GUCCIにはなぜ虫や動物のモチーフが多い?各モチーフの意味や背景を紹介

GUCCIにはなぜ虫や動物のモチーフが多い?各モチーフの意味や背景を紹介

イタリアのファッションブランド「GUCCI」は、デザイン性と品質の高さで人気のあるブランドです。

GUCCIには魅力的なデザインのアイテムが数多くあります。

なかでも代表的なのは、向かい合う2つの「G」の文字によるモノグラムのデザインでしょう。

近年では、虫や動物をモチーフにした個性的で斬新なデザインのアイテムも多数発表され、若者を含む幅広い世代から支持されています。

これらのモチーフにはそれぞれに意味があり、メッセージが込められています。

今回は、GUCCIのデザインに虫や動物のモチーフが多い理由や、モチーフごとの意味について紹介します。

また、買取査定に出す際のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。

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GUCCIの歴史と虫・動物モチーフが生まれた背景

GUCCIの歴史と虫・動物モチーフが生まれた背景

GUCCIは、1921年に高級皮革製品を扱う会社としてグッチオ・グッチにより創立されました。

100年以上の歴史のなかで、GUCCIが虫をモチーフに採用したのは最近の話ではありません。

デザインに初めて登場したのは、1970年代のことです。

古くからヨーロッパでは、「蜂」は幸運の象徴であり縁起の良いものとされていました。

そこでGUCCIは、「蜂」をデザインしたウェアを売り出したのです。

アレッサンドロ・ミケーレの就任によるGUCCIの変化

GUCCIといえば、クラシカルでエレガント、モダンなデザインが主流とされてきました。

そのイメージを塗り替え、コレクションに大きな変化をもたらしたのが、アレッサンドロ・ミケーレです。

ミケーレは、ローマのアカデミーでファッションを学びました。

その後、ニットブランドの「レ・コパン(LES COPAINS)」や「フェンディ(FENDI)」でキャリアを重ね、2002年にGUCCIに移籍します。

当時GUCCIのクリエイティブディレクターを努めていた、トム・フォードに才能を見出されたのがきっかけだったといわれています。

2015年にミケーレがクリエイティブ・デザイナーに就任すると、GUCCIのデザインはクラシカルなイメージから独創的で大胆なものへと変わっていきます。

ミケーレのデザインの特徴は、GUCCIの古典的なモチーフを再解釈し、独自の世界観を織り交ぜてよみがえらせていることです。

ミケーレはもともと、昆虫・植物・動物など自然のモチーフを使ったデザインが得意でした。

そこで、これらのモチーフとGUCCIの歴史あるデザインとを融合させ、新しいコレクションとして発表したのです。

現在の「ビー(蜂)コレクション」もGUCCIの古典的な蜂のモチーフをよみがえらせたもので、ミケーレは初期のコレクションから蜂を多く登場させていました。

GUCCIの伝統に自由な発想を取り入れたミケーレのデザインは、世代を問わず高い支持を得てファン層を拡大しています。

GUCCIにおける代表的な虫・動物モチーフの意味

GUCCIは蜂をはじめ、さまざまな虫や動物をモチーフに採用してきました。

これらのモチーフを使ったアイテムは独創性が高く、多くのファンを惹きつけています。

虫や動物のモチーフは、見た目だけで採用されたわけではありません。

それぞれに込められた意味があることから、デザインに取り入れられているのです。

自分用やプレゼント用のアイテムを選ぶときは、モチーフに込められた意味も考えてみるとよいでしょう。

ここでは、それぞれのモチーフの意味を解説します。

蜂(ビー)

前述のとおり、蜂は縁起が良い虫・幸運の象徴であることからGUCCIのモチーフに採用されました。

ヨーロッパで「神の鳥」とも呼ばれる蜂は、花から蜜を集めてハチミツを作ることから「愛のシンボル」といわれています。

日本では、ハチミツを巣のなかにため込んでいる様子から、蜂は金運上昇のシンボルとされています。

蛇(キングスネーク)

蛇は、多くの国で医学・知性・権力の象徴とされています。

ギリシャ神話に登場する医師・アスクレピオスの杖に、蛇が巻き付いていることが由来です。

GUCCIのアイテムに用いられる蛇のモチーフは、ほとんどが鮮やかな赤色のボディをもつキングスネークです。

狼(ウルフ)

狼は、忠誠心・生命力・直感などを表すモチーフです。

狼にはさまざまな意味合いがあり、文化圏によっては勇気・英雄・勝利のシンボルにもなっています。

GUCCIのアイテムでも、さまざまなデザインで狼のモチーフが取り入れられています。

蝶(バタフライ)

蝶は幼虫からサナギ、成虫へと姿を変える生態から、輪廻転生や復活のシンボルとされています。

GUCCIのアイテムには、ゴージャスなものからポップなものまで、さまざまな素材や色で蝶がデザインされています。

猫(キャット/アングリーキャット)

猫は、かつてキリスト教において魔力を秘めた存在として扱われてきました。

近代においては、非常に身近な動物として愛されていることから、魔除けや幸運のシンボルと考えられています。

GUCCIでも、猫のモチーフはシーズンごとにその解釈が変化してきました。

そのため、リアルな見た目のものもあれば、愛嬌のあるデザインのものもあります。

なかでも、口を大きく開けた「アングリーキャット」は、GUCCIの特徴的なデザインといえるでしょう。

虎(タイガー)

虎は、その見た目のイメージどおり強さを表すシンボルです。

権力や支配などの意味があります。

ミケーレは、自身のコレクションに虎のモチーフを多く採用しました。

蜂とともに、虎はGUCCIを象徴するモチーフの一つとなっています。

虫などをモチーフとしたGUCCI製品と買取査定ポイント

虫などをモチーフとしたGUCCI製品と買取査定ポイント

GUCCI製品は、中古市場でも人気です。

なかでも、虫や動物のモチーフをあしらったアイテムは、独創性の高さを求めるGUCCIファンからの需要もあります。

もし、自宅に眠っているビーコレクションなどのGUCCI製品があるなら、買取査定に出してみてはいかがでしょうか。

思ったよりも高額で買い取ってもらえるかもしれません。

ここからは、買取査定で高い評価につなげるためのポイントを紹介します。

使用後はお手入れをする

買取査定で高い評価をしてもらうためには、きれいな状態を保つことが大切です。

高品質な製品であっても、使っているうちに劣化したり汚れがついたりすることは避けられません。

丁寧に使用するのはもちろん、お手入れをこまめに行なうことで劣化はある程度防げます。

使用後はほこりや汚れを落とし、皮革製品なら専用クリームで拭くなどのケアをしましょう。

良好な状態を保っておくほど、買取査定で高く評価される可能性が上がります。

不要なら早く買取査定に出す

少しでも高く買い取ってもらうためには、早めに買取査定に出すこともポイントです。

「使用していないアイテムは劣化の心配はない」と考える人もいるかもしれません。

しかし、劣化は自宅で保管しているだけでも進みます。

また、発売から年数が経過するほど査定金額が低くなる傾向があるため、不要なアイテムは早めに買取査定に出すのがおすすめです。

付属品もセットで買取査定に出す

買取査定を依頼する際は、付属品がそろっているかも確認しましょう。

箱や保存袋のほか、購入時に受け取ったギャランティカード(保証書)やショップカードなどもあったほうが、査定額のアップにつながります。

特に、バッグのショルダーストラップなど、製品の機能に影響する付属品は重要です。

それらがセットになっていない場合、評価が大きく下がってしまうこともあります。

GUCCI買取が得意な専門店に相談する

GUCCI製品を売りに出すなら、GUCCIの買い取りを得意とする業者に査定を依頼するのがおすすめです。

ブランド品の価値を正しく判断できないリサイクルショップなどでは、査定額を低く提示されることも少なくありません。

ブランド品の買い取りを専門とする業者のほうが、査定額が高くなる可能性があります。

バイセルでは、ブランド品の専門知識をもった査定士が製品の価値を正しく判断しています。

GUCCI製品の買取実績も豊富です。

どのような状態の製品でもしっかりと鑑定し、適正な価格を提示いたします。

おわりに

GUCCIのアイテムに使用されている虫や動物のデザインは、クリエイティブ・デザイナーのアレッサンドロ・ミケーレが手がけたものです。

GUCCIの伝統に自由な発想を取り入れたミケーレの独創的なデザインは、世代を問わず多くの人々に注目されています。

デザインにかかわらず、GUCCIは中古市場でも需要の高いブランドです。

使用していないGUCCI製品をお持ちの方は、バイセルで買取査定をしてみてはいかがでしょうか。