仏具買取の完全ガイド|高く売れる仏具の見分け方や買取前の供養を解説

  仏具買取の完全ガイド|高く売れる仏具の見分け方や買取前の供養を解説

「実家の整理で出てきた仏具は売れる?」「古い仏具にも価値はある?」「供養してから売るべき?」とお悩みではありませんか。

引っ越しや生前整理、遺品整理などのタイミングで、仏具の扱いに悩む方は少なくありません。

実は仏具は種類や素材、作者などによって買取対象となり、適切な買取業者を選ぶことで高価買取の可能性もあります。

特におりんなどの「純金製」の仏具には、素材価値の高さから高い評価がつくケースも珍しくありません。

しかし、仏具を売却・処分する際には、家族との事前相談やお寺での魂抜きなど、知っておくべき特有のマナーや手順が存在します。

そこで本記事では、買取対象になる仏具の種類、仏具を買取に出すまでの手順、高く買取されやすい仏具の見分け方、仏具を安心して売れる買取業者の選び方などについてご紹介します。

掲載品の買い取りに関するお知らせ

一部掲載品については買い取りが難しい場合がございます。
詳しくはオペレーターまでお問い合わせください。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

バイセル査定士 高橋裕太 バイセル査定士 高橋裕太

「バイセル」の査定士として、月間120件以上の査定、年間では1,000件以上のお客様対応の実績があります。豊富な経験をもとに 12カテゴリ、19品目と幅広い知識を有しています。その中でも着物・ブランド品の査定が得意です。 また、多数のメディアに出演させていただいた経験もあり、様々な角度からリユース業界に貢献したいと思っています。当記事のお品物へのご相談がございましたら、バイセルへお気軽にお申し付けください!

 

仏具は買取してもらえる?売れる仏具・売れない仏具を解説

仏具とは、仏壇や寺院で使用される仏教用具の総称です。

代表的なものとして、香炉(こうろ)、花立(はなたて)、燭台(しょくだい)、おりん、仏像掛け軸などがあります。

日々の供養や法要で使用されるものであり、宗派によって使用する仏具の種類や形状が異なる場合もあります。

仏具の中には、金・銀・銅などの高価な素材で作られたものや、有名な仏師が手掛けた作品、骨董的価値を持つ古い品も存在します。

そのため、中古市場でも需要があり、買取対象となるケースがあります。

買取対象になる仏具

買取対象として高く買取される可能性のある仏具には、主に2つのパターンがあります。

  1. 18金・24金などでできた金仏具
  2. 有名作家の作品など骨董的価値のある仏具

18金・24金などでできた金仏具

金仏具の材料となっている金は、純金(24金)から18金14金10金と様々です。

  1. 24金…金の純度ほぼ100%
  2. 18金…金の純度75%
  3. 14金…金の純度58.5%
  4. 10金…金の純度41.6%

この中で特に高値がつきやすいのは、24金や18金といった純度の高い金を使用したものです。

仏像・仏器・香炉・花立・おりんの底など、目立たないところに金の純度を表す刻印が入っていることが多いですので、お持ちの金仏具の純度がどれくらいか確かめてみてください。

有名作家の作品など骨董的価値のある仏具

骨董的・美術的観点から高い価値がつきやすいものとしては、有名な職人が手掛けた仏具があります。

有名な仏師が手掛けた仏像や有名作家による仏画、有名な職人が手がけた花立などは高く買取される可能性があるでしょう。

また、歴史的に価値のある制作技法が使われている仏具などもコレクターからの需要がつきやすく、高い買取価格がつく可能性があります。

買取対象になりにくい仏具

一方で、プラスチック製や大量生産品の仏具は買取価格が付きにくい傾向にあります。

また、ひび割れや欠けなど欠損がある仏具は、もともとは価値ある品物であったとしても買取対象外となることがあります。

仏具を買取に出すまでの手順

仏具は単なる金製品や骨董品ではなく、故人の魂が宿るものです。

また、事前に兄弟姉妹など家族の合意を得ておかないと、後でトラブルになる可能性も考えられます。

そこで、仏具を買取に出す際には以下のようなフローが一般的になっています。

  • ①家族・兄弟姉妹との事前相談
  • ②閉眼供養(魂抜き)
  • ③査定依頼
  • ④買取成立または買取不可品の供養・処分

この手順を守ることで、心情的な納得感を得ながら仏具を売ることができるでしょう。

家族・兄弟姉妹との事前相談

仏具は先祖代々受け継がれてきた歴史あるものの場合もあるため、売る前に家族・親族と話し合いをして確認しておくことが重要です。

また、可能であれば閉眼供養や査定の場に立ち会ってもらうことで、後日の『勝手に売った』という不信感を防ぐことができます。

それが難しければ、書面のメモ程度でも合意の記録を残すと安心です。

閉眼供養(魂抜き)

閉眼供養(へいげんくよう)とは、仏壇や仏像、位牌などに宿るとされる仏様や故人の魂を抜くための法要です。

「魂抜き」や「お性根抜き(おしょうねぬき)」とも呼ばれ、お寺の僧侶に読経してもらうことで行われます。

閉眼供養のお布施はお車料を含めて3万5千円〜5万円が一般的な目安とされています。

依頼先は菩提寺が第一選択ですが、付き合いのある寺院がない場合は僧侶派遣サービスを利用する方法もあります。

買取不可となった仏具の供養・処分

買取不可となった仏具については、お寺で供養・お焚き上げをしてもらうことができます。

また、仏壇・仏具店で仏具の回収やお焚き上げの依頼を引き受けているところもあります。

閉眼供養が済んでいる仏具については、心理的な抵抗が無ければ、ルール上は自治体のごみとして処分することも可能です。

処分方法費用目安メリット・デメリット
お寺のお焚き上げ・合同供養1万円〜3万円程度供養証明書を発行可。心情的な安心感が高い
仏具店の引取業者により異なる一括対応で手間が少ない。引取条件あり
自治体のごみ粗大ごみなら数百〜数千円費用は最安。心情的抵抗を感じる方も

ご自身・ご家族がどの方法なら気持ちの整理がつくかと、費用との両面から選ぶのがおすすめです。

高く買取されやすい仏具の見分け方

仏具の中でも、純度の高い金でできたおりん・花立・香炉・火立といった金仏具、骨董品美術品としての価値が認められる仏像・仏画・花立などは高く買取される可能性があります。

ここでは、「金仏具」と「骨董品・美術品としての仏具」に分けて、高く買取されやすいものの見分け方をご紹介します。

高く買取されやすい金仏具

金仏具の中でも高く買取されやすいのは、18金や24金など純度の高い金でできているものです。

金仏具などの金製品では使われている金の種類を示す刻印がされていることが多いため、その刻印を見れば高く売れそうかどうか判断することができます。

「18K」「K18」と刻印があれば18金が、「24K」「K24」と刻印が有れば24金が使われているというサインです。

素材の価値が高いため、高く買取される可能性のある仏具だと言えるでしょう。

刻印が無い時には、確実な方法ではありませんが、金の重量感と色味が目安になります。

手に持ったときにずっしりと重く、黄金色が濃いものは純度の高い金製の可能性があります。

反対に、金メッキのものは比較的軽く、色味も薄めであるものが多いです。

高く買取されやすい骨董品・美術品としての仏具

骨董品・美術品としての仏具で高く買取されやすいものには、

  1. 有名作家の作品である
  2. 制作年代が古い
  3. 付属品が揃っている
  4. 保存状態が良い

などの特徴があります。

仏像・仏画・香炉などに作家のサインや銘があれば、作家の人気・知名度に応じて買取価格も高くなりやすいでしょう。

制作年代は、信頼性の高い鑑定書や由来書があれば証明することができます。

重要な付属品としては、鑑定書や由来書のほかに共箱があります。

共箱はコレクションの一部としても重要ですし、作品名や作家のサインといった箱書きが入っていることがあるため、作品の詳細を知る上でも貴重な資料です。

保存状態では、傷・汚れ・変色が無いなど制作当時の状態を保っているものほど高く買取されやすい傾向があります。

高く買取されやすい仏具を見分けるチェック表

以上の見分け方をまとめると、以下の表のようになります。

チェックポイント高く買取されやすい特徴
金属の刻印18K・24K・K18・K24など、純度の高い金を示す刻印があれば高く買取される可能性
重量と色味ずっしり重く、濃い黄金色のものは高く買取される可能性
作家名・落款の有無仏壇・仏画・香炉などに有名作家の銘・サインがあると高く売れる可能性
制作年代江戸〜明治期の手仕事品なら高く売れる可能性
付属品の有無共箱・鑑定書・由来書があればより高く売れる可能性
保存状態傷・汚れ・変色が無いなど保存状態が良ければより高く売れる可能性

※ただし、これはあくまでも簡便なセルフチェックの方法であり、仏具の価値を確実に見分ける方法ではありません。
※この表にある条件を満たしているものでも、他の条件などによって高くお買取できない場合もございます。
※お持ちの仏具の価値を正確にお知りになるには、バイセルの無料査定をご利用ください。

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仏具を安心して売れる買取業者の選び方

仏具は、閉眼供養をしたとは言っても故人の魂が宿っていたものです。

売るならやはり信頼できる買取業者を選びたいですよね。

また、買取市場における仏具の価値には「金としての価値」「骨董品・美術品としての価値」という2つの側面があります。

そのため、貴金属と骨董品の両方の専門性を持った買取業者でなければ正確な査定ができません。

ここでは、「出張査定のサービス内容」「査定の専門性」「安心感」という3つの観点から、買取業者選びでチェックすべき主な基準をご紹介します。

選定基準確認方法
出張査定のサービス内容・自宅が出張エリアに入っているか(全国対応なら安心)
・すぐ来てくれるか(最短即日など)
・出張査定に手数料はかからないか
査定の専門性貴金属・骨董品の両方で豊富な買取実績があるか
安心感・アフターサービスがしっかりしているか
・クーリングオフに対応している旨が明記されているか
・個人情報保護のプライバシーマークを取得しているか
・上場企業など世間から信頼されている企業か

仏具を安心して売るには、表の3項目を満たしているかを確認しましょう。

仏具は重いものも多く、種類も多岐にわたりますから、査定士が自宅まで来てくれる出張査定が適しています。

出張査定に対応しており、出張料・査定料・キャンセル料がすべて無料の業者を選ぶのがおすすめです。

また、出張での買取はクーリング・オフの適用範囲となるため、制度の説明があるかどうかは信頼性の大きな指標になります。

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仏具を売るときに注意したい3つの失敗パターン

仏具という品物の性質上、売るときに注意したい特別な点がいくつかあります。

価値を下げてしまったりトラブルを招いたりすることもありますので、代表的な失敗パターン事前にを知っておくと良いでしょう。

以下は特に注意したい3つのNG行動と、その正しい対処法をまとめた表です。

NG行動リスク正しい対処法
フリマアプリで出品する宗教的配慮欠如のクレーム、アカウント停止専門業者の査定を利用
研磨剤で磨く・洗う骨董品としての風合い損失そのままの状態で査定
家族に無断で売却する祭祀財産トラブル、信頼関係悪化事前に親族で合意

フリマアプリでの仏具出品は、宗教的配慮の欠如を指摘されてクレームやアカウント停止につながる可能性があります。

また、仏具を綺麗にしようと研磨剤で磨くと、骨董品としての風合いや古い時代の味を損ねてしまいます。

価値を下げてしまうことになりますので、見つけたときの状態のままで査定に出すのが鉄則です。

そして仏具という品物の性質上、他の家族・兄弟姉妹にも思い入れがある可能性があります。

無断で売却すると「勝手に処分された」と後から責められる原因になりかねませんので注意しましょう。

3つに共通するのは、いずれも「売り急ぎ」や「きれいに見せたい」という気持ちから起きやすい点です。

落ち着いて家族に相談し、専門知識を持った買取業者の査定を受ける方が、結果的に納得のいく買取につながりやすいでしょう。

仏具や遺品整理で出た品物はまとめてバイセルへ

遺品整理や実家じまいの場面では、仏具以外にも着物や骨董品などの整理すべき品がたくさん出てくることがあります。

そんな時には、幅広い品物を出張買取でまとめて売れるバイセルにお任せください。

実家じまいなどの場面では、仏具を含む大量の品物を限られた期間で整理する必要があります。

出張買取で仏具と一緒に着物や骨董品なども売ってしまえれば、手間を大きく省くことができます。

施設入居に伴う整理などでも同様で、なるべく手間を減らすことで移行期間を短縮できます。

また、遺品整理には運搬費・処分費がかかりますが、仏具・着物・骨董品などの買取金額を充当することで自己負担を抑えられるというメリットがあります。

バイセルなら着物・骨董品・貴金属といった幅広いお品物を、日本全国対応の出張買取でお売りいただけます。

全国のお客様からお選びいただき、4,800万点以上(2015年〜2025年の合計)の累計買取実績を持つバイセルをぜひ1度お試しください。

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仏具の買取に関してよくある質問

Q.

仏具はどのようなものが買取対象になりますか?

A.

仏像、おりん、香炉、花立、燭台、掛軸などが主な買取対象です。素材や作家、制作年代、付属品の有無、保存状態などによって買取価格は異なります。

Q.

古い仏具でも買取してもらえますか?

A.

はい。古い仏具でも素材の価値や骨董的価値があるものであればお買取可能です。古い手仕事品で保存状態の良いものは希少性が高いため、買取価格も高くなる可能性があります。

Q.

仏具を売る前に供養は必要ですか?

A.

必須ではありませんが、閉眼供養(魂抜き)を行ってから売却される方が多いです。ご家族で相談のうえ、不安な場合は菩提寺にご相談することをおすすめします。

Q.

壊れた仏具や汚れた仏具でも売れますか?

A.

はい、状態にもよりますが基本的にはお買取可能です。欠損や汚れがあっても、素材自体に価値がある、有名作家による希少な品物であるなどの場合には買取価格が付くケースもあります。

Q.

仏具の相続に相続税はかかりますか?

A.

国税庁のホームページには仏具の相続について、「骨とう的価値があるなど投資の対象となるものや商品として所有しているものは相続税がかかります」とあります。金仏具など素材自体に価値がある仏具、骨董的・美術的価値がある仏具は相続税の対象になります。

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