エルメス「エブリン」のサイズと使い勝手を比較!人気色や素材も紹介

エルメス「エブリン」のサイズと使い勝手を比較!人気色や素材も紹介

「エブリン」はバッグ中央に配されたH型のパンチングが特徴的な、エルメスを代表するショルダーバッグです。

サイズやカラーなどのバリエーションが豊富で、用途に合わせて色・大きさ・素材を選べるのが魅力の一つです。

しかし、購入を検討する方のなかには「どのサイズを選べばいいか悩む」「サイズが多くて違いがわからない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

本記事では、エブリンの特徴とデザイン、サイズ・使い勝手の比較、人気のカラーを解説します。

ぜひ参考にして、ぜひ自分に合うサイズやカラーのエブリンを探してみてください。

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エルメス「エブリン」とは

エルメスのエブリンは、1978年に誕生したショルダーバッグです。

エブリンは、もともと馬のブラッシング用品を持ち運ぶために考案されました。

特徴的なH型のパンチングは通気口の役割をもっており、湿気を逃して道具を傷めないよう工夫されています。

Hのパンチングを内側にするのが本来の持ち方ですが、現在はデザインの一部としてパンチングを外側にする方が多いようです。

40年以上の歴史のなかで、エブリンでは2回のリニューアルが行なわれました。

機能的で洗練されたデザインはすべての型に共通するものですが、細かい特徴は年式によって異なります。

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

エルメス「エブリンⅠ(アン)」

1978年に誕生したエブリンⅠ(アン)は、U字型のような形のバッグ本体にショルダーベルトのみが付いたシンプルなモデルです。

バッグ内部に仕切りはなく内ポケットが1つ付いており、大きなものはバッグ本体へ、小物は内ポケットへ入れるといった仕分けが可能です。

エルメス「エブリンⅡ(ドゥ)」

2006年にリニューアルされたエブリンⅡ(ドゥ)ではエブリンⅠにあった内ポケットがなくなり、外側に大きなポケットが付けられました。

よく使うものは外側のポケットに入れるなど、より実用的なつくりになっているところがポイントです。

エルメス「エブリンⅢ(トロワ)」

2014年にリニューアルされたエブリンⅢ(トロワ)では、ついにショルダーベルトの調節ができるようになりました。

エブリンⅡまでは調節できなかったため、身長や体格によっては使いづらい部分もあったのです。

ショルダーベルトが調節できるようになり、肩がけや斜めがけなど使い方の幅が広がっただけでなく、男女問わず幅広い人に使いやすくなったといえるでしょう。

エルメス「エブリン」のサイズと使い勝手を比較

エブリンはこれまでに5つのサイズが発売されています。

それぞれのサイズを以下の比較表にまとめました。

なお、現行のエブリンⅢではPMおよびGMの2種類のサイズ展開となります。

高さ マチ
TPM(アマゾーヌ 16) 18cm 16cm 5cm
PM 30cm 29cm 10cm
MM 32cm 30cm 10cm
GM 32cm 33cm 10cm
TGM 38cm 41cm 8cm

それでは、各サイズの特徴や使い勝手を具体的に解説します。

TPM(アマゾーヌ 16)

TPMはエブリンのなかで最も小ぶりで、高さ18cm×幅16cm×マチ5cmとなっています。

スマートフォンや財布、リップ、キーケースなど必要最低限の荷物が入るサイズで、近所への外出や旅行のサブバッグとしても活用できます。

マチが5cmなので容量は少なめですが、身軽に過ごしたい方にうれしいサイズといえるでしょう。

以前はTPMのみにレザーストラップが採用されていましたが、現在製造されているものにはキャンバス生地のストラップに切り替わっています。

「ミニエブリン」とも呼ばれる小さなサイズ感のTPMは、フェミニンやカジュアルなどさまざまなコーディネートに合わせやすく、人気・希少性ともに高くなっています。

PM

PMは高さ30cm×幅29cm×マチ10cmで、普段使いに便利なサイズです。

スマートフォンや財布はもちろん、B5サイズや500mlのペットボトルも入ります。

大きすぎず小さすぎないサイズは女性が持ってもちょうどよく、実用面・ファッション面ともに使いやすいサイズといえるでしょう。

MM

MMは高さ32cm×幅30cm×マチ10cmで、PMとほぼ同じサイズです。

MMの方が高さ2cm、幅が1cm大きいものの、ひと目見るだけで区別するのは難しいでしょう。

こちらもPMと同じく普段使いに便利なサイズです。

GM

GMは高さ32cm×幅33cm×マチ10cmで、A4サイズも収納できます。

スマートフォンやペットボトル、雑誌など大きい荷物も十分に入るため、荷物が多い方にとっては便利なサイズといえます。

大きめサイズなので男性でも使いやすいものの、人によっては身幅に対してバッグが大きく扱いづらいと感じるかもしれません。

サイズ感が心配な方は、購入前に手持ちのバッグと比較してみてください。

TGM

TGMはエブリンシリーズで最も大きく、サイズは高さ38cm×幅41cm×マチ8cmです。

13インチ程度のノートパソコンも入るサイズで、荷物が多く収納力を求める方には便利なバッグといえるでしょう。

こちらも個人差はありますが、身幅に対してバッグが大きいと感じられる可能性があるため、購入前にサイズ感を確認することをおすすめします。

エルメス「エブリン」の人気カラー5選

 エルメス「エブリン」の人気カラー5選

エブリンは多彩なカラーバリエーションも魅力のひとつです。

ここでは、エブリンのなかでも人気の高い5色を紹介します。

エトゥープ

エトゥープは上品でやわらかい印象のグレージュカラーです。

グレーとブラウンの中間のような色合いはコーディネートに合わせやすく、オンオフ問わずさまざまなシーンで活用できるでしょう。

「黒や茶以外で使いやすい色が欲しい」「とにかく使いやすいカラーがいい」という方におすすめです。

ノワール

定番色のノワール(黒)は年齢や性別を問わずに使いやすく、初めてエブリンを購入する方にもおすすめです。

汚れが目立ちづらい点も魅力で、ビジネスやフォーマルのシーンにも重宝します。

オレンジ

エルメスのブランドカラーであるオレンジは、ビビッドな色合いながらも上品な印象で、派手になりすぎません。

定番色以外やエルメスらしい色を選びたい方に人気です。

ブルージーン

ブルージーンは、ほどよく色落ちしたデニムのようなブルーが魅力のカラーです。

カジュアルな印象の色合いはエルメスの代表的なブルーカラーとして人気ですが、現在は廃盤となっており、中古市場でしか流通していません。

ブルージーンカラーのエブリンをお探しの方は、中古で探してみましょう。

ベトン

ベトンは白に近いライトグレーのようなカラーです。

似ているカラーとして「クレ」もありますが、クレはアイボリー寄り、ベトンは薄いグレー寄りの色合いです。

フランス語で「コンクリート」を意味するベトンカラーは、上品で軽やかな印象を与えてくれるでしょう。

エヴリンの代表的な素材

エヴリンは素材にも種類があります。

代表的なのは以下の3つです。

  1. トリヨンクレマンス
  2. エプソン
  3. トワルアッシュ

それぞれの特徴を解説します。

トリヨンクレマンス

トリヨンクレマンスは、エルメスの定番の素材です。

雄牛の革から出来ていて、繊細な革目で柔らかい生地なのが特徴です。

使うほど味わい深くなるので、長く愛用することで経年変化を楽しめます。

エプソン

エプソンは、トリヨンクレマンスと同じく雄牛の革ですが、比較的細かい型押しが施されています。

また、ハリがある固い生地で型崩れしにくく、フォーマルなシーンによく合う素材です。

トワルアッシュ

トワルアッシュは、木綿や麻でできたキャンバス生地で、丈夫で摩擦に強いのが特徴です。

カジュアルなコーディネートに合わせやすく、普段使いにぴったりの素材です。

エヴリンの代表的なストラップ

エヴリンはストラップ(ベルト)の付け替えができるのもひとつの特徴です。

また、現行では基本的にキャンバス生地のストラップが付属しています。

エヴリンの代表的なストラップをご紹介します。

  1. ワンカラー…1色のみのベルトはバッグの色と合わせたものが付属することもあれば、異なる色の場合もあります。
  2. バイカラー…フチの色がメインの色と異なるカラーコンビネーションです。両端のラインには細いもの・太いものがあります。
  3. ジグザグ…その名のとおりジグザグ模様が入ったベルトです。おしゃれで個性的なデザインです。
  4. マルチカラー…サークル型の模様が並んだものやチェック柄などがあります。

ストラップを付け替えるとバッグの印象も大きく変わるので、エヴリンのバッグをいくつか持っている方は気分やシーンに合わせて交換してみるのも良いですね。

また、エルメス公式のものではないですが、市販のショルダーストラップに付け替えてバリエーションを楽しむ方も少なくないようです。

不要な「エブリン」は買取査定に出そう

 不要な「エブリン」は買取査定に出そう

上品なデザインと実用性が魅力のエブリンは中古市場でも人気が高く、高値で買い取りしてもらえる可能性があります。

自宅で使っていないエブリンがある方は、買取査定に出すことも検討してみてはいかがでしょうか。

査定に出す際のポイントは以下のとおりです。

  1. 箱などの付属品も一緒に査定してもらう
  2. 状態が良いうちに査定してもらう
  3. 知識や実績が豊富な買取店に相談する

ブランドバッグは、状態が良いほど高値での買い取りが期待できます。

自宅で長い間保管していると、経年劣化により変色やひび割れを起こしてしまうため、できるだけ状態が良いうちに買取依頼を検討しましょう。

また、コレクション目的で購入する方もいるため、箱などの付属品がそろっていると評価が上がる可能性があります。

査定してもらう際には、知識や実績が豊富な買取店に相談しましょう。

バイセルはエブリンの買取実績が豊富にあり、査定ポイントも細かいため査定価格に差が出ることも期待できます。

査定は無料ですので、どのような状態でもぜひ一度ご相談ください。

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おわりに

 

今回はエブリンのサイズや人気のカラーについて紹介しました。

エブリンはサイズによって用途や使い勝手が異なります。

素材やカラーバリエーションも豊富なため、目的や好みに合ったエブリンを探してみてください。

バイセルでは、状態が良くないバッグも無料で査定いたします。

ご自宅で使っていないエブリンをお持ちの方は、ぜひバイセルへの買取査定をご検討ください。