貴金属買取店でロジウムって売れるの？売り時がわかる相場推移も紹介！

ロジウムとは？

ロジウムとはどのようなものかについて紹介します。

銀白色に輝くロジウム

ロジウムはプラチナに似た銀白色の輝きを放つ貴金属です。

空気中で酸化しにくく、変色もほとんどありません。

アクセサリーやジュエリーのメッキ（「ロジウム加工」「プラチナ仕上げ」などと表記されます）、電子機器などの工業品などに使用されます。

ロジウムは貴金属の1種

貴金属とは、参加しにくく化学的に安定していて、産出量が少ない金属のことを指します。金や銀など全部で8種類ありますが、ロジウムはそのうちの1つです。

産業用貴金属の相場とは

貴金属には、ジュエリー・アクセサリーや地金などの資産用の相場とは別に、産業用の相場があります。

例えば、金、銀、パラジウムなどは産業用としてもよく利用されるため、業者間取引価格の相場がある、ということです。

ロジウムが売れるかどうかは買取店に聞いてみよう！

ロジウムは金やプラチナと同じように買い取ってもらえますが、店舗によっては買取不可の場合があります。

ロジウムを売りたい方は事前に確認しておきましょう。

バイセルもロジウムの買取が難しい場合がありますので、不明点などをお伝えしたい場合はこちらからお問い合わせください。

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ロジウムの相場とは

ロジウムの価格の相場について紹介します。

ロジウムの相場

ロジウムは金やプラチナなどと異なり、地金やジュエリーとしてではなく、産業用の加工品として持っている方が大半かと思います。

例えば、白金ロジウム、るつぼ、熱電材などです。

これらは加工品の状態でもロジウムの部分について買取を依頼することができます。

ロジウムは、化学特性や物理特性が優れていることや希少性から、世界情勢や需給バランスなどを踏まえて価格が変動しています。

ロジウムは大半が南アフリカ共和国で産出されるため、特定の地域の情勢を大きく受けることがあります。

ロジウム地金の価格の相場推移とは

ロジウム地金の価格は、産出量が少ないこと、産地が南アフリカに集中していること、産業用としての需要が高いことから、かなり大きく金額が変動します。

日本では、ロジウムを地金として売買できるマーケットはまだ存在しませんが、最高値を付けた地金はプラチナでも金でもなく、ロジウムです。

田中貴金属が公表している産業用相場情報によると、この1年ロジウムの価格はじわじわと上昇しています。

2017年8月の相場は高値,4,600円／安値3,700円でしたが、2018年8月は高値9,300円／安値9,000円と倍以上の相場価格になっています。

ロジウムの買取を依頼する場合、価格相場に連動して買取価格が決まるので、相場の推移を把握しておくことは非常に重要です。

ロジウムを高く売るコツとは

手元に不要なロジウム（加工品）がある場合は、少しでも高く売りたいもの。ロジウムにも高く売るコツがありますので、紹介します。

貴金属・電子部品の分類がきちんと分かれている

ロジウムは加工品や工業用の端材などでも買取をしてもらうことができます。

買取を依頼する際、ロジウムと貴金属が分類されていない状態だと、買取業者にて分類作業を行う作業が発生し、作業代金として買取価格から差し引かれます。

あらかじめ分類しておいた方が、買取価格としては高くなります。

不純物・混入物がないこと

ロジウムは液体に加工してから加工しますが、不純物や混入物の割合が多いと、その分価値は下がってしまいます。

また、工業用などで再利用をする場合、除去をするための作業も発生してしまいます。

貴金属買取全般に言えることですが、純度が高いほど高値が付きます。

相場の上昇期に買取を依頼すること

ロジウムの相場はかなり大きく変動します。近年は上昇傾向にありますが、月単位でもかなり変動が大きいためタイミングを見誤った場合は、かなり金額に差が生じてしまう可能性が高いでしょう。

とはいえ、相場の見極めは海外の情勢や為替の市場などが絡んでくるため、なかなか難しいものです。

1つの目安としては、ロジウムの価格が上昇傾向にあるときにするのが売り時です。

複数の見積もりを依頼すること

工業用のロジウムの場合、買取業者にサンプルを送付し、ロジウムの状態や純度をチェックしてもらい見積もりを出してもらうことになります。

サンプルは基本的には売却するうちの一部でOKなので、複数の業者に見積もりを出し、高値で買い取ってくれる業者を探しましょう。

まとめ

この記事では、ロジウムの買取について紹介しました。

ロジウムは、耳慣れない貴金属ですが、過去に貴金属相場の最高値を記録した非常に需要の高い貴金属です。

加工品として保有されている場合が多いと思いますが、高額での買取が期待できますので、高値で買取をしてもらうコツを参考にしていただけたら幸いです。

相場の動きが金やプラチナなどと比べて激しいので、相場の推移には注視してください。