エルメス素材「シェーブル」の魅力!ほかのヤギ素材の特徴や高相性の製品も紹介
フランスを代表するブランド「エルメス」。エルメス製品の革素材は品質が高く、数多くの名品といわれるバッグを世に生み出しています。
そのなかでも、高級感と実用性を兼ね備えた素材として知られるのが「シェーブル」です。
欲しくてもなかなか手に入らないバッグとして有名な「バーキン」にも一部使われているシェーブルとは、一体どのような素材なのでしょうか。
この記事では、「皮革の王者」ともいわれるシェーブルの特徴や魅力、相性の良いエルメス製品などを紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください。
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目次
エルメス素材「シェーブル」とは
エルメス製品に使用されているヤギ素材の「シェーブル(Chevre)」は、デリケートな革目と光沢が特徴です。
耐久性に優れ、経年劣化しにくい素材で、優れた発色を活かした美しいカラーの製品が数多く発売されています。
ここでは、シェーブルの特徴や魅力をチェックしていきましょう。
シェーブルの特徴や魅力
アパレル業界において、ヤギ革はよく使われる素材です。
そのなかでも、エルメスのシェーブルは、伝統的かつ高度な加工技術と品質管理により、ほかでは真似できない品質を誇ります。
シェーブルは、コロマンデルやミゾール、アストラカンなどのシリーズがあります。
シェーブル=皮革の王者
シェーブルは丈夫で、経年劣化しにくい素材です。
美しいツヤや上品な風合いを持ちながら、軽量で傷に強く、また発色も優れています。
大きな欠点がない素材のため、「皮革の王者」とも呼ばれています。
実用性も高い素材
シェーブルは、適度なやわらかさと繊細な質感、さらに日常使いにも適した丈夫さを併せ持っている実用性の高い素材です。
また、牛革と比べて軽量で、持ち運びにも適しています。
皮革製品の場合、長く使うためにはクリームやブラシなどで手入れする必要がありますが、シェーブルは丈夫であることから、正しい方法で最低限の手入れをすれば問題ないとされています。
小さいアイテムを中心に使用
牛と比べて体の小さなヤギから採取できる革は少なく、多くの量を確保できません。
そのため、シェーブルは希少価値が高く、入手困難になりやすい素材といえます。
上記の理由から、シェーブルは小さいサイズのバーキンや財布といった小物類に使用されています。
バーキン内側もヤギ革
シェーブルは、小物だけでなくバッグにも使用されているのです。
例えば、エルメスの代表的なバッグである「バーキン」が挙げられます。
以前、バーキンに付いているポケット内側の素材には、スエードが使用されていましたが、2010年くらいからヤギ革に変更されたものがあります。
シェーブルが使用されているバーキンやケリーなどのバッグは希少性が高く、より高価なアイテムです。
エルメスにはシェーブル以外にも「ヤギ革」の種類がある
エルメスのヤギ革は、シェーブルだけではありません。エルメスには長い歴史のなかで培われた高い加工技術があり、その技術を活かしてヤギ革に加工を施し、さまざまなアイテムの素材に使用しています。
加工の仕方によって種類が分かれているため、ここではおもなヤギ革の特徴を紹介します。
なお、一部のシリーズはすでに廃番となっていますが、中古市場でエルメス製品を探してみると出会えるかもしれません。
シェーブル・コロマンデル
コロマンデルは、雌の子ヤギの革です。
革目は後述するミゾールと同じくらいで、目の模様が左右対称になります。
つややかな光沢と、やわらかすぎない、しっとりとした手触りが特徴です。
シェーブル・ミゾール
ミゾールの名は、産地でもあるインド南部の街に由来します。
体の小さい雌ヤギの革であるミゾールは、特に希少価値が高い素材です。
また、使い込むほどにツヤが増し、やわらかくなる性質があります。
上品な雰囲気がありつつ丈夫さもあり、小物やバーキン25など小さめのアイテムに使用されています。
アストラカン
もともとは、ロシアのアストラカン地方に生息するカラクール種という子羊の毛皮のことを指していましたが、現在はこれに似た生地も含めて、アストラカンと呼ばれています。
エルメスのアストラカンは、手触りにこだわって、品種改良を重ねて誕生した子ヤギの巻毛皮です。
アストラカンのアイテムは非常にめずらしく、見かけることはまれです。
ヴィブラート(廃番)
さまざまな色に染色された複数のヤギ革を重ね合わせ裁断した、デリケートかつ遊び心満載の素材です。
ヴィブラートは2000年頃に、ケリーやボリードなどのアイテムに使用されていた素材で、まったく同じ配色のアイテムがなく、オンリーワンのバッグを楽しめるでしょう。
ヴィブラート・スニップ(廃番)
先に紹介したヴィブラートとの違いは、3~4cmごとに裁断したものを1列ずつ交互に貼り合わせてある点で、より繊細で鮮やかな色が特徴です。
ヴィブラート・スニップも、すでに廃番となっている素材のため、出会ったら非常にラッキーといえるでしょう。
シェーブルと相性の良いエルメス製品5選
ここでは、シェーブルがよく使用されるエルメスのアイテムを紹介します。
バーキン
牛と比べて体の小さなヤギから採取できる革は少なく、多くの量を確保できません。
そのため、シェーブルは希少価値が高く、入手困難になりやすい素材といえます。
は小物類に使用を中心に使用されているものの、一部のバッグなどにも使われており、その代表的なものが「バーキン」です。
バーキンには25から45までの5つのサイズがあり、シェーブルは小さいサイズの25に使われています。
ゲタ
「ゲタ」は2021年のコレクションで登場した新作で、日本の下駄にインスピレーションを受けて作られたショルダーバッグです。
バッグの開閉時の音が、下駄で歩くときの音を連想させるともいます。
マグネットクラスプが採用されているため、開閉はスムーズです。開閉口には、エルメスの「H」がデザインされています。
洗練された美しさと機能性を併せ持つゲタに、シェーブルは適した素材といえるでしょう。
ヴェルー
「ヴェルー」は、もともと1938年に馬房の錠の形をイメージして作られたバッグで、2016年に復刻されました。
かっちりとした上品な雰囲気がありながら、シンプルでさまざまなシーンで活躍するでしょう。
ヴェルーは、チェーンストラップや長さが調節できるストラップ、太めのバンドが付属したものなど種類が豊富で、選ぶ楽しさがあるのも魅力です。
小さめのバッグであるヴェルーの素材には、シェーブル・ミゾールが多く使用されています。
ベアンスフレ
「ベアンスフレ」は、エルメスの頭文字「H」モチーフの金具に、ベルトを通して開閉する財布です。
カラーやデザイン展開が豊富で、自分好みのものを見つけやすいでしょう。
ベアンスフレは、1cm程度のマチがあります。
収納力が高く、お札が100枚以上収納できるほか、カードやレシートなどを入れておくのに便利です。
財布は日常持ち歩き、開閉も頻繁にするアイテムのため、軽く傷にも強いシェーブルは、ベアンスフレの魅力をより一層高めてくれるでしょう。
ケリーウォレット
「ケリーウォレット」は、ケリーバッグをコンパクトにした財布です。
ケリーバッグの金具やファスナーなどが、そのまま再現されています。
ケリーウォレットは、マチが広めでサイズも大きく、収納力があるのも特徴です。
シェーブルのケリーウォレットは、軽量かつ傷に強く、使い込むうちにツヤ・やわらかさが増していくため、質感の変化を楽しめるでしょう。
不要なエルメス・シェーブルの革製品は買取査定に出そう
シェーブルの革製品は、ヤギの個体が小さく量が少ないことに加え、エルメスが素材を厳選しているため希少性が高く、中古市場においても人気があります。
人気のエルメス製品は価値が下がらず、高値で買い取ってもらえる可能性があるのです。
もしクローゼットのなかに、眠っている使う機会がないシェーブルのバッグや財布がある場合は、経年変化しないうちに買取査定に出してみましょう。
買取査定を依頼するなら、日本全国で買取サービスを行なっているバイセルがおすすめです。
汚れや使用感などが気になって「買い取りは無理かも」とあきらめている方も、ぜひ一度ご相談ください。
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おわりに
エルメス製品に使用されているヤギ素材のシェーブル(Chevre)は、デリケートな革目と光沢が特徴です。
美しいツヤや上品な風合いを持ちながら、軽量で傷に強く、また発色も優れていることから、「皮革の王者」とも呼ばれています。
希少性が高いシェーブルは、おもに財布や小物類に使用されていますが、一部のバッグにも使われています。
中古市場においても、シェーブルを使用したアイテムは高額になるケースがあるほどです。
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