世界一高いカメラはなに?約20億円で落札されたカメラの実態を解説

世界一高いカメラはなに?約20億円で落札されたカメラの実態を解説

2022年、世界最高額のカメラが落札されました。

「約20億円」という、想像もつかない価格がついたカメラには一体どのような背景があったのでしょうか。

この記事では、現行モデルで世界最高額のカメラや、中古市場においても高額で売買されるカメラを紹介します。

この記事を通して、高額カメラの雑学やプロも憧れる高額カメラについての知識を深めていただけると幸いです。

まずは無料査定しませんか?

お問合せ・ご相談はこちら

0120-612-773

24時間365日受付中・携帯からも通話料無料

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

世界一高いカメラは「Leica 0-Series no.105‘Oscar Barnack’」

2022年6月、ドイツのオークションにて「Leica 0-Series no.105‘Oscar Barnack」が世界最高額となる1,440万ユーロ(約20億円)で落札されました。

この「Leica 0-Series」は、オーストリアのオークションで過去に約3億1,500万円で取り引きされたこともあるシリーズです。

しかし、なぜここまで高額で取り引きされるのでしょうか。

Leica 0-Seriesとはどんなカメラなのか?

Leica 0-Seriesは1925年にライカが市販以前の、1923年~24年の間にプロトタイプとして約23台のみ製造された、非常に希少なモデルです。

日本では「ヌル・ライカ」や「0型ライカ」と呼ばれています。

現在の写真撮影の礎となるスタイルを築いたモデルであり、その試作品とあって高値がつきやすいシリーズです。しかし、今回20億円にまで価格が上がったのにはもう一つ理由がありました。

実は、No.105はLeica 0-Seriesの生みの親、オスカー・バルナックが個人所有していたカメラでした。

その証に、ファインダー部分には「OSKAR BARNACK」と刻印が残されています。

彼が家族との生活の様子を撮影し、のちに子供たちが受け継いできた大変希少なカメラだったため、価値はさらに上がり、20億円という超高額での落札につながったのです。

Leicaのカメラが世界で人気の理由

カメラファンなら誰でも一度は憧れる高級ブランドのライカは、現行モデルも非常に人気です。

ライカの魅力を大きく3つに分けると、以下のようになります。

  1. 圧倒的な解像力

「ライカで撮った写真は、それがライカであるとわかる」とまで言われます。

エモーショナルに写る・質感がリアルに写る・空気感が写るなど、ニュアンスも含め、「人が見たまま」を撮ることができると評価されています。

  1. 洗練された魅力的なデザイン

ライカのカメラは、工芸品と呼べるほどの完成度の高さを誇ります。

本体にはアルミや真鍮のなかでも高価な素材を使用し、製造過程にも強いこだわりを持っています。

  1. 100年を超える歴史があるブランド力

ライカのカメラには、製造から100年以上経過しているにも関わらず、いまだに使用できる機種が現存しています。

上質で、耐久性も高く、撮影条件を選ばない製品を生み出してきたからこそ、カメラファンの間で長年憧れのブランドになっているのです。

なお、現行製品のなかには、操作がシンプルで初心者にもやさしいモデルや、女性もうれしい軽量モデルなど、さまざまなタイプを選んで高品質な写真撮影を楽しめます。

デジタルであれば比較的リーズナブルに手に入れられることもあり、ライカは今もファンを魅了し続けています。

【その他】世界一高いカメラシリーズ

 【その他】世界一高いカメラシリーズ

ライカだけではなく、世界にはさまざまな高級カメラがあります。

ここからは、現行で最も高いカメラとレンズについて紹介します。

現行で一番高いカメラ

576万8,000円と、販売中のモデルで一番高いカメラはハッセルブラッドが誇る「H6D-400C MULTI-SHOT」です。

4億画素という、驚異的な解像度を持つ写真が撮影できるカメラです。

H6D-400C MULTI-SHOTは博物学や芸術作品など、可能な限り高画質な写真が必要とされる分野で、標準機材として使用されるほどの精度を誇ります。

宝石、布など緻密な描写が必要な被写体でも、微妙なニュアンスを伝えることができるとして重宝されています。

4億画素という圧倒的な解像度を実現させたのは、マルチショットテクノロジーという方法です。

シングルショットのカメラに比べて、より多くの色情報を記録することが可能になったことで、より細部まで鮮明に記録できるようになりました。

2018年の発売以降、現在も最高額のカメラとして君臨しています。

世界一高いカメラレンズはなんと2億円

「APO-Telyt-R 1600mm F5.6」は、全長1.2m・口径42cm・重さは60kgそして価格はなんと2億円。

前述した世界最高落札額のカメラを生み出した「ライカ」が、カタールの大臣シェイク・アル・サーニのために作った超望遠レンズです。

現在はドイツのライカショールームで実物に触れることができます。

買取市場で人気の高いカメラ

買取市場で高い人気を誇るカメラはいくつも存在します。

そのなかで今回は、3つのカメラを見ていきましょう。

canon EOS-1D X Mark Ⅱ

新品の価格は80万円~90万円。プロの声をフィードバックして作り上げたこのモデルは、太陽光や蛍光灯、暗い場所でも光の条件を選ばずに撮影ができます。

悪条件下での撮影にも耐えうる外装と構造で、プロが喜ぶ機能を完備。

2016年に発売され、現在ではニューモデルが発売されています。

それにも関わらず状態の良いものでは、買取価格が10万円を超えることもあるほどです。

Leica SL2

天候に左右されず、厳しい環境下でも威力を発揮するほどの耐久性を誇る、ライカのモデルです。

定価は93万5,000円と高級品で、中古市場でも非常に高値で売買されています。

中古でさえも決して安くない価格ですが、フォトグラファーならいつかは持ちたい、憧れの高級カメラです。

買取価格は、状態が良ければ20万円を超えます。

Nikon D5

あらゆる状況下でも瞬間を逃さず、「高画質・高速・高精度」な映像表現を可能にした、デジタル一眼レフ。新品の価格は、60万円~90万円(限定版を含む)ほどです。

2016年に発売されたモデルではあるものの、現在でも買取相場は20万円近くになることもあります。

不要になったカメラはバイセルにお任せください

 不要になったカメラはバイセルにお任せください

ご自宅に眠っている古いカメラは、実は高額で売買されているモデルかもしれません。

バイセルでは、カメラだけでなく、レンズ・付属品も買い取りが可能です。

定期的にキャンペーンも開催しており、期間中なら買取価格が大幅アップすることもあります。

通常時の買取価格でも、製品や状態によっては10万円以上の高値で取り引きされた実績も多数ございます。

なお、バイセルではご都合に合わせて3つの買取方法をお選びいただけます。

店頭買取

店舗を実際に訪れていただき、査定・買い取りを進める方法です。

品物をお預かりしてから、最短5分で査定が完了いたします。

各店舗は最寄り駅から徒歩圏内に位置しているため、お近くに店舗がある場合は便利にご利用いただけます。

出張買取

店舗がお近くにない場合は、熟練のスタッフがお宅まで伺う出張買取が便利です。

事前に箱詰めなどをしていただく必要はなく、査定希望の品が多くても問題ありません。

査定内容に合意を得られれば、その場で現金買取いたします。

出張費などの手数料は完全無料で、お気軽にご利用いただけます。

宅配買取

忙しくて、店舗買取も出張買取も難しい方には、宅配買取という方法もあります。

インターネットから宅配買取を申し込むと、専用のキットを数日でお届けします。

届いた箱にお品物を入れ、発送いただくだけで、後日査定結果に応じて買取金額が指定口座に振り込まれます。

おわりに

カメラの価格は本当に幅広く、老舗メーカーであるライカの「Leica 0-Series no.105‘Oscar Barnack」は、約20億円という破格で取り引きされたこともあるほどです。

数億円などの価格まではいかなくとも、数十万円などの高額で買い取ってもらえる高級カメラはいくつもあります。

ご自宅に不要なカメラやレンズがある場合は、一度買取業者の査定に出してみてはいかがでしょうか。

バイセルでは、店頭買取・出張買取・宅配買取の3つから、ご都合に合わせた買取方法をお選びいただけます。

査定や相談のみのご利用も構いませんので、店舗がお近くにある場合はぜひお気軽にお立ち寄りください。