シャネル偽物の見分け方とチェックポイント!本物との違いや近年の傾向も解説
シャネルは、洗練された上品なデザインと高品質な素材で、世界中にファンが存在しています。
しかし、人気の高まりと比例するように偽物の数も増えているのが現状です。
近年の製造技術の向上によって、偽物はより精巧に作られるようになり、本物と偽物を見分けることが困難になっています。
そこで重要なのは、どのようにして偽物を見抜くかということです。
この記事では、シャネルの偽物を見分けるための具体的なポイントや、偽物を見分ける方法について詳しく解説していきます。
偽物を購入してしまわないように、チェックするポイントを理解しておきましょう。
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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
近年におけるシャネル偽物の傾向と注意点
シャネルは人気の高いブランドであるため、偽物も多く流通しています。
偽物のコピー技術は年々向上しており、ひと目見ただけでは見分けがつかないほど本物そっくりに作られた偽物も多いため、注意が必要です。
クオリティの高い偽物は、素材選びや縫製など細部まで本物そっくりに仕上げられています。
特に、人気の高いバッグや財布はコピー品が出回りがちです。
しかし、偽物と本物の違いを見分けるためのポイントがあります。
例えば、ロゴの表記やステッチの数、革の質感などの非常に細かい部分です。
また、安い素材や部品が用いられているコピー品は、非常に安い価格でフリマやオークションなどに出品されています。
偽物を購入しないためには、信頼性の低いオンラインショップや個人販売者からの購入は極力避けて、正規の販売ルートから購入することが重要です。
シャネル偽物の見分け方
シャネルは需要の高さと人気から、多くの偽物が作られています。
そのためしっかりと見分けるポイントを知っておくことが大切です。
ここでは、シャネルの偽物を見分けるための8つのポイントについて詳しく解説します。
これらを把握しておくことで、偽物を購入してしまうリスクを抑えられるでしょう。
ギャランティカード
本物かどうかを見抜くためには、ギャランティカードをチェックしましょう。
これは正規品であることを証明するカードであり、付いていない場合は偽物の可能性があります。
しかし、シャネルの偽物においては、ギャランティカードでさえ本物そっくりに作られていることもあるため、カードの有無だけでは必ずしも判断できません。
正規品のギャランティカードに記載されている数字の「1」は、下側部分に下線があります。
したがって、「1」の下側部分に下線がなければ、少なくとも偽物だとの判断が可能です。
しかし、偽物のなかには本物と同じく「1」に下線がある製品もあるので、これだけで確実な判断ができるわけではない点には注意しましょう。
また、正規品にはシリアル番号の横にすかしが入っており、見る角度によってロゴが見えたり見えなかったりするのが特徴です。
しかし、偽物は印刷しているだけの場合が多いため、どの角度から見ても見え方に変化はありません。
さらに、細かい部分まで丁寧に作りあげるシャネルでは、日本語の誤字がある場合も偽物と判断できます。
シリアルナンバーにも注意してみてください。本物のギャランティカードはシリアルナンバーが0を含む7桁、8桁、9桁のみであり、10桁や6桁のナンバーが記載されていれば偽物で間違いないでしょう。
同様に、製造年がおかしくないかも確認しておかなければなりません。
これらに加えて、印刷の質のきれいさをチェックするのも大切です。
本物は鮮明できれいに印刷されていますが、偽物は背景に白い点が多かったり、文字が粗かったりして雑な仕上がりのものが多くなっています。
シリアルシール
シャネルの商品であることを保証する重要なアイテムがシリアルシールです。
基本的に本物には、このシリアルシールが貼られています。
ただし、シリアルシールが剥がれてしまっている本物のシャネルもごくまれに存在するため、注意しましょう。
シリアルシールは、目に触れない内側の隠れた部分に貼られており、簡単には剥がれません。
一方で偽物のシリアルシールは、簡単に剥がせます。
また、シリアルナンバーの「1」と「0」のフォントも、偽物を見極める重要なポイントです。
「1」はギャランティカードと同様、本物には下の部分に横線があります。
ただし、古いモデルでは横線がないこともあるため、あくまでも参考程度としてください。
また「1」だけではなく「0」もチェックしましょう。1997年から製造されている正規品には「0」のなかに斜線が入っています。
なお、それ以前の製品には斜線が入っていないため、古いモデルに当てはまりません。
シャネルのシリアルシールは、ブラックライトを当てると「CHANEL」と赤く光るようになっています。
そのため、ブラックライトを当てても光らないものは偽物である可能性が高いでしょう。
ただ、この点に関しても、作られた年代によっては「CHANEL」との印字がなされておらず、絶対ではありません。
ほかのチェックポイントと総合的に見て、偽物かどうかの判断をしてください。
ブティックシール
販売店のアルファベットと販売日が記載されたブティックシールも重要なポイントです。
カラーはゴールドかシルバーの2色のみで、新品で購入したらゴールド、修理したらシルバーのシールが貼られます。
ブティックシールの販売店と販売日は、スタンプを使って印字されるため、手書きの場合は基本的に正規品ではないでしょう。
ただし、ヴィンテージ品であれば手書きされていることもあります。
また、製造年と販売日が数年以上離れている場合は疑わしいでしょう。
ロゴ
ロゴは、ブランドにとって重要なパーツであり、本物は細かい部分まできれいに作られています。
したがって、ロゴの印字がずれていたり色が剥がれていたりする場合は、偽物の可能性が高いでしょう。
もっとも、本物のインクであっても、使用時の摩擦で剥がれることはあるため、総合的に判断することが大切です。
さらに「C」「H」「A」「N」「E」のそれぞれのアルファベットにも特徴があります。
例えば「C」の切り口部分は斜めになっているのが本物です。「H」の場合は、本物は縦棒の上部が短く下部が長くなっています。
「A」は、本物の上端は尖っておらず、平らになっているのが特徴です。
「E」は、3本の横棒は長さがすべて異なり、なかの棒が一番短くなっているのが本物といえます。
しかし、ヴィンテージでは、これらの特徴すべてが当てはまるわけではないため、やはり総合的に判断しましょう。
金具
シャネルの製品のほとんどはマイナスネジを採用しており、最新モデルはトルクネジを使っています。
マイナスネジとトルクネジ以外を使っている場合は、偽物の可能性があります。
また、シャネルの正規品では、YKKのファスナーは使用しません。
正規品の金具は、1つずつ丁寧にメッキが塗られるため、均一できれいな仕上がりです。
そのため、手触りが悪く雑に見える場合、例えば、メッキの塗り方が粗く、歪みやムラがある場合は、偽物の可能性が高いでしょう。
さらに、偽物の金具ではボタンの穴の内部がメッシュ状になっていることがあります。
本物の場合は、白く塗られておりメッシュ状にはなっていません。
ターンロック
留め具のターンロックは、本物であれば丁寧に研磨されているため、尖りやざらつきがありません。
さらに、偽物のターンロックは、不自然なほどピカピカに磨かれており、本物より黄色っぽい色味です。
しかし、製造された年代によって、色のトーンが異なるケースもあります。
例えば、ヴィンテージの平らなタイプであれば、さらに濃い黄色です。
チェーン
本物であれば、中皮が内側に織り込んであります。
特にマトラッセは、内側へ3つ折りになっていることが多いでしょう。
また、本物の製品に付いているチェーンは立体的で、ずっしりと重い感触があります。
革の質感
偽物は、安い革や合成素材などを使っているため、本革の「やわらかさ」「固さ」「しなやかさ」「どっしり感」がありません。
同じ素材の本物のシャネル製品を持っているのであれば、比較するとわかりやすいでしょう。
おわりに
シャネルは偽物が多く流通していますが、見分けるポイントを理解すれば偽物を購入するリスクが減らせます。
今回紹介したシリアルシールやブティックシール、ロゴ、金具、ターンロック、チェーン、革の質感などのポイントを意識して、細かい部分までチェックしてみてください。
ただし、精巧な偽物は多いため、自分で判断できないこともあるでしょう。
そうした場合でも、処分を検討しているならバイセルへお気軽にご相談ください。
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