ロレックスのステンレス「オイスタースチール」とは?どんな特徴があるの?

2024.03.04

時計買取 コラム
ロレックスのステンレス「オイスタースチール」とは?どんな特徴があるの?

高級時計の素材はステンレスが主流ですが、ロレックスは同じステンレスでも独自に開発した素材を時計に用いています。

本記事ではロレックスが使用しているステンレスの特徴、適切な扱い方、手入れ方法をご紹介します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

高級時計にはどんなステンレスが使われているの?

ステンレスとは鉄、クロム、ニッケルなどを含む金属で、金属の割合や精製方法などによって100種類以上に分けられます。

経年劣化してもサビがつきづらい性質から、ロレックスをはじめ多くの時計に使われています。

ステンレスには「SUS(Steel Use Stainless:ステンレス鋼)」という鋼材の規格があり、金属の種類と割合によって「SUS」のあとに三桁の番号が振り分けられます。

腕時計に使われるステンレスは、「SUS304」「SUS316L」「SUS904L」の3つです。

「SUS304」は最も広く流通している素材で、低価格帯の時計に使われています。

「SUS316L」は、固くて加工しづらい「SUS316」の炭素量を低くすることで加工しやすくしています。

耐久性が高くサビに強いため、高級時計のステンレスは「SUS316L」がほとんどです。

「SUS904L」は「SUS304」よりも耐食性にも優れ、ロレックスの時計に使われています。

ロレックスが開発したステンレス「オイスタースチール」とは

ロレックスは「SUS904L」というオイスタースチールと呼ばれる独自開発したステンレスを採用しています。

「SUS904L」はニッケル、クロム、モリブデンなどの含有量が高いです。

そのため、硬くて丈夫なため加工が難しいとされていましたが、ロレックスの技術によってケースの素材に使えるようになりました。

オイスタースチールは高級時計に使われている「SUS316L」よりも、耐食性と気密性が高く、牡蠣のように硬いです。

独自開発した「ロレゾール」とは?

ロレックスでは「SUS904L」と18金を使った「ロレゾール」という素材も独自に開発し、特許を取得しています。

ロレゾールとは異なる色と素材を組み合わせた腕時計です。

ロレックスの造語で一般的には「コンビモデル」と呼ばれます。

使っている金属によって、「イエローロレゾール」「エバーローズロレゾール」「ホワイトロレゾール」と名称が変わります。

ロレックスはオイスタースチールをいつから使っているのか

ロレックスは1926年にオイスタースチールをケースに採用した防水腕時計「オイスター」を開発しました。

さらに、両方向に回転するローターを備えてゼンマイを自動で巻き上げる機構「パーペチュアル」を開発し、1931年にオイスターケースと自動巻き機構を組み合わせた「オイスターパーペチュアル」を発表しました。

これにより手動での巻き上げの手間を大幅に減らしました。

ロレックスのステンレスの時計はサビやすい?

ロレックスのステンレス製の時計はサビづらいです。

しかし、金属を守る酸化被膜に水分や油分が入ると、鉄が酸化しやすくなって時計のケース、裏ブタ、ムーブメントなどが錆びてしまいます。

ブレスレットの汚れを放置すると、皮脂や汗で雑菌が繁殖して臭うようになります。

ステンレス製の時計はサビづらいですが、お手入れをしないと品質を保てません。

では、どのように扱うことがベストなのでしょうか。

ステンレスの時計の適切な扱い方とは?

ここではステンレスの時計の適切な扱い方をいくつかご紹介します。

・気温20℃前後で、湿度の低い、日光が当たらない場所に収納する

・精密機と乾燥剤の近くに置かない

・購入時についてきた付属の箱にしまう


ステンレス製の機械式時計は高温多湿に弱く、日光が当たり続けると文字盤が色焼けしてしまう可能性があります。

また、ロレックスを乾燥剤の近くに置かないようにしましょう。

内部に指しているオイルの乾燥が進んでしまい、内部の部品の寿命が縮んでしまう場合があります。

ステンレス製のロレックスが汚れたらどうやって手入れをするの?

ステンレス製のロレックスを頻繁に使っていると、徐々にケースやブレスレットに汚れや細かい傷がつくようになります。

また、ブレスレットなどの鏡面仕上げが曇るようになります。

経年劣化したステンレス製のロレックスの手入れをするには、歯ブラシ、ナイロン研磨シートかタワシ、バネ棒外し、メガネ拭き、綿棒、爪楊枝を使いましょう。

バネ棒の手入れ

バネ棒とは腕時計本体とブレスレットをつなげる細くて短い部品です。

時計のブレスレットの付け根は筒状になっており、バネ棒外しで取ってから汚れを落とします。

バネ棒外しは100円ショップなどで購入しましょう。

ブレスレットの手入れ

ロレックスのブレスレットは、ヘアライン仕上げと鏡面加工がされています。

ブレスレットのデザインは、ジュビリーブレスレットが主流です。

ジュビリーブレスレットには5列の駒が敷き詰められ、両端にはヘアライン仕上げがされた2列の駒が、真ん中には鏡面加工がされた3列の駒が並んでいます。

お手入れの際には鏡面加工がされた部分を傷つけないようにテープで留めて、ナイロン研磨シートで、ヘアライン仕上げの線と同じ方向にやさしく磨いてください。

ベゼルの周りやリューズなどの細かい部分の手入れ

綿棒と爪楊枝で時計の細かい汚れを掻き出せます。

ベゼルの周り、リューズ、裏ブタとの境目、ラグの内側、ブレスレットのコマの間などには細かいチリや汚れがつきやすいです。

毛先が柔らかい歯ブラシでも細かいチリや汚れを落とせます。

仕上げ

細かい汚れを落としたら、仕上げに皮脂汚れなどをメガネ拭きで拭き取ります。

普段手入れをしていないと皮脂汚れが固まっている場合があるので、やさしく擦りましょう。