「シャネルも昔は安かった」とされる理由!定価上昇の背景を解説

「シャネルも昔は安かった」とされる理由!定価上昇の背景を解説

シャネル製品を買うためにインターネット上などで情報収集していると、「シャネルも昔は安かった」などの声や噂を目にすることがあると思います。

こうした話を見てしまうと、「昔のシャネルは、一体どのくらい安かったのか?」という疑問が生じることもあるでしょう。

この記事では、まず、2023年におけるシャネル定番バッグの定価を確認します。

そのうえで、「シャネルも昔は安かった」という声や噂の真偽をチェックし、近年のシャネルバッグの定価が上昇し続ける理由も見ていきましょう。

記事の後半では、中古市場におけるシャネルバッグの需要・買取価格の解説も行ないます。

シャネルバッグの売買を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

2023年におけるシャネル定番バッグの定価

シャネルは2023年だけでも、6月末までにすでに3月・6月の2回価格改定を行なっています。

2023年6月末時点における定番商品の定価は、以下のとおりです。

  1. CHANEL マトラッセ 23cm(A01113):142万8,900円
  2. CHANEL マトラッセ 25cm(A01112):149万500円
  1. CHANEL ボーイシャネル20cm(A67085):88万3,300円
  2. CHANEL ボーイシャネル25cm(A67086):97万5,700円
  3. CHANEL ボーイシャネル28cm(A92193):102万9,600円
  1. CHANEL 19(AS1160):93万7,200円
  2. CHANEL 2.55(A37586):149万500円

シャネルにはほかにもさまざまなモデルがあり、価格は今後も上がる可能性があるかもしれません。

ただ、上記商品の現状に限って見れば、定番バッグの価格帯は80~150万円ということになります。

「昔はシャネルも安かった」という噂は本当?

 「昔はシャネルも安かった」という噂は本当?

結論からいうと、シャネルも昔はたしかに安い値段で買えていました。

「安い」の定義は、人によって異なります。

しかし、それでも、昔のシャネルは、いまより遥かに安く買えていたのです。

例えば、定番商品「マトラッセ」の価格推移を見てみましょう。

マトラッセは、20年前は15~20万円、10年前は40~50万円ほどで買うこともできました。

それがいまでは、先述のとおり、A01113とA01112の両方が140万円超えの高級品になっています。

これらのバッグが20年前に20万円だったと仮定した場合、価格は7倍ほどに高騰していることになります。

シャネルバッグの定価が上昇し続ける理由

 シャネルバッグの定価が上昇し続ける理由

近年におけるシャネルバッグの著しい価格上昇は、以下の複合的要因から生じていると考えられます。

ラグジュアリー路線への転換

近年シャネルは、ラグジュアリー路線へと転換しているといわれています。

近年のシャネルは、著しい高価格化を通じてエルメスのような超高級志向を目指しているとされているのです。

著しい定価の引き上げとともに、一部商品への購入制限も実施することで、自社ブランドへの希少性も高めているようです。

原材料費・輸送費・人件費などの高騰

近年では世界レベルの感染症拡大や戦争の影響で、原材料費や輸送費、人件費などの高騰が顕著になっています。

こうした世界情勢の変化は、シャネルなどの高級ブランドにも大きな影響を与えています。

例えば、シャネルバッグに欠かせない牛や羊などの天然革にも、著しい高騰が生じています。

日本の皮革メーカーを例に挙げると、牛の原皮や薬剤の価格が1年前より1~1.5倍ほど上昇しているという話もあります。

シャネルの場合、先述のとおり販売戦略上の要因での値上げ傾向が強いとはいえ、原材料費が世界レベルで高騰すれば、その影響を価格に反映せざるを得なくなるでしょう。

為替相場の影響

近年における円安ドル高も、シャネルの価格を高騰させている要因の一つです。

円安によって円の価値が世界中で下がってしまうと、日本への輸入コストが増加することになります。

シャネルの定価の上昇は、日本だけでなく世界的に起きている現象です。

ただ、日本の場合、長期的かつ歴史的な円安によって、シャネルの価格が特に高くなりやすい状況に陥っていると考えてよいでしょう。

シャネルバッグは中古市場でも価格上昇中

シャネルバッグは、10~20年前と比べて定価が数倍に高騰したことで、簡単には手を出しにくい存在になりつつあります。

その結果、生じているのが、新品よりも安くシャネルバッグを買いやすい中古市場の活況です。

なかでも特に注目されているのが、20年以上前に製造されたヴィンテージシャネルというカテゴリです。

具体的な価格は、モデルや商品の状態などによって変わってきますが、商品によっては5年ほど前と比べて2~5倍もの買値がつくことがあります。

これだけの買値が期待できるということは、不要なシャネルバッグに「売りどき」が到来していると考えてよいでしょう。

不要なシャネルバッグを高く売るコツ

シャネルバッグの買取価格は、専門店での買取査定によって決まります。

不要なシャネルバッグを高値につなげるには、以下のポイントを意識してみてください。

お手入れをする

シャネルバッグの状態は、買取査定額を決める大事な要素です。

基本的には、日々のメンテナンスによって良い状態が保たれているバッグのほうが、高値で買い取られやすくなります。

クローゼットなどに眠っていた古いバッグを売却するときにも、サッと拭いてホコリを落としたほうが、査定士からの印象も良くなるでしょう。

不要なら早く査定に出す

まったく使わないバッグを自宅で長期保管していると、カビが生えたり経年劣化が進む可能性もあります。

バッグに汚れやヒビなどがあると、査定額にも影響します。

使う予定がないシャネルバッグは、経年劣化が進む前に査定に出すことがおすすめです。

シャネル買取が得意な専門店に相談をする

シャネル製品を高値につなげるには、シャネルの買取実績が多い専門店に相談するのがベストです。

バイセルには、シャネルなどのブランド品に詳しい査定士が在籍しています。

シャネル製品の売りどきなどのご相談も大歓迎です。

不要なシャネルバッグなどをお持ちでしたら、気軽にお問い合わせください。

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おわりに

シャネルにおける定番バッグの20年前・10年前・現在の定価を比較すると、インターネット上の「昔はシャネルも安かった」という噂も間違いではないといえそうです。

また、近年シャネルは、ラグジュアリー路線への転換に向けて舵を切っており、原材料費や輸送費などの高騰も続いています。

このことから、シャネルの定価などが今後も上昇する可能性は十分にあると考えてよいでしょう。

新品の価格高騰が続くシャネルバッグは、中古市場でも人気です。

数年前に購入したものが、思いのほか高価格で買い取ってもらえるかもしれません。

不要なシャネルバッグをお持ちでしたら、ぜひともバイセルにご相談ください。