リヤドロの磁器人形の買取相場や買取事例を解説!なぜ高いの?

リヤドロの磁器人形の買取相場や買取事例を解説!なぜ高いの?
自宅に飾っていないままになっているリヤドロの人形があります。売ったらいくらになりますか?
保存状態や何のシリーズかによって買取価格が変わりますので一度拝見いたします。お電話・メールよりお問合せ下さい。
祖母が集めているリヤドロの陶磁器を譲り受けました。価値ってありますか?

様々ある骨董品の中でも根強い人気を誇るのが陶磁器と言われ、伊万里焼や信楽焼、九谷焼など日本にも有名な陶磁器ブランドが数多くあります。

陶磁器というと食器をイメージされることが多いですが、人物・動物・キャラクターなどをモチーフにした陶磁器人形も人気の骨董品の1つです。

優れた芸術性やファンが多くいることから、陶磁器人形の中でも屈指の人気を誇っているのが、リヤドロの磁器人形です。

本記事では陶磁器人形の中でも人気のリヤドロの概要から買取相場や買取事例、さらに買取の際に気を付けたいポイントをご紹介します。

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バイセルでは、下記骨董品の買取を強化しております。
眠っている掛け軸や価値の不明な茶道具などございましたら、ぜひご相談ください!

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

リヤドロとは

リヤドロ(LLADRO)は、スペインに本社を置く磁器製品(ポーセリン)のトップブランドです。

バレンシア郊外の農家の家に生まれたフアン・ホセ・ビセンテのリヤドロ3兄弟によって設立されました。

美術を学んでいたリヤドロ3兄弟が1951年、自宅の庭に陶器用の旧式窯を設置したのが始まりです。

そうしてリヤドロ3兄弟が作り始めたランプ用の花飾りはすぐに人気を博しました。

リヤドロ3兄弟は磁気製品の生産を本格化するために磁器用の高熱窯を導入、1953年にはリヤドロ・コメルシアル株式会社を設立しました。

1956年に白色カオリン磁土(磁器の原料として使われることが多い、硬質の粘土鉱物)を使用した磁器人形の製作を始めると、リヤドロの磁器人形はたちまち注目の的となります。

1958年には大工場を新設、1965年にはアメリカ進出、1968年にはリヤドロの磁器人形の姉妹ブランド「NAO」が創設されるなど、リヤドロの磁器人形の人気は世界的に広まっていきます。

日本にも、1986年に物産リヤドロ株式会社(現在のリヤドロジャパン)を設立して進出しています。

リヤドロ3兄弟の「優しさあふれる世界を創造したい」という大きな夢を託して、リヤドロは磁器人形を作り続けているのです。

リヤドロの磁器人形

リヤドロの製品といえば、何と言っても磁器人形が有名です。

実際、リヤドロの作品は磁器人形が中心であり、食器などの実用的な磁気製品は磁器人形に比べるとわずかしか作られていません。

リヤドロの磁器人形の特徴は、ドイツのマイセンをはじめとした先行の磁器人形ブランドに比べ、ほっそりとして洗練されたシルエットになっていることです。

洗練されたシルエットに落ち着いた色合いや質感、豊かな表情に繊細な造形美はまさに芸術と呼びたくなる仕上がりです。

姉妹ブランド「NAO」の磁器人形は比較的シンプルなデザインに仕上げ、価格を下げることに成功しています。

ただし、「NAO」もリヤドロと同じ職人が同じ工場で製造していますので、必ずしもリヤドロに比べて質が下がるというわけではありません。

磁器人形のモチーフは多種多様にある

リヤドロの磁器人形のモチーフは多岐にわたります。

天使や女神などの神話上の人物、ウィリアム・シェイクスピア作品の登場人物、ドン・キホーテやシンデレラなどのファンタジーの人物、少女・女性・老人といった日常で出会うことのありそうな人物、動物などです。

また日本向けのものとして、五月人形やひな人形など、日本の伝統文化を楽しむことができる磁器人形もあります。

リヤドロの磁器人形の評価は高く、スペインの皇太子賞であるアストゥリアス皇太子賞を1993年・1997年・2002年の3度受賞しています。

また、ロシア・サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館やベルギー・ブリュッセルのベルギー王立美術館に所蔵されるなど、芸術品としての評価は世界的に高いです。

アメリカでは、いくつものテレビドラマにリヤドロの磁器人形をコレクションしている人物が登場するほど、「人気の骨董品」として浸透しています。

リヤドロの磁器人形が高い理由

リヤドロの磁器人形ひとつが作られるのに、デザインを決めて粘土でモデルを作り、型取り・鋳込み後、組み立て・着色、そして焼成・手直ししてやっと完成します。

作品によってはひとつ出来上がるのに4、5年かかることもあるようです。

リヤドロの磁器人形が出来上がるまで工程が多いうえにこれらは職人の手作業で行われるため、非常に価値が高い作品に仕上がるのです。

リヤドロの磁器人形の価値を正しく見極め、価格に反映してほしいと考える方は、骨董品買取のバイセルをご利用ください。

ご満足いただける買取価格をご提示し、次の必要としている方に届けられるよう努めます。

リヤドロの買取相場はどれくらい?

リヤドロの買取相場は多くの査定ポイントによって決まるので、一概にいくらとは言い切れず非常に幅広いです。

リヤドロのおもな査定ポイントは以下のとおりです。

  1. 磁器人形のサイズ
  2. 人気シリーズの作品かどうか
  3. 破損やヒビの有無といった保存状態
  4. 箱や説明書などの付属品の有無

これらの項目の評価が高いほど、買取価格も高くなる傾向にあります。

リヤドロの磁器人形は、サイズが小さくて生産数が多いような作品、かつ保存状態が良く付属品が揃っているものであれば、買取相場は数千円といったところになることが多いようです。

●買取相場の事例

「優雅な散歩のひととき」は最大で25,000円、「早い目覚め」は最大で35,000円、「フェアリーテール」と「女神とユニコーン」は最大で40,000円、「春のそよ風」は最大6,000円で買い取られた事例があります。


ただし、大きな磁器人形の方が買取相場は高額になりやすいです。

限定品などの希少価値が高いもので保存状態が良い・付属品が揃っているなど条件が揃えば、10万円以上、ときには20万円を超えるような買取価格がつく可能性もあります。

●買取相場の事例

台座付き「バルコ・デ・フローレス」と「テラスでお茶を」は200,000円以上、「Spring Courtship(コートゥシップ)」は100,000円以上、台座付き「公園通りの花屋さん」は160,000円以上で買い取られた事例があります。

リヤドロを持っていて詳しい買取価格が知りたい場合は、骨董品に強い買取業者を利用して個別に相談すると良いでしょう。

お持ちの作品によっては、想像以上の買取価格を提示してもらえるかもしれませんよ。

以下のリヤドロ買取専用ページでは、リヤドロの買取実績やリヤドロ買取のよくある質問などもご紹介しておりますので、ぜひ参考にご覧ください。

バイセルのリヤドロの買取事例をご紹介

骨董品買取のバイセルでは、リヤドロの磁器人形を積極的にお買い取りしております。

バイセルのリヤドロの買取事例を一部ご紹介しますので、参考にご覧ください。

買取方法 買取情報(作家名) 買取価格
出張買取 リヤドロ(馬) 10000円
出張買取 リヤドロ(子犬と少女) 7000円
出張買取 リヤドロ(子犬と男の子) 7000円
出張買取 リヤドロ(傘を持つ犬連れの女性) 6000円

※上記実績は一例です。お品物の種類や状態によってはお値段をつけることが難しい場合もございます。あらかじめご了承ください。


バイセルの経験豊富な査定士が、大切にされていたリヤドロを丁寧に査定させていただきます。

リヤドロの高額買取に自信がありますので、是非ともお問い合わせお待ちしております。

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買取対象になるリヤドロの定番シリーズ

リヤドロの磁器人形のモチーフは多岐にわたりますが、その中でも世界的に人気の高い「定番」と言えるシリーズがいくつか存在します。

リヤドロの定番シリーズは、中古市場で需要があるため、買取業者でも買取対象になる可能性が高いです。

ここでは「少女」「女性」「動物」という3つの定番シリーズについてご紹介します。

少女シリーズ

リヤドロの磁器人形には、少女をモデルにした作品が多くあります。

犬を散歩させている少女、摘んだ花を抱えている少女、椅子に座る少女など、少女の様々な情景が表現されています。

どの作品も少女の愛らしい表情が印象的で、少女の服などは細部までこだわって作りこまれています。

少女が動物や植物と触れ合っているものは特に人気があり、作品の数も多いです。

女性シリーズ

リヤドロの磁器人形には少女だけでなく、貴婦人をモデルにした作品も多いです。

ドレスを着て花籠を手に歩く女性、気持ちの良い風に洋服をなびかせる女性、両手にわが子を抱く女性など、女性の美しさや優しさが表現されています。

自信に満ちた若い女性から優しい眼差しに溢れた母親まで、豊かな表情は見ていて飽きることがありません。

華やかな洋服も、細部までの作りこみが見事です。

珍しいものでは、着物を着た女性と鶴がモデルになっている作品もあります。

動物シリーズ

リヤドロの磁器人形には、動物をモデルにしたものも多いです。

動物だけが表現されているものもあれば、たとえば少女と遊ぶ犬のように人間とセットになっているものもあります。

躍動感たっぷりに駆ける馬、愛らしいアヒルの親子、花の中で昼寝をする猫など、動物の種類も多岐にわたります。

動物の様々な情景を切り取り、まるで生きているかのように力強さや愛らしさが表現されている様は見事です。

日本向けの珍しいものに、日本の名馬・ディープインパクトをモデルにした作品もあります。

リヤドロを買取してもらうにはどんな方法がある?

リヤドロの磁器人形を売却しようと考えたとき、具体的にはどのような方法があるでしょうか。

リヤドロの磁器人形を売却するための代表的な方法を2つ挙げます。

  1. ネットオークションを利用する
  2. 骨董品を扱う買取業者を利用する

それぞれのメリットとデメリットを解説します。

1. ネットオークションを利用する

1つ目は、ネットオークションを利用して売却する方法です。

ネットオークションサイトで「リヤドロ」と検索すると、リヤドロの磁器人形がたくさんヒットします。

ネットオークションはインターネットさえ使える環境であればいつでもどこでも利用できて手軽です。

そのため、買取店を利用する場合のように業者の営業時間や所在地を気にする必要がないのが、大きなメリットでしょう。

デメリット:骨董品価値を知らない人が落札希望価格を決めるのは難しい

リヤドロの磁器人形はシリーズやモデルによって価格の幅が大きく、正確な価値を見極めるには専門知識が必要とされる商材です。

ネットオークションのように不特定多数の買い手を相手にする方法では、リヤドロに関して専門知識を持った買い手に出会えるとは限りません。

出品する磁器人形の価値を自身で正しく把握したうえで最低落札価格を設定するなどしなければ、本来の価値に比べて不当に安い価格で売却してしまうことになるかもしれません。

デメリット:磁器人形なので届けるまでに破損してトラブルになる恐れも

買い手とはインターネットを介してのやり取り、宅配業者を介しての商品のやり取りになるため、トラブルの可能性も否定できません。

リヤドロをはじめとした磁気製品は扱いによって割れるおそれがあるので、ほかのものに比べて配送のトラブルが起こりやすい商材ともいえるので注意が必要です。

2. 骨董品を扱う買取業者を利用する

リヤドロ買取方法の2つ目は、陶磁器などの骨董品を扱う買取業者を利用する方法です。

リヤドロの磁器人形は世界的に人気ですから、骨董品を扱う買取業者であれば買取してくれる可能性は高いでしょう。

骨董品を扱う買取業者には、総合リサイクルショップのように幅広い商材を扱う業者と、骨董品に特化した買取業者とがありますが、おすすめしたいのは後者です。

リヤドロなどの磁器製品に関する知識を持った査定士が在籍しているため、リヤドロ磁器人形の適正な価値を見極めてくれます。

ネットオークション等で自分で適切な価格を付けるのに自信がないという方にメリットと言えます。

特に骨董品を強化しているバイセルは骨董品の査定経験も豊富ですので、お持ちのリヤドロ磁器人形の買取価格算出やお客様対応については、ご期待に添えるよう努力いたします。

デメリット:骨董品買取業者は少ないので、自宅近くにない可能性がある

骨董品を強化している買取業者となると、総合リサイクルショップなどに比べて店舗数が少なくなってしまうという弱点があります。

近くに思い当たる店舗がないという方もいるかもしれません。

そんな時に便利なのが、出張買取や宅配買取といった、店舗に直接行かなくても買取してもらえる買取サービスです。

気になる買取業者があれば、出張買取や宅配買取を行っていないか調べてみましょう。

リヤドロを買取に出す前に知っておきたいこと

ネットオークションや買取業者を利用してリヤドロの磁器人形を売却する際には、以下のように事前に知っておきたいポイントがいくつかあります。

  1. 刻印に注意する
  2. 磁器人形のシリーズやモデルを把握しておく
  3. 保存状態はリヤドロの買取価格に大きく影響する
  4. 自分に合った買取方法を選ぶ

それではそれぞれ詳しく解説します。

刻印に注意する

リヤドロの製品には刻印が入っていることをご存じでしょうか。

お手持ちの磁器人形に刻印がない場合は、リヤドロ製品でない可能性が高いので注意しましょう。

リヤドロの磁器人形の刻印は、底面にあります。

ベルフラワーのマークの下に「LLADRO」「HAND MADE IN SPAIN」と書かれたロゴが刻印されています。

この刻印が無いものや刻印の代わりにロゴシールが貼られているものは、リヤドロ製品ではない可能性が高いです。

また、刻印は製造年によって少しずつ異なりますので、刻印が違っているからといって必ず違うメーカーのものというわけではありません。

正規品より安価な二級品がある

リヤドロでは焼き上げる過程で傷がついてしまったものを「二級品」として比較的安価で販売する場合があります。

二級品は、やはり価値としては正規品に劣ります。

二級品の底面を見てみると、リヤドロのロゴの上部にあるはずのベルフラワーのマークだけが削り取られています。

これが二級品のサインになりますので、リヤドロの購入時・売却時には注意して見てみてください。

磁器人形のシリーズやモデルを把握しておく

リヤドロの磁器人形の底面にはロゴが刻印されていますが、その下には4〜5桁の番号が記載されています。

これは、その磁器人形のシリーズやモデルを表す番号です。

買取業者での買取の際には、この番号を把握しておいて査定士に伝えることで査定がスムーズにいくでしょう。

ネットオークションの場合には、この番号をもとにシリーズやモデルごとのおおよその買取相場を事前に調べておくことで、最低落札価格を設定するなどして不当に安い価格で売却してしまうことを防ぐことができます。

いずれにしても、買取を考えているリヤドロの磁器人形があれば、シリーズやモデルを把握しておいて損はないでしょう。

保存状態はリヤドロの買取価格に大きく影響する

リヤドロ磁器人形の保存状態は、買取価格に大きな影響を与えるポイントのひとつです。

価値の高いリヤドロの磁器人形であっても、破損やヒビがあると買取価格は下がってしまう可能性が高いです。

部屋に飾る際には安定した場所に飾り、落としたり何かをぶつけたりしないように注意しましょう。

保管する際には、クッション材などを使って傷がつかないように梱包するのが良いでしょう。

また、購入時についてくる箱や説明書などの付属品を紛失してしまっていると、コレクションとして完全なものとはみなしてもらえません。

箱や説明書などの付属品は無くさないように保管しておき、買取に出す際には忘れずに一緒に出すようにしましょう。

自分に合った買取方法を選ぶ

買取業者を利用してリヤドロの磁器人形を買取してもらう時、ほとんどの場合「店頭買取」「宅配買取」「出張買取」という3つの買取方法を選ぶことができます。

それぞれのメリット・デメリットを把握して、自分に合う買取方法を知っておきましょう。

店頭買取

店頭買取とは、買取店の店頭までリヤドロの磁器人形を持ち込んで査定・買取してもらう方法です。

店頭に持ち込めばその場で現金化できるので手軽です。

一方、店頭に行く必要があるので、近くに店舗がない場合は少し面倒でしょう。

また、自分で磁器人形を店頭まで運ばなければならないため、売りたい磁器人形の数が多い場合などは手間がかかってしまいます。

車で運ぶ場合などは、運んでいる最中に磁器人形が割れてしまわないように注意しましょう。

宅配買取

宅配買取とは、買取に出したいリヤドロの磁器人形を買取業者へ配達で送って、査定・買取してもらう方法です。

コンビニなどからでも発送できるため、昼間忙しいなどで買取業者と時間を合わせるのが難しい人には便利な方法です。

ただし、磁器人形は割れる可能性があるため、宅配業者を介してやり取りすることに不安を感じる人もいるでしょう。

また、例えば「試しに査定額を知りたい」といった場合でも、送って、査定してもらって、送り返してもらって、と時間がかかってしまうのも宅配買取の弱点です。

査定士と対面しての査定ではないため、詳しい査定内容について質問できないという点も、デメリットとして挙げられるかもしれません。

出張買取

出張買取とは、買取業者の査定士に自宅まで来てもらい、売りたいリヤドロ磁器人形を査定・買取してもらう方法です。

自分で磁器人形を持ち運んだり梱包・発送したりという手間がなく、査定士と対面での査定になるという点で、店頭買取・宅配買取の双方のデメリットをクリアした買取方法だと言えるでしょう。

査定額に納得できればその場で現金化でき、磁器人形を引き取ってもらえる点もスピーディーで手軽です。

一方、買取業者と時間を合わせなければならない点に面倒を感じたり、査定士とは言え知らない人を自宅に上げることに抵抗があるという方もいるかもしれません。

バイセルの出張買取は、全国どこでも査定料・出張料無料ですので、査定額を知りたいだけといった場合にもお気軽にご利用いただけます。

出張買取専用ページにて、ご利用の流れやよくある質問を解説していますので、参考にご覧ください。