ランゲ&ゾーネの買取相場は?基礎知識・買取で気を付けることもご紹介!
- ランゲアンドゾーネの時計を売りたいです。いくらになりますか?
- ランゲ&ゾーネの買取相場は幅広く、コレクションや時計の状態などにより異なります。まずは一度お電話・メールよりお問い合わせください。
- 使わなくなったランゲアンドゾーネの時計があります。価値はつきますか?
「ランゲ&ゾーネ(A.Lange&Sohne)」は、ドイツ発祥の高級腕時計ブランドです。
そんなランゲ&ゾーネの買取を検討している人もいるのではないでしょうか。
ランゲ&ゾーネを売る前に、ブランドの価値や買取で気を付けるべきことを知っておけば、より安心して買取に出せるでしょう。
ここではランゲ&ゾーネの基礎知識や買取相場、おすすめの買取方法などをご紹介します。
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お申し込みフォームへ※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
ランゲ&ゾーネとは?
「ランゲ&ゾーネ」とは、ドイツが誇る腕時計ブランドで、「世界5大時計」のうちのひとつです。
フェルナンド・アドルフ・ランゲが創業し、クロノグラフ懐中時計・自動巻き懐中時計などを開発して、その技術の高さで人々を驚かせました。
ランゲ&ゾーネの歴史
1815年にドイツで生まれたアドルフは、両親の離婚後、知人の商家に引き取られます。
アドルフは、教育熱心な育ての親のおかげでドレスデン技術学校に通うことができ、質の高い教育を受けます。
そしてアドルフは技術学校に通いながら、時計師のヨハン・クリスチャン・フリートリッヒ・グートケスに弟子入りします。
優秀な成績で見習いを卒業し、晴れて時計師になったアドルフは、1837年に精密時計製作の中心地であったフランスへ旅立ちました。
アドルフはパリ近郊にて、時計師のヨゼフ・タデウス・ヴィンネルに師事します。やがてその時計工房の主任となり、修行を重ね、1845年に移住先であるドイツ・ザクセン州のグラスヒュッテにて時計工房を開業しました。
1868年に息子のリヒャルト・ランゲを共同経営者に迎え、時計ブランド「A.ランゲ&ゾーネ(アドルフ・ランゲと息子たち)」が誕生しました。
創業者のアドルフが60歳で亡くなった後、息子や孫たちへと技術は受け継がれました。 しかし、第二次世界大戦の終戦間際に、空襲で本社工房が破壊されてしまい、ランゲ&ゾーネのブランドは一時消滅します。
1989年のベルリンの壁崩壊後、創業者のひ孫であるウォルター・ランゲは、66歳にしてブランドを見事復活させました。
1994年に発表されたランゲ復興コレクションには、現在も人気である「ランゲ1」「サクソニア」「トゥールビヨン・プール・ル・メリット」そして「アーケード」を含む4モデルが並び、強烈な印象を残しました。
その中でもランゲ1は、ランゲ&ゾーネを代表するアイコンウォッチとなります。
ランゲ&ゾーネの技術の高さ
ランゲ&ゾーネの技術の高さは、当時の時計業界に革命を起こし、最高水準を誇っています。
ランゲが考案した腕時計における技術には、主なものとして以下があります。
●スワンネック型 緩急調整装置…時計の歩度を厳密に調整することができる機構
●3/4プレート…時計の機械部分の3/4を覆う板
●チェーンフュジー機構…機械の動力部分に用いることで一定の動力を供給する部品
●ブルースクリュー…青焼きという手法で焼かれた耐食性に優れているビス
●ビス留め式ゴールドシャトン…ルビーなどの受石を留める18金のリング
特に、技術革新の中で重要なのが3/4プレートです。
3/4プレートは、歯車の集まりを一つの丈夫な板で支え、全体の安定性を向上させる役目があります。
現在でも、3/4プレートは最も大事な伝統技術の要素として、ランゲ&ゾーネの腕時計に備えられています。
また、ランゲ&ゾーネの時計の裏側にはシースルーバック(裏蓋が透明になっている)が採用されており、モデル毎に異なる複雑な機構が堪能できる仕様になっているのも魅力です。
ランゲ&ゾーネの買取相場や人気コレクションの買取事例
ランゲ&ゾーネの時計は、発売当初から人気の高いコレクションが多数あります。
そのため、ランゲ&ゾーネの買取相場は幅広く、コレクションや時計の状態などにも大きく左右されます。
一般的なランゲ&ゾーネの買取相場は、時計の状態によりますが、数十万〜数百万円ほどです。
ランゲ&ゾーネのコレクションの中でも愛好者が多い「ランゲ1」「サクソニア」「1815」の3タイプについて、それぞれの特徴・買取事例をご紹介します。
ランゲ1(LANGE1)
「ランゲ1」は、ウォルター・ランゲによって、1994年に製作されたランゲ復活第1号モデルです。
ランゲ1は、ランゲ時計技法の代名詞であり、発表から20年以上を経ても高い人気を誇り続けるモデルです。
ランゲ1は視認性を極めたデザインと、4分の3プレート・ビス留め式ゴールドシャトン・チラネジテンプ(歩度を安定させる機構)などの、名門時計師による伝統の技法が凝縮されているのが特徴です。
もうひとつのランゲ1の特徴として、アウトサイズデイトがあります。 ランゲ1の日付表示のサイズは、他の腕時計などに比べ大きく見やすく作られており、ドイツ東部・ドレスデンのゼンパー歌劇場にある有名な五分時計が原型となっています。
ランゲ1の中でも数量限定モデルは希少性が高く、買取価格も高くなります。 型番「704.025」は、2000年から2003年に製作された150本の世界限定モデルであり、プラチナ仕様のため750万円の買取価格が付いた事例があります。
サクソニア(SAXONIA)
サクソニアは、ランゲ1と同じく1994年に発表されたモデルです。 サクソニアの由来は、ドイツ・ザクセン州をラテン語読みにしたものです。
サクソニアの各モデルは、2針のシンプルな時計なので色々な場面で活用できます。 また、自社製ムーブメントにより、他モデルに比べケースが薄めに仕上げられているのもサクソニアの特徴です。
サクソニアには、カレンダー調整が年に一度で済むアニュアルカレンダーモデルや、時差のある二つの地域の時間を同時に表示するデュアルタイムモデルなどもあります。
綺麗な状態で保存されていたサクソニアのデュアルタイムモデルは、170万円の買取価格が付いた事例があります。
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「1815」は、アドルフ・ランゲの誕生年にちなみ、創業者の伝統を受け継ぐ意を表したモデルです。
1815はブルースチールの針やアラビア数字、線路をイメージしたレイル目盛りなど、現代的でも個性的でもあるデザインです。 1815もまた、ムーブメントに洋銀製の4分の3プレート・ブルースクリュー・ビス留め式ゴールドシャトンを始めとする伝統的な技術が盛り込まれています。
1815シリーズは、初期の頃のシンプルなものから、様々な機能が搭載されたものまで幅広く展開しています。
1815の世界限定モデルもやはり希少で、265本のみ製作された「212.050」は、買取価格300万円になった事例があります。
ランゲ&ゾーネの買取方法
ランゲ&ゾーネを買取に出すには、いくつかの方法があります。 代表的な買取方法として3つ挙げます。
●リサイクルショップを利用する
●ネットオークション・フリマアプリを利用する
●時計買取のバイセルへ査定に出す
それでは、それぞれの特徴と、ランゲ&ゾーネの買取においてどの方法が最も適しているのか見ていきましょう。
リサイクルショップを利用する
リサイクルショップは幅広いジャンルを取り扱っているので、高級時計を売りたい人は真っ先に思いつく買取方法ではないでしょうか。 ランゲ&ゾーネなどの腕時計はサイズも小さくて軽いので持ち運びやすく、都合の良いタイミングで売りに行けますよね。
しかし、リサイクルショップで高級時計の買取をしている店舗であっても、高級時計ならではの査定方法に精通していない恐れがあります。
ランゲ&ゾーネは、細かく複雑な技術を要して時間をかけて作り上げた高級時計です。 適正な買取金額を出すには、どこを見るとランゲ&ゾーネの価値が分かるかという鑑識眼が必要です。
よって、お手持ちのランゲ&ゾーネにちゃんと見合った価格で買取に出したい人は、リサイクルショップの利用は適していないと言えます。
ネットオークション・フリマアプリを利用する
ネットオークションやフリマアプリでもランゲ&ゾーネを売ることができ、それらを利用して日夜欲しい時計を探している愛好家も多いです。
しかし、気軽に売れる個人売買サイトだからこそ、売る際に注意すべきところがあります。
高級時計であれば、個人売買サイトでも高額で出品するかと思うので、そうすると落札者も慎重になります。
紹介文と写真の情報だけで取引をするので、落札者に安心してもらうために、とても詳細に高級時計の情報を書かなくてはなりません。
また、時計の保存状態にも細心の注意を払っておかなくてはなりません。 なぜなら落札者は、ランゲ&ゾーネ本体の状態が綺麗かどうかを非常に気にするからです。
「時計の裏に傷があるけれど小さいから問題ない」と思い込んで出品すると、落札者は時計が届いた後に「傷があるなら説明文に書いて欲しかった」とクレームを入れてくる恐れがあります。
予想だにしないクレームが来て、トラブルに巻き込まれる可能性があるので、個人売買サイトを使用したランゲ&ゾーネの売却は避けたほうが良いでしょう。
時計買取のバイセルへ査定に出す
ランゲ&ゾーネは、時計買取に詳しいバイセルへ査定査定に出してみませんか?
バイセルは、高級時計の査定ポイントを心得ています。 高級時計の査定ポイントとは、例えば以下があります。
・保存状態は良いか(キズ、汚れ、変色、割れがないか)
・正常に作動しているか
・付属品はあるか(箱、保証書など)
・需要のあるブランドか
・希少性はあるのか
・いつ作られたモデルか
このように、高級時計の買取においては、細かい査定ポイントが多いです。 それゆえ、一般のリサイクルショップなどに在籍している査定スタッフでは、高級時計の価値を見抜くのは不可能と言えるでしょう。
バイセルは、時計の機構や細部の保存状態までくまなくチェックをして、お手持ちの時計の状態に見合った買取金額を提示致します。
さらに、バイセルであれば、個人売買サイトのように予想だにしないクレームに出くわすこともなく、安心してご利用頂けます。
トラブルに巻き込まれることもなく、お手持ちの時計に見合った価値を見極めたければ、時計の買取に実績のあるバイセルにご相談ください。
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お申し込みフォームへランゲ&ゾーネの買取で気を付けるべきこと
ランゲ&ゾーネは自分で購入すると、決して安い価格ではなかったはずです。 もらった時計であっても、大事に使っていたのであれば、少しでも高く売りたいですよね。
ランゲ&ゾーネを買取に出す際は、以下の気を付けるべきこと3つを覚えておいて、損せずに買取に出しましょう。
●綺麗な状態にしておく
●付属品も一緒に売る
●複数の買取業者に査定を依頼する
それでは、詳しく説明していきます。
綺麗な状態にしておく
ランゲ&ゾーネは、綺麗な状態の方が高値で売れる傾向が高くなります。
時計の査定ポイントである、キズ・汚れ・変色・割れは大きく買取価格を左右します。 それらが少なければ少ないほど、買取価格は高くなりやすいです。
ランゲ&ゾーネは、繊細な部品で作られており、貴重な精密機械と言えます。 防水検査は行われていますが、プール・サウナ・スポーツの際には、革ベルトの劣化や時計本体への強い衝撃等を避けるために外しておきましょう。
また、汚れなどが付着した場合は、マイクロファイバークロスなどの柔らかい布で優しく拭き取るようにしましょう。
付属品も一緒に売る
ランゲ&ゾーネなどの時計は、単体で売るよりも、付属品とまとめて売った方が高く売れることが多いです。
ランゲ&ゾーネの時計を購入した際には「時計の履歴書」という冊子が付属しています。 これには、モデル番号・ケース番号・ムーブメント番号の他、保証書類が収録されていたり、時計師が修理や点検の内容を記録していくページもあります。
「時計の履歴書」と名前にある通り、その時計の「経歴」を語る冊子です。
買取の際に時計の履歴書があれば「どんなモデルなのか」「どこを修理したことがあるか」など、即座に詳細が分かります。
高級時計に精通している査定士であっても「本物の証」になるものがあれば、買取査定の参考にもなり、査定時間の短縮にもなるでしょう。
ちなみにランゲ&ゾーネは、時計の履歴書の他に、持ち主の希望で「出自証明書」を有料で発行しているモデルもあります。 出自証明書があると、時計の履歴書と同様、偽造品でない証明になります。
時計の履歴書の他にも、取扱説明書・外箱・専用ケースなどの付属品も、自宅にあったら買取に出すまでは大事に保管しておきましょう。
複数の買取業者に査定を依頼する
これまで高級時計を買取に出したことがない人は、数ある買取業者の中からひとつに絞って依頼すると考えると、少しハードルが高いかもしれません。
そこで、複数の買取業者に査定を依頼する方法をおすすめします。
まず、高級時計の査定するポイントを心得ている時計専門の買取業者から2、3箇所選びましょう。 この選び方としては、以下の点などを考慮すると良いです。
・手数料が無料
・買取方法が選べる
・買取実績が豊富
・口コミが高評価
このあたりが当てはまれば、優良な買取業者と言えるでしょう。 買取業者を2、3箇所選んだら、査定を依頼し、それぞれの業者から見積もりをもらいます。
最終的に複数ある見積もりの中から、最も高い買取額を提示してくれた業者に決め、他の業者には買取キャンセルの旨を伝えます。
複数の買取業者に査定を依頼するのは、少し手間と時間がかかるかもしれませんが、お手持ちのランゲ&ゾーネを損せず売るためには最善の方法と言えるでしょう。
ランゲ&ゾーネを売るときのコツまとめ
ランゲ&ゾーネはドイツの高級時計ブランドで、知名度も人気もあり、買取市場においても十分価値があります。
ランゲ&ゾーネは一度消滅したブランドではあるものの、華麗なる復活を遂げ、今も創業者の想いや伝統の技術を受け継いでいます。
ランゲ&ゾーネなどの時計は、限定モデルであったり、保存状態が良いものの方が高い買取額がつきやすいです。
ランゲ&ゾーネは高級時計にあたるので、高級時計の価値が分かる査定士が在籍している時計に詳しいバイセルへ査定を依頼するのが得策です。
また少しでも高く売りたければ、複数の買取業者に査定を依頼し、最も高い買取額を提示してくれた所に絞りましょう。
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