温で飲みます。ウイスキー本来の味や香りを楽しむことができます。

水やアルコール度数が低いお酒などのチェイサーを挟むことでリフレッシュされて、一口ごとに新鮮なおいしさを味わえるのでおすすめです。

オン・ザ・ロック

オン・ザ・ロックは、氷を入れたグラスにウイスキーを注いで飲む方法です。

ポイントは、グラスに氷をたくさん入れて予め冷やしておくことと、ウイスキーを注ぐ際に使う氷はなるべく大きく固く溶けにくいものを用意することです。

冷やすことで口当たりが良くなり、飲みやすくなります。

氷がゆっくりと解けるので、徐々にまろやかになる味わいの変化も楽しめます。

トワイスアップ

トワイスアップは、ウイスキーと常温の水を混ぜて飲む方法です。ウイスキーと水の分量は1:1にしましょう。

水で割ることでストレートよりも飲みやすくなります。

マドラーでかき混ぜるのではなく、脚付きのグラスに注いで静かに揺らすのがポイントです。

ウイスキーの芳醇な香りが楽しめます。

ハーフロック

ハーフロックは、氷を入れたグラスにウイスキーと水を注いで飲む方法です。

基本的にはウイスキーと水の分量は1:1です。

オン・ザ・ロックとトワイスアップの両方を掛け合わせた飲み方になります。

水で割ることでオン・ザ・ロックよりも飲みやすく、氷が解けることで段々とまろやかになる味わいを楽しむことができます。

水割り

水割りは、氷を入れたグラスにウイスキーと水を注いで飲む方法です。

ウイスキーと水の分量は1:2~2.5とすることが多いです。

多めの水で割るのでアルコール度数を下げることができ、お酒にあまり強くない方や初心者にもおすすめの飲み方です。

ホットウイスキー(お湯割り)

ホットウイスキーは、温めたグラスにウイスキーとお湯を注いで飲む方法です。

ウイスキーとお湯の分量は1:2~3が目安です。

お湯を注ぐことで香りが引き立ち、まろやかな味わいになります。

すぐに冷めてしまわないように、ウイスキーを注ぐグラスにはお湯を入れてあらかじめ温めておくことがポイントです。

ウイスキーフロート

ウイスキーフロートは、水を注いだグラスにウイスキーを注いで飲む方法です。ウイスキーと水の分量は1:3くらいがおすすめです。

氷を入れたグラスに水を注ぎ、水とグラスの接点にマドラーの先端を付けてウイスキーを静かに注ぎます。

すると、液体の比重により、水の上にウイスキーが浮かんだように見えます。

飲み進めるにつれて、1杯でストレート→ロック→水割り の順に楽しめます。

ハイボール

ハイボールは、ウイスキーを炭酸水で割って飲む方法です。

ウイスキーと炭酸水の分量は1:3~4くらいがおすすめです。

氷を入れて冷やしたグラスにウイスキーを注ぎ、マドラーで混ぜてまずはウイスキーを冷やします。

炭酸が抜けないように、グラスのフチに沿わせて炭酸水を注ぎ、マドラーで一周だけ混ぜましょう。

炭酸水で割ることで爽快な味わいを楽しめます。

ミスト

ミストは、ロックグラスにクラッシュアイスとたっぷり入れ、ウイスキーを注いで飲む方法です。

ひとつの大きな氷をゆっくりと溶かして楽しむオン・ザ・ロックとは反対に、細かい氷を大量に入れることで急激にグラスとウイスキーを冷やします。

キンキンに冷えたウイスキーは、抜群の清涼感を楽しむことができます。

.女性にも人気!ウイスキーを使った甘いカクテル

 

「王道の飲み方には飽きた」、または「ウイスキーそのままの味は少し苦手…」という方向けに、ウイスキーを使った甘いカクテルを紹介します。

ジュースのように飲みやすいため女性にも人気ですし、ひと手間加えるので上級者の方にもおすすめです。

基本的なレシピを紹介しますが、自分好みに分量や材料をアレンジしてオリジナルカクテルを作ってみるのも面白いかもしれません。

※レシピ参考:カクテルレシピ - Liqueur&Cocktail - サントリー (suntory.co.jp)

ニューヨーク

ニューヨークは、ライもしくはバーボンウイスキーを使用したカクテルです。

オレンジ色をしており、ニューヨークの美しい夕景をイメージして作られたと言われています。

【材料】 【手順】
●ウイスキー - 45ml
●ライムジュース - 15ml
●グレナデンシロップ - 1tsp
※tsp=ティースプーン(茶さじ)1杯。約5ml。
1. 全ての材料をシェイクしてカクテルグラスに注ぐ
2. オレンジ・ピールを絞る

中甘辛口で、アルコール度数は25度以上と高めです。

ミントジュレップ

ミントジュレップは、アメリカンウイスキーを使用したカクテルです。

色は透明で、ミントの爽快な清涼感を楽しめます。

【材料】 【手順】
● バーボンウイスキー - 60ml
● ミント - 4〜6本分
● 砂糖 - 2tsp
● 炭酸水 - 2tsp
● クラッシュド・アイス(砕氷) - 適量
※tsp=ティースプーン(茶さじ)1杯。約5ml。
1. コリンズグラスにミント・砂糖・水を入れて、ミントの葉を押して香りを立たせる
2. クラッシュド・アイスとウイスキーを入れて軽くかき混ぜ、ミントの葉を飾る

甘口でアルコール度数は普通です。

ラスティネール

ラスティネールはスコッチウイスキーを使用したカクテルです。

琥珀色で、「錆びた釘」を意味します。

【材料】 【手順】
●スコッチウイスキー - 30ml
●ドランブイ(リキュール) - 30ml
●レモンの皮 – 適量
※tsp=ティースプーン(茶さじ)1杯。約5ml。
1.氷を入れたロックグラスにウイスキーとドランブイを注ぐ
2.氷を入れてレモンの皮を飾る

甘口で、アルコール度数は25度以上と高めです。

ゴッドファーザー

ゴッドファーザーは、スコッチウイスキーをベースに使用したカクテルです。

映画にちなみ、イタリアのリキュール「アマレット」をブレンドしています。

【材料】 【手順】
●ウイスキー - 45ml
●アマレット - 15ml
※tsp=ティースプーン(茶さじ)1杯。約5ml。
氷を入れたロックグラスにウイスキーとアマレットを注ぎ軽くかき混ぜる

中甘辛口で、アルコール度数は25度以上と高めです。

マンハッタン

マンハッタンは「カクテルの女王」と呼ばれるカクテルです。

【材料】 【手順】
●ライ・ウイスキー - 45ml
●スイート・ベルモット - 15ml
●アンゴスチュラ・ビターズ - 1dash
※1dash=1滴(1ml)
1.氷と軽くかき混ぜカクテルグラスに注ぐ
2.砂糖漬けにしたチェリーを飾る

中甘辛口で、アルコール度数は25度以上と高めです。

アイリッシュコーヒー

アイリッシュコーヒーは、アイルランドで生まれたホットカクテルです。

【材料】 【手順】
●アイリッシュウイスキー - 30ml
●ホットコーヒー - 適量
●砂糖 - 1tsp
●生クリーム - 少量
※tsp=ティースプーン(茶さじ)1杯。約5ml。
1.温めたワイングラスに、砂糖、ホットコーヒー、ウイスキーを注ぐ
2.生クリームをフロートさせる

甘口で、アルコール度数は普通です。

まとめ

今回は、ウイスキーの飲み方について紹介しました。

ウイスキーは世界中でたくさんの種類が生産されており、飲み方も豊富で人気が高いお酒です。

手ごろな価格で購入できますが、中にはラベルが違うだけで希少価値が高まり、プレミアがつくウイスキーも存在します。

もし、いただきものやお家に眠っているウイスキーがあれば、買取査定に出してみるのもおすすめです。

バイセル ではお酒の買取も扱っているので、気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。