竺仙を買い取ってもらうには? 竺仙の特徴と損をしない買取方法をご紹介します
- 竺仙の着物を手放したいです。買取価格はいくらになりますか?
- 作品の状態、証紙の有無などによって買取価格は変動します。まずはお気軽にお電話・メールよりお問い合わせください。
- 最近着ていない竺仙の着物があります。価値はつきますか?
浴衣や江戸小紋の着物で有名な『竺仙(ちくせん)』の買取をしようかお悩みでしょうか?夏の時期、特に活躍をする竺仙の作品は、毎年新しい作品を発表するため流行りに敏感な着物ファンにとっては有名な着物ブランドです。そのような有名な着物ブランドの作品だったら、誰もがなるべく高い値段で買い取ってもらいたいと思うことでしょう。
もし、あなたもそのようにお考えでしたら、まずは引き出しの中からお持ちの竺仙を取り出して、状態の確認から始めてみましょう。その理由は、着物買取において着物の状態の良し悪しは買取価格に大きく影響するためです。
なぜ、着物の状態が買取価格に影響するのか。今回のコラムでは竺仙の特徴と、損をしないで買取をするためのコツを通してご紹介していきます。
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お申し込みフォームへ※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
竺仙の特徴を分かりやすく説明
竺仙は1842年(天保13年)に初代・千之助によって浅草に創業されました。創業に至った理由は、初代の趣味である俳句がきっかけとなっています。共通の趣味を持つ歌舞伎役者・作家・画家などと俳句を楽しみ、初代は仲間内で日本画をモチーフとした着物や歌舞伎衣装を手掛けるようになり、それが評判になったことで竺仙の創業につながりました。
ちなみに『竺仙』という名前の由来は、初代の身長が低かったことに由来すると言われています。背が低いことから『ちんちくりんの千之助』と呼ばれていて、それを短くした『竺仙(ちくせん)』が会社の名前として使用されるようになりました。
竺仙が作るのは『浴衣』と、『江戸小紋』と呼ばれる小さな柄が生地全体にちりばめられている着物の2種類が中心です。創業当初の時代に作られていた浴衣は白生地や無地などが一般的でしたが、竺仙は江戸小紋の制作に用いる型紙を浴衣の制作にも応用をして『藍染浴衣』を誕生させました。
藍染はもともと京友禅などの多くの色を使って染められる着物に向いているとされていた伝統的な技法でしたが、専門的に行っている職人の数は少なかったとされています。
白や無地が一般的だった江戸時代の浴衣にとって、藍染浴衣は従来の浴衣にはなかった紺や白の夏にちょうどいいさっぱりとした色合いで、江戸の間で人気を集めるようになりました。
現代の竺仙は、浴衣や江戸小紋でも様々なデザインの作品を発表しています。例えば日本の四季に合わせた色や柄を表現した『竺仙小紋』などが人気を集めています。新しいデザインも毎年のように発表していて、現代の人にも受け入れられやすいデザインの創作にも力を入れています。
竺仙の買取相場とは?
竺仙の着物の買取相場は、近年の着物買取市場の買取例では3,000円程度になります。着物に仕立てる前の反物の状態であれば、さらに高い買取価格がつく可能性もあります。
買取価格が下がる要因としては、傷やシミ・カビがあるなど、着物の保存状態があります。着用後の手入れや普段の保管方法など、着物の保存状態には十分注意してください。
今回ご紹介したのはあくまで相場ですので、お持ちの着物や帯の正確な価値が知りたい場合は着物専門の買取業者に相談してみましょう。
竺仙の作品を損しないで買取する方法
竺仙の浴衣や江戸小紋は多様なデザインがあるため、何着も所有している人もいるのではないでしょうか?大量の浴衣・着物を持っていたとしても、竺仙の作品を損なわずに買取に出すためには、いくつかのポイントを押さえておくことが必要です。
着物の価値は生地の状態・証紙の有無・買取業者の違いによって、その買取価格は大きく異なるためです。それでは、竺仙の損をしない買取方法についてご紹介します。
竺仙の作品を損しないで買取する方法:証紙を用意する
『証紙(しょうし)』とは、着物の価値を保証するために伝統的工芸品の協同組合などが発行している印のようなものです。発行元によって形や大きさなどが異なりますが、着物が本物であることを示す大切な証拠で、着物の査定士も価値を判断するために必ず確認をする項目となっています。
竺仙の浴衣や着物には『竺仙鑑製(ちくせんかんせい)』と呼ばれる証紙が染め抜かれています。染め抜かれているため、着物から剥がれることはないので、お持ちの浴衣や着物にちゃんと付いているのかを確認しておきましょう。
竺仙鑑製がどういった形なのか知りたい場合は、竺仙の公式サイトに見本が掲載されているので確認すると良いでしょう。
竺仙の作品を損しないで買取する方法:バイセルの査定士にみてもらう
浴衣も着物も流行のデザインなどがあり、着物に関しての知識・査定技術・市場の動向などをしっかりと把握していないと、適切な買取金額を提示することは難しいとされています。
そのため、お持ちの竺仙の作品を買取に出すときは、着物買取のバイセルにご依頼ください。バイセルは、日々の業務から多くの着物の査定を行っているため知識・査定技術が高く、竺仙の作品の価値を見落としません。
しかし、着物買取を行っている買取業者は全国各地に多く存在するため、どの着物買取業者を選べばよいか判断に迷うところでしょう。
また、バイセルでは女性査定士が在籍しているので、『一人暮らしの女性』『着物買取が初めての方』『ご年配の方』などでも安心してご自宅での査定が可能です。
竺仙の作品を損しないで買取する方法:買取業者の無料査定を活用
着物専門の買取業者には査定を無料で行っている業者が存在します。「買取業者ごとの査定額を比較して一番高い価格を提示してくれた業者で買い取ってもらいたい」とお考えの方にとっては助かるサービスかと思います。
しかし、複数の買取業者に申し込み・査定をしてもらう必要があるので、その分時間もかかります。その点も含めて、何社かの買取業者の無料査定を利用して自身が納得のいく価格で買い取ってもらうようにしましょう。
竺仙の作品を損しないで買取する方法:買取業者を選ぶ際は口コミをチェックする
多くの着物買取業者の中から優良な業者を選ぶのは骨が折れることですし、一体何を基準に選べばよいのか判断に迷うところでしょう。
そんな時は、買取業者を利用した人の口コミをインターネットで確認することをオススメします。「○○が良かった」「○○は悪かった」など、実際に利用した時の評価が利用者目線で書かれているので、非常に参考になるはずです。
竺仙の作品を損しないで買取する方法:日々のお手入れも重要
竺仙の着物・浴衣・帯は種類によって使用されている素材が異なります。比較的使われることが多い素材としては、絹(正絹)・木綿・麻などが挙げられます。特に絹は、高級素材の上にデリケートな素材のため、着用後・定期的な手入れが非常に大切になってきます。
少し油断をしてしまうとシミ・カビ・虫食いなどの被害に遭って、着物本来が持っている風合いが失われてしまい、着物の査定額にも影響するからです。
シミやカビが発生する主な原因は湿気にあります。夏場に着用することが多い竺仙の作品は、特に汗によるシミやカビの発生には注意が必要です。
長い間引き出しの中から取り出していないのであれば、まずは引き出しから取り出して、風通しのよい部屋で虫干しをすると良いでしょう。虫干しとは、日本で古くから行われている作業で、衣類が含んだ湿気を取り除くことでシミ・カビ・虫食いを予防するために行われてきました方法のことです。
虫干しを行う時間帯は湿気が少ない日中帯(10~15時)に行うようにしましょう。その際は、汗や汚れが付きやすい衿(えり)・袖口(そでぐち)・裾(すそ)・前身頃(まえみごろ)・裏地(うらじ)を入念に確認をしましょう。帯も同様に虫干しをしましょう。
帯は胴回りに着用をするので湿気を含みやすいですし、素材も絹でできているため、シミやカビが発生しやすい傾向にあるためです。
また、仮にシミやカビを見つけたとしても自身での補修はオススメできません。無理な補修は、着物に傷をつけたりして着物の風合いを失う可能性があるためです。特に、竺仙の作品は絹以外に綿で作られている場合があります。
絹は洗濯などをすると縮んでしまうため、安易な水洗いは避けた方がいいでしょう。そのため、無理な補修をせずに現状で査定した方が、かえって高い買取価格になることがあります。
竺仙の特徴と損をしない買取方法をご紹介します。:まとめ
竺仙の特徴から損をしない買取方法までご紹介いたしました。竺仙は、浴衣や江戸小紋など比較的カジュアルな場面で着用することができる作品を毎年新しい形で発表している工房です。
浴衣は汗が付着しやすいですし、着物の種類によって使用される素材も絹・綿・麻など多様にあるため、お手入れにも注意が必要であることがご理解いただけたかと思います。
久々に引き出しから取り出してみたらシミやカビが付いていたとしても、慌てずにまずは着物買取業者の無料査定をお願いしてみて、その価値を把握してみてはどうでしょうか?
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