古銭買取で10銭はいくらになる?10銭硬貨や札の種類と買取価格について

2024.06.21

古銭買取 コラム
古銭買取で10銭はいくらになる?10銭硬貨や札の種類と買取価格について
10銭などを含む古いお金のコレクションを持っています。いくらになりますか?
保存状態や種類により買取価格が変わりますので一度拝見いたします。お電話・メールよりお問い合わせください。
祖父から10銭などを含む古銭のコレクションを譲り受けました。今も価値ってありますか?

「10銭」は昔の日本で流通していたお金で、古銭買取の場で比較的よく査定に出されるポピュラーな古銭です。

10銭は初めて貨幣として登場してから廃止されるまでさまざまな種類が発行され、中には買取市場で価値をもつ種類が存在します。

本記事では、買取市場で高く売れる10銭の種類と、買取に出す際の留意点をまとめています。

どのような10銭が売れるのかを解説しますので、お持ちの10銭を買取に出したいという方は、ぜひ参考にご一読ください。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

10銭の買取相場

結論から言うと、大半の10銭(貨幣・紙幣含む)は買取不可の判定をする古銭買取業者が多いと言えます。

ただし、10銭の中にはごく稀にプレミア品として判定されるケースもあるようですが、これは古銭としての価値ではなく骨董的な価値を付加されている場合があるようです。

10銭の買取が難しい理由は、当時大量に発行されたため希少性が見受けられないということや、銭単位のお金は既に通貨としての効力がなく何枚あっても1円にすらならないといったことが関連しています。

しかしながら、10銭のプレミア品や人気の種類であれば売却できる可能性もあります。

また、古銭買取業者で売却が難しくても、オークションなどを活用すれば中には欲しがるコレクターもいるかもしれません。

10銭の種類と買取価格について

10銭には銀貨・硬貨に区分される貨幣と紙幣があり、この多くは古銭コレクターの中では広く知られている種類です。

10銭をはじめ、どんな種類があるのかみていきましょう。

旭日竜10銭銀貨

明治3年に発行された旭日竜10銭銀貨は銀8割・銅2割で構成され、近代貨幣の代表として有名です。

表面には竜の刻印と、裏面に旭を意味する太陽が描かれています。

10銭白銅貨

10銭白銅貨は戦争の影響で銀の価格が高騰したことを受け、銅が使われた貨幣です。

表面には菊と桐の紋章に10銭と刻印があり、中央に穴が空いてるのは偽造防止と材料の節約のためといわれています。

10銭ニッケル貨・10銭アルミ青銅貨

10銭ニッケル貨も他の貨幣同様に戦争の影響で材料が高騰したことを受け、ニッケルが使われた貨幣です。

その後さらに政局の悪化でさらに安いアルミ青銅貨へと変更されていきました。

この時代に発行された貨幣の多くは戦争(第一次世界大戦)の影響を大きく受け、人々の生活に大きく影響した時代でもありました。

この他にも「菊10銭アルミ貨」「稲10銭アルミ貨」などの貨幣が発行されています。


お持ちの10銭をはじめ、古銭を「売りたい」「価値があるか知りたい」とお考えの方は古銭買取のバイセルまでご連絡ください。

古銭に詳しい査定士が丁寧に拝見し、気になる点はご質問いただければ、親身になってご回答いたします。

査定料・キャンセル料は無料ですので、売れるかどうかを知りたいだけという場合でもお気軽にご相談ください。

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コレクターの間で過去に人気を博した10銭

古銭買取においては大半の10銭が買取不可の判定をされる可能性があるものの、ここで紹介する10銭は過去にコレクターの間で人気が出た10銭になります。

もし該当する10銭であるならば、価値を調べてみるのも良いかもしれません。

竜10銭銀貨

竜10銭銀貨は明治7年に発行され、表面に描かれた竜が特徴の銀貨です。

コレクターの中ではこの竜の刻印がはっきり出ているものや、使用されていない綺麗なもの、未使用品などは人気といわれています。

明治通宝10銭

明治通宝10銭は紙幣ですが、当初はドイツで発行されたことから注目を集めました。

ただし発行年数が古いことや紙幣のため状態が悪いものが多く流通しています。極端に状態の良い美品はコレクターに人気がありますが、古銭買取市場ではあまり見かけません。

発行年数が古いことや紙幣であることから、現在では状態が悪いものが目立ち、極端に状態の良い美品はコレクターに人気がありますが古銭買取市場ではあまり見かけません。

八咫烏10銭銀貨

数多く発行された10銭の中でトップクラスの人気があるといわれる古銭です。

大正7年に発行されましたが、素材として使われていた銀の価格が安定しなかったことを受け、流通しなかったといわれる幻の10銭です。

古銭買取市場でほぼ目にすることはありませんが、もしお持ちの場合は高値が期待できる数少ない10銭といえるでしょう。

古銭買取において高値が付く条件

古銭買取において高値が付く条件

古銭買取で高値が付く可能性がある条件はどういったことが挙げられるのでしょうか。

基本的には発行枚数が少ない種類の古銭は、希少性が高いとされ、高く買い取ってもらえる傾向にあります。

全体的には発行枚数が多い種類でも、発行年数によっては極端に枚数が少ない場合もあるので、年号ごとに発行枚数を調べるのも良いでしょう。

以下ページでは、バイセルの古銭の買取実績や買取相場、高額になりやすい古銭について解説しておりますのでぜひ参考にご覧ください。

十銭を古銭買取に出す時の注意点や保管方法

十銭の古銭買取において、なるべく傷・汚れなどが見られないようなきれいな状態であるほど、査定評価が高くなる傾向にあります。

お持ちの十銭貨幣を買取に出す際の注意点や、価値を下げないための保管方法を、硬貨と紙幣の場合に分けて解説します。

十銭硬貨の場合

十銭硬貨は、製造された時代によって銀の配合割合や、ニッケル、アルミといった使用金属の割合が変化します。

どの時代のものでもクリーニングをすることはせず、汚れていてもそのままの状態で査定に出しましょう。

理由としては、洗浄剤やブラシなどで硬貨に傷がつき、状態が悪化してしまう可能性があるからです。

特に、銀の含有率が高い旭日竜十銭銀貨などは、水や洗浄剤に触れてしまうとサビなどの腐食が発生する可能性があります。

また、十銭硬貨の中には、古銭販売店などでシュリンク包装のうえ証明書を付けて販売されている種類もあります。

そのような十銭硬貨をお持ちの場合は、買取に出す際包装を開けてなければそのままにし、証明書を一緒に提示することで高価買取につながりやすいです。

十銭札の場合

十銭紙幣は、明治時代から昭和28年まで4種類の紙幣が発行されています。

明治5年から発行された明治通宝十銭札のほか、大正6年〜昭和28年までに発行された大正少額紙幣十銭札、昭和に入ってから発行された2種類の十銭紙幣があります。

特に、八紘一宇塔十銭札や鳩十銭札は昭和に入ってから発行され流通枚数も多いのが特徴です。

シワのない新券に近い紙幣や状態の良い紙幣は、高価買取が期待できます。

状態が悪いからと言って自分で修復しようとせずに、現状のままで査定を依頼することをおすすめします。

むやみに洗浄したら破れてしまったり、アイロンをかけたらインク落ち・焦げ・酸化などの原因になり得ます。

また、十銭札を保管する際には、紙の酸化や退色を防ぐために日光や外気に触れないよう注意しておくことが高額査定につながるポイントとなります。

現在の十銭の価値を知りたいならバイセルにお任せ!

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十銭硬貨や紙幣を少しでも高値で売却したい場合は、街のリサイクルショップなどではなく、古銭の価値に詳しい買取業者に査定を依頼するのがおすすめです。

バイセルでは、古銭買取に確かな実績があり、お持ちの古銭の価値を正しく判断いたします。

もしかしたら持っている古銭が思わぬプレミア古銭で、驚きの買取価格が付く可能性もゼロではございません。

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