香炉買取|買取相場は?高く売るために知っておくべきことを解説!

香炉買取|買取相場は?高く売るために知っておくべきことを解説!

香炉は元来仏具の一つですが、日本では茶道や香道・床の間の飾りなどにも用いられてきました。

もし古い香炉が自宅に眠っているなら、一度査定にお出しください。

作家や素材など条件次第で古美術市場で需要が高まり、高額買取になる可能性があります。

本記事では、高額買取される香炉の特徴や買取相場、おすすめの買取方法など、香炉を高く売るために知っておくべきことを解説します。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

香炉とは

香炉は、仏教とともにインドから中国を経て仏具として日本に伝来しましたが、その後に広まった茶道や香道でも大切な道具として重宝されるようになったのです。

仏具としての香炉と、茶道・香道で使われる香炉とでは、形や彩色が違います。

仏具用の香炉だけでも、仏壇用と焼香用で形や使用法が異なり、宗派によっても形状や使い方が変わるのです。

香炉の種類

置き場所や使い方により、香炉は大きく4つに分類されます。

それぞれ、どういったものかを解説します。

【置香炉】

置香炉は、床の間や卓上に置いて使用するタイプです。

仏具の場合は、仏壇に熱を伝えないよう足がついており「三具足」や「五具足」があります。

外置き用の大きな香炉も、仏具として使用されています。

【吊香炉(釣香炉)】

吊香炉は、紐や鎖で吊り下げて使用する香炉です。

球状の香炉を玄関や床の間に吊るすのが一般的ですが、置物として飾れるように作られた小さいタイプもあります。

【柄香炉】

柄香炉は、柄が付いているタイプで、法要や儀式のときに柄を持って振りながら使用します。

多くは真鍮製で、美しい細工が施されているのが特徴です。

柄を取り外して使えるものもあります。

【袖香炉】

袖香炉は、着物の袖に入れて衣服に香りを染みこませるために使う香炉で、球形となっているものが主流です。

鞠のような鮮やかな絵付けが施されているものは、香鞠と呼ばれます。


高額買取される香炉の特徴5つ

高額買取される香炉の特徴5つ

香炉が高額買取されるか否かは、素材・製作年代・製作者・鑑定書の有無などの細かいポイントで決まります。

高額買取される香炉の特徴はおもに以下の5つです。

  1. 高価な素材で作られているもの
  2. 作られた年代が古いもの
  3. 銘があるもの
  4. 鑑定書があるもの
  5. 保存状態が良好なもの

高い値がつく香炉の特徴はどのようなものなのか、具体的に解説します。

高価な素材で作られている

高価な素材で作られている香炉は、高額買取の可能性が高まります。

金や銀などの希少金属、ヒスイやサンゴ、象牙などの素材で作られた香炉は高く評価されるでしょう。

素材の希少性と装飾のバランスが良い香炉は、より高い査定額につながります。

作られた年代が古い

歴史が浅いものに比べ、年代の古い香炉は評価が高くなります。

お持ちの香炉、あるいは箱に、元号や製作年が記されていないか確かめてみましょう。

もし製作年が不明でも、バイセルであれば外観・意匠などを観察しながら、総合的に作られた年代を判断します。

査定の結果「古い時代の骨董価値がある香炉」と判断できれば、より買取金額が高くなるでしょう。

銘があるもの

銘がある香炉も、高額買取の対象となる可能性があります。

銘とは、すぐれた器物などに残された製作者の名前のことで「印銘」「陶印」とも呼ばれます。

作品に入れられた陶印や箱の銘書きは、その製作者を確かめられる重要な目印です。

高名な作家の銘であれば、高値がつく可能性があります。

鑑定書があるもの

鑑定書が付いている香炉は、高値で取引されやすい傾向があります。

鑑定書とは、専門の鑑定人や鑑定機関が発行した、真作であることの証明書です。

専門家が真作であると認めたものは信頼度が高く、買取査定に良い影響を与えることが多いです。

保存状態が良好なもの

香炉の価値を左右する大きな要因の1つが保存状態です。

目立つ欠けやヒビ、修復の跡があると、たとえ著名作家の作品でも評価は下がります。

一方で、長年使用されていたにも関わらず、状態が良好なものは「大切に扱われてきた証」として査定時に好印象を与えます。

香炉内部の焦げ付きや汚れもチェックされるため、柔らかい布で丁寧に手入れしておきましょう。

香炉の買取相場

香炉の買取相場は素材、状態、作家名、付属品の有無、中古市場での需要の高さなどに左右されます。

これらの査定基準を満たしている香炉は、数万円以上の値段がつきやすいです。

特に有名作家の代表作や状態がきれいな作品は高く売れる傾向があります。

香道具の人気作家は酒井田柿右衛門、今泉今右衛門、吉田美統、諏訪蘇山などが有名です。

参考までに、香炉含む香道具の作家を下の表にまとめました。


徳田八十吉 井上萬二 金城次郎 藤原雄
島岡達三 河井寛次郎 北大路魯山人 青木木米
中里太郎右衛門 吉田美統 諏訪蘇山 米川常伯
風早実種 一色梨郷 山本霞月 板谷波山
真清水蔵六 小針雅生 中川衛 角谷一圭
水谷喜太郎 平田就久 島田文雄 伊藤赤水
藤原啓 荒川豊蔵 山田常山 大坂弘道

これらの表内の作家の作品であれば、需要が高い傾向にあります。

無名作家の作品は有名作家の作品よりも査定金額が下がりやすくなりますが、状態がきれいであれば査定金額はつく場合が多いので、そのような場合でも諦めずに査定にお出しください。


茶道具買取のバイセルでは、香炉も積極的にお買い取りしており、作家ものでも、そうでない香炉でもすべて丁寧に査定いたします。

バイセルなら香炉などの茶道具に詳しい査定士が在籍しております。

お持ちの香炉の価値を最大限に活かしてお買い取りいたしますので、ぜひ一度驚きの査定をご体験ください。

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香炉のおすすめの買取方法

香炉のおすすめの買取方法

香炉を売る方法として、オークションやフリマサイトも手軽に利用ができると人気です。

とはいえ、より満足できる買取にしたいという方は、査定経験豊富な骨董品買取バイセルをご利用ください。

バイセルの買取方法は、出張買取・宅配買取・店頭買取から選べますが、中でも出張買取のご利用がおすすめです。

出張買取であれば、プロの査定士がご自宅へ伺い査定しますので、ご自宅にいながら香炉を査定・買取に出せて非常に便利に売却を進められます。

バイセルの出張買取につきまして、おすすめポイントやご利用の流れなど詳しくは以下のページにてご紹介しておりますのでぜひご覧ください。

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