エルメス偽物の見分け方!本物との違いや近年のコピー品の傾向も解説

エルメス偽物の見分け方!本物との違いや近年のコピー品の傾向も解説

エルメスは、いつの時代も誰もが憧れる高級ブランドの一つです。

特にバーキンは人気が高く相場が上昇しているため、偽物も多く流通しており、中古品取扱店などで購入する際は十分に気を付ける必要があります。

ただ、スーパーコピーなどのコピー品の精度も年々上がっているため、一般の方には見分けるのが難しいものもたくさん存在しているのが現状です。

この記事では、エルメス製品の偽物の見分け方や、近年のコピー品の傾向を解説していきます。

せっかく購入したあとに、偽物だったとがっかりすることがないよう、ぜひ参考にしてください。

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近年におけるエルメス偽物の傾向と注意点

 近年におけるエルメス偽物の傾向と注意点

エルメスのスーパーコピー品は、年々アップデートされており品質が高くなっています。

偽物が多く流通しているのは人気モデルのバーキンで、定期的に違法販売などの逮捕者が出るほどです。

買い取り相場も上がっているため、偽物がなくなることはないといわれています。

偽物を見極めるべく査定士は商品の研究や研修などを重ねていますが、コピー品の製造技術も上がっていて、悪徳業者とブランド品買取店のイタチごっこが続いているのが現状です。

そのため、エルメスの製品が偽物かどうかは、一つの特徴だけでなく、複合的な要素から判断していく必要があります。

エルメス偽物の見分け方

 エルメス偽物の見分け方

ここでは、偽物のエルメス製品を見極めるポイントや、本物との違いなどを紹介していきます。

刻印

エルメス製品には基本的に「HERMES PARIS – MADE IN FRANCE」の刻印が施されています。

レザーへの刻印は、ブランドネームを革に型押ししてインクを流し込んでいることが特徴です。

本物は均一な太さやバランスで刻印され、にじんでいることはほとんどありません。

ブランドネームの字体が違ったり、塗料がはみだしていたり、輪郭がぼやけているなどの特徴がある場合は、偽物の可能性が高いでしょう。

また、一部例外もありますが、本物には製造年・制作者・アトリエ名がわかる刻印が入っています。

これがない場合も要注意です。

しかし、本物でもまれに刻印ににじみがあったり、スーパーコピー品に刻印がしっかりとされていたりする場合があります。

刻印だけで判断しないことも重要です。

ファスナー

次に確認しておきたい部分は、ファスナープル(ファスナーの持ち手部分)です。

通常、本物には「HERMES」の刻印があり、ファスナーと平行になるように付いています。

最近の正規品では、ファスナーの留め具に「H型」の金具があるのも特徴です。

偽物はファスナープルがだらんと垂れ下がっていることがありますが、近年は偽物の精度も上がっており、見分けがつかない場合もあります。

また、ファスナープルは年代によってデザインが変わっているため、あくまでも判断材料の一つとして考えるのがよいでしょう。

クロア

バッグの中心部分にある留め具のクロアは、作りが粗悪なことが多く、以前は偽物と区別のつきやすい部分でした。

昔の偽物には、ロゴの歪みや「E」の上の点がないなどの特徴がありましたが、現在のコピー品の多くでは解消されています。

そのなかでも、四隅にある鋲(びょう)部分には注目しましょう。

正規品は鋲を打ち込んでいるため黒ずみがあり、表面は出っ張っておらず、打ち込んだときに生じる個体差が見られます。

偽物は鋲ごと一つの金具として作られており、すべて同じ色で出っ張っていることがあります。

また、偽物は金具と革の接着が不十分で、使用していくうちに剥がれてくる可能性があります。

一方で、正規品は金具と革が鋲と接着剤で密着しているため、剥がれるようなことはまずありません。

縫い目

エルメスのバッグは部分ごとに手縫いとミシン縫いが混在しており、手縫い部分は「クウジュ・セリエ」と呼ばれる独自の縫製方法をとっています。

クウジュ・セリエは革の表と裏から糸をクロスさせる縫い方で、片方の糸がほつれてしまっても、もう片方の糸が残るため縫い目に穴が開かないという利点があります。

また、表裏どちらから見ても縫い目の方向が同じで美しいのも特徴です。

手縫いとミシン縫いは見分けやすく、手縫いの縫い目は「右下がり」なのに対し、ミシン縫いは「右上がり」です。

偽物の場合は、本来なら手縫いするべき部分もミシン縫いしていて不自然に縫い目がきれいだったり、表の縫い目が右下がり(手縫い)でも、裏を返すと右上がり(ミシン縫い)だったりします。

見分ける際にはこうした点に気を付けましょう。

そのほか、手縫いの仕方が雑で手縫いならではの糸の食い込みがない、間隔が空きすぎている、糸が浮いているなど不自然な点があれば要注意といえます。

革素材

エルメス製品のなかで最も人気の高いレザーに「トゴ」があります。

トゴはバーキンなどのバッグや財布などの革小物に使用されており、トゴを使用したコピー品や粗悪品も多く流通してしまっています。

本物は革の溝が深く、偽物は型押しが弱く細かいのが特徴です。

また、偽物は革の質が悪いため肌触りがごわごわしていることもあります。

しかし、偽物の革の質も上がっているため、正規品と見比べないと判断が難しい部分です。

同じ素材のエルメス製品をお持ちの場合は、見比べることで区別できる場合もありますが、外見だけでは偽物と判断するのは難しいでしょう。

保存袋

バッグ本体が偽物と判断できなかった場合に、保存袋などの付属品に目を向けることも大切です。

偽物であれば、本体だけは精巧に作られていても、保存袋は手を抜いて雑に作られていることが少なくありません。

エルメスの保存袋は、年代によって素材や色に違いがあります。

近年の素材はコットン100%、カラーはグレーベージュで、白とベージュの糸を織り混んだ生地が特徴です。

中古品を購入するときは、年代に合った素材や色なのかを確認するとよいでしょう。

また、ロゴも注目したい部分です。

本物ははっきりとした濃い茶色のロゴなのに対して、偽物は歪みやかすれが目立つことがあります。

本物は付属品まで縫製・ロゴの仕上げが丁寧です。判断に迷うときは本体以外の部分にも注目してみましょう。

偽物か見分けられないエルメスと買取査定

偽物のエルメス製品は、あまりの精巧さに一般の方が本体を見ただけでは判断できないことも珍しくありません。

中古で購入した場合や、自宅に不要なエルメス製品があるなら、本物かどうかわからなくても、気軽に買取査定へ出してみることをおすすめします。

不要な場合は早めに査定へ出すこと、付属品も一緒に査定へ出すことが高値につなげやすくなるポイントです。

また、エルメスに詳しい買取店に相談することも重要です。

バイセルならバーキン以外にも、ケリー、ピコタン、エブリンなどを中心に強化買取をしています。

自慢のエルメス製品を、査定経験豊富な査定士が無料で確認し、適正な買取価格を提示します。

買取方法は、店頭買取、出張買取、宅配買取の3つの方法があるため、お客様のご都合に合わせて買取方法を選んでいただけます。

万一、提示した金額にご納得いただけない場合には、キャンセルすることも可能ですので、お気軽にご利用ください。

おわりに

誰もが一度は憧れる高級ブランドのエルメスは、偽物の精度が上がっているため見分けがつきにくいのが現状です。

見分け方には刻印、縫い目、付属品などさまざまな方法があります。

近年のコピー品は人気のバーキンが特に多く、スーパーコピーと呼ばれる非常に精巧なコピー品も市場に流通しています。

そのため、一つの特徴に囚われず複合的な要素から判断していく必要があります。

中古品で手に入れたい場合や、売却する際は偽物に十分注意して、心配な場合にはエルメスに詳しい買取店へ相談してみましょう。