不要な切手は処分する前に切手の価値を知っておこう!

2025.11.06

切手買取 コラム
昔の切手で使えるもの使えないものを解説!古い切手を処分する前に知っておくべきこと

切手収集ブームの時代に夢中で集めた昔の切手が、自宅から大量に出てきて処分に困ったことはありませんか? 収集していた際の思い入れから「ゴミとして捨てるのはもったいないし、かといって取っておいても使い道がない。

古い切手をどう処分したらよいのか困っている」という方は意外と多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、古い切手が今でも使えるのか?使えない切手はどんなものなのか?という点に加え、不要な切手の処分方法についてご説明します。

 

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

バイセル査定士 高橋裕太 バイセル査定士 高橋裕太

「バイセル」の査定士として、月間120件以上の査定、年間では1,000件以上のお客様対応の実績があります。豊富な経験をもとに 12カテゴリ、19品目と幅広い知識を有しています。その中でも着物・ブランド品の査定が得意です。 また、多数のメディアに出演させていただいた経験もあり、様々な角度からリユース業界に貢献したいと思っています。当記事のお品物へのご相談がございましたら、バイセルへお気軽にお申し付けください!

古い切手は今でも使える!

当時の郵政省は「切手は額面の範囲内で郵便に使える」ことを保証しており、現在でも郵政省時代の切手は使用できると法律で保証されています。

そのため郵便では古い時代に作られた切手でも、通常はがき、官製はがき、年賀状、暑中見舞い、ゆうパックなどに使えます。

切手に消印、切手の額面がわからないほどの激しい汚れがなければ、問題なく利用が可能です。

また、古い切手を他の郵便商品へ交換することも可能です。

交換時の手数料は、郵便切手や通常はがきの場合1枚につき6円がかかり、100枚以上の交換になる場合には1枚につき13円がかかります。

古い切手で使えない切手は存在する!

古い切手でも郵便サービスを利用できますが、以下の切手は利用できない場合があります。

  1. 消印が押されている切手
  2. 料額印面が破れている、汚れている切手
  3. 額面が1円以下の切手

以下でそれぞれ詳しく解説しますので、所持している古い切手が使えるかどうか迷った際は参考にしてください。

消印が押されている切手

消印が押されている切手は使用済みなので、郵便には利用できません。

ですが、消印が押されている切手は慈善団体に寄付ができます。

切手を寄付できる慈善団体を探してみましょう。

料額印面が破れている、汚れている切手

料額印面が読めないほど損傷している切手も郵便に使用できません。

破れや汚れの部分に消印が押されている可能性があるため、使用不可と決められています。

絵柄が印刷されている部分まで損傷している、汚れで消印が隠れている切手が該当します。

額面が1円以下の切手

日本の現行通貨は「円」なので、円以外の「銭」や「里」の切手は使用できません。

額面1円以下の切手は使わずに、オークションに出品するか買取業者に売ることをおすすめします。

昔の切手・不要な切手でも価値がある

1871年に郵便制度が発足し、日本で初めて発行された「竜文切手」を皮切りに今日まで様々な切手が発行されました。

現在発行されている切手には、普通切手・記念切手・特殊切手・中国切手・年賀切手などの種類があります。

そのなかでも戦前に発行された普通切手、毛沢東シリーズや赤猿切手などの中国切手はコレクター価値が見込まれやすいです。

中国切手は中国国内から流出しないように施策をしていたので、日本にある中国切手は希少価値が高いです。

買取ではバラ(シートから切り離された状態)よりも、シート(周囲が耳紙と言われる白い余白で囲まれ、個別に切り離されていない状態)の方が査定金額が上がりやすいです。

ただし、同じ年代の古い切手でも発行枚数が多いものは、残念ながら希少価値に乏しい傾向にあります。

バイセルは切手の買取実績が豊富にあり、「処分してしまうはずだった切手におもわぬ価値が付いた!」という事例も多々ございます。

消印が押されている切手や状態が悪い切手でも、丁寧に査定いたします。/span>

「昔の切手の買取について少し聞いてみたいだけ」といったお問い合わせでも大歓迎ですので、ますはお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ・無料相談はこちら

電話から相談する

0120-612-773

通話料無料・24時間365日受付中

メールから相談する

お申し込みフォームへ

古い切手を整理する5つの方法

使わなくなった昔の切手は郵便サービスで使用できますが、ほかの方法でも手放すことができます。

切手を整理する5つの方法をご紹介します。

  1. 郵便局の商品やサービスと交換する
  2. 金券ショップで売る
  3. オークションで売る
  4. 寄付をする
  5. 切手を扱う買取業者で売る

それではそれぞれ詳しく解説します。

郵便局の商品やサービスと交換する

古い切手は郵便で送る際に使えますし、郵便局の商品やサービスに交換もできます。

古い切手から交換できる商品は、現在の通常切手や郵便はがき、郵便書簡、レターパックなどが挙げられます。

ただし、商品と交換する際には手数料が必要です。

郵便切手や通常はがきでは1枚につき6円、100枚以上になると1枚につき13円と、枚数によって手数料が異なります。

そのため切手を大量に交換したい際には、費用がかさんでしまうかもしれません。


切手で交換できるものや注意点については、以下のコラムでも詳しくご紹介しておりますので、ぜひ参考にご覧ください。

金券ショップやチケットショップで売る

金券ショップで切手を売る方法は、手元にある古い切手を早く売りたい方にはおすすめです。

店舗によって取り扱う切手の種類や査定基準、切手のレートが異なります。

金券ショップは使用頻度の高い現行の普通切手を中心に査定をすることが多く、希少価値の見込まれる中国切手や一部の記念切手は買取が難しいか、買取可能でも金額が低くなる可能性があります。

古い切手を金券ショップで売りたい方は、まず近くの金券ショップで買取できるか、いくらになりそうかを確認することをおすすめします。

オークションで売る

古い切手はオークションサイトで売却できます。

落札希望価格を自分で設定できるところがオークションのメリットです。

ただし、オークションサイトにはお持ちの切手と同じ切手が出品されていますが、中古市場でどれほど需要がある切手かを判断できないと適切な落札希望価格をつけられません。

また、自分で売りたい切手の写真や紹介文の掲載、そして売れた後も落札者とのやり取り、梱包・発送の対応などがあるので買取店に出すのと比べて手間がかかります。

準備と手続きの手間をかけても問題ないという方は、オークションを利用することをおすすめします。

寄付をする

切手買取業者では、消印がついた使用済み、料額印面(切手の額面)が汚れている、現在使えない切手などの買取が難しい場合があります。

そのような切手は、慈善団体へ寄付することができるかもしれません。

慈善団体は切手の寄付を募り、使用済み切手のコレクターに売って換金しています。

そのお金を慈善団体の活動資金などに当てて、途上国などの医療や教育の支援に回すという仕組みです。

おもな寄付先としては「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」や「日本国際ボランティアセンター」などがあります。

もちろん使用済み以外の切手も寄付できます。

使用済みや汚れている古い切手を多く持っているなら、慈善団体に寄付することを検討しても良いでしょう。

切手を扱う買取業者で売る

古い切手を売るなら切手を扱う買取業者に売ることもできます。

コレクターに需要のある切手を熟知している査定士が在籍しているので、状態、種類、人気度などを考慮して納得のいく査定金額を出してくれます。

切手を扱う買取業者なら中国切手や記念切手、戦前に発行された切手なども買取可能です。

現行の普通切手ではない珍しい絵柄の切手をお持ちなら査定を利用してみましょう。

珍しい絵柄や年代の古い切手をお持ちならバイセルへ!

古い切手の査定金額は種類、状態、発行年代、シートかバラかなどによって大きく変動します。

特に「菊切手」「竜文切手」「竜銭切手」「明治銀婚」「大正大礼」などの明治・大正時代よりも前に発行された切手でかつシートで保管している場合は、高値で売れる可能性があります。

古い切手にエラー印刷がある場合も価値が上がる可能性が高いです。

自宅に眠っている古い切手の価値を知って、少しでもお得に売るならバイセルにお問い合わせください。

お問い合わせ・無料相談はこちら

電話から相談する

0120-612-773

通話料無料・24時間365日受付中

メールから相談する

お申し込みフォームへ