シルバーはいくらで売れる? 貴金属買取店で銀をより高く売るコツ
- シルバーの買取りをお願いしたいです。いくらになりますか?
- 純度や製品などによって価格は変わります。一度拝見いたしますのでまずはお電話・メールよりお問い合わせください。
- シルバー925のアクセサリーがあります。価値はつきますか?
貴金属買取と聞くと、金やプラチナ製品を思い浮かべる人が多いかもしれません。
銀製品も金やプラチナと同じように買取業者に売却できます。
美術品や骨董品の価値がある銀製品は、専門の査定士が在籍しているバイセルに依頼すると、高価買取が期待できます。
今回は高価買取が期待できるシルバー製品やブランド、銀製品を高額で売却するコツなどをご紹介します。
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
銀は含有率が高い方が高値になりやすい
銀製品を売却する際には銀の含有率を調べてみてください。
一般的に、銀製品の買取価格は銀の含有率と重量で決まります。
また、銀は純度100%だと柔らかくてアクセサリーを作るには不向きなため、他の金属を混ぜて硬度を上げています。
「銀製」は、純度80%以上の純度を保っている銀だけに表記されます。
銀の純度は、最高品位である「999」だと「99.9%」で、「925」だと「92.5%」、そして「999」に近いほど買取価格が高いです。
ちなみに、銀92.5%の表記は多くのブランドで使用されている「STERLING SILVER」で、他にも「SV925」「SILVER925」「Ag925」「STERLING SILVER」があります。
貴金属買取店で買取されやすい銀製品とは?
スターリングシルバーのアクセサリー
貴金属買取店では、シルバーアクセサリーの買取をしてくれます。リングやネックレス、ブレスレットやバングルなどです。
ペンダントトップやチェーンのみでも買取が可能な場合が多いでしょう。ジッポやボロータイ、ウォレットチェーンなども買取対象です。
宝石がついているアクセサリーや、スターリングシルバーのノンブランドジュエリーも売却できます。
クロスやスカル、フェザーやスターなどのモチーフが定番です。インディアンジュエリーも人気があります。
純銀製品の美術品
銀製品のお鈴や純銀杯、花瓶や香炉なども買取対象です。純銀製の銀瓶やトロフィーなども買取りしてもらえます。銀の価値に加え、美術品や骨董品としての価値も評価されるでしょう。
中世ヨーロッパでは、暗殺防止や豊かさの象徴として、美しく磨かれた銀食器が使われていました。スプーンやフォーク、ティーポットなど純銀製の食器も買取が可能です。
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貴金属買取店で高値が期待できる銀アイテムとは?
有名ブランドのアクセサリーは高値買取が期待できるでしょう。シルバーの価値に加えて、ブランドやデザインも評価されるからです。
商品によっては、銀の価値をはるかに上回る価格で取引される場合もあります。
クロムハーツ
すべてのアイテムがアメリカ・ハリウッドで手作りされており、世界中の著名人やアーティストからも絶大な人気のある「クロムハーツ」のシルバーアクセサリー。
職人技が光る力強く美しいデザインも、シルバーの素材も最高品質です。
定番は「クロス」モチーフです。クロスには「生きる力の象徴」として「災いから身を守ってくれる」という意味が込められています。
「フレア」は、フランス王室のユリの紋章が逆さにデザインされています。
他にも花のモチーフを素材にした「フローラル」や中世の短剣をイメージした「ダガー」、繊細で力強い「ハート」モチーフや、ケルト神話の番犬をモチーフにした「ケルティック」なども人気があります。
ロンワンズ
「ロンワンズ」は、クロムハーツの創立メンバーの1人、デザイナー「レナード・カムホート」が設立しました。
ロンワンズのアクセサリーは、シルバーがより美しく輝くようにデザインされており、独創的なデザインやクオリティが高く評価されています。
「ベル」をモチーフにしたペンダントや、「ヘロンブレスレット」が定番です。
ガボラトリー
「ガボラトリー」も、シルバージュエリーのカリスマブランドです。
ハンガリー生まれの「ガボール」がアメリカで設立し、男性がつけられるアクセサリーを作りました。
多くの有名人に愛用されており、「ガボール」としても知られています。
定番の「ハッピースカル」や「クロス」、「ブルドッグ」や「イーグル」などのアニマルモチーフが人気です。
ビルウォールレザー
シルバーアクセサリー界の「最後の巨匠」と呼ばれる、「ビル・ウォール」が生みだした老舗ブランドです。
「ビルウォールレザー」のシルバー製品は、型を用いず、直接シルバーを加工して作られています。
釣り針をイメージした「フィッシュフック」モチーフや、「スカル」モチーフなどが定番です。
ジャスティンデイビス
2001年に設立されたシルバージュエリーブランド。
創業者の「ジャスティンデイビス」は、ロイヤルオーダーのデザイナーも経験しており、個性的でラグジュアリー感あふれるアクセサリーが得意です。
「クラウン」や「クロス」、「スカル」などの定番モチーフも、ロックかつゴージャスにデザインしています。
シルバージュエリーブランドですが、キッズラインやブライダルコレクションなども展開しています。
ゴローズ
「ゴローズ」は、日本におけるインディアンジュエリーの先駆けとなったブランドです。
創始者の高橋吾郎氏のインディアンネームは、「イエローイーグル」で、「東から来た鷲」という意味があります。
ゴローズのアイテムは、手に入れるのが難しいことでも有名です。「イーグル」や「先金フェザー」は特に人気がり、多くの著名人にも愛用されています。
ティファニー
世界5大ジュエラーにも数えられるティファニー。多くの女性が憧れるブランドとして、美しく高級なジュエリーを数多く発表してきました。
エレガントなシルバーアクセサリーも人気があります。
高品質のスターリングシルバーで作られる「オープンハート」や「バイザヤード」、「ティアドロップ」などの定番デザインは、デザインも品質もハイクラスです。
その他
女性デザイナーがデザインするシルバーアクセサリー「ロイヤルオーダー」や、多くのミュージシャンに支持される「アルテミスクラシック」も人気があります。
「ジャムホームメイド」や「ラリースミス」、「アレックスストリーター」や「ローリーロドキン」などのブランドも買取対象です。
銀アイテム高価買取のために査定前にすべきこと
銀製品の手入れをしておく
銀アイテムの高価買取を狙うなら、日頃からアイテムの手入れをしておきましょう。
銀は、硫黄に反応して変色する性質を持っています。使用後は柔らかい布などで、汚れや汗をふき取り、密閉容器に入れて保管してください。
高級ブランドのアクセサリーなら、定期的に店舗で洗浄してもらうのもよい方法です。
シルバーアクセサリーは、査定に出す前にきれいにしましょう。
シルバークリーナーや専用のクロスなどを使って磨いてみてください。ただし、いぶし加工などデザインを傷つけないように注意しましょう。
証明書や鑑定書も揃えておく
シルバーアクセサリーは、素材が金やプラチナに比べて安価なため、偽造されやすい特徴があります。
特に、有名ブランドの定番商品は、多くの模造品が出回っているのが現状です。中には、プロでも鑑定が難しいほど精巧に作られているアイテムも存在します。
そのため、シルバー製品を売却する際には、証明書や鑑定書をそろえておくことが大切です。
証明書やインボイスがないために買取価格が下がってしまう場合や、買取をしてもらえない場合もあります。包装箱や袋などの付属品も一緒に査定に出してください。
おわりに
今回は、高値買取が期待できる銀製品や、人気が高いシルバージュエリーブランド、シルバー製品を高額買取してもらうコツなどをご紹介しました。
銀の純度が高く重量が重いものほど、高値が付きます。
有名ブランドの定番アクセサリーや、プレミアのつく骨董品などは、銀の価値以上の価格がつく場合もあるでしょう。
使っていない銀製品があるなら、アクセサリー詳しいバイセルに、付属品をそろえて査定を依頼してみてはいかがでしょうか。