着物を捨てるときは何ゴミで出す?捨てる前に確認しておきたいポイントとは
- 祖母から着物を譲り受けました。着ないのですが捨てるには忍びないので何か良い方法はありますか?
不要になった着物を処分するにはどうすれば良いかと困っていませんか。
例えば、お宮参りで使った着物や成人式の振袖、親から受け継いだ着物などは思い入れがあって捨てるのに忍びないでしょう。
このような着物をどのように処分すれば良いでしょうか。
着物をゴミに捨てるにしても分別の仕方が分からないですよね。
本記事は、着物を家庭ごみとして処分する方法、着物をゴミとして捨てる以外の方法をご紹介します。
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着物は何ゴミ?自治体によって分別の仕方が異なる!
家庭ゴミは可燃ゴミ・不燃ゴミ・資源ゴミなどに分別して捨てる必要があります。
着物を家庭ごみとして出すときの分別方法は自治体によって差があります。
主に可燃ゴミ(燃えるごみ)、資源ゴミ、布類などに分別するように定めている自治体が多いです。
お住まいのゴミ捨てルールを確認しよう
例えば、神奈川県横須賀市は一般の古着と一緒に資源ゴミとして出すように定めていますが、千葉県松戸市では一般の古着とは分けて有料の可燃ゴミで出すように定めています。
他にも「汚れの酷いひどい着物は可燃ゴミだが、リユースできるものは資源ゴミ」など、細かく定められている自治体もあります。
千葉県松戸市のように家庭ごみとして出すのに費用がかかる場合もあるなど分別方法は様々です。
着物を家庭ごみとして出す場合は、お住まいの自治体のホームページを確認するか、担当課に問い合わせて分別方法を聞いてみましょう。
ゴミとして捨てにくい着物の種類とは
着物は家庭ごみとして捨てられますが、不要になったとはいえ思い入れのある着物だとゴミとして捨てるのは心が痛いと感じますよね。
例えば、以下のような着物はゴミとして捨てにくい種類として挙げられます。
・お宮参りで使った着物
・成人式の時に買ってもらった振袖
・親から受け継いだ着物
・遺品の着物
お宮参りで使った着物
お宮参りの正装として、赤ちゃんには祝い着を着せます。
赤ちゃんの誕生記念にと奮発して祝い着を購入する場合もありますが、ここ数年ではお宮参りの正装を一式レンタルする人が増えています。
祝い着はお宮参りを終えたら後は着ることがほとんどないのが実情でしょう。
使わないけれども思い入れがある着物の代表格といえます。
また、赤ちゃんの祝い着に合わせて母や祖母の着物も誂える場合がありますが、普段から着物を着ないのであればタンスに眠らせてしまうかもしれません。
お宮参りをきっかけに母や祖母の着物を仕立てたが買った思い出の着物ですから、捨てるのは忍びないかもしれません。
成人式の時に買ってもらった振袖
お宮参り以外に何かを記念して購入する着物に振袖が挙げられます。
成人式のお祝いで振袖を買ってもらっても、式典が終わったら着る機会がなくてタンスにしまったままになりがちです。
成人式で着た振袖は思い入れがありますから、古くなっても捨てにくいという方は多いでしょう。
親から受け継いだ着物
親から受け継いだ着物も捨てるのに躊躇するのではないでしょうか。
譲り受けても着る機会がなくタンスにしまったままにしていても、親が大切にしていた着物は捨てるのに忍びないでしょう。
遺品の着物
処分に最も心理的ハードルが高いのは、遺品として引き継いだ着物ではないでしょうか。
保管に困っていたとしても、亡くなった家族の着物を捨ててしまっても良いものかと迷ってしまいます。
遺品で引き継いだ着物をゴミに出すことに抵抗があるなら他の方法を考えてみましょう。
着物をゴミとして捨てる以外の方法
お宮参りの正装、成人式のときに買った振袖、親から受け継いだ着物、遺品の着物はゴミに出しづらい着物の代表的な存在です。
上記に挙げた着物を不要になってもゴミとして出す以外にも方法があります。
着る頻度が少ない着物でも思い入れがあるなら、よく考えてから手放したいですよね。
ここではゴミとして捨てる以外の方法を4つご紹介します。
・着物に詳しい買取業者に売る
・オークションに出品する
・人に譲る
・NPO法人に寄付する
着物に詳しい買取業者に売る
親から譲り受けた着物だと年代が古くて買い取ってもらえないと思うかもしれませんが、査定に出せば捨てようとしていた着物に思わぬ価値を見つけてもらえる可能性があります。
着物に詳しい買取業者なら年代問わず査定対象としている場合が多いです。
査定士は中古市場で需要が見込まれる着物について熟知しており、着物の状態、種類、年代、付属品の有無、作家の知名度などを踏まえて査定金額を出してくれます。
ゴミに出そうとしていた着物が何枚もあれば、出張買取を使って自宅にいたまま査定をしてもらえます。
査定士が自宅に訪問してその場で査定をし、提示された金額に納得していただけたら査定金額を受け取れます。
使わない着物の中に価値が高いものも含まれているかもしれません。
多くの着物に詳しい買取業者は出張料・査定手数料が無料で利用できます。
ゴミに出そうと考えている着物をお持ちなら、着物に詳しい買取業者の利用を検討してみましょう。
オークションに出品する
着物をゴミに出す以外の方法にオークションに出品する方法があります。
オークションは着物の状態が分かる写真を撮り、商品の説明文を書いて、落札希望価格を決めれば出品できます。
しかし、出品のタイミングや状態に見合った落札希望価格をつけないと、出品しても落札されない場合があります。
落札されるまで着物を出品時の状態を保たなくてはならず、保管する環境にも気を払わなくてはなりません。
オークションは気軽に売買できるメリットがある一方で、着物の状態に見合った落札希望価格の設定が難しいところがデメリットです。
価格を設定するポイントがわからなければ他の方法を選ぶことをおすすめします。
NPO法人等に寄付する
着物をゴミとして捨てるのに抵抗があれば、NPO法人に寄付をする方法もあります。
NPO団体は人道支援を目的に、着物などの衣類を途上国や児童養護施設などに寄付しています。
寄付をして誰かに使ってもらえれば、ゴミとして捨てるよりも気持ちよく手放せるかもしれません。
ただし、寄付をするには送料や手数料などの費用がかかります。
処分をするのに費用がかかることが懸念点であれば他の方法を選ぶと良いでしょう。
人に譲る
ゴミに出そうか迷っている着物は、人に譲って処分する方法もあります。
ご自身の周りで、リメイクをしたいけど生地が足りなくて困っている人や着物を着てみたい人に譲ると喜ばれるでしょう。
まだ着られる着物をごみとして捨てるなんてもったいないと思うのであれば、人に譲って再利用してもらえれば無駄になりません。
着物を捨てるときは何ゴミで出す?:まとめ
今回は着物を家庭ごみとして捨てるときの分別方法と、捨てにくい着物の処分方法についてご紹介してきました。
着物を家庭ごみとして捨てる場合には資源ゴミや可燃ゴミなど、自治体によって分別の仕方が異なります。
捨てる際にはお住まいの自治体のホームページなどで予め確認するようにしましょう。
ゴミとして捨てるのが心苦しい着物は、買取などを通して必要としている人に引き継ぐという方法もあります。
まずは価値があるかどうか査定に出して確認してみる。
買い取ってもらえる着物は着物買取を通して次の持ち主に引き継ぐ。
着物をゴミとして捨てることを考えるのは、それからでも良いのではないでしょうか。
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