骨董品を高く売るための4つのコツ!売却時の注意点や買取方法を紹介

「実家で見つかった骨董品を売却したいけれど、何から始めたらよいのかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
骨董品には価値の高いものも多いですから、売却する際にはその価値を的確に判断してもらい、できるだけ高く買い取ってもらいたいものです。
それを実現するためには、押さえておきたい4つのコツがあります。
この記事では、骨董品を高く売るためのコツや売却時の注意点、高く売るための骨董品の保管方法、買取業者の選び方などを紹介します。
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
目次
骨董品を少しでも高く売るための4つのコツ
骨董品の中には非常に価値が高いものも多くありますが、そんな骨董品をより高く売るためにはいくつかのコツがあります。
「せっかく骨董品を売るなら少しでも高く買い取ってほしい」という方は、以下の4つのコツを押さえておいてください。
- 骨董品の保存状態を良く保っておく
- 骨董品の付属品も一緒に査定に出す
- 価値がありそうかどうか事前に把握しておく
- なるべく早く売却する
骨董品の保存状態を良く保っておく
骨董品の買取では、保存状態の良し悪しが重要な査定ポイントになります。
傷や汚れがあるなど保存状態が良くないと価値が下がってしまう可能性があるため、骨董品を高く売りたいなら綺麗な状態のまま保管しておくことが重要です。
骨董品はデリケートなものが多いですので、日頃の保管やお手入れには細心の注意を払いましょう。
骨董品の付属品も一緒に査定に出す
骨董品の購入時には、鑑定書や共箱といった付属品がついてくることがあります。
共箱とは、作者自身が署名した箱書きがある箱のことです。
共箱は作品の保証書のような役割を持ち、その有無は買取価格に大きく影響します。
少しでも高く売るために、共箱などの付属品があるときは、必ず骨董品本体と一緒に見てもらいましょう。
鑑定書があるときは、鑑定書も一緒に出すことをおすすめします。
価値がありそうかどうか事前に把握しておく
骨董品自体の価値は専門家でないとわかりにくいものですが、その骨董品に価値がある可能性があるかどうかを把握できるポイントはいくつかあります。
1つは共箱です。
共箱にはその骨董品の作者の署名押印があります。
共箱の箱書きを見ることで作者が判明すれば、「有名な作家だから価値が高い可能性がある」などの判断材料になるでしょう。
なお、骨董品が陶磁器であれば底部にも作者のサインが記されているケースもあるため、そこもチェックポイントです。
また、作られた時代が分かれば、それも1つのポイントになります。
古い時代のものなど、「その時代の品物は現存数が少ない」となれば希少価値が高くなる可能性があります。
さらに、使用されている素材も確認したいポイントです。
金や銀、象牙や翡翠など、高価な素材を用いた骨董品なら買取価格が高額になるかもしれません。
このようなポイントから価値ある骨董品かどうかを把握しておき、安い値段で売ってしまうことのないようにしましょう。
なるべく早く売却する
骨董品の買取価格は、市場動向によって常に変動しています。
お持ちの骨董品の価値がいつ上がるかというのは非常に読みにくいものです。
一方で、骨董品は繊細で湿気や直射日光に弱いものが多いため、丁寧に扱っても時間とともに劣化がすすんでいきます。
人気のある作家の作品などは手元に置いておきたいものですが、長く保管している間に経年劣化し、価値が下がってしまう可能性があるのです。
その意味で、骨董品を売ると決めたならなるべく早く売る、少なくともまずは査定で価値を確かめてみることをおすすめします。
骨董品の査定前の準備と注意点
骨董品を実際に査定に出すと決めたら、査定当日までにどんな準備をしておけば良いでしょうか。
注意したいポイントを2点ご紹介します。
骨董品の状態を確認しておく
骨董品を査定に出すと、買取業者の査定士は共箱や鑑定書など付属品の有無、骨董品の傷や汚れなどの状態を必ずチェックします。
査定士に見せる前に、ご自身でも目立った傷や汚れはないかなど、骨董品の状態を確認しておくと良いでしょう。
お手入れは軽くにしておく
骨董品を査定してもらうときは、なるべく汚れやほこりがついていない、きれいな状態で見てもらいたいものです。
しかし、骨董品はとてもデリケートなものが多いです。
お手入れ方法は素材によってもさまざまですが、柔らかい布でホコリを拭う程度にしておいた方が良いでしょう。
その際、素手で直接触ることで油分や汗が付着したり、くしゃみやせきによって唾がかかったりすると、カビやシミの原因になることがあります。
骨董品の劣化の原因になってしまう可能性もあるため、お手入れの際には布手袋やマスクをつけておきましょう。
骨董品をより高く売るための保管方法
骨董品をより高く売るためには、保存状態が重要でした。
同じ作品でも、傷や汚れの有無によって買取価格が大きく左右される可能性はあります。
骨董品を少しでも高く売るために知っておきたい、保管のポイントをご紹介します。
- 骨董品を箱に入れて保管する
- 直射日光の当たる場所や湿度の高い場所で保管しない
- 骨董品を自分で修復しない
骨董品を箱に入れて保管する
陶磁器やガラス製品など、骨董品は大切に扱っていても非常に傷つきやすいものです。
万が一、ひびや欠けが生じると買取価格に影響が出てしまう恐れがあります。
傷をつけないためには、できるだけ共箱か購入したときの箱に入れて保管しましょう。
査定に出すときに重要な付属品という意味でも、購入したときの状態で保管しておくことをおすすめします。
直射日光の当たる場所や湿度の高い場所で保管しない
骨董品は、直射日光が当たったり湿度の高い場所に置いたりすると、劣化が早く進んでしまうことが多いです。
例えば湿気によって、絵画や掛け軸なら湿気でカビが発生してしまう可能性がありますし、陶磁器でもヒビ割れが発生してしまう恐れがあります。
直射日光は、骨董品の日焼けや変色の原因になる場合があります。
蔵などは湿気が多い場合もありますので、適切な収納場所を選んで湿気対策を施すのがよいでしょう。
お手入れをするときは、湿度が低い晴れた日を選び、直射日光が当たらない室内で作業することをおすすめします。
骨董品を自分で修復しない
骨董品は、なるべく汚れがないきれいな状態で見てもらいたいものです。
しかし、傷をとろうとしたり、欠けている部分を自分で修復したりすることは控えたほうが賢明です。
骨董品の修復は、それだけで専門の職業が成立してしまうほど難しい仕事です。
自ら手を加えることで細かい傷がついてしまうなど、より状態が悪化してしまう可能性があります。
また、骨董品は「製造当時から姿形が変わらない」「古い」からこそ価値があるので、修復するとその価値が失われてしまいます。
自分で修復はせず、そのままの状態で買取業者に相談しましょう。
骨董品を高く買い取ってくれる買取業者の選び方
価値ある骨董品を買取してもらうからには、その価値がしっかりと分かる買取業者に見てもらわなければなりません。
ここからは、骨董品の価値をしっかりと見極め、より高く買い取ってくれる買取業者を選ぶためのポイントについてご紹介します。
骨董品の買い取りを得意にしている買取業者に依頼する
骨董品を適正に査定するためには、その品物の真贋を見分けることができ、骨董品市場の相場を熟知していることが必要です。
そのため、例えば総合リサイクルショップのように、「骨董品も買取対象ではあるが得意としているわけではない」という専門外の業者では正しく目利きすることは難しいでしょう。
買い取りを依頼するなら、正しい目利きができる業者に依頼するのがおすすめです。
骨董品を売るときは、骨董品の買い取りが得意な業者を選びましょう。
専門知識を持った査定士がいる買取業者に依頼する
ひとくちに骨董品といっても、茶道具、陶磁器、掛け軸などジャンルはさまざまです。
そのジャンルの目利きがいないと、適正な査定が行なわれず買取金額は大きく下がってしまうかもしれません。
売りたい品目を取り扱っていて、その品目について豊富な知識や経験を持っている査定士がいる買取業者を選びましょう。
骨董品の買取実績が豊富な買取業者に依頼する
骨董品の買取実績が多いかどうかも、安心して任せられる買取業者かどうかを見分けるための1つのポイントです。
買取実績が多ければそれだけ骨董品の査定経験があるということですし、多くの人から選ばれているということでもあります。
買取業者のホームページ等を確認し、骨董品の買取実績が豊富かどうか、売りたい骨董品と同ジャンルの骨董品の買取実績はあるかなどを確認してみてください。
バイセルの骨董品買取実績
骨董品買取のバイセルには、絵画・陶磁器・茶道具など骨董品の買取実績が多数ございます。
バイセルの骨董品買取実績、骨董品のジャンルごとの買取相場、骨董品買取品目、骨董品買取でよくある質問などは以下のページに詳しく記載してございます。
ぜひご参照ください。
骨董品を売るなら買取実績豊富なバイセルにお任せください
骨董品の買取をお考えなら、骨董品の買取実績豊富なバイセルにお任せください。
バイセルは日本全国で骨董品などの買取サービスをご提供し、たくさんのお客様・リピーター様からご指名をいただいてまいりました。
バイセルの査定士は、高い専門知識と豊富な査定経験を生かして、骨董品1点1点の価値をしっかりと見極め、正確に鑑定します。
お客様のご都合にあわせて選べる便利な買取方法もご用意してございますので、ぜひ1度骨董品買取のバイセルをお試しください。
バイセルの選べる買取方法
バイセルでは、お客様のご都合にあわせて以下の3つの買取方法をお選びいただけます。
店頭買取
駅から徒歩圏内にあるバイセルの店舗に売りたい骨董品をお持ちいただく買取方法です。
バイセルの店頭買取は予約なしでも対応可能ですので、買い物のついでになどにお気軽にお立ち寄りいただけます。
プライバシーと感染症対策に配慮した個室で、スタッフにじっくりとご相談ください。
出張買取
お客様のご自宅までバイセルの査定士が伺う買取方法です。
電話かメールで申し込みいただくと、希望の日時にバイセルの査定士が伺います。
依頼品が多い場合や、重いものや壊れやすいものがある場合におすすめの買取方法となっております。
宅配買取
売りたいお品物を、専用の宅配キットでバイセルまでお送りいただく買取方法です。
電話かメールでお申し込みいただいたお客様に、無料宅配キットをお送りいたします。
緩衝材を使って隙間がないようにお品物を梱包していただき、バイセルへお送りください。
概ね商品到着より1週間以内にお電話にて査定結果をご連絡いたします。
バイセルの骨董品買取は各種手数料無料
バイセルでは、査定料・キャンセル料・出張買取の出張費・宅配買取の送料といった買取にまつわる各種手数料を無料にしております。
壊れやすい骨董品にもおすすめなバイセルの出張買取なら、お電話1本、手数料完全無料で日本全国へ伺います。
バイセルの無料査定なら「試しに価値がどれくらいか聞いてみたい」といった場合も手数料はかかりませんので、安心してご利用いただけます。
ぜひ1度お気軽にお試しください。

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