印材 買取|素材別の価値と査定ポイント、高額買取のコツを解説

印材 買取|素材別の価値と査定ポイント、高額買取のコツを解説

不要となった印鑑(ハンコ)、印材、落款印、篆刻印をお持ちの方で、「売れるのかわからない」「いくらで売れるのか気になる」とお悩みの方もいるでしょう。

金属や天然石など、希少性の高い素材(印材)を使ったものや、中国美術の作品なら、高額買取が期待できます。

本記事では、価値が付きやすい印材の種類と一部の買取相場、査定ポイント、高額買取のコツを解説します。

さらに、印材の買取方法なども詳しくご紹介しますので、印材の買取を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

バイセル査定士 高橋裕太 バイセル査定士 高橋裕太

「バイセル」の査定士として、月間120件以上の査定、年間では1,000件以上のお客様対応の実績があります。豊富な経験をもとに 12カテゴリ、19品目と幅広い知識を有しています。その中でも着物・ブランド品の査定が得意です。 また、多数のメディアに出演させていただいた経験もあり、様々な角度からリユース業界に貢献したいと思っています。当記事のお品物へのご相談がございましたら、バイセルへお気軽にお申し付けください!

印材とは

「印材」とは、印鑑(ハンコ・印章)、落款印(らっかんいん)、篆刻印(てんこくいん)などに使われる素材です。

落款印・篆刻印は、書道やかけ軸などの書に「サイン」として押される印鑑を指します。

印材の種類は、石材や象牙・金属・木材などさまざまで、素材によって特徴や価値が異なります。

なかには彫刻が施されていて美術品としての美しさを楽しめるものも存在します。


価値が付きやすい印材の種類

印材の査定において、素材や特徴によってその価値が高く評価されます。

特に、希少性がある素材や装飾性が高い印材は、高値になりやすいです。

印材の種類ごとに、それぞれの目安となる買取相場を紹介しますので、印材を買取に出す際の参考にしてください。

石印材

石印材とは、天然の石を印材として使用したものをいいます。

石印材には多くの種類があり、印材の頂点「印材三宝」と呼ばれるほど有名なのは以下の3つです。

  1. 田黄(でんおう)石
  2. 鶏血(けいけつ)石
  3. 芙蓉(ふよう)石

これらの石印材は、品物によっては十数万円ほどの買取価格になることもあります。

また、石印材には天然石が使用されることもあり、中でも「水晶」と「翡翠」は価値が見込めます。

以下では、これら5つの石印材についてそれぞれ詳しく解説します。

田黄石

田黄石は、台湾・高雄市にある寿山などでとれる、黄色味を帯びた色の石です。

石印材のなかでも王者と呼ばれる田黄石は、現在すでに採掘が尽きたともいわれるため、入手が簡単ではありません。

中国では、金の3倍高価であることを示す「易金三倍」とも表現されるほど、石印材のなかでも買取価格が高額です。

田黄石にはランク付けがあるものの、個々の好みによっても評価が左右されることから、ランク付けと価格はさほど関係ないともいわれています。

鶏血石

鶏血石は、中国・昌化や内モンゴル・巴林などでとれる、鮮やかな赤い石です。

採石される場所により呼び方が異なりますが、昌化(しょうか)鶏血石、巴林(ぱりん)鶏血石が特に有名です。

昌化鶏血石は新たに採石されるようになり、昔よりは安価になったものの、まだまだ高値で取引されています。

昌化鶏血石と巴林鶏血石を比較すると、昌化鶏血石のほうが買取価格が高額になる傾向にあります。

また、鶏血石のなかでも「色の鮮やかさ・色がまばらでないこと・色が石の深部にまで見られること」の3点を押さえ、かつ色の割合が3割超となれば上級、5割となれば珍品、7割ともなれば非常に珍しいとされます。

特に、色の割合が7割となる鶏血石は「大紅袍(だいこうほう)」とも呼ばれ、地が見えないほどであれば国宝級の一品です。

芙蓉石

芙蓉石は、台湾・高雄市の南西部にある寿山の月洋郷でとれる、芙蓉の花のような色合いの石です。

白・赤・茶などの色味が多く、キメの細かさから彫刻しやすいのが特徴です。

採石が絶えた時期もあったものの、現在では再び採石されるようになったため、中古市場でも流通し始めています。

精巧な彫刻が入っている芙蓉石は芸術品としての価値も高く、高額になりやすい傾向にあります。

水晶の印材

水晶は透明感のある美しい見た目が特徴の天然石で、その装飾性の高さから印材や印鑑に用いられています。

硬度が高く傷がつきにくい素材であるため、比較的良好な状態を保ちやすい点も特徴です。

天然素材ならではの個体差があり、透明度や加工状態によって印象が大きく異なります。

水晶の印材は、宝石や美術品として評価される場合があり、状態や品質によって高値で買取されることがあります。

翡翠の印材

翡翠は古くから装飾品や工芸品に使用されてきた天然石で、落ち着いた色合いと独特の質感が特徴です。

耐久性に優れ、細かな彫刻を施しやすいことから印材にも用いられるています。

翡翠の印材の査定においては、色味や透明感、彫刻の細かさなどが評価のポイントになる場合があります。

素材としての希少性や美術品の観点から査定され、特にろうかんと呼ばれる透明度の高い緑色・紫色は高く評価されます。

金属印材

金属印材の種類には、チタンやコバルトクロムモリブデンなどがあります。

金属印材は、錆びにくく耐久性の高いことから人気があり、長年使用することを考えて保有している方も多いでしょう。

印鑑を作る際にかかるコストは、他の印材と比べても比較的高くなっています。

金属印材は、オークション等にて100円から数万円と、非常に幅広い価格で取引されています。


※上記は2025年8月時点の参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。

※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。

※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

 

角・牙・歯の動物素材の印材

象牙やクジラの歯、水牛の角などを使った印材もあります。

こうした印材は見た目にも美しく、人気のある品です。

ただし、1990年に行われたワシントン条約により、象牙商品を取り扱う印鑑販売店や買取業者が減ってきています。


※角・牙・歯の印材はバイセルでは買取不可となっております。ご了承下さい。

 

木材の印材

柘や白檀、樺、楓などの木材は、安価なこともあり、印材としてよく用いられています。

木材製の印鑑は、希少性などを見込めることが少なく、買い取っているところが少ないでしょう。


※木材の印材はバイセルでは買取不可となっております。ご了承下さい。

すでに彫られている印材でも売れる?

お手持ちの印材は、使用していたものならすでに名前などが彫られていることが多いかもしれません。

結論からいえば、すでに彫られている印材でも売れることがあります。

なかでも、希少性の高い素材の印材であれば値が付く可能性が高いです。

加えて、彫刻の美しさや、彫刻作家の印があるかどうかも鑑定の重要なポイントです。

精巧な彫刻が見られる印鈕(いんちゅう)を持つ印材や、有名作家の名前が彫られた印材などは、高額買取が期待できるでしょう。

ただし、名が彫られている印材の買取は各業者によって判断が異なるため、査定の前に問い合わせて確認しておくと良いでしょう。

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印材の査定で確認されるポイント

印材の査定では主に以下のような点が確認されます。

  1. 素材の種類
  2. 保存状態
  3. ひびや欠けの有無
  4. 作家やブランドの有無
  5. 付属品の有無
  6. 市場での需要

これらのポイントを専門的な知識をもとに査定し、査定額が算出されます。

それぞれ詳しく解説します。

素材の種類

印材は、素材によって評価の観点が異なります。

天然石や動物由来素材などは、希少性や工芸品としての観点から査定されることがあります。

価値が高い素材には、田黄石・寿山石・鶏血石・翡翠などがあります。

保存状態

傷や汚れの少ない印材は、見た目の印象が良く、二次流通時に良い評価がされる傾向にあります。

未使用に近い印材、角の欠けがない石印材などは、高い評価になるでしょう。

古い印材で欠汚れや変色があるといった印材でも、バイセルなら丁寧に拝見しますので、お気軽にご相談ください。

ひびや欠けの有無

印材は石材などの硬い素材が多い一方で、落下などによりひびや欠けが生じることがあります。

破損の程度によっては減額となる場合もあります。

印面や側面に亀裂が見られない、角部分の損傷が少ないといった印材などは、査定時に印象が良くなります。

作家やブランドの有無

著名な作家による作品や、工芸品として制作された印材は高く評価されることがあります。

刻印や落款などが確認できれば、査定評価につながります。

中古市場で需要が見込める印材作家には、呉昌碩(ごしょうせき)、斉白石(せいはくせき)、趙之謙(ちょうしけん)など中国近代の篆刻家(てんこくか)がいます。

付属品の有無

印材の共箱や証明書などの付属品が残っている場合、制作背景や素材、真贋を精査する際の手助けとなることがあります。

購入時のしおりなどの資料も含め、印材の付属品をお持ちの場合は査定の際に一緒にお出しください。

市場での需要

印材は、素材や意匠によって評価の方向性が異なります。

たとえば、田黄石や寿山石など中国美術で用いられてきた石材の印材は、書道具としてだけでなく工芸品として需要もある素材です。

また、人物や動物などの彫刻が施された印鈕付き印材は、造形の細かさやデザイン性が魅力とされています。

素材の希少性や装飾性がある印材は、査定時にさまざまな視点から精査されます。


バイセルではこれらのポイントを細かく丁寧に精査し、お持ちの印材の価値をしっかりと見極めます。

お持ちの印材について「売れるのかな?」「どのくらい価値があるのか知りたい」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひバイセルにご相談ください。

相談料・査定料無料で、プロの査定士がお悩みを解決し、お持ちの印材を適切に査定いたします。

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印材を高額買取してもらうためのコツ

印材は、いくつかの買取ポイントを押さえれば、より高値で売却できる可能性があります。

印材を高額買取してもらうための3つのコツは以下の通りです。

  1. 付属品や保証書もあれば忘れずに査定に出す
  2. なるべく早めに売る
  3. 最低限のメンテナンスをしておく

それでは、それぞれ詳しく解説します。

付属品や保証書もあれば忘れずに査定に出す

印材の買取査定を受ける際は、箱や冊子などの付属品や保証書があるかどうかを併せて確認しておきましょう。

次に購入する人からすると、箱は印材の保管に役立ちますし、保証書があることで安心して購入しやすいでしょう。

特に作家が手がけた印鑑などであれば、保証書がその作品が本物であることを証明してくれます。

そのような理由から、付属品や保証書が揃っているだけで、買取価格がアップする可能性があります。

なるべく早めに売る

印材はどの素材でも、時間の経過とともに劣化していきます。

ヒビや傷が入ると買取価格が下がりやすいため、不要な印材があれば、状態が良いうちに買取に出すことをおすすめします。

加えて、現時点で希少価値の高い印材も、将来的な価格の変動がないわけではありません。

現在、価値が高まっている印材を保有している場合は、時期を逃さないためにも早めに査定を受け、今の価値を知っておくのが得策です。

最低限のメンテナンスをしておく

印材を査定に出す際には、汚れやほこりを落とすなど、最低限のメンテナンスをしておきましょう。

きれいな状態で査定に出せば印象が良くなり、買取価格にも好影響を与えられる可能性があります。

印材を売る方法

印材を売却する際は、オークション・フリマサイトに出品する、あるいは印材を取り扱う骨董品の買取業者に査定依頼する方が多いでしょう。

ここでは、オークション・フリマサイトと買取業者利用時の、それぞれの特徴を簡単に紹介します。

オークションやフリマサイト

オークション・フリマサイトで印材を自ら出品する場合には、自分で持っている印材の細かい情報や画像を用意し、値付けをして出品する必要があります。

オークション・フリマサイトは気軽に利用できるというメリットがありますが、詳しい知識がなければ希少性の高い印材を安値で売却してしまうデメリットもあります。

さらに、オークション・フリマサイトでは偽物が出品されることもあるため、高価な印材は売りにくい場合もあるでしょう。

骨董品の買取業者

骨董品の買取業者に印材の買取依頼をすると、専門知識を持ったスタッフが査定し、相場をもとに買取価格を算出してくれます。

売る側は、印材について詳しい知識がなくても、プロの査定によって適正な価格を提示してくれるため安心です。

お持ちの印材の価値を見極めて価格に反映してほしいなら、骨董品の買取業者を利用しましょう。


印材の買取は買取方法を選べるバイセルにお任せください

買取業者で印材を売却する際、買取方法にはいくつかの選択肢があります。

利用者からしたら、自分の都合によって買取方法が選べるのは嬉しいですよね。

バイセルなら、出張買取・宅配買取・店頭買取の3つの買取方法からお選びいただけます。

それぞれの特徴をご紹介しますので、ご自身に合った買取方法を探してみてください。

出張買取

バイセルの出張買取は、自宅にいながら申し込み・査定ができ、買取を決めればその場で現金を受け取れる点です。

送料・出張料などの手数料が無料なのも気軽に査定を依頼しやすいポイントです。

さらに、最短即日の訪問が可能なため、思い立ったときにすぐご相談いただけます。

お客様の手間ゼロで印材の買取を済ませられることから、最もおすすめの買取方法です。

出張買取バナー
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宅配買取

バイセルの宅配買取は、無料宅配キットに品物を詰めて送るだけで利用できます。

自宅にいながら、時間を気にせず査定を依頼できる点や、送料・査定料が無料である点はメリットといえるでしょう。

査定が済んだら電話で査定額の連絡が来て、それに納得できたら指定口座に振り込みしてくれるので、査定士と顔を合わさずに買取を済ませられます。

店頭買取

バイセルの店頭買取は、個室の買取ブースを用意し、利用者のプライバシーに配慮しています。

安心してじっくり査定を受けることができ、相談だけでも利用することができます。

事前予約をしておけば待ち時間なしで利用できますが、予約なしの来店も可能です。

印材買取でよくある質問

Q.

使用済みの印鑑や、すでに名前が彫られた印材でも買取は可能ですか?

A.

はい、買取可能です。印材の価値は、彫られた名前よりも素材自体の希少性やアンティークとしての価値で決まるため、使用済みであっても条件次第で高値になるケースもあります。
特に田黄や鶏血石などの高級石材は、素材そのものに高い資産価値があるため、まずは査定に出すことをおすすめします。

Q.

どのような種類の印材が高く売れますか?

A.

中国の「田黄」「鶏血石」「芙蓉石(ふようせき)」は「印材の三宝」と呼ばれ、コレクター人気が非常に高いため高価買取が期待できます。
そのほか、良質な瑪瑙(めのう)や古い時代に作られた骨董的価値のある印材も、現在の市場相場に基づき高く評価される傾向にあります。

Q.

鑑定書や箱などの付属品がなくても査定してもらえますか?

A.

付属品がなくても査定・買取は可能です。ただし、共箱や鑑定書がある場合は、真贋の証明や希少性を裏付ける重要な材料となり、査定評価がアップします。
手元にある場合は、欠けや汚れがあっても捨てずに印材と一緒にご用意ください。

Q.

価値が全くわからない石の印材でも見てもらえますか?

A.

もちろん可能です。印材は種類が膨大で、一見普通の石に見えても歴史的に貴重な素材や作家物である場合があります。
バイセルでは専門知識を持つ査定士が、石の透明度、色、重さ、彫刻の細工などを細部まで確認し、適正な価値を見極めて買取価格に反映します。

Q.

大量の印材をまとめて売りたいのですが、自宅まで来てもらえますか?

A.

はい、バイセルの出張買取をご利用ください。印材を含む売りたい骨董品が大量にある場合や店舗まで遠い場合には、査定士がご自宅まで伺う出張買取が便利です。
査定料や出張料、手数料はすべて無料ですので、コレクションの整理やご遺品の片付けの際もお気軽にご相談ください。

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