50銭の買取相場は?種類別の価値一覧と高く売れる50銭銀貨の特徴

2026.06.29

古銭買取 コラム
50銭の買取相場は?種類別の価値一覧と高く売れる50銭銀貨の特徴

実家の片付けや遺品整理で見つかることが多い50銭硬貨や50銭紙幣について、「これって今でも価値があるの?」「どう処分すればいいかわからない」とお困りではありませんか?

実は古い50銭貨幣には、珍しい種類や発行年の銀貨を中心に、非常に高い希少価値がつくものもあります。

お持ちの50銭の中にも高く買取されるものが混じっているかもしれません。

本記事では、50銭銀貨の種類ごとの買取相場、50銭貨幣の主な種類とそれぞれの価値、買取価格に影響する状態のランク分け、高く売れるエラーの特徴、50銭貨幣を少しでも高く売るためのポイントなどについてご紹介します。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

バイセル査定士 高橋裕太 バイセル査定士 高橋裕太

「バイセル」の査定士として、月間120件以上の査定、年間では1,000件以上のお客様対応の実績があります。豊富な経験をもとに 12カテゴリ、19品目と幅広い知識を有しています。その中でも着物・ブランド品の査定が得意です。 また、多数のメディアに出演させていただいた経験もあり、様々な角度からリユース業界に貢献したいと思っています。当記事のお品物へのご相談がございましたら、バイセルへお気軽にお申し付けください!

50銭銀貨の価値はいくら?種類別の買取相場

50銭硬貨または50銭紙幣とは、かつて日本で流通していた「1円の半分(0.5円)」に当たる補助貨幣です。

明治時代から昭和初期にかけて発行されましたが、1953年(昭和28年)の「小額通貨整理法」によって通用力を失いました。

そのため現在はお店や銀行などで使うことはできません。

しかし、古銭買取市場においては50銭銀貨を中心にコレクション需要があり、希少価値の高い種類では非常に高い買取価格がつくケースもあります。

以下の表では古銭買取市場で人気の高い50銭銀貨の買取相場をご紹介します。

種類(デザイン)発行年特徴買取相場
旭日竜50銭銀貨明治3年〜4年表面に竜図と「大日本 明治〇年 五十銭」、裏面に旭日硬貨サイズの大小、竜図の大小、書体(「本」の字の2画目に跳ねがあるか)などによって変動
竜50銭銀貨明治6年〜38年表面に竜図と「大日本 明治〇年 50SEN」、裏面に菊紋と「五十銭」並品:100円〜60万円
未使用品:5,000円〜800万円
旭日50銭銀貨明治39年〜大正6年表面に菊紋と「五十銭」、裏面に旭日と「大日本 明治(大正)〇年 50SEN」並品:50円〜600円
未使用品:1,000円〜25,000円
八咫烏50銭銀貨大正7年〜8年表面は菊紋と2羽の鳳凰に「五十銭」、裏面は旭日八咫烏に「大日本 大正〇年 50SEN」並品:10万円〜50万円
未使用品:80万円〜130万円
鳳凰50銭銀貨大正11年〜昭和13年表面は菊紋と2羽の鳳凰に「五十銭」、裏面は旭日に「大日本 大正(昭和)〇年」並品:0円〜4,000円
未使用品:1,000円〜15,000円

※上記は2025年11月時点の参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。


50銭銀貨は種類や発行年によって希少価値が大きく異なります。

例えば八咫烏50銭銀貨は一般流通していないため希少価値が高いです。

また、竜50銭銀貨は発行年によって発行枚数のバラつきが激しく、例えば明治13年発行のものは希少価値が非常に高くなっています。

このように50銭銀貨はちょっとした違いで価値が大きく異なってくるため、ご自身で正確な価値を見分けるのは難しいものがあります。

お持ちの50銭銀貨の正確な価値については、バイセルの無料査定でお確かめください。

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50銭の主な種類と価値一覧

ここからは、上の表でご紹介した50銭銀貨も含めて、50銭硬貨・50銭紙幣の種類と価値をまとめてご紹介します。

お持ちの50銭がどの種類でどのような価値があるのか確認してみてください。

旭日竜50銭銀貨(大型・小型)

旭日竜50銭銀貨は明治3年〜4年にかけて発行された、日本が近代貨幣制度を導入した初期の非常に古い銀貨です。

表面に神々しい「竜図」、裏面に「旭日」が描かれています。

明治3年~4年に発行された「大型」と、明治4年に発行された「小型」に分かれます。

旭日竜大型50銭銀貨

旭日竜大型50銭銀貨は、直径約32mmの大きな銀貨です。

発行時期によって表面「大日本」の「本」の2画目がはねている「跳ね本(前期)」と、はねずに止まっている「トメ本(後期)」がありますが、「跳ね本」は古銭買取市場でも人気が高く、買取価格も高くなりやすいです。

旭日竜小型50銭銀貨

旭日竜小型50銭銀貨は明治4年のみに発行された、旭日竜大型50銭銀貨よりもわずかに小さい直径約31mmの銀貨です。

表面の竜図の大きさにバリエーションがあり、大きい「大竜」と小さい「小竜」の2種類に分かれています。

希少価値がより高いのは「大竜」の方で、「小竜」に比べて買取価格が高くなりやすい傾向があります。

竜50銭銀貨

竜50銭銀貨は明治6年〜38年までの約32年間と、50銭銀貨の中で長い期間発行された種類です。

発行年によって枚数のバラつきが激しく、古銭コレクターの間でも発行年による価格差が激しい硬貨として知られています。

デザインは旭日竜50銭銀貨と似ていますが、裏面のデザインが旭日ではなく「額面(五十銭)」の文字に変更されています。

特に価値が高くなりやすい発行年としては明治9年・明治10年、そして: 発行枚数がわずか179枚の明治13年が挙げられます。

旭日50銭銀貨

旭日50銭銀貨は、明治39年〜大正6年にかけて発行された銀貨です。

日露戦争後の影響もあってそれまでの竜50銭銀貨に比べてサイズが一回り小さく、銀の含有量も減らされています。

デザインでは竜の図案が廃止され、表面に菊紋、裏面に大きな旭日が配置されています。

発行枚数が比較的多かったため今でも入手しやすい種類ではありますが、旭日50銭銀貨の中で最も発行枚数が少ない大正3年のものには高い価値がつきやすいです。

また、最も古い明治39年発行のもので保存状態が良ければ高い買取価格がつく場合もあります。

八咫烏50銭銀貨

八咫烏50銭銀貨は大正7年〜8年にかけて製造されましたが、当時の銀価格急騰によって「鋳潰し(溶かされること)」が決まり、ほぼ一般流通しなかったという特殊な経緯を持つ銀貨です。

そのため希少価値は非常に高くなっており、古銭買取市場でも高値で取引されるケースが多いです。

デザインとしては、 裏面に日本神話に登場する三本足の烏「八咫烏(ヤタガラス)」が描かれているのが特徴です。

鳳凰50銭銀貨

鳳凰50銭銀貨は大正11年〜昭和13年に発行された、日本最後の銀貨です。

おじいちゃん・おばあちゃん世代の財布や、実家の引き出しから最もよく見つかるのがこの硬貨です。

デザインは表面に菊紋・2羽の鳳凰と「五十銭」、裏面に旭日と、これまでの50銭銀貨を混ぜたようなものになっています。

流通量が多く、発行年代も比較的新しいため希少価値はそれほど高くありませんが、保存状態が良ければ高く買取される場合もあります。

50銭黄銅貨(大型・小型)

戦後の物資不足(金属不足)の影響を受け、素材が「銀」から「黄銅(真鍮)」へと変更されたのが、昭和21年〜23年発行の50銭黄銅貨です。

昭和21年・22年に発行された大型50銭黄銅貨と、昭和22年・23年に発行された小型50銭黄銅貨があります。

デザインは表面に菊紋と「五十銭」、裏面に「日本國」「50」の刻印が入っています。

物資不足の中で大量発行されたため希少性は高くなく、古銭市場でも高い価値はつきにくいでしょう。

50銭紙幣

50銭には硬貨だけでなく紙幣もあります。

  1. 大蔵卿50銭紙幣(明治16年)
  2. 大正小額政府紙幣50銭(大正6年)
  3. 富士桜50銭紙幣(昭和13年)
  4. 靖国50銭紙幣(昭和17年)
  5. 板垣退助50銭紙幣(昭和23年)

50銭紙幣は、戦中・戦後の物資不足を補うために大量発行された背景があるため、50銭黄銅貨と同じく希少性は高くありません。

古銭市場での価値も、それほど高くはなりにくいでしょう。

硬貨の買取価格に影響する状態のランク分けについて

50銭硬貨を含む硬貨の買取において、コインの状態は買取価格に大きく影響します。

査定評価をする際には、一般的に状態を大きく3つにランク分けされることが多いです。

硬貨の買取価格に影響を与える状態の分け方は、以下のようになっています。

ランク状態
未使用品製造されたままの状態を保っているもの
美品使用時の細かな傷やわずかな汚れがあるものの、見た目が美しいもの
並品使用時・保管時の傷や汚れが付いているもの

ランク分けのポイントは「製造当時の状態が保たれているかどうか」です。

「未使用品」という分類名ですが、一度使用されたものであっても製造当初の綺麗な状態が維持されていれば「未使用品」と判断されることもあります。

特に、製造時の傷も少ないものは「完全未使用品」として高く買い取られることがあります。

「美品」は「未使用品」と「並品」にあたるランクで、使用された跡はあるが見た目が美しいものです。

一般に流通し、貨幣として使用されていた硬貨はほとんどが「並品」になります。


価値が判断しづらい古銭や旧紙幣は、年号・状態・希少性で査定額が変わるため、古銭買取で価値を確認するのが安全です。

50銭のエラー硬貨の価値と見分け方

50銭硬貨が製造された明治~昭和初期の時代は、今ほど硬貨の製造技術が高くありませんでした。

そのため、製造工程のミスによる「エラーコイン」も存在しています。

エラーコインにはコレクションアイテムとして高い需要があり、希少性も相まって高い価値がつくケースも多いです。

以下では50銭硬貨で見られるエラーの種類について解説します。

刻印ずれエラー

刻印ずれエラーとは、硬貨の模様や文字が本来の中央から外れて打たれてしまう製造ミスのことです。

機械に金属板(材料)がわずかにずれた状態でセットされたり、プレス時にずれが生じることで発生します。

ずれが大きいものほど検査ではじかれる可能性が高いため、希少価値が高くなりやすい傾向があります。

角度ずれエラー

角度ずれエラーとは、表面と裏面で模様の角度がずれているエラーです。

通常の硬貨は一定の向きで製造されますが、製造工程の異常により角度がずれて打刻されることがあります。

よく見ないと気づかないことも多いため流通している可能性が大きいエラーコインと言えます。

角度のずれが大きいほど希少価値が高くなりやすい傾向があります。

影打ちエラー

影打ちエラーとは、両面が同じ模様になってしまうエラーのことです。

一度プレスされた硬貨の上に別の硬貨が重なってさらにプレスされてしまうことによって起きます。

片面は正常に、もう片面には同じ絵柄が鏡に映した状態で刻印されているのが特徴です。

珍しいエラーのため、コレクターの間では高値で取引されるケースも多いです。

片面打ちエラー

片面打ちエラーとは、デザインが片面しか打刻されていない状態で発行されてしまったエラーのことです。

何らかのトラブルで金型が外れていた場合などに発生します。

見た目の違和感が大きいため発行前の検査で回収されてしまう可能性が高く、希少価値の高いエラーと言えます。

裏写りエラー

裏写りエラーとは、硬貨の片面に、本来の模様に加えて、反対側のデザインが透けて薄く浮き出てしまっているエラーのことです。

硬貨をプレスする際、何らかのトラブルにより型と金属板(素材)が正しい位置で嚙み合わず、裏面の型が反対側に強く押し付けられて転写されることで発生します。

やはり珍しいエラーで、希少価値があります。


もしお持ちの50銭硬貨について「デザインがなんだかズレている」と感じたら、それは価値あるエラーコインかもしれません。

ぜひ1度バイセルの無料査定で価値をお確かめください。

50銭銀貨をより高く売るポイント

50銭銀貨には種類や発行年によって高い価値がつくものもあります。

しかし、古銭は「未使用品」「並品」など状態によっても大きく買取価格は変動しますし、50銭銀貨は古いためデリケートです。

保管方法や査定前のちょっとした行動によって価値を下げてしまい、思わぬ損をしてしまう可能性もあります。

ここでは、価値ある50銭銀貨を少しでも高く売るために知っておきたい3つのポイントをご紹介します。

  1. 綺麗な状態で保存しておく
  2. 汚れていても洗わない
  3. 鑑定書などの付属品を残しておく

綺麗な状態で保存しておく

50銭銀貨などの古銭の買取では保存状態が買取価格に影響するため、状態を良く保つための保管方法が重要です。

硬貨は空気中の酸素や湿気、そして人間の手についた皮脂によって劣化してしまう可能性があります。

そのため、硬貨は専用ケースに収め、湿気が少なく、直射日光の当たらない場所で保管するようにしましょう。

硬貨を触る際には、手袋を着用するのがおすすめです。

専用ケースは硬貨同士がぶつかって傷がついてしまうのを防ぐ意味でも有効です。

汚れていても洗わない

「保存状態が重要」というと、高値で買い取ってもらうためには「硬貨がきれいなほうが良い」と思うかもしれませんが、コインを洗ったり磨いたりすることはおすすめできません。

古銭買取市場における「保存状態が良い」とは、「発行された時の状態を保っている」ことです。

硬貨の研磨・洗浄を行なうと、傷が付いてしまってかえって価値が下がる恐れがあります。

特に50銭銀貨などの古い硬貨は脆くなっている可能性もありますので、まずは研磨・洗浄せずにそのままの状態で査定に出してみるのがおすすめです。

鑑定書などの付属品を残しておく

50銭銀貨などの古い硬貨の中には、過去に鑑定を受けた際の鑑定書や、販売店の保証書といった資料が付いているものがあります。

こうした付属品があると買取市場における信頼性につながるため、より多くの需要を集めて高く買取される可能性があります。

こういった付属品があれば大切に保管しておき、硬貨本体と一緒に査定へ出すのがおすすめです。

50銭銀貨を売るなら買取実績豊富なバイセルへ

50銭銀貨を売るなら、東証プライム上場・テレビCMでおなじみのバイセルにお任せください。

バイセルは古銭を中心に日本全国で買取サービスをご提供し、たくさんのお客様・リピーター様からご指名をいただいてまいりました。

バイセルは上場企業ならではの徹底したコンプライアンスと安心のサービス、日本全国対応・手数料無料の出張査定で、50銭銀貨などお持ちの古銭1点1点の価値をしっかり見極めます。

「価値がわからない」という場合にも、まずはバイセルの無料査定で価値をお確かめください。

バイセルなら仕分けや事前の準備は一切不要

遺品整理や実家の片付け等で「50銭硬貨を含むコレクションが出てきた」という場合、「価値のあるものなのか」「その他の古い硬貨や紙幣も売れるのか」と不安になってしまうかもしれません。

バイセルの出張買取なら古銭の専門知識を持った査定士がご自宅まで伺い、その場で仕分けもさせていただきます。

古い硬貨は湿気や皮脂の影響を受けやすいため、ケースやアルバムから取り出すと状態を損ねてしまう場合もあります。

古い硬貨や紙幣などが複数種類混ざっている場合でも面倒な事前の仕分けは不要ですので、そのままの状態でお見せください。

バイセルの出張買取なら自宅から一歩も出ずに売れる

また、硬貨や紙幣は数が多いとかなりの重さになり、買取店まで持ち運ぶのは大変かもしれません。

バイセルの出張買取なら、査定料や出張費といった手数料はすべて無料です。

ご自宅ですべて完結しますので、自宅から一歩も出る必要がありません。

査定士がご自宅まで伺い、お客様の目の前で1点ずつ査定いたしますので安心してご利用ください。

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50銭の買取に関してよくある質問

Q.

50銭は今でも銀行で換金できますか?

A.

いいえ。50銭は法定通貨としての効力を失っているため、銀行で現行の通貨に換金・両替することはできません。現代における50銭硬貨・50銭紙幣の価値は純粋に「古銭(コレクション)としての価値」ということになります。

Q.

汚れや錆があるボロボロの50銭でも買取できますか?

A.

はい、程度にもよりますが、基本的にはお買取可能です。特に希少価値の高い種類・発行年の50銭銀貨なら、状態が悪くても高い価格で買取されるケースもあります。詳しくはバイセルの無料査定にご相談ください。

Q.

50銭硬貨で希少価値のつきやすい種類は何ですか?

A.

明治13年発行の「竜50銭銀貨」は当時の発行枚数自体が非常に少なく、買取市場でも高い価値がつきやすいです。また、大正時代の「八咫烏50銭銀貨」はほぼ一般流通しなかったという経緯もあり、希少価値が高くなっています。

Q.

板垣退助などの50銭紙幣(お札)も高く売れますか?

A.

板垣退助などの50銭紙幣は現存数が多いため、残念ながら高い買取価格をおつけできるケースは少ないです。ただし、印刷ミスのある「エラー紙幣」の場合には、エラーの程度などによって高い希少価値がつく可能性があります。

Q.

50銭を査定に出す前に綺麗に洗った方がいいですか?

A.

いいえ、洗うことはおすすめできません。50銭を含む古銭の買取では「製造当時の状態を保っていること」が重要です。洗浄による細かな傷なども価値を下げてしまう原因になります。まずが見つかった状態のままでバイセルにお問い合わせください。

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