レコードから音が流れる仕組みとは?プレーヤーやカートリッジの仕組みも解説!
レコードの回転する盤に針を落とすだけで音が流れる仕組みを不思議に思いませんか。
レコード特有の音質は、レコードとプレーヤーの仕組みによって楽しめるのです。
一見複雑そうですが、仕組みはシンプルです。
本記事ではレコードから音が出る仕組み、レコードの溝とプレーヤー、そしてカートリッジの役割をご紹介します。
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レコードからどうやって音を流すのか
レコードには「マイクログルーブ」と呼ばれる溝があり、ここに音声の波形がそのまま刻まれています。
レコードプレーヤーの針をレコードの溝に当てると、音声の波形に合わせて針が振動し、その振動がカートリッジによって電気信号に変換される仕組みです。
そしてアンプで電気信号を増幅させることで、スピーカーから曲が聴こえるようになります。
レコードから音を流すには、様々な部品が必要です。
ここではレコードの構造、プレイヤーから音が流れる仕組み、カートリッジの役割についてご紹介します。
レコードの溝はどんな役割があるのか
レコード盤には、音の高低と強弱を記録した溝が刻まれています。
この溝にレコード針を置くと、溝の形状に合わせて針が動く仕組みです。
振動をカートリッジで電気信号に変換し、アンプで音を増幅することで再生できます。
レコードの溝は左右45度のV字型になっており、内側に左チャンネル、外側に右チャンネルの音の信号が記録されています。
溝に落としたプレーヤーの針が上下することで音量の変化が生まれます。
レコードプレーヤーからどうやって音が流れるのか
レコードプレーヤーはカートリッジが変換した音信号をアンプまで届ける役割があります。
レコードプレイヤーはターンテーブル、トーンアーム、カートリッジの3つで構成されています。
ターンテーブルはレコードを乗せて回転させる部分で、ターンテーブルの下にはレコードを回転させるモーターが設置されています。
カートリッジはトーンアームの先につけられた装置で、針の振動を電気信号に変換します。
レコードの溝には音声信号が刻まれていますが、針が振動するだけでは音を再生できないので、針をコイルや磁石と組み合わせて電気信号へ変換する必要があります。
そこで針が読み取った振動をカートリッジに伝送し、カートリッジから出た音声信号はフォノイコライザーで音を調整し、アンプで増幅してスピーカーから音が出ます。
レコードの針には耐久性の高いダイヤモンドなどの硬質な素材が使われており、音声情報を拾いやすいよう先端は丸みを帯びています。
先端の形状は丸針や楕円針などがあり、それぞれ違った音の雰囲気を楽しめます。
レコードプレーヤーの駆動方式とは
レコードプレーヤーの駆動方式には、「リムドライブ」「ベルトドライブ」「ダイレクトドライブ」の3つがあります。
リムドライブはアイドラーと呼ばれるゴムの車を介してターンテーブルを回します。
ターンテーブルの縁の内側からアイドラーを押し当てることで、モーターの回転力をターンテーブルに伝えます。
また、現在はベルトドライブとダイレクトドライブがレコードプレーヤーの主流です。
ベルトドライブはモーターの回転力をゴムベルトの輪によってターンテーブルへ伝えます。
ダイレクトドライブは、モーターがターンテーブルを直接回転させます。
ダイレクトドライブは中高級プレーヤーに用いられることが多く、音の立ち上がりが早く、回転数が正確といった利点があります。
電気信号に変換する2種類の発電方法
カートリッジはレコードの盤に記録された音信号を拾う役割があります。
カートリッジの種類は「MM型」と「MC型」の2つで、それぞれ発電方式が異なります。
MM型は「ムービング・マグネット」の略称で、針の振動に合わせて磁石を動かすことで発電する仕組みです。
動作が安定的で針の交換も手軽にできるので、入門者向けのプレーヤーに多く見られます。
一方、MC型は「ムービング・コイル」の略称で、針の振動に合わせてコイルを動かすことで発電する仕組みです。
MM型よりも音質に優れますが、針交換ができないモデルが多く、上級者向けのプレーヤーに使われています。
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