希少価値のある古銭ランキング|高く売るコツも解説

【希少価値】世界の超高額古銭ランキング
世界には数億円数億円で取引された古銭も存在します。
代表的な世界の高額古銭をバイセルが独自にまとめたランキングでご紹介します。
【第1位】フローイングヘアダラー(1794年/アメリカ)
現在世界で最も高額な値段がついた古銭は、1794年にアメリカ合衆国で発行された「フローイングダラー銀貨」です。
気になるお値段はなんと12億円(約一千万ドル)で、しかも金貨ではなく銀貨なので驚きです。
デザインは表面に州を表す15個の星をあしらい右を向いている自由の女神が、裏面にはリースでかこった鷲が描かれています。
スペインドル硬貨を参考にして製造されたこのフローイングヘアダラー銀貨は、アメリカ初初の1ドル銀貨として希少性が極めて高い種類になります。
発行枚数も少なく現存はわずか120~130枚とされています。
その中でも保存状態が極めて良好なものが高額で取引され、希少性と歴史的価値から世界的に注目されています。
【第2位】セントゴーデンズ・ダブルイーグル(1933年/アメリカ)
1933年にアメリカで発行された20ドル硬貨の「セントゴーデンズ・ダブルイーグル」も、高額古銭として世界的に有名です。
セイント・ゴーデンスという彫刻家がデザインしたコインであり、アメリカで最も美しいコインだといわれています。
このコインは44万個製造されましたが、流通することなく大半が溶解され、現存はごくわずかです。
現在残っているのは10枚であり、そのうちの1枚が個人のコレクターによって2002年に約9億円(約760万ドル)で購入され、残り10枚ほどはアメリカ政府の管理下で保管されています。
【第3位】エドワード3世 フロリン金貨(1344年/イギリス)
ヨーロッパの古銭の中でも伝説的な存在が「エドワード3世 フロリン金貨」です。
1344年にイングランド王エドワード3世の治世下で発行されましたが、金の含有量が高すぎたためすぐに流通が中止され、現存するのはわずか3枚とされています。
この希少性から「世界で最も貴重なコインのひとつ」と呼ばれ、過去にはオークションで約1億20万円(約46万ポンド)の価格がついた記録もあります。
エドワード3世 フロリン金貨は、イギリスの貨幣史を象徴する存在として、コレクターだけでなく歴史的な研究対象としても価値が高いコインです。
【希少価値】日本の高額古銭ランキング

日本においても希少価値が見込める古銭が多数存在します。
代表的な日本の高額古銭をバイセルが独自にまとめたランキングでご紹介します。
【第1位】天正菱大判金
誰しも日本の昔話などで大判小判という言葉は聞いたことがあると思います。
大判は小判よりも前の戦国時代からの発行ですが、小判が主流となった江戸時代においても鋳造は続けられました。
額面も通常の貨幣よりも大きく、主に高額な代金の支払いや借金の返済としての用途があったようです。
小判が通貨として使用されていたのと違って、大判は贈呈用等として扱われる場合もありました。
その中でも高額なのが天正大判の中の「天正菱大判金」です。
天正菱大判金は豊臣秀吉が贈呈用に鋳造を命じた大判で、発行数も非常に少なく希少価値の高い大判です。
現存する枚数も世界中でたったの6枚しか確認されていません。
金額はなんと5,000万円〜7,000万円にもなるといわれています。
古銭の専門オークションなどでは1億円以上の値段がつくこともあります。
ただの「昔のお金」と思って持っていたものが、実は驚くべき価格になったというケースもございます。
高額古銭ランキングはまだまだ続きますが、古銭の実際の買取実績や買取価格が気になる方は、ぜひこちらのバイセルの古銭買取専用ページをご覧ください。

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お申し込みフォームへ【第2位】慶長大判

一般的に慶長大判(けいちょうおおばん)とは江戸時代の初期にあたる慶長6年(1601年)に発行された大判で、種類は3つあります。
慶長笹書大判金(けいちょうささがきおおばんきん)、慶長大判金、慶長大判金(明暦判)です。
その中でも「慶長笹書大判金」は最も価値が高いといわれており、2,000万円〜3,000万円もの金額がつくといわれています。
高額になる理由として、第一に江戸時代の後半には回収や鋳潰が行われたため、残存数が少ないという点と、大判という古銭はそもそも恩賞、贈答用に鋳造されたもので、生産量が多くないという点も希少価値が生まれた理由です。
発行年代からもわかる通り、徳川家康が天下統一をはたした後に鋳造された大型の金貨であり、美術品としても価値が非常に高いです。
【第3位】天保大判金
天保大判金は、江戸時代後期、天保年間に鋳造された大判金です。
この時代の大判は、金の含有量が慶長大判と比べて少ないものの、その希少性と江戸の経済史における重要な役割から、非常に高い価値を持ちます。
特に保存状態が良いものは、美術品としても評価され、高額で取引されます。
天保大判金の買取相場は、鑑定書付きで~3,000,000円ほどになります。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
【第4位】八咫烏50銭銀貨
八咫烏50銭銀貨は大正時代に発行された硬貨で、日本の伝説的な神獣「八咫烏」がデザインされているのが特徴です。
このデザインはコレクターからの人気が高く、希少価値を持つ古銭として知られています。
特に発行枚数が少ない年号や、未使用に近い保存状態の良いものは、高く評価されます。
八咫烏50銭銀貨の買取相場は、~1,000,000円ほどになります。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
【第5位】竜50銭銀貨
竜50銭銀貨は明治時代に発行された近代日本の銀貨です。
「竜」の図案が特徴的で、多くの年号が存在します。
中でも明治30年など、発行枚数が極めて少ない特定の年号は、コレクターの間で非常に人気が高く、未使用の場合は最高で800万円ほどの価値まで上がっています。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
まだまだある希少価値が見込める古銭

こちらでは希少価値のある古銭5選をご紹介しましたが、買取市場で人気の古銭はまだまだあります。
享保大判金 | 明治25年の竜50銭銀貨 |
文久永宝 | 寛永通宝 正字 |
万延大判金 | 昭和62年の500円白銅貨 |
明治25年竜50銭銀貨 | 古寛永通宝 |
ほか、オリンピック・天皇陛下・万博関連などの記念硬貨やエラーコインなども人気の種類です。
昔の古銭は、詳しい者でないとその価値を正しく見極められない可能性が高いです。
同じ種類でも、発行年代や書体などで価値が大きく異なるためです。
お持ちの古銭の希少価値を適切に知りたい方は、古銭買取のプロがいるバイセルをご利用ください。
バイセルであればお持ちの古銭の価値をしっかりと見極めて、価格に反映いたします。
古銭買取・古銭の価値に関して気になることがあれば、どんなことでもご相談ください。
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お申し込みフォームへ古銭の希少価値の決まり方

古銭の希少価値は、おもに以下のポイントで決まっていきます。
- 発行枚数
- 時期
- 保存状態
- エラー
それではそれぞれ詳しく解説します。
発行枚数
古銭は、どれだけ需要が高いのか、どれだけ発行枚数に限りがあるのかで希少価値が変動します。
いわゆる需要と供給の関係で、とくに古銭の発行枚数に対して求める人が多ければ希少価値も高まるでしょう。
逆にいうと、一定の人気があっても大量に発行されている古銭はあまり価値が出ないと考えられます。
時期
古銭には種類によって、希少価値が高まる時期も存在します。
例えば、景気が良いときには、景気が悪いときと比べ買取価格が高くなるでしょう。
また、オリンピックなどの大きなイベントの決定時や開催時には、関連する古銭の希少価値が上がる傾向にあります。
保存状態
同じ種類の古銭でも、なるべく良い状態で保存されているもののほうが希少価値は高まります。
貨幣は通常流通するもののため傷や汚れがつきやすいですが、未使用に近い状態や当時の輝きを保ったものは、市場に出回ることが少なく非常に希少です。
エラー
製造過程で偶然発生したエラーコインは、極めて高い希少価値を持ちます。
わずかな印刷のずれや、通常とは異なる素材の使用など、市場に出回らないような古銭は非常に珍重されます。
流通を目的としないプルーフ貨幣や試鋳貨幣なども、買取市場で人気の種類です。
買取市場で人気の古銭については、以下の古銭買取ページにてご紹介しておりますので、ぜひ参考にご覧ください。

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古銭を高く売るためのコツ
お持ちの古銭が希少価値の高い者である場合、なるべくその価値を活かして少しでも高く売りたいですよね。
査定前に以下のコツを押さえておきましょう。
- 洗浄や磨きはむやみにしない
- 専用ケースがあれば保管したまま査定へ
- まとめて査定に出すべき
それではそれぞれ詳しく解説します。
洗浄や磨きはむやみにしない
古銭は、発行当時のままの自然な状態が最も高く評価されます。
一見汚れに見えるものも、その古銭が経てきた歴史を示す重要な要素であり、無理な洗浄や研磨は、かえって価値を損ねてしまうことがあります。
査定士は、その古銭の経年変化も含めて総合的に価値を判断するため、手を加えずそのまま査定に出しましょう。
専用ケースがあれば保管したまま査定へ
古銭が購入時に収められていた元のケースや、鑑定書、付属品などは、その古銭が本物であることを証明する重要な情報源です。
これらが揃っていることで、信頼性が高まり、買取価格に良い影響を与えることがあります。
無理に取り出すことはせず、入手した時の状態を維持したまま査定に出すことが重要です。
まとめて査定に出すべき
古銭を単体で売るよりも複数まとめて査定に出すことで、一つの取引として高く評価し、割高に買い取ってもらえる可能性があります。
また、複数の品物のお買い取りの場合は、お電話一本でプロの査定士がご自宅に伺う出張買取をご検討ください。