ドンペリ(ドン・ペリニヨン)の種類ごとの値段は?なぜ高いかを解説

2024.06.26

お酒買取 コラム
ドンペリ(ドン・ペリニヨン)の種類ごとの値段は?なぜ高いかを解説

ドンペリ(ドン・ペリニヨン)といえば、モエ・エ・シャンドン社が手掛ける高級シャンパンの代名詞とも言える存在です。

その高い品質と、こだわりや長期熟成ゆえの希少性と価値に魅了されるファンが世界中に存在します。

そんなドンペリについて、特徴や魅力、高い理由、種類ごとの値段や買取のポイントなどを解説します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

最高級シャンパンのドンペリ(ドン・ペリニヨン)とは

最高級シャンパンのドンペリ(ドン・ペリニヨン)とは

ドンペリ(ドン・ペリニヨン)は、フランスのモエ・エ・シャンドン社が造る世界でも最も有名と言って良いシャンパンです。

ワイン醸造業者が並ぶフランスのエペルネーで造られ、作柄の素晴らしい年に収穫された葡萄のみを醸造させています。

ドン・ペリニヨンの名前は、17世紀~18世紀のオーヴィレール大修道院の修道士だったドン・ピエール・ペリニヨンが由来です。

ドン・ピエール・ペリニヨンはシャンパンの父とも呼ばれ、白ワイン醸造の過程で発生する炭酸ガスを研究している中でシャンパーニュの製法を発見しました。

彼の作るシャンパンは宮廷であっという間に人気となり、ドン・ピエール・ペリニヨンはその醸造責任者として生涯をシャンパンの完成に捧げました。

そして、ドン・ピエール・ペリニヨンの死後、彼の修道院やブドウ園の所有権を手にしたのが、現在ドンペリを販売しているモエ・エ・シャンドン社です。

ドン・ピエール・ペリニヨンが所属していたオーヴィレール修道院は現在、ドン・ペリニヨンの貯蔵所も兼ねています。

ドンペリが日本で人気になった理由

現在は日本でも大人気のドンペリですが、日本で人気となったきっかけは、モエ・エ・シャンドン社が夜のお店の需要を上手く捉えたことでした。

バブル以前の日本で、夜のお店でよく飲まれていたのはブランデーでした。

しかしブランデーはアルコール度数が高くてボトルを空けるのに時間がかかるため、お客さんが頼むお酒の量がそのまま売り上げに繋がる夜のお店にとって最適なお酒とは言えませんでした。

そこで目をつけられたのが、ブランデーに比べてアルコール度数が低く、炭酸が入っているため一度開けたら飲み切る必要があるシャンパンでした。

モエ・エ・シャンドン社がこの商機を上手く捉え、ドンペリは瞬く間に夜のお店の定番となったのです。

現在では宮中晩餐会などでも飲まれるほど、日本で愛される高級シャンパンとして非常にポピュラーな存在になっています。

ドンペリはなぜ高い?

ドンペリはなぜ高い?

ドンペリは高級シャンパンの代名詞とも言える存在ですが、なぜそんなにも高いのでしょうか。

良いブドウが採れた年にしか作らないから

ドンペリは「ヴィンテージシャンパン」と呼ばれる、単一年のぶどうのみを使用して造られるシャンパンに分類されます。

そのため、気候や天候などによってその年に収穫できるブドウの量の影響を直に受けてしまいます。

さらに、ドンペリは品質に徹底的にこだわるため、ブドウの出来が良くなかった年には製造自体をしないこともあるのです。

そのため高い需要を賄えるほどの量を造れない、あるいは全く造れない年も多く、希少価値が高くなっているのです。

ブランドの知名度が高いから

ドンペリはブランドの知名度が非常に高く、そのことによっても需要が集まっています。

ドンペリは日本だけでなく世界中で高級シャンパンとして知られており、海外セレブやハリウッドスターからも愛されています。

ドンペリを嗜むのは一種のステータスともなっており、そのネームバリューの高さから求める人が多く、さらに値段が高くなりやすいと言えます。

ドンペリの種類と販売価格

ドンペリの種類と販売価格

ここからは、ドンペリの主な種類と、種類ごとのおおよその値段(販売価格)についてもご紹介していきます。

ドンペリの主な種類には、以下のようなものがあります。

  1. ドン・ペリニヨン・ヴィンテージ(ドンペリ白)
  2. ドン・ペリニヨン ・ロゼ(ピンドン)
  3. ドン・ペリニヨン・エノテーク(ドンペリブラック)
  4. ドン・ペリニヨンレゼルヴ・ドゥ・ラベイ(ドンペリゴールド)
  5. ドン・ペリニヨン P2
  6. ドン・ペリニヨン P3

ドン・ペリニヨン・ヴィンテージ(ドンペリ白)

「ドン・ペリニヨン・ヴィンテージ」は、ドンペリの中でもスタンダードな銘柄と言えるシャンパンです。

ラベルの色が白いことから、通称「ドンペリ白」とも呼ばれています。

ドン・ペリニヨン・ヴィンテージは、1年間で収穫された最高品質のぶどうのみを使用し、地下のセラーで最低8年間熟成させて造ります。

ただしブドウの品質が良くない場合はドンペリとして出荷しないため、毎年流通しているとは限りません。

値段はヴィンテージによって大きく異なります。

2024年6月現在の通販サイト等での販売価格では、数万円~20万円程といったところになっています。

1990年や1985年など、当たり年かつ年代の古いものに、特に高い値段がついています。

ドン・ペリニヨン ・ロゼ(ピンドン)

「ドン・ペリニヨン・ロゼ」は、赤ワイン用のぶどうである「ピノ・ノワール種」を使用したワインベースのシャンパンです。

ラベルがピンクのため、通称「ドンペリピンク」や「ピンドン」とも呼ばれています。

パワーがみなぎる強い赤色が特徴で、地下セラーで約12年間かけてゆっくりと熟成されています 値段はやはりヴィンテージによって大きく異なります。

2024年6月現在の通販サイト等での販売価格では、10万円弱~数十万円といったところになっています。

1996年や2000年など当たり年と言われるヴィンテージのもの、古いヴィンテージのものに特に高い値段がついています。

ドン・ペリニヨン・エノテーク(ドンペリブラック)

「ドン・ペリニヨン・エノテーク」は、ラベルが黒いことから「ドンペリブラック」とも呼ばれる長期熟成のシャンパンです。

現在は販売されていないため、希少性の高いシャンパンとなっています。

ドン・ペリニヨン・エノテークの熟成年数は約15年と、ドンペリ白の倍近く熟成させるのがポイントです。

中でも1976年以前に作られた超長期熟成のドン・ペリニヨン・エノテークは「ドン・ペリニヨン・プラチナ」と呼ばれます。

やはりヴィンテージによって値段は大きく異なりますが、総じて高い値段となっています。

2024年6月現在の通販サイト等での販売価格では、20万円弱~数十万円程といったところになっています。

「ドン・ペリニヨン・プラチナ」と呼ばれる、1976年以前のヴィンテージのものに、特に高い値段がついています。

ドン・ペリニヨンレゼルヴ・ドゥ・ラベイ(ドンペリゴールド)

「ドン・ペリニヨン・レゼルヴ・ドゥ・ラベイ」は熟成期間が20年という、超長期熟成のシャンパンです。

ラベルが金であることからドンペリゴールドとも呼ばれます。

ドンペリブラックと同じく現在は販売されておらず、希少性の高い銘柄です。

値段はやはりヴィンテージによって値段は大きく異なります。

2024年6月現在の通販サイト等での販売価格では、20万円弱~数十万円程といったところになっています。

1982年など、比較的古いヴィンテージのものに、特に高い値段がついています。

ドン・ペリニヨン P2

ドンペリには飲み頃の熟成期間が3度来ると言われています。

1度目がドンペリ白の熟成期間である8年ほど、そしてその2倍の16年ほどが経った頃が2度目にあたります。

この2度目の飲み頃を味わうためにリリースされたのが、「ドン・ペリニヨン P2」です。

P2のPは英語の「Plenitudes(プレニチュード=熟成)」を表しています。

値段としては、2024年6月現在の通販サイト等での販売価格では、10万円程~数十万円程といったところになっています。

まだ歴史の短い銘柄のためそれほど古いヴィンテージのものはありませんが、1995年・1996年など1990年代のものを中心に高い値段がついています。

ドン・ペリニヨン P3

先述した通り、ドンペリには飲み頃の熟成期間が3度来ると言われています。

その3度目にあたる熟成期間30年ほどを経てようやくリリースされるのが、「ドン・ペリニヨン P3」です。

リリースされた時点で超長期熟成のため、非常に希少価値の高いシャンパンとなっています。

値段はヴィンテージなどにもよりますが、総じて非常に高くなっています。

2024年6月現在の通販サイト等での販売価格では、100万円程~数百万円程といったところになっています。

そもそも古いヴィンテージのものしかありませんが、特に1975年・1973年・1971年など1970年代のものに高い値段がついています。

ドンペリは買取の値段も高い

ドンペリは買取の値段も高い

非常に高い値段で販売されていることも多いドンペリですが、実はお酒買取でも非常に高く売れやすいお酒として知られています。

ドンペリが高い理由である希少性の高さやブランド力などが、お酒の買取市場でも高く評価されているのです。

そんなドンペリをより高く売るためのポイントとして、

  1. 保存状態
  2. 付属品の有無

が挙げられます。

開封済みであったり、液面低下やガス抜けが起こっている場合には、買取価格が大きく下がってしまったり買取不可になってしまったりするでしょう。

また、ドンペリの品質を保つにはワインセラーでの保管がおすすめです。

箱や証明書などの付属品はドンペリの価値を証明してくれるものであると同時に、コレクターにとっては重要なコレクションの一部です。

付属品がきちんと揃っていることで買取市場での需要が高くなり、より高く売れる可能性があります。


その他、ドンペリの買取相場や売る際の注意点など、ドンペリの買取について詳しくは以下の記事をご参照ください。

ドンペリのバイセルでの実際の買取例は?

バイセルでもドン・ペリニヨンを含むシャンパンの買取実績は数多くございます。

以下のページでは、ドンペリをはじめとした様々なシャンパンの、バイセルでの実際の買取例やお客様の声をご紹介しています。

参考までにぜひご覧ください。

ドンペリを売るならバイセルへ

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バイセルは日本全国を対象にお酒などの出張買取サービスを提供しており、たくさんのお客様・リピーター様からご指名をいただいてまいりました。

その結果、2015〜2023年の合計で3,700万点以上の買取実績を積み上げることができました(当社調べ)。

バイセルの査定士は、高い専門知識と豊富な査定経験を生かして、ドンペリをはじめとしたお酒1点1点の価値を正確に鑑定します。

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