沖縄復帰記念メダルの買取価格は?種類と高く売るポイントも解説
沖縄復帰記念メダルは、1972年に沖縄が日本に復帰したことを記念して発行された希少なメダルです。
限定数の販売であったため、すでに新品で販売されることはなく、中古品でも高値が付くこともあります。
また、沖縄復帰記念メダルにはさまざまな種類があり、お持ちのメダルがどの種類なのかピンと来ていない方もいるのではないでしょうか。
本記事では、沖縄復帰記念メダルの買取価格をはじめ、種類と高く売るポイントを解説します。
買取を検討している方はぜひ参考にご一読ください。
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沖縄復帰記念メダルの概要
沖縄復帰記念メダルは、1972年に沖縄が日本に復帰したことを記念して、限定数発行された希少なメダルです。
第二次世界大戦末期の1945年、米軍が沖縄を攻める沖縄戦が起き、日本は勝利を収めたアメリカに沖縄を占領されました。
同年、日本がポツダム宣言を受諾し、終戦となります。
1950年代以降行われた日本への復帰運動の末、ついに1972年に沖縄が本土復帰を果たしたのです。
沖縄県民が待ち望んだ平和が戻ったことを記念し、発行されたのがこのメダルでした。
沖縄復帰記念メダルの種類
沖縄復帰記念メダルや記念貨幣は、これまでに非常に多くの種類が販売されています。
特に有名なのは以下の表の通りです。
種類 | 備考 |
---|---|
沖縄日本復帰記念メダル | 純プラチナ製・純金製・純銀製・銅製 |
沖縄復帰記念メダル 金銀銅 3点セット | 純金+純銀+真鍮の3点セット |
沖縄日本復帰記念 純金小判型メダル | 重量100gの純金製 |
沖縄復帰20周年記念500円白銅貨幣 | 2000万枚製造 造幣局発行 |
沖縄復帰50周年記念メダル | 純金製2種・純銀製・純金+純銀セットの計4種類 |
沖縄復帰50周年記念貨幣 | 1万円金貨・千円銀貨 造幣局発行 |
沖縄復帰50周年記念貨幣発行記念メダル | 素材:純銀 限定3000個 造幣局発行 |
それでは、それぞれのメダルについて詳しく解説します。
沖縄日本復帰記念メダル
沖縄日本復帰記念メダルは、社団法人沖縄平和慰霊像建立奉賛会が発行した、琉球政府公認のメダルです。
沖縄の平和と、平和慰霊像が無事に建つことを祈って発行されました。
表面には平和慰霊像、裏面にはその記念像の制作者である山田真山画伯がデザインした天女が描かれています。
沖縄復帰記念メダル 金銀銅 3点セット
沖縄復帰記念メダル 金銀銅 3点セットは、その名の通りそれぞれ金銀銅で作られた沖縄復帰記念メダルの3点セットです。
沖縄で作られた唯一の記念メダルで、琉球政府からも公認されています。
図案は琉球大学の教授である翁長白修によるデザインで、表面には国会議事堂が、裏面には日本の国旗と沖縄の島のシルエットが描かれています。
沖縄日本復帰記念 純金小判型メダル
1972年に発行された沖縄日本復帰記念の小判型メダルです。
表面には、平和慰霊像と「宇宙即我」「地上に平和を」という文字が刻まれています。
裏面には、「沖縄日本復帰記念」の文字が入っています。
沖縄復帰20周年記念500円白銅貨幣
沖縄復帰20周年記念500円白銅貨幣は、沖縄が本土復帰してから20周年を記念して1992年に造幣局から発行されました。
素材は、銅750:ニッケル250で出来ている白銅貨幣です。
表面には沖縄を象徴する首里城正殿が、裏面にはこちらも沖縄とゆかりのある龍が描かれています。
本貨幣は2000万枚製造されているので、さほど希少性は見込めないかもしれません。
沖縄復帰50周年記念メダル
沖縄復帰50周年記念メダルは、沖縄復帰50周年を記念して、松本徽章工業株式会社が製造したメダルです。
種類は4種類で、A.純金製メダル(限定50個)、B.純金製メダル(限定100個)、C.純銀製メダル(限定1000個)、D.(B+C)純金、純銀2点セット(限定100セット)です。
また、メダルの図案は表面に首里城正殿が、裏面に沖縄本島の地図が描かれています。
特にA.純金製メダルは直径40mm・重量35gと大きめ、かつ製造枚数が少ないため、高い希少性が見込めます。
沖縄復帰50周年記念貨幣
沖縄復帰50周年記念硬貨は、2022年に沖縄復帰50周年を記念して造幣局が発行した記念貨幣です。
1万円金貨が2万個、千円銀貨が5万個販売され、それぞれ純金・純銀で作られています。
1万円金貨には、表面に首里城を背景に琉球舞踊「四つ竹(ゆちだき)」が、裏面に伝統工芸「紅型(びんがた)」が描かれています。
一方で千円銀貨はカラーコインで、表面に首里城正殿を背景に県鳥ノグチゲラと県花デイゴが、裏面に伝統工芸「紅型」が描かれています。
沖縄復帰50周年記念貨幣発行記念メダル
沖縄復帰50周年記念貨幣発行記念メダルは、「沖縄復帰50周年記念貨幣」の発行を記念して造幣局より発行されました。
素材は純銀製で、販売数は3000個です。
表面には沖縄復帰50周年記念貨幣の表面・裏面の図案が、裏面には沖縄復帰50周年記念のシンボルマークが描かれています。
本メダルは申し込み受付の時点で販売数量を上回り、抽選にて当選した人のみが手にすることができた希少品です。
沖縄復帰記念メダルの買取価格は?
沖縄復帰記念メダルは種類によって希少なものも多く、高い値が付くこともあります。
中でも高く買取されやすいのは、純金小判型メダルや純金製のメダルです。
また、発行数が少なかったり購入時の倍率が高いメダルも、買取価格が高くなる傾向にあります。
ただし、査定に出す時期や業者によって査定額も大きく異なるため、一概に沖縄復帰記念メダルの買取価格がいくらとは言い切れません。
沖縄復帰記念メダルの買取価格を知りたいという方は、一度買取業者の無料査定を受けて実際にいくらになるのか聞いてみるのが確実です。
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沖縄復帰記念メダルを高く売るポイント
沖縄復帰記念メダルは、場合によって高価買取が期待できます。
せっかく売るなら「少しでも高く売りたい」と考える方は、こちらでご紹介する高く売るポイントを押さえておくと良いでしょう。
・付属品を揃えておく
・ほかの記念メダルも一緒に売る
・メダルや貨幣の価値がわかる買取業者に売る
以下で詳しく解説します。
付属品を揃えておく
沖縄復帰記念メダルの中には、付属品として専用ケースや説明書きの紙などが付くことが多いです。
付属品が揃っていれば、本物である証拠になったり、再度販売する際に買い手が付きやすくなります。
記念メダルのコレクターからすれば、ケース込みでコレクションになり、保管にも便利です。
このような点から、買取査定においては、付属品を揃えておくことで査定額アップにつながります。
買取に出す前に、メダルの付属品が揃っているか確認しておくと良いでしょう。
ほかの記念メダルも一緒に売る
沖縄復帰記念メダルを売る際には、ほかの記念メダルも一緒に売ることで、査定額が高くなることがあります。
1枚1枚バラバラに売るよりもまとめて売ったほうが査定の手間も減るため、なるべく多くのメダルでの査定が好まれます。
また、記念メダルを取り扱っている買取業者であれば、貨幣や古銭なども買い取ってくれることがあります。
沖縄復帰記念メダルを査定に出す際は、ほかに売れそうなメダルや貨幣等がないか整理しておきましょう。
メダルや貨幣の価値がわかる買取業者に売る
沖縄復帰記念メダルを売るには、その価値がわかる買取業者に見てもらうのが賢明です。
もし価値をわからない買取店で査定に出してしまうと、価値を見いだせずに買取額で損をしてしまうかもしれません。
バイセルであれば、記念メダルや古銭の専門知識を有する査定士が、お持ちのメダルの価値を見極めます。
それを価格にしっかりと反映するので、メダルに詳しくない買取店よりも高く買い取れるように努力いたします。
査定料・キャンセル料は無料なので、査定額が気になるメダルや貨幣、古銭の査定をお気軽に受けていただけますよ。
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